ラオスのベタな休日

2012年5月 6日 (日)

[ラオスのベタな休日]もしラオスで披露宴に呼ばれたら

もうラオスは雨期に向けて突き進んでいる感じで、一昨日は降りませんでしたが、昨日は夜にしっかり雷雨モードです。季節は着々と動いているなあ、という印象を強く受けるのであります。



さて、話は変わりまして、当ブログ読者の皆さまのうちほとんどの方には関係ないでしょうが何かの拍子に行き着いてしまった方には多分必要な情報、「ラオスで仕事関係の人に結婚パーティに呼ばれたらどないしたらええねん」という疑問に一応私の経験を掲載することでお答えしておこうかと言うことで(そもそも答えを求める人はどれほどいるのかわかりませんが)。



Wedding03結婚パーティの招待状は、日本なら1ヶ月以上前に届くパターンが多いでしょうが、こちらでは1週間前ぐらいでも不思議ではありません(最短、2日前に受け取ったことがある)。平日の夜にやる場合も、休日(でも夜にやるのが普通のようです)のばあいもありますが、ともかくまあ、行けるかどうかわかっていれば、招待状(知り合い通じて手渡し、というのが多い)を渡してくれた人に言っておけばいいでしょう。特に返信はがきが入っているわけでもありません。



当日、招待状に書いてあるより早い時刻に行ってもあまり意味がないので、少しゆっくり目に出かけて大丈夫です。格好は、女性はちょっとおしゃれなシンを着てこられますが、男性はまあ常識的にホテルでパーティをやるときに着ていく服、ということでそんなに気にしなくても大丈夫です。普通にスーツでOKですし、ネクタイ省略の人も多いです。



Wedding02 お祝いは、こちらには特に熨斗みたいなものはありませんから、招待状の封筒にそれ相当の金額(30万Kipぐらいが一般的なようです)を入れて、会場入口の受付にたいてい備え付けられているお祝いBoxに入れます。



←こちらは昨日行ったパーティの会場。でかいです。しかしこれで会場の半分です。こんなの日本でやったらえらいことになりますが、こっちではそこそこ有力者のパーティだとこのぐらいのサイズになります。端から端まで誰が座っているのかまるで見通せません。



結婚式自体はすでに別の場所で行われていて(いわゆるバーシーですね)、料理は主要な招待客の席には置かれていますがそれ以外はビュッフェスタイル、ということもよくあるようです。新郎新婦と写真、というのも別にお開きになった後というわけではなく、来場時に出てきてくれていたらそこで撮ってもらったりもします。宴会自体は、主な出席者が揃ったところでスタートですから、招待状に書いてある時刻より遅いのが普通です。媒酌人による新郎新婦の紹介とか、主賓の挨拶とか、乾杯の発声とか、そういうものはありません。親族一同がステージに出てきて、ホテルの人が料理のラップを取り、出席者が乾杯を始めたら、もう宴会モードに突入しています。



Wedding01 こういうパーティに欠かせないのが、生バンドの歌と、出席者による踊りです。地元では結構有名な歌手とかもこういう所に呼ばれたりすることがあります。最初は新郎新婦が2人で、次に親族が輪になって踊り、次の曲あたりから一般の参加者も入ります。2人一組で輪をつくって踊るラムウォンから始まって、←のように集まって踊る曲に変わっていきます。こちらのステップのパターンはだいたい3通りで、どれも別に難しいものではないので、覚えておくといろいろな宴会で応用がききます。日本人が一緒に踊りの中に入っていると、結構向こうも喜んでくれますし。



宴会自体は夜中まで続きますが、ハッキリした形で中締めとか、お開きとかいった挨拶もされません。踊りが一通り終わるまでだいたい1時間半程度、そのあたりから徐々に流れ解散、みたいな感じなんですが、楽しんでいく人は本当にじっくり行くみたいですね。



かなりの人が自分の車で来ていまして、休日の夜とかは飲酒運転の事故が結構多いです。もちろんこちらでも飲酒運転はダメなんですが、公共交通機関が貧弱であるため、厳しいことを言ってられない、というじじょうもあるようで。我々は運転手付きのレンタカーで移動しているので問題ないのですが。







2012年5月 1日 (火)

[ラオスのベタな休日]再びトラクターの荷台に乗って

Homefront0412 5月1日、さすがに共産党の国ラオスでは当然の如くに祝日であります。したがって私たちのいるオフィスも今日はクローズ。ちなみにタイは共産党の国ではないけれど5/1は祝日で企業は休み、5日が国王戴冠記念日の祝日で7日の月曜が振替休日、さらに9日が王室農耕祭で官公庁が休みと、日本ほどではないですが休みが結構続いています。



さて写真は、現在私が部屋をシェアして過ごしている宿舎(ある関係者の自宅の広い敷地に建つ4軒の家のうちの1軒を借りているものです)の玄関です。黄色い花はラーチャプルック。タイの国の花(国王の誕生日の色である黄色が鮮やかな花であるため)ですが、ラオスでもよく見かけます。英語ではGolden Showerとも呼ばれるそうですが、確かにこの季節を彩る美しさです。しかし昼間の暑さは相当なもので、今日も明日も最高気温は37度。夜も余り気温が下がらない(バンコクほどではないが)うえに、今部屋のエアコンが故障していて全く冷えないため、かなり大変です。これが大阪の真夏だったら暴れます。ほんまに(以下自粛)。



Hspapr02

で、今回の「ベタな休日」は、先月の話になってしまうのですが、2月 に乗って以来の、トラクターの荷台です。



写真をご覧戴けばおわかりのように、非常に雲行きの悪い状況の中、前回行ったのと同じ場所へ、川をボートで渡り、トラクターに乗って向かいます。前回のエントリでオタマジャクシが泳いでいた田んぼでカエルがどれぐらい捕れているのか、ではなくて、稲の収穫はどんな感じなのか見せてもらいに行くためです。それにしても、こちらの雨期は突然雨が降り出して始まる、というものでもないのですが、それでも今年は「走り梅雨」みたいな感じで雨期っぽい雷雨が襲来するというパターンが結構多く、田舎方面へのアクセスが悪くなるのが早そうな気がします。



Hspapr01 それにしてもさすがは農耕車両、途中から雨も降り出して水たまりや凸凹やぬかるみも多くなった道でも、トラクターは人を乗せても大概(さすがに坂道ではパワーの限界を見せますが)走り抜けてしまいます。乗り心地とか言ってられるものではないですが。我々のようなトラクター荷台乗りの素人はとにかく走行中は立ち上がらず、荷台の枠にしっかり捕まって、車両の傾きに程よく抵抗するのがポイントですね。



現場に着いたときにはかなり激しい雨になってしまっていましたが、そんなことはまあいいとして、田んぼです。



Hspapr03 成長のいい部分は既に刈り取りを始めていました。ここは川沿いで農地の開発ができそうだった所なんですが、灌漑をしていなかったのと土壌の酸性度が強くて稲作に向かないと言われていたようです。



そこでそのままの状態で川から水を引き込んだのと、土壌改良用の炭(リサイクル)とか、微生物肥料とかを入れたのとを試しに作って稲作してみました、という初回のテストを行っていたものです。地元の人に参加してもらって生育を見守っていたわけですが、思っていたより出来は良かったようで。



よりよい生育環境になるよう、これからも試行錯誤ということで、タイのチェンライの方みたいに、こっちで日本米とかはうまくできないでしょうかね。



Hspapr04 ちなみに、帰り道、雨の止み間を狙ったつもりで再びトラクターの荷台に乗り込んだものの、走り始めて2、3分で今度は本格的な土砂降りになってしまい、さすがのトラクターもぬかるみに足を取られる場面が続出、そのたびに荷台の人たちは降りるのですが降りたところがまたぬかるみ、とかいうことになりまして。雨期になっていくにつれ、こちらの移動は結構大変なのであります。







2012年4月22日 (日)

[ラオスのベタな休日]10万キープ紙幣

さて、ビエンチャン近辺も徐々に雨期近しを思わせる天候になっておりまして、昨日は朝が暑くて昼からかなりの雨、その後涼しくなって今日日曜日はまあそこそこの暑さ、という展開です。出かけるときにはいつでも雨の心配が必要な時期に入ってきました。ちょっと早い気はしますけどね。



Capfc01 さて、ビエンチャンの中心、タラートサオ新モール3階にあって、とりあえずノーアイディアでこの辺りに来て何か昼食を、というときに微妙に割高な気はするがそれなりに便利な店として私も時折利用していたフードコートが、今週から全面改装のため閉店となっています。と言ってこれ読んでピンと来る人がどれだけいるのか相変わらずわからない情報ですね。



で、改装中なんですが、仮のフードコート店舗がタラートサオ新新モール(一応正しくは「タラートサオモール2」と呼ぶらしい)の4階で営業している、ということで行ってみました。しかし新々モールって、ほとんど駐車場ビルとしてとしての利用しかされていなくて、店舗は依然としてまばら(資生堂の店舗とかよく我慢してるよなあ、とか思ったりします)、表示だけは存在するBigCもすぐに入る兆しはなく、2階の宝飾品の店もほとんど開店休業状態で、3階4階なんかゴーストフロアだったような気が...



Capfc02 行ってみると確かに、4階フロアの東の端にありました。北側半分がフードコートのスペース、南側はまだ何もない(外装も)工事現場という感じで、営業しているのもカオビヤック、フォー、カオラートナーの店など数軒だけです。こっちで営業している各国料理の出店があったフードコートの雰囲気はありませんので、新装オープンまではちょっと利用価値は低いですね(あ、でもカオビヤックはおいしかったですが)。



あまりにも伸びていない新々モールのテコ入れの一環なのかも知れませんが、それほどお客が流れている訳でもなく、日曜日のちょうど昼時にもかかわらず客の入りは座席の半分程度。新モールの「改装中」の表示を見てここまで回ってくる人というのがそもそもそんなにいないですね。



で、話はエントリの本題ですが、ラオスではこれまで一般に流通している最高額紙幣が50000Kipで、それ相当にインフレの進んだ今では手持ちが分厚くなりすぎて大変なこともあったわけですが、さる2月に新しく100000Kip札が発行され、これで多少その辺もマシになるか、と思っておりました。しかしこれがなかなか本格的に流通しない。両替では相変わらず50000Kip札しか使われないし、ATMでは下手をすると20000Kip札攻撃を食らうこともある、というわけで、手にすることがほとんどなかったのですが、



Kip100000_02 Kip100000_03 どうやら増刷出来となったのでありましょうか、そこいらのATMでも、100000Kip札が出てくるようになってきました。これまでのお札よりは若干色使いも変わって、カイソンさんの透かしも入って、偽造防止用かと思われるラインもいろいろ入ってと、いくらかそれらしい雰囲気のお札になっています。図柄は表がタートルアンで裏がカイソン・ポムビハーン博物館、あまり「ひねり」はないですね。



Kip100000_01 なお、以前触れた記憶があるようなないようなですが、2010年に、ビエンチャン遷都450年を記念して、100000Kip札と2種類の硬貨が発行されていました。私もそのときの100000Kip札を←のように1枚だけ持っているのですが、こちら、一応紙幣としては引き続き通用するようなんですが、そもそも記念紙幣なので発行枚数が少なく、世間でほとんど見かけることがありません。ひょっとすると後々貴重なお札になるのかも?とか思ったりもしつつ、まあ大したことないでしょうね。



ちなみにさらにどうでもいい話ですが、ラオス語では10万を「セーン」と言います。セーンキープは1000Kipではなくて、100000Kipですので念のため。





2012年4月 8日 (日)

[ラオスのベタな休日]サバイディーピーマイ

というわけで、ベタな休日です。



こちらはいよいよ正月、ということなんですがどうも様子が変なんです。とにかくこのところ天候が不順で、普通ならこの時期日中は軽く35度を超えて40度になろうかという感じ、それが夜になってようやく少し下がってエアコンつけたまま寝ると風邪引くかもね、というパターンだったと思うのですが、今週も金曜の夜に激しい雷雨があり、さらに土曜日の未明、午前中と結構降りました。その後は随分とひんやりした感じになり、季節感が随分ずれてしまっています。土曜の夜は月も出ていましたが、また日曜の朝になってどんよりしていますし、何か変です。



そんな中でも正月は正月でありまして、世間はすっかりピーマイムードになっております。街中のギフト屋には、この時期の付け届けに用いられる、お酒やドリンク剤や何やが詰め合わせられたバスケットが並び、そして方々のオフィスや店やの前でパーティーの準備が始まります。公式にはラオスの正月は4月13日から15日(今年は土日が重なるので、振替休日を含めて17日までが休みになる)ですが、ピーマイの週に入るとぼちぼちと休暇を取り始める人がいて、いわゆる会社の「忘年会」はその前の週末にやるところが多いんですね。



というわけで、うちのオフィスでも、金曜日の夕方からパーティ開始です。駐車場の車をどけて、スタッフとその関係者での小規模なものですが、日本人関係者が費用を負担して、こちらのローカルスタッフの慰労を兼ねた催しです。



ビアラオと、日本からラオラオに対抗するために持参の焼酎で盛り上がり、ビンゴゲームとかもあったりしつつ、会場は徐々に「水戦争」の様相を呈して、最初はペットボトルの水をかけ合うぐらいだったのが、ホースでドドンと水まき状態になり、それがまた微妙に気温が低めなのでちょっと寒いんですよね。



0406dance 足下水浸し状態になりながら、結構ベタなラオミュージックがかかると、おっちゃんから若い女性まで、みんな揃って踊り出します。日本人も見よう見まねで(動き自体はまあすぐ覚えられるんですけど。ものによって、河内音頭と江州音頭みたいな違いはあるみたいですね)一緒に踊っているとまたどこからか水爆弾が投下されて、ということで、びしょ濡れ状態で夜は更けるのでありました。



で、お開きになった頃から今度は土砂降りの雨だったりしまして... 









2012年3月27日 (火)

[ラオスのベタな休日]共産党の日

エントリしているのは平日ですが、休日のネタがたまっているので「ベタな休日」です。


先週の土曜日、前日までの猛暑とは打って変わって暑いのは暑いが爽やかな風が吹き抜けて結構快適な空模様の中、私は5年ぶりぐらいに、国立競技場の近くのとある場所でお金を払って草刈りをする部隊に参加していたのですが、その帰り道、バンコクに行くために空港へ直行しようとしていた国道13号線上に、制服その他しっかりした身なりの若者やその親の層の人たちが道沿いに列をなして、手に手に花を持っています。



これは何かの催しか、と思っていたら、南バスターミナルを過ぎて少し走ったところで、車がピタリと動かなくなってしまいました。



0324cp01 その列というのが←こんな感じ。



で、その向こうに、車が止まっているのが見える。



うちの車のドライバーに尋ねると、「共産党の日」なんだそうで。この渋滞の先頭の位置にあるのがカイソン・ポムビハーン博物館。ラオス共産党(人民革命党)の創立記念日が3月22日であり、その日の周辺に、革命の中心人物たちを顕彰するパレードが行われるのだそうで、そかしそのスタートが車がストップしてから約30分後、しかしおいおい、飛行機に間に合うんか?というタイミングになっていたりしまして。



0324cp02 0324cp03 暑さはそれほどでもないが日差しはきつい昼下がり、でも少年少女は適度におしゃべりしながらも並んで待っているうちにようやく時間が来まして、遠くの車列がやっと動きを見せました。持ってる花とかはどうするのかな、と思っていたのですが...






0324cp04 軍用トラックに1台ずつ、革命時代の英雄の肖像が掲げられ、その車が10数台、ゆったりしたスピードで通り過ぎていきます。沿道の少年少女は花を持った手を合わせて車列を見送っているだけです。



パレードの後半には政府首脳の乗った黒塗りの車がついていき、20km余りの道のりを走っていくんだそうで、さすがに国の幹線道路、やはり平日にはやりにくいですね。



ラオスの現政権が発足して40年近く、カイソン氏が亡くなってからでも既に20年。若い世代に、教育ではしっかり植え付けられていても、やはり革命と戦いの時代を印象づけるのはなかなか難しいのでしょうね。しかし13号線封鎖されると困ります。まあ何とか空港には間に合いましたが。








2012年3月19日 (月)

[ラオスのベタな休日]ASEMをせむとや

えー、「ベタな休日」です。何だかこの「ベタな休日」のキーワードでググると、当ブログの過去エントリがずらっと並ぶようです。検索結果までベタになるんですね。



さて、ビエンチャンでは土曜日にまたかなり激しい夕立があり、私はその直前に某マッサージ店にエスケープして難を逃れたのですが、ちょっとその時だけは雨期になったような状況でした。その後、夜は随分涼しくなったのですが、今日はまた35度近くになったでしょうか。やはり3月も半ばを過ぎると、暑さも本物になってきます。



0318dch01 そんな中、まだひどい暑さになる前の時間帯に、川に向かって歩いて行きます。ちょっと下流寄り、マホソート病院の筋を抜けてファーグム通りに到達すると、その先にコンクリートのバリケードがあり、歩行者はそこを乗り越えて堤防に行けるようになっています。



少々雨が降ってもメコンの中州は広大なままで、タイ側に細く流れが残っているのみです。川岸に出た地点から南側、ドーンチャンパレスからさらに南の方に、クレーンやら何やらが随分と目立つところがあります。そういえばこれってASEM関連の開発地いい気だったかと思って、もう少し下流側へと歩いて行きます(実は「工事中関係者以外通行禁止」という看板があったことに後で気づいたのでありました)。



0318dch02 0318dch03 今年の11月に、ビエンチャンでASEM会議が予定されており、それをにらんでの建設ラッシュが市内各所で(計6カ所だったでしょうか)進められています。ワッタイ空港の設備拡張もその一つですが、こちらドーンチャンパレス南側の一帯でも、ホテルなどの居住設備が建設されているのです。欧州の閣僚クラスも大挙してやってくるということもあり、かなり気合いは入っているようで、中州の川砂をこちらの写真のように、日本のお古を初めとするダンプカーが日曜にもかかわらず頻繁に採取して、工事現場に上げています。建物自体はだいぶ立ち上がり始めているものもありますが、ホテル建設は少々遅れ気味である模様です。施工は当然の如く中国系企業で、まあ見るからに見た目は大きくて立派だけど直接の用途を果たしたら後はもう知らんで、という雰囲気の作りに見えるんですけどね。



0318dch04 0318dch05 なぜかうち捨てられたようになっていた計画図を示す看板では、この辺り一帯を開発して、ASEM終了後は一般向けホテルや高級住宅地とする、という計画ですね。実際に近郊には、外国人向けとは限らない邸宅の建ち並ぶエリアというのは結構ありますし、恐らく会議終了後、それなりの需要はあるのでしょう。



一方で、このドーンチャン南部というのは、この開発が始まる前はその名もバンドーンチャンという、ビエンチャン市内には属していながらまるで別世界のような、中州を拠点とする小さな村が存在しており、数十世帯の人々が生活していたのであります。まあどういう雰囲気であったかというのは、恐らく上右の写真の境界あたりから推測していただくことになるのでしょうか。



こうした一大国際会議を開催できるということに限らず、これからラオスがASEANの中でも存在感を示すことのできる国になっていくためには、やはりまだまだ基本的なインフラが足りませんし、外貨を得ていくための産業を、内外の資本を用いて開発していけるようになっていく必要があるというのは事実です(先週はラオスの首相が来日されて、円借款の最終合意とか、投資促進の要望とか、いろいろと経済面でも交流をされていたようだが、恐らく、ミャンマーに現在のような動きが急速に起こっていることにラオスはもっと危機感を持って競争を図っていく必要があると思うものの、実際の所はそこまでいっていないように見える)。そこには必然的に、そこに以前から住んでいる人の移転の問題が生じる、というのはどの国でも同じでありまして、中国ならば(一昔前の?)そこはもう、それこそ1週間でそれまで存在していた村が忽然と消えて、ということにもなったのでしょうが、ラオスという国は土地はそもそも国有であるものの、付与されている使用権とか、若干微妙なものもあるようでして。



0318dch06 ちなみに、その工事現場のすぐ横に、「村」を感じさせる←こんな場所があるということも付け加えておきましょう。



これ、首都ビエンチャンです。ドーンチャンパレスから200mほど、市内中心部から2kmほどの場所です。そんなエリアでこれだけの牛に出会える首都って、ここ以外にそんなにあるわけではないでしょうね。そういう意味では、大変貴重な場所であったとは思うのですが。






2012年3月12日 (月)

[ラオスのベタな休日]ウドンタニにうどんはないんとちゃうか

さてさて、土曜日のエントリ以降も雨はしとしと降り続きまして、夜遅くにようやくやみました。まあそのおかげで日曜は朝からこの時期としてはかなり涼しくて助かりましたが。



0311udon01 ともかくこちらでは到着日を含めて15日間が在留期間ですので、それを更新するために出国する必要あり、というわけで、今回もウドンタニへ。朝イチの国際バスは相変わらず混みます。左の写真は第一友好橋でイミグレを通った客を待っている2大の国際バス。朝は8:00にウドンタニ行き、8:15にコンケン行きが出ているので、イミグレ待ちの間にこうして重なることがよくあります。



ちなみに、このバスを運行している会社が、3月からウドンタニ・ノンカイ-バンビエン観の直通バスを運行し始めました。毎日朝の1便のみのようですが、果たして需要はどれほどあるのか、と言う意味での関心はあります。



0311udon02 0311udon03 ウドンタニは相変わらず賑やかですね。←の左側は中心部のショッピングセンター、Central Worldの工事風景ですが、建設も一気に進んで、オープン間近を家事させます(Robinsonsや中の一部エリアは通常通り営業している)。まだまだ内部はこれから、というか、内装や配線などの工事をやっている脇を客が通過していく、という状況になっているのですが、それでもタラートサオの新々モールより、全面オープンは明らかに早いでしょう。右の写真は、その近くでたまたま見つけました。「ふち山」だそうです。しかし何でこんな所にこんな絵が?



それはともかく、ウドンにあった日本食店が次々と閉店になり、どうもウドンでうどん、というのは本当に難しいことになっているようです。それこそCentral Worldが何とかなってくれ、という感じなのですが、余り期待はできないかも。



0311udon04 0311udon05 なお、ウドンタニ中心部のバスターミナルが少しだけ変わりました。ご覧の通り英語表記の行き先表示が追加された(一応その辺りにバスは着くが、それでも目安程度に思っていた方がいいかもしれない)のと、チケット販売は原則←右側写真のブースで行われるようになったということ(でも乗り換え客にはおっちゃんが呼び込んでそのまま乗せているようなのですが)です。行き先ごとのブースは基本タイ語表記ですが、VientianeとVanviengはわかるようになっていますので大丈夫です。



帰りのバスも同様の混雑で、14時発のバスが13時の発売開始にはほぼ満席になるぐらいの列でした。それで発車が1時間遅れって、何やねんな。








2012年3月11日 (日)

あれから1年ですか

昨年の3月11日はこちらで「ベタな平日」を過ごしており、そのときはビエンチャン県のかなり奥の方、Longsaneで地元の人たちと会議をしていて、それが昼の休憩になっていた時分に、自宅からショートメールが入ってきたのでした。大阪でもそこそこ揺れたけど東の方ではえらいことらしいと。



その日はそこで泊まることになっており、来ていた日本人タイ人ラオス人で、ヤギを一頭締めていただこう、ということになり、夕方から犠牲のヤギを処理していたころ、Wifiで接続していたある人のPCに、想像を絶する光景が映し出されていたのでありました。



そのときのエントリがこれ で、何かようわからんけどとんでもない事になってるというのだけはわかる、という印象だけですね。一方翌日に起こった前首相の原子力テロ第一弾(?)に関しては、ビエンチャンに戻っていたせいか、こんな 感じでわかったようなことをエントリしていたんですね。まあしかし私の個人的所感としては、この点に関する考え方はこの初期と大きく変わっていないですし、結局いろいろと幸運はあったものの、あの発電所を原因とする放射線による住民の死者は出ないだろう、今仮にごく周辺以外の住民を全員帰還させて復興してもらったとしても、というものです。それを阻んでいるのは貧困な政治と、結局何の役にも立っていないとしか思えないマスコミと、この一年いろいろと潤ったであろうその手の方々ですね。



1年経って、喪は明けるのです。限られた予算でどう復興を前進させるのか。少なくとも除染に無駄金を放り込んだり、差し迫ったエネルギー危機に直ちにできるはずのリーダーシップを示せなかったり、処理しないことにはどうにもならない瓦礫に対して非科学的文句を言う連中を押さえることすらできない政権が続くのであれば、喪が明けてもその先は暗いままになってしまいますが。





http://cw0609.blog17.fc2.com/blog-entry-2915.html
http://blog.livedoor.jp/fukuhiro_tigers_fan/archives/52264573.html
http://blog.livedoor.jp/pro_g_mania21/archives/52532240.html

2012年3月10日 (土)

[ラオスのベタな休日]雨期にはまだ早いけれど

「ベタな休日」です。3月に入るとラオスでは雨期の前のいわゆる「暑期」。日中は35度を軽く超え、もう外を歩くなど普通考えられんやろ、というぐらいの乾いて埃っぽい暑さが充満するのでありますが...



Rain01 まあ3月4月もすべての日がそういう天候というわけでもなくて、今朝などは明け方の雷で目が覚めて、サーッという音に窓の外を見ると、←こんな感じで薄暗い空から激しい雨。今日はもともとは在留期間の関係でタイ側に渡るつもりでいたのですが、ちょっとこれでは外へ出歩くのも厳しい、という感じになってしまいました。



で、これはもう雨期のはしりなのか?というとそういう感じでもなくて、雨期の雨は雷も鳴って激しく降りますがものすごい勢いで降った後はたちまち晴れ間が出てきて、いかにもスコールという感じになるのですが、乾期に雨が降るとやむかやむかと思っていても結構降り続いたりして、確実な止み間が見えないことが多いようです。今日も明け方から降り始めて昼過ぎになってもまだ降ってますし。



Rain02 Rain03 そして、激しく雨が降るとまず心配になるのが道路の排水。窓を閉めていてもかなりの降り方とわかる雨が数十分続くと、たちまち道路や駐車場が←こんな感じで水浸しになります。こういう状態が、雨がだらだら売り続いているとなかなか戻らないので、余計に外へ出るという気分を妨げられてしまいますね。



まあでもビエンチャンなら困るのはその日限りですが、これが田舎の方でこういう雨がずっと続くことになると、いろんな場所で車が通れなくなってしまうのが困りものです。まだまだ市街地を少し外れればでこぼこの未舗装道路がそこら中にあるというのがラオスでありまして。



それにしても、今年は雨期も早く来てしまうのでしょうかね。







2012年3月 3日 (土)

[ラオスのベタな休日]国内線でウドンタニから

3月に入って、ビエンチャンも日中は35度ぐらいの暑さが続き、朝晩も余り気温が下がらなくなって参りました(で、今日は夕立で雷も来始めましたよ)。これからが本格的な「暑期」でありまして、外で仕事する現場関係の方には本当にきつい時期になってきます。



そんなわけで、「ベタな休日」ですが、ネタ自体は平日のものです。



バンコク・ビエンチャンを往復する場合、旅行で時間がかかってもいいから安く移動したいと言うことであれば、ノンカイへの高速バスや夜行列車を使えば相当安くなりますが、仕事では余り使いたくはないので、やっぱり飛行機利用となるわけですが、TGをこの区間単独利用すると非常に高い(たいていは直前に買うので、USD500を超えるときもある)ので、続くオプションとしてQV便を利用することになります。



しかしそれでも安くて往復USD260ぐらいはするので、もうちょっと安いオプションはないのか、という希望に応える存在が、バンコク・ウドンタニの国内線利用です。TGだと高いですがそれでも最安チケットでTHB2200ぐらい。ROPのマイレージもちゃんと500マイルつきます。Air AsiaやNok Airなんかを使うとさらに安いですが、ここはその辺りでまけといていただきまして、スワンナプーム空港からの利用篇です。



Uth001 国内線カウンターはビジネスクラス用の裏のBカウンターです。当然イミグレはナシで、セキュリティも緩め、で専用のエスカレータで一気に2階へ降りていきます。そうすると左方向に乗り場がありまして(A、B)、TGその他のラウンジもあります(そんなに広くないですし、アルコール類はありません)。私が乗ったのは18:15の便でしたが、例えば18:50のQVを利用するのと同じぐらいのタイミングで空港に行ってちょうどいいぐらいです。



Aの乗り場はさらに1階へ降ります。カウンターがいくつか並んでいてその前に大量のベンチが並べられており、時間が来ればバスで飛行機まで移動です。ウドンタニ路線は結構競争もあるわけですがそれだけ需要も多いようで、ビエンチャン行きより大きいエアバスの機体にほぼ満席の乗客です。



Uth002 Uth003 約1時間でウドンタニに到着、ほぼ定刻です。ここはまあいかにも地方都市の空港という雰囲気。TGのフライトはタラップで降りるということはありませんが。



降りた飛行機の隣にはNok Airの機体も停まっていました。そうそう、国内線だからここでもイミグレで並ぶ必要がなく、降りてからも早いというのがいいところですね。



Uth004 Uth005 やけに空間的にだだっ広いバゲッジクレイムを通過して、表示なりに出口を抜けるその直前右側に、多分それを目的としている人にはイヤでもわかる、Limousine Serviceと書かれたカウンターがあります。いやまあそんな大層なものではなくて、乗合のミニバスのチケット売り場なんですが。



ここでは、ウドンタニ市内行きとノンカイ行きの2種類のチケットが売られており、市内行きはTHB80、ノンカイ行きはTHB200です。距離を考えるとノンカイ行きはかなりお得な気がしますが、たいていの人が安いチケットで飛行機に乗ってきているので、そこから先の交通機関も高くては文句が出ますかね。むしろ市内行きの値段が高いということなのかも知れません(トゥクトゥク1人乗りで同じぐらい取られる気がする)。



ともかく、ここはFriendship Bridge(もしくはサーパンミッタバープ)と告げてチケットを買うと、乗るべきミニバスを案内してもらえます。定員は13人ほど。乗ってもすぐには発車してくれなくて、席が埋まったら発車、というのはしょうがないところですね。その代わりといっては何ですが、走り出したら時速130kmぐらいでかっ飛ばしますので、友好橋まで30分ほどで着いてしまいます(ノンカイ市内では最初にここに行ってくれる)。



Uth006 平日夜の友好今日橋には初めて来ましたが、土日午前の賑やかさがウソのように、通過する人の数もわずかで閑散としています。橋を渡るシャトルバスも利用者が少ないので本数は少なくなります(それでも22時までは走っているらしいですが)。イミグレではカード(そういえば最近様式が横長のものに変わりましたね)を持っていなかったのでもらおうとすると、「品切れだから、パスポートだけ渡してくれたらスタンプ押すし」と想定外のお言葉が。ラオスに来だして3年半、初めてイミグレカードを書かずに入国したのでありました。



なお、友好今日のラオス側に出ると、夜は公共のバスがありません(18:30ぐらいがラストだと思われます。ソンテウとかも見かけなくなる)。迎えに来てくれる人がいれば問題ないですが、そうでなければ市内に出るのにさらにTHB200とか300とかで寄ってくる運転手の言いなりになるしかないのではないかと。私は迎えを呼んでいましたのでそこからサクッと町中へ。結局ホテルに21:15ぐらいに着いたので、QV夕方便利用とほとんど同じぐらいの時間ですね。確かに面倒は多いですが、安いしそこそこ早いので、時々使う(特に帰りには)かも知れません。







2012年1月29日 (日)

[ラオスのベタな休日]ビエンチャンのインド料理プチ戦争?

India01ビエンチャンというのは何だかんだ言っても首都でありまして、各国の人がラオスといえばここに集まってくるのであります。で、人の集まるところには食べ物屋さんが集まってくるわけでありまして、それも各国料理が、内容について贅沢を言わなければ結構楽しめるのであります。



インド料理に関しても、以前から文化会館の裏手のTaj Mahalと、ファーグム通り沿いのNazimが存在し、私はずっとNazim派でありまして、時々通っているのでありますが、そのNajimがナンプの南、ラオス航空の筋に支店を出したら人通りがなさすぎてすぐに撤退し、その後ファーグム通りからChao Anou通りを少し北に入ったGondolaのはす向かいに移転し(店の広さとかはそんなに変わらないので、賃料の関係かなと勝手に想像)、空白となったファーグム通りの2カ所に、新規のインド料理屋が2軒相次いでおーぷんしました。タージマハールは独自の商売をしている雰囲気なのでともかくとして、にわかにインド料理3店舗によるバトルがスタートしたみたいな格好になっておりまして、出、今だけかも知れませんがどれも意外に客が入っている、というのもあって、とりあえず新店を攻めてみようか、ということなのであります。



India02 India03 場所は旧のNazim(今は別のテナントが入っている)より少し東、Liverline Hotelを過ぎて、通りを一つ渡った角地にまずあるのがAashifaという店、さらにそこからレストランを1軒隔てたところにあるのがNOORという店です。角地の店はより目立つので、とりあえずは並びにあるNOORの方から行ってみました。店頭アウトドアの席は欧米系で埋まっていて(外だと喫煙可ということもあるようで)、中に入ります。店内は特に見た目凝っているところは何もなしです。



India04 比較のために、普段Nazimで注文しているものを、ということで、タンドリーチキンをハーフで、それにマトンのキーマカリーとナン、というパターン。値段はNazimより若干高めです。



出てきた印象派というと、タンドリーチキンはちょっと小さめ、カリーはちょっと多め、ナンはまあ標準的なものかな、というところ。で、タンドリーチキンがちょっと肉が痩せ気味かなと思って食べてみたら、結構ヨーグルトとスパイスの風味のバランスが良く、深みのある味。焼き加減もちょうどいい感じです。一方のキーマカリーは、非常にマイルドでいろいろな味わいが出てくるのですが、非常にベタな言い方ながら味にもう一つのパンチがないというか、これはNazimのキーマカリーの方がいいかなと。



値段も含めて見ると、Nazimを星3つとしたらここは2つ半ぐらいでしょうか。悪くはないんですけど。あともう1軒、また気が向いたときに行ってみます。


(2/2追記)
Aashifaにも行ってみました。ここも主に欧米人で結構混んで(特に店の外側が)います。故会って写真は撮れていませんが、カレー類は若干強めの味の程よい辛さ、ナンは若干固めの焼き上がり。サモサはちょっと弱いかな、という印象。値段はNOORより若干安いか?ということで、星2.7ぐらいの私感です。

なお、ファーグム通りには、この2軒の東の方に、Fathimaというさらにもう1軒の店があります。個人的にはマレー料理の店みたいな印象で見ているのですが、よく見ると他のインド屋も結構マレー系メニューを共通で出しているんですよね。








[ラオスのベタな休日]ターゴーンの屋形船クルーズ

今週も、「ベタな休日」です。と言っても行った場所は新規の所ではなくて、1年半ほど前に一人で行って昼食をとった、ナムグム川沿いのレストラン。ThangonのSomngumというレストランです。



ビエンチャン市内からの行き方などはそのときのエントリ にありますので特に追加することもありませんが、今回、数人でこちらを再訪したので、この際とばかりに、屋形船に乗って船上ランチといってみることにしました。もうこれがまったりまったり。



Somngum01 で、まずここまで来られる方がいらっしゃればのご案内なのですが、このレストラン(多分対岸を含めてだと思いますが、この左岸側の店の方が人気が高いようです)は、特に休日はタイを含めたツアー客や市内から足を延ばしてくる人たちで相当混雑します。ちょうど昼時に行けばもちろんのこと、多少時間をずらしていても、特に船に乗って食事をしようと思うと数が限られているため待ち時間が発生します(最大2時間というケースもあるらしい)。なるべく待たずに乗るためには、あらかじめ電話で船を押さえておくのがお勧め(020-55503108)です。ただ屋形船を手配するデスクの人が英語でのコミュニケーション困難というのがネック。ビエンチャンのホテルとかからここに向かう場合は、フロントから電話してもらってから行くのがちょうど良いのではないかと思います。船のサイズは数名から30名近く乗れるものまでいろいろあります。小型のものは貸切料50,000Kip(最大8名)。安い。なお、カラオケ付属の船もあってそちらは100,000Kipかかりますが、ラオスやタイのベタな曲しかないようですのであまり意味がないように思われます。



Somngum02 Somngum03 で、店に入って船を頼んでいることを告げると、席でまずビアラオでも呑んで待つように言われます。そこで食事を注文、今回は焼き魚をキャベツなどで巻いて食べられるようにしたセットと、若干のつまみと川エビのかき揚げ天ぷら、それに炒飯を頼んで、しばし待っていますと船の用意ができたから乗って待てと。そして注文した食事とビールや水が積み込まれたら、って海老天がまだ来てないぞ、と言う間もなく船は出てしまうのでありました。まいっか、というわけで(あとで請求もされていなかったし)、写真のような感じで座っても寝てもどうにでもなるような、でもちょっっと建て付けに不安のないこともない屋形船が、いかにもそこかしこで見かける船外機のエンジンをスタートさせて、そろりと出発します。



Somngum05 ナムグムはメコンの支流でも大きな川の一つ。上流にはラオス最初の大規模ダム、ナムグム1がありまして、昨年の雨期はかなり水も出て、ダムからの放流で推移もか成り上がったようですが、今はとても静かなもの。そこを船はのんびりと上っていきます。左岸側には魚の養殖いけすがあったりしまして、そこからも供給されているんでしょうかね。相変わらず、炭火焼きの魚はおいしいです。



このSom Ngumだけでなく、両眼のレストランから次々と船が上流へと出ているという状況で、エンジン音以外にもときどきそうした船からのカラオケの音なんかが入ってきたりしますが、それもまあここを行く環境の一つ、というわけで、約30分で予定のポイントまで上って、そこでエンジンが切られます。



Somngum06 そこからは特に何をするわけでもなく、ゆらりゆらりゆっくりと、もと来た流れを下っていくというわけです。1月下旬になると晴れた昼間は30度ぐらいになってかなり暑いですが、屋根の下で穏やかな川風に吹かれていると、ビアラオも手伝ってもうこれはゆっくり寝ていけ、という雰囲気になります。



時々子どもが川の周辺で遊び回っていたり、こんなところに、という感じで灌漑用かと思われるポンプ設備が登場したり(この周辺、環境的には灌漑さえできれば二期作も普通にできそうな場所なんですが、設備的問題と人々の意欲の問題もあって、乾季はもうそのままにされている田んぼが多いですね)、すれ違う船の様子をうかがったり、そうこうしているうちに往復約1時間でもとの店に戻ってきます。



食事を取ってビアラオもそこそこ呑んでも、1人千円にはなかなか到達しそうには思われません。そら人気スポットにもなりますね。では、エントリの最後に、川の映像だけ、船のエンジンの音だけ、という超地味な短い動画ではございますが、多少なりともまったりしていただければと。











2012年1月21日 (土)

[ラオスのベタな休日]ビエンチャンの「うどん」

「ベタな休日」です。昨夜からの雨は今朝まで降り、そのあと晴れてきまして、結構蒸し暑い日中になっておりました。何だか体もボーッとしてしまった土曜日、ちょっとこれは歩いておこうかと、以前某歩き方系ブログで見かけた、「うどんのような麺」を試しに行ってみました。



Noodel01 そうするとついつい、以前のうどんツアーの書きぶりを思い出したような内容になってしまいそうですが、それほど気合いを入れているわけでもありません。



さて、向かった場所は中心部からやや東。タラートサオを抜け、バスターミナル、そして庶民の市場とクレーンの入った工事中エリアが混在するタラートクアディンから東に延びるクービアン通りを直進していきます。ドンパラン通りを左に分けるロータリー、サームセンタイ・セッターティラートの分岐近くに南下していくロータリーを抜け、写真にあるように、スパや国際機関やの看板が並んだ左折の道に入ります。



Noodle02 Noodle03 ゲストハウスやホテル、スパ、それからいくつかのお店や中国系の会社の建物を抜けると、←左の写真の交差点に出ます。ここはポンサバンヌア通りというところで、右に入ってしばらく行くと、Vientiane International Schoolがあります。以前その付近で食べたカオビヤックも結構美味だったのではありますが、今回の目的地はこの交差点を左(西)に向かった方。右側の写真の先へ行くのが正解です。



Noodel04 Noodle05 別に讃岐の針の穴場のうどん屋を探すわけではないので、店の名前とだいたいこの辺、という目星がついていさえすれば
それほど難しくないところにあるものです。というわけで、上の写真から約100mほどで目的地に到着。店の名前もそのまんまやなあという、「カオビヤックカイ・ポンサバンヌア」。まあそういうお店であります。



土曜日、それにまだ昼にはだいぶ早い時間帯であったのですが、店の前には車やバイクが結構停まっており、店内もそれなりに賑やかです。カオビヤックの麺は米の粉をうどんに近い感じで打って包丁で切って、というもの。細いのと太いのがありまして(上の右側の写真の中央奥の方に、見づらいですが水色のビニール袋に入って打ったあとの麺が置かれています。こっち、と指差せば作ってくれます。あとは小か大かだけです)、うどんっぽい食感を求めるのであれば太麺でしょう。そんなときは、店のおねいさんに「カオビヤックセンニャイ」と伝えましょう。一応フーやラーメンもあるようですが、やはりここのメインはカオビヤックセンのようです。



Noodle06 Noodle07 ちょいと水でも(Drinking Waterをポットに移してあるものなのでまあ心配は要りません)飲みつつしばらく待っていると、煮込んだ鶏ガラスープの麺が出てきます(麺と一緒に煮込んだ、もっとトロッとしただしの店もあるが、ここのはそれほどでもない)。ぶつ切りの鶏肉とネギ、パクチー、それに炒めたタマネギが薬味として入っており、もやしとレモンがついてきます(これは適宜好みで入れる)。テーブルにはナンプラーや砂糖、ショウガ、それに唐辛子たっぷりのラー油(これはどこの麺屋でも見かけますが、見た目よりさらに辛い場合が多いので、入れる場合は十分注意しましょう)などが置かれていますので、適宜投入します。



見た目、確かに「うどん」に近いものがあります。舌触り、歯ごたえも意外にうどんに近いです。もちろん味は小麦のうどんとは違いますので、どうも同じ感覚で食べるのは難しいのですが、何となく程よい中腰は感じられる、でも柔らかい麺で、これはこれで非常においしいのであります。だしに多少味を追加するぐらいがちょうどいい感じ。カオビヤックセンという名の「うどん」。このサイズで1杯12000Kip。讃岐の製麺屋さんにそこそこ近い値段ですね。







2012年1月14日 (土)

[バンコク]テロの恐れあり

というわけで、一時日本に戻ってきておりますが、また近いうちにしばらくラオス方面に、ついでにバンコクでも仕事、というパターンになるとは思うのですが、そんな中で少々気になるニュースが。





イスラエル大使館がそんなところにあるとは今まで認識していませんでしたが、Soi19ということはAsok交差点のひと筋北西側、Soi22は27,29の向かい側、Emporiumの西にある公園の付近、それにカオサン通りといえば元は白人バックパッカーが山ほど集まっていたエリア、というわけで、まあ確かに米国大使館が注意喚起しそうな地域ではありますが、Asokやカオサン近辺でテロ事件、などということになると、南部のテロ頻発地域の話とはまた違い、タイの中央政府を大いに揺るがす事態になってしまいますから、タイ政府も相当の警備強化に乗り出していることでしょう(と言っても、MRTでの荷物チェックなんか見ていると、強化しても知れているような気はするのですが)。



それにしてもこの辺り、私のバンコクの常宿の近くなんですよね。



赤シャツ市内占拠事件のときも、前首相の邸宅が常宿の割と近くにあって、そこはやはり警備がきつくなっていましたが、戦闘状態に至っていたのはSilom、Lumpiniあたりでしたから少々離れていたなと思っていたのですが、今回の危険想定エリアは結構業務上行き来する所に近いので、より注意が必要な気がしています。米国系の主要施設は今までよりも多少警戒をしておくべきなんでしょうね。




(1/25深夜追記)

この日月と、いつものAsok、Soi23辺りを宿泊地としてウロウロしていましたが、余りにも普段と変わらないので却って拍子抜けいたしました。地下鉄の警備とかも一緒ですし、町中も何か警備体制が敷かれているという風でもなく、おねいちゃんのいる店はいつもと同じように客引きもしていますし(あんまりそれは関係ないか)交通事情も普段通り。あんまりアメリカさんが言ってても市民レベルでは相手にされていない?それに近いのかも知れませんね。








2012年1月 8日 (日)

[ラオスのベタな休日]ビアラオの値上がり

というわけで、昨夜ビエンチャンに入りました。バンコクと違って、やっぱりここのこの時期は「秋の涼しさ」なのがいいです。



Blao01 さて、いつものようにこちらに着いて、最初にビアラオの調達、と近くのコンビニにて普通の缶とダークのボトルを適当に取って、レジに持って行ったら何だか計算が変。なんか高いぞいつもより。



ビアラオ、今年に入って値上げしたらしいです。商店によっては高め設定している所も以前からあったのですが、M-Pointでもこれまで1缶6000Kipだったのが7000Kipになっています。16.7%の大幅値上げです、って10円上がっただけですし、まあそう暴れるほどではないですが。



こちらでは輸入材料、燃料関係での価格上昇が結構効いてくるので、昨年からいろいろなところで値上げが続いています。それこそそこいら辺のヌードルショップとかからですね。



それでも安いには違いないですし、日本人にとっては円高のメリットで相殺できているという面はありますが。この時期、結構日本からの観光客も多いですが、「歩き方の値段と違うやないかい」と文句は言わないでくださいね。







2011年12月29日 (木)

[ラオスのベタな休日]モン族の正月(その2)

Vte122501 今年のラオスの「冬」は、結構寒いようです。ビエンチャン市内でも朝晩はセーターかウインドブレーカーが必須です。ちょっと田舎の方に行くと、本当に震える思いをすることになります。昼間も長袖で十分ですから、感覚的には大阪の10月末か11月初めぐらいで「秋冷の候」といった雰囲気でしょうか。またこの乾季は入った当初から(少なくとも私が滞在している期間は)雨のあの字も降らないという感じで、メコンの水位も大幅に下がり、中州が大きくなって広い砂浜のような状態になっています。だいぶシーチェンマイの方に近寄れますね。



さて、それはともかく前回 の続きです。12/25が今年のモン族の新年。前日大概呑まされたあとの朝はかなり寒く、10度を切るぐらいであったかと。朝からLongsaneの市場の辺りにやってくると、歩きやらバイクに乗ってやら、とにかくきれいな民族衣装に着飾ったモン族の女の子たちがメインの道路から西側へとよれる道に入っていきます。正月の祭りは10時頃から始まるということで、その少し前に、前からお世話になっている元郡司のお宅にお邪魔します。するとその近所に住んでいる確かに会った記憶はあるそこの親類の人がぜひうちに来て軽く飲んでいってくれと。無碍に断るわけにはいかないが、昼にはここを出なければならず、でも祭りもちょっとは見たいんだよ、という間もなく連れて行かれます。



Hmong011 どこの家でもそうなんですが、この時期、部屋の一角に、このような飾り物がしつらえられ、先祖への感謝を捧げています。お供えには卵やゆでた鶏が並べられるのも共通、飾りには5万キップ札がくっつけられていることもあって、これはご先祖様があの世でお金に困らないようにとか?結構日本人の感覚に似ているような気がします。元々モン族は中国南方の山岳地帯から拡散した民族で、日本人のルーツにも少しは重なるものがあるとも言いますし、顔立ちも信仰の形態もそう遠くないように思われます(彼らは仏教徒ではないので、ラオスにならどこにでもあるように思われる仏教寺院やストゥーパは彼らの村にはない)。



で、そこでまた鶏とか(ここの茹で鶏は味付けが凄く良かった)と一緒にほとんど麦茶か紅茶かという色合いのラオラオを午前中からえらくたっぷりと注がれ、そうこうしているうちに部屋にやって来たどこのおっちゃんやねん、という風情の人が実は国会議員だったりとか、世の中わからんものよ、と思っているうちにもう昼前ではないかいな。これはもう行かねばならぬと挨拶して、会場へと向かいます。



Hmong012 Hmong015 会場は市場から少し北に出た所から西に入る非舗装の道をしばらく進むと、丘の上に明らかにそれとわかるようにしつらえられていました。入口の狭い急坂からは想像しにくいぐらいに駐車スペースもたっぷり(有料。1台1万Kip)あり、既に人も多く集まり、大きなステージ(美人コンテストとか、歌手のライブが行われるらしいが、催しは午後からだったようで)が準備中、その他夜店のようなものも並んで、確かにお祭り感が出てますね。



Hmong014 Hmong013 で、このお祭りで特に有名なのは、男女がそれぞれ一列に並んで行われるボール投げ。今はなぜかテニスボールで行われていますが、別に投げる素材が問題なわけではなく、これっていわゆるモン族の若い男女の「婚活」なのであります。互いにボールを投げ合い、受け止め会いながら、いろいろな会話を交わし、相手を見つけるというもの。祭りでボールを持ってるのは女性の方で、着飾っている人は多いですが、婚活の対象者はボールを持っている女性、ということになります。



Hmong016 上の写真はまだ練習の状態。だから我々もちょっと中に入って参加してみます。あくまでボールは下手からソフトに。みんなそれぞれ多彩な衣装に、頭には飾りのついた冠のような帽子や、黒地に刺繍の入った帽子をかぶっていますが、これは必ずこれにしないといけないと決まっているわけではなく、個々に選ぶことができるんだそうです。最近は手刺繍のものはあまりなく(かつては各家庭で刺繍していたそう。モン族の手先の器用さはよく知られています)、機械ものが多いようです。なお、←こちらの左のように、他とは雰囲気の違う、肌をより多く露出した衣装の子が何人かいたのですが、それは外国からこの時期に里帰りして祭りに参加している人なんだそうで、衣装でその辺りを区別しているんですね。



Hmong017 Hmong018 まだこのLongsaneという所はホム郡の中心地でありまして、田舎とは言え多少は町の雰囲気を持っています。というわけで、「ちょっと写真撮らせて」とお願いすれば←左の写真のようにちょこっとポーズも取ってくれたりします。もっと田舎の村に入っていくと、カメラを向けると異様に警戒されたりもするらしいです。



さて、これらの写真をご覧戴いてわかるように、どの女の子もかなり若いのであります。「婚活?」という言い方もちょっと早すぎか、と思う程ですが、実際の所ここらの女の子の結婚年齢はかなり早く、20歳の子持ちなんぞは珍しくもないというところです。気に入った相手がいれば、女の子も結構積極的だったりするらしく、性的にもおおらかな面があるようです。でもまあここいらは、大雑把に言えば、昔の日本のように、十五でねえやが嫁に行く世界ですね。ビエンチャン辺りではいくらか都市化も進んでいるためか、初婚の年は遅くなっていく傾向があるようで。



とまあそんなことを言っている間に時間が。断腸の思いで会場をあとに(ってまあそこまで深刻な話でもないですが)。続きは私にとってはまたあるかどうかわからない次回に、ということですかね。




(この項終わり)







2011年12月26日 (月)

[ラオスのベタな休日]モン族の正月(その1)

Hmong001 今年最後の「ベタな休日」は、ビエンチャン市内から道路距離で約130km、ビエンチャン県はホム郡のLongsaneというところです(写真はここでいつも宿泊するVang Chao GHという宿泊施設ですが(最近衛星テレビを導入して、朝鮮中央テレビをみることができるようになった)、13号線をThabokの少し手前で北に折れ、Phu Bia Miningが整備した道で山を抜けてLongsaneの村が見えてくるときにはいつも、「桃源郷とはここのことか」という思いがします)。この辺りから県内北東部、かつてサイソンブン特別区と言われていたエリアはモン族が多く居住しているところで、山岳民族ですが諸般の歴史的事情で平地に定住している彼らは仏教徒ではなく、正月は太陽暦でも仏歴でもなく、12月の新月の翌日、に祝っているらしいです(地域によっては、もう少し早く正月祝いをしているとも聞きましたが)、で今年は12/25がクリスマスではなく正月に当たる、ということで、宴会に呼ばれていったのであります。



Hmong002 Hmong004 まずは郡職員のとある方の家で、バーシーに参加させてもらいました。私も初めてだったのですが、バーシーというのはラオスではいろいろな節目の時に行われる儀式で、この家では男の子が生まれて最初の新年を迎えるということで行われていたようです(ラオスではモン族の家でも行われているようですね)。



Hmong005jpg Hmong01 テーブルに特別な飾りがしつらえられ、お菓子や卵、ゆでた鶏が添えられ、祈祷師が祝詞を上げて、儀式のメインになる家族それぞれの手首にに白い木綿の糸を結びつけます。それに続いて参加者が同様に白い糸を一本一本巻き付けていき(子供には一緒にお札を挟み込んであげたりします。魂を強くし、お金に困らないように、とか、何だか日本でもありそうな感じですが、そういう思いを入れるんだそうです。それが終わると集まった人たちで食事。女の子がラオラオ(薬草につけてあって褐色をしたやや強めのやつ。この時期にはお店でペットボトルに入ったのを山積みにして売っている。自分の家で漬け込んでいるところもあるらしい)を小さなグラス2杯に入れて運んできます。両方呑んで回していくんだそうで、若い女の子がせっせと注いで回っているのを断るわけにはいかず、さらにそのあとはビアラオが何度となく回ってきます。この家の主(実は朝からかなり呑んでる)はもう完全に出来上がって、昼過ぎからかなりヒートアップします。



Hmong009 Hmong008その後、夕方にまたある政府関係者の家に来てくれ、ということで行ってみますと今度は大晦日の大宴会。家庭では鶏を使った独特の儀式があって、祈祷師が雌雄2羽の鶏を抱えて、また卵が積まれ線香が焚かれた小さなお膳のようなものを前に炭を持って家の各部屋を回り、台所でも祝詞のようなものを唱え、それがひとしきり終わるとその鶏をさばいて茹で、それで新しい年の運勢をみるんだそうです。でも結構周りの人はあまりお構いなしに宴会モードに入っているところが何とも。



Hmong04 Hmong007で、日が暮れてちょっと肌寒くなってきた頃から、もう誰が誰かわからんぐらいに人も集まって、郡司も参加して、呑んで歌って踊ってと結構大変なことになってきます。こういうときには有力者がこぞってあちこちで、また日も変えたりして宴会をやっているようで、そこここでまた若い女の子がビアラオを注いで3重ローテーションぐらいの回し呑み状態になります(左の写真の女の子は14歳と言ってましたが、結構自分もビアラオ呑んでましたよ。まあこの辺りはおおらかなもんですね)。



Hmong006_2 で、大音量のローカルソングがかかり、おねいさま方からほとんど無理矢理踊りましょうとお呼びがかかり、見よう見まねで踊っているうちに夜は更けて、モン族の新年を迎えるわけであります。



翌日の新年祭り、こちらにも業務の都合があってビエンチャンに戻らなければならず、本当に少しの間しか見ることができなかったのですが、ここらではよく言われる「モン族には美女が多い」という話は果たして本当か、確認することができましたので、当ブログには珍しく華やかにもう1回お送りしたいと思います。




(この項つづく)







2011年12月 5日 (月)

[ラオスのベタな休日]焼き鳥買って部屋で食う

というわけで、「ベタな休日」です。通常エントリを、とも思ったのですが、今週は週末仕事をしていたので、週明けに向けてちょっと気分転換と。



ビエンチャンで夕食、ということですと、欧州系高級店とか、某ホテル下の日本料理店とかなら、お酒もつければ日本で食べるのとえらくは変わらないぐらいの値段がかかりますが、中華やインド屋やラオス料理店や、現地的居酒屋や、中途半端な日本食屋(某店でレバニラ炒めを頼んだら、本当にレバーとニラだけを炒めたのが出てきて、ある意味感動したことがありましたが)とかで食事してビアラオ呑んで、10万Kip使おうと思うとおなかが破裂寸前になります。シンダートやラオスキ屋でも同様。もっと安く行こうと思えば麺系の店でビール呑んでも2、3百円、というパターンはありますが、昼も麺やったのに、というケースはよくあるので。



Laodeli01 しばらく滞在していると、時々は違ったところで、と思うもので、特に「焼き鳥食べたい」と思う場合にはおあつらえ向きの屋台がそこら中にあります。日曜の夜とかだと出ている店はぐっと減りますが、それでもファーグム通りとかクーンブーロム通りの賑やかなエリアには、必ずそういう店がいくつも出ています。というわけで、今夜は←こちらのおばちゃんの所です。ずらーっと並んでいる下準備された串のうちから、皮とか砂ズリとかココロとか、適当に手に取っておばちゃんに渡すと、横の炭火でしっかりもう一度火を通してくれます。



大概の店では、横に野菜の漬け物(菜っ葉とかキャベツとか)とか唐辛子たっぷりの調味料(ま、食べるときは注意しましょうね)とかが置いてありますので適当に取って、さらにこれも大概置いてあるカオニャオ(だいたい大人一人1食分なら2000Kipで十分です。それを目安に、「何Kip分」と言えば、その量を入れてくれます)を袋に入れてもらって、2万Kipもあれば十分1食分になります。ビールの方が高いぐらいになるかも。



味は、地鶏の炭火焼きです。おいしくいただけます。熱いうちにビールと一緒に。いけます。







2011年11月22日 (火)

[ラオスのベタな休日]ラオスの動物園(2)

前回 のつづきです)



ビエンチャン近郊、というには結構微妙な60kmあまりの距離の場所にあるラオス動物園。その中は想定通り、確かにまったりするにはいいかも知れんがそれ以外の方には「動物って、こんだけ?」といいたくなるシーンの連続であったりします。



特に園内の東の方は、動物が本当に点在している、という感じになっていて余計に静けさが身にしみるのでありますがその園内にあって、一応普段は静かな状態ながら、数だけやたら充実しているエリアがありまして、それが、



Laozoo11 ←こいつらです。



園内の中央から北側にかけて、ワニがほとんどクロコダイルファーム状態という風情でいるいる。タイのその手の施設みたいにワニとのパフォーマンスとか、ワニ肉レストランとかはありませんが(そらさすがに動物園やし)、塀で仕切られてはいる物の結構至近距離をウロウロしていまして、爬虫類系お好きの方にはいいかも知れません。



Laozoo12 Laozoo13 ワニコーナーは上の写真のように同じ高さで見ることのできるエリアと、←のように上から眺められるエリアの両方が用意されており、こちらでは、鶏肉とか魚のぶつ切りが、「ワニのえさ」として一皿3000kipで販売されています。これを上のフェンスの隙間からワニの一団に向けて投入すると、それまでは置物か?という感じで口を半開きにして沈黙していたワニどもが急に反応します。「肉食」の片鱗を見せてくれるサービスです。ちなみに、タイで洪水が起こると必ずワニが逃げたというのがニュースになる件、こういう環境を見ていると、ものすごく理解できます。



Laozoo04 Laozoo07 毎度のこととはいえ、これだけでエントリを終わらせてしまうと何だか身も蓋もないような気がしてくるので、多少他の動物を...、って、余計にどうしようもないまったり感が噴出してくるだけではないか、という気がしてきました。でも、我々が普通に考える動物園とは結構違いますけど、ここはここでやっぱり、Zooなのでありますよ。こういう場所、個人的には嫌いではありません。



さて、ここの開園時間は17時まで。実はここでもう1カ所いってみたい場所があったのですがそれが果たせず、結局ここの窓口に戻ってきて、前回のエントリで紹介した乗り合いミニバスを読んでもらおうとお願いしたら、そこで係員としゃべっていた(実は売店の従業員だった)おねいさんに、「待ってる間、ビアラオでも呑んでいきなさいよ」とロング缶1本、まさに入り口の前でチケット回収ボックスに缶を置いて呑んでました。その間も残り開園時間1時間を切ったというのに少し前より客が増えてきてる感があり(涼しくはなってきてましたからね)、これもまた日本ではどう見ても考えられない光景なのではありますが、別に誰も気に留めるでもなく、結局急にミニバスが前を通ったので、金も払わずお礼もちゃんと言わずに乗って行ってしまいました。コプチャイライライ、また来たときはこっちがおごりますよ(てまたおんなじ所で呑む気かい)。




(この項終わり)







2011年11月 8日 (火)

[ラオスのベタな休日]ラオスの動物園(1)

乾季っていうのは本当に乾季でありまして、今回ビエンチャンに来て3週間、1日も雨に遭っていません。連日昼間は30度ちょっと、朝晩は22,3度というパターンが続いておりまして、そろそろ日本に戻るのですがその時分に日本は平年並みの暦の上では冬の初めだそうで、何もそういうタイミングで通常モードに戻らなくても良いのにと少々。



さて、いきなりですが、ラオスにも動物園があります。場所はビエンチャン近郊、というにはあまりに微妙な国道10号線沿い、Ban Keunというところ。ビエンチャンの市街地からは北へ約60kmの所にあります。よくあるパターンは、ビエンチャンからの日帰りツアーの中に、ナムグムダムやターゴーンのクルーズつきレストランとかとセットされてちょっと寄ってみましょうか、というやつ。それ以外に運転手付き(でなくてもいいが、特に乾期に入った直後の北向きは道が悪いことが多い))のレンタカーを1日雇って回るコースに入れてもらうというもの。いずれにしてもそれなりに金額が要りますし、特に私のように独りでブラブラする者にとっては車1台レンタルはあまりにも割に合わない、というわけで、いつものバス乗り場からローカルバスが走っていないこの村へは果たしてどうやって行けば良いものか。



Laozoo15 そこはやはり、地元の人の足はどうなっているのか、を確認するに限ります。ビエンチャンから車で行けば、空いていれば1時間少々で行ける場所、となると何か地元の人のビエンチャンへの交通手段というのはあるはずなのであります。



←写真はビエンチャンへの帰りの車内ですが、こういう乗り合いのミニバスというのは、以前行ったタイのメークローンからのミニバス路線と同様、ちゃんと存在するのであります。問題は、外来の観光客にとってはその存在が非常にわかりにくいこと、バンビエンなどの観光地からのバスとは違い、どこに問い合わせて(と言っても英語が満足に通じるという期待は捨てざるを得ない)とかいうのは、とにかく「わかる人に聞く」としか言いようがありません。ミニバスですので、ここという所で乗れますし、行きたい場所で降ろしてくれるというのはありがたい。しかも運賃はローカルバスより少し高い程度(Keunで25000Kip)です。乗り合いですのえ、12人乗りの車に、座席2つ分ぐらい占拠した荷物の他に13人ぐらい乗ってる、ということも別に珍しくもないようでして... まあ安いんだから文句は言わない、と。



Laozoo01 Laozoo02 というわけで、例によって前置きが長くなりつつLao Zooの入り口です。Ban Keunの町中からビエンチャンに戻る方向へ2kmぐらいのところにあります。門の前にはいかにもという感じの屋台系が数軒、ゲートに向かって左側にそこそこ広い駐車場もあります。



入場券はこのゲートの左にブースがあり、そこで買います。窓口がラオス人用と外国人用に分かれていて、我々は左側の外国人向けでピンクのチケットを購入、12000Kipです。



中に入りますとまずはなんとも微妙な着ぐるみがお出迎え。写真を撮るから買いなはれ、ということなんですがここは華麗にスルーして、まずは園内の案内図。なるほど、結構スペースは広くて、いろいろな動物がいるように... 見えなくもない。



Laozoo03 Laozoo09 特に順路とかは記されていないので(そんなに整理が必要なほど客がいるわけでもない)、右回りで行ってみますと、まずは各種シカ関係が飼育されているエリア(えさが一盛り3000Kipで販売されている)を抜けて、うち捨てられた飼育コーナーを通り抜けて、何だかちょっとコメントしづらいキャラクターの絵のような看板の前を抜けて、何かがあった跡のような園地を通り抜けると、象が1頭、屋根の下です。やっぱりこの辺でデカイ動物と言えば象でしょうよそりゃ。



Laozoo10 Laozoo08 別にだからそこに人が集まっているというわけでもなく(土曜日の昼下がりなんですが、人の写らない写真を撮るのは全然難しくない)、象もスタッフも何だかお気楽です。ちなみに←でおわかりの通り、ここでは5000Kipで象の背中に乗って短いですが周回コースを回ってもらえるようです。さすがに一人で行ってこれはちょっとやる根性がなかったので、またの機会にとっておきましたが。



それから、象のコーナーのすぐ近くには、バタフライガーデンというのもありまして、蝶の飛来に配慮した格好で草花が植えられ、確かに中型大型の蝶も結構飛び交っています。でも田舎に行ったら道端でももっとようけ飛んでたりするよな、とは思いつつなんですが。



非常に空間が多くて、動物がどこにおんねんと言いたくなるぐらいの動物園ですが、ここのポイントは一応まだありまして、その辺は次回に。




(つづく)







2011年11月 6日 (日)

[ラオスのベタな休日]ビエンチャンでドネルケバブ

日本は11月になっても暖かくて一部では夏日だったとか、バンコクの洪水防衛線はじりじりと撤退を強いられていよいよ来週は大変ではないかとか、そんなこととはあんまり関係なく連日晴天でちょっと埃っぽいビエンチャンです。特にこの時期ローカルバスの開け放しのまどというのがかなり強烈でして、こっちの人も結構マスクをして乗っている人が多いです。



Laonov01 乾期に入って、観光客の数もだいぶ増えてきました。欧米系もそうですが、中国系のツアーもだいぶ多いですね(しかし例の弾丸列車計画、国内もあちことで金が止まって工事も止まっているみたいですが、やっぱり無理がありすぎですよね)、で合間に時たま日本人、という印象です。特に中途半端な田舎に行くとその状況が顕著になります。



ビエンチャンの町中はタートルアン祭りが始まって、その周辺は老若男女で大変な人出です。そういえば、ファーグム通りにえらく明るく賑やかな場所があるなと思ったら、←のような中国的古典演劇をやってました。女優さんが独特な高音で歌うやつです。



Laonov02 Laonov03 ところで、世界三大料理といえば一般には中華料理、フランス料理、トルコ料理。中華料理は地の果てのような所にもありますし、フランス料理は旧植民地でしたから問題なくあるのですが、トルコ料理というとあるところにはあるがないところにはない。でビエンチャンにトルコ料理は、というと、あります。



セッターティラート通りとファーグム通りの間、Best Western Hotelの少し北に、Istanbulという少々ベタな名前の店がありまして(タラートサオモールのフードコート内にも店があります)、そこでドネルケバブ(フレンチフライ付き54000Kip)をいただきました(すいません、最初のナイフを入れかけたところで「あ、写真」と思い出したもので)が、なかなかにまっとうな味のケバブで、ピタも含めて十分楽しめる味です



この店の周辺はビエンチャン中心部でも最も賑わうエリアで、東洋人西洋人問わず人通りがかなりあるのですが、この店はいつ前を通っても(と言ってもたいてい夜ですが)お客さんが少なくて、営業的に大丈夫か?とつい心配になってしまうほどです。日本人の方々、トルコ大地震復興支援を兼ねて(?)、結構まともなトルコ料理店のようですので、一度お試しになってみては(って誰に言うてんねん)?







2011年10月29日 (土)

[ラオスのベタな休日]タラートサオ新新モール

いやー、今日もビエンチャンは良い天気です。バンコクのあれも空は青いわけですが、こっちは足下に水が流れているわけではありませんし。ただ土埃だけはかないませんが。



Newmall01 Newmall02 さてさて、今や両替場所によっては1円=103.5キップぐらいになって、円高もこっちにしてみりゃ悪いことばっかりではないぞという今日この頃、「ベタな休日」で時折定点観測のようにお送りしていたタラートサオの新新モール、左の写真の外観でもわかるように、だんだんと足場も取れて、完成が近づいて参りました。



横の旧タラート、それから角の新モールも従来通り営業していて、そっちはそっちでちゃんと営業しておりまして、相変わらずそれ相当に賑わっております。表側の旧市場の建物が壊された関係で、旧ビル全体が随分奥まって見えますので、ラーンサーン通りからだと消滅間近のように見えてしまいますが。



Newmall03 さて新新モールの内部、まだ旧ビルとの通路の部分とか、内装のあちこちとか、どんどこ工事続行中なんですが、おそるおそるという感じでドアを開けると中はすでに一部稼働していて、資生堂のショップとか、←こちらのSinoukのコーヒーショップなんかは営業開始しております。エスカレータは動いていましたが、フロアのサイドにあるスロープ式の動く歩道はまだ動いてませんでした。



建物中央部の(この手のモールによくある)吹き抜け、その中央部では前日、歌手を集めてのイベントとかもやっていたようです。



しかし普通なら、内外装終わらせて、テナントも揃って、でグランドオープン、となりそうなものですが、恐らくオープンしている店は3割程度での明らかな見切り開業、これってどうなんよ、と思ったりしますが。実際は工事が遅れて、契約上予定通りのタイミングで入りたかった店がとりあえず稼働できる状態になったところで入居している、ということだったりする(そもそもは2009年のSEA Gamesに合わせて開業するはずだった)わけでしょうね。かのBigCも入ることになっていて、一応案内表示はできていますが、その前にその周辺の「ベタな店舗」が新新モールを新モールに毛の生えた程度にしてしまいそうな感じも若干残っていたりします。恐らくもうじき本格オープンになるとは思いますので、その時分にもう1回チェックしてみますか。



(10/30追記)

この前の週末に約1ヶ月ぶりに中を見てきましたが、店舗の状況はほとんど変わっておらず、1階の店はまだ点在状態(奥のBCELもすぐに開店という感じではなさそう)、2階には旧モールや新モールと同じような感じのGoldsmithが並びそうな感じではあるもののまだ看板だけ、と、建物の外側がだんだんと飾り付けで賑やかになりつつあるのとは対照的に、中はまだまだです。年明けには多少ましになったりするのでしょうか。




ちなみに、エスカレータはしっかり上までしっかり稼働していて、要は上層階にある駐車場だけはそれなりに繁盛しているみたいです。って最初から駐車場ビルにするつもりじゃなかったでしょうに。









2011年9月26日 (月)

[ラオスのベタな休日]黄色くないタクシー

「ベタな」で前回登場したビエンチャンの黄色いタクシーのほかに、ビエンチャンには以前から、屋根にサインのついた、あるいはついていないのもありますが、主に20年ぐらい前のトヨタ車(だから今はなきコロナとかにも乗れる)を使ったタクシーがあり、ワッタイ空港には常時それなりの台数が待機しています。



このタクシーのシステムは、公定価格。ワッタイ空港からなら、向かう方向別に料金が決められており、その金額は普通車のタクシーならいくら、ミニバスならいくら、と1台単位で設定されています。同じホテルに2人で行っても1台の値段でシェア、しかし行き先は1台1カ所と決められていて、近所のホテルで会っても相乗りで、とはしてくれない。そこら辺はこういう体制のこういう制度です、とあきらめるしかないようです。



Aptaxi00 その「公定価格」ってどこまでがなんぼやねん、というのはよくわかっていなかったんですが、先日、空港で時間の余裕のあるときに、タクシー取り扱いカウンターの横に表が貼ってあるのを確認しました。



公定価格表といってもまさに政府の認可した文書そのままを貼り付けている、というもので、恐らく一般の旅行者はここまで見ることはほとんどないものと思われます。でもよくよく見てみると、主なホテルと、ホテル以外の目的地になる場合に、村というか庁内単位でリストされています。



票の大部分はビエンチャン市域の主なエリアをカバーするのが目的で、10ドル前後までの場所がズラーッと記載されているのでありますが、さらにもうちょっと足を延ばした地点もリストの中にはありまして、その表の最後の方には、かなり遠距離まで書いてあったりします。



Aptaxi03 一応、600ドルでAttapeu、650ドルでBokeoまで行ってくれるらしいんですが。



多分10時間ぐらいはかかると思います。いかがですか?



私だったら、同じ公共交通機関なら途中まで飛行機+バス、ですねやっぱり。しかしこれ、ホンマに行ってくれと言ったら行ってくれるんやろか。この料金なら運転手の実入りを考えても行くという人はいるんでしょうね。







2011年9月18日 (日)

[ラオスのベタな休日]黄色いタクシー

今日は朝から雨はなさそうで、そんなタイミングになるとたいていビエンチャンを離れるとき、というわけで、用があっていったんバンコクに出ることになりまして、本エントリはワッタイ空港のラウンジで打ち始め、バンコクのホテルで完了してます。



さて、それは良いとして、ビエンチャンでの交通機関というと、バスかトゥクトゥクというのが一般的なイメージで、基本的に町に流しのタクシーはまず走っておらず、必要があれば電話で呼ぶかタクシーのたまり場に行くか、ほかにタクシーというと空港ぐらいしかイメージにないですね。まあ多くの場合空港でもホテルのピックアップサービスか、関係者に送迎に来てもらうかというのが多くの人のパターンだと思いますし、ちょっと距離のある観光地とかに行こうと思うとセダンのタクシーでは不安で、自分の車がなければレンタカー(運転手つきで、ビエンチャン周辺部なら5,60ドル、距離があってオフロードもあるような所だと150~200ドルぐらいかかります)ということになるでしょうし。



Taxi01_2 そんな中、ここ1年ばかりで結構見かけるようになったのが、←の黄色いタクシー。これまで「何年ものやねん」という感じの年季の入った中古日本車(その点で言うと、日本車の優秀さを見せてくれているのかも知れませんが)のうちどれに当たるか、というのが空港ぐらいでしか乗らないタクシーの基本形だったわけですが、これが出てきて急に「タクシーらしいタクシー」になっったわけです(まあ旧型もまだまだ走ってますが。それに空港の客待ちには黄色のタクシーは入っていないので、多分その辺いろいろと役所の何だかんだとかがあるんでしょうね)。



車は中国車、と思っていたらステアリングには三菱のマーク、ガラスにも三菱のマーク、ということで、これは多分中国の東南汽車の車ですね。



Taxi02 ビエンチャンで空港タクシーということであれば、セダンタイプで市内のホテルまで7ドルの公定価格(恐らくほかの場所への移動についても公定価格があるはず)になっていて何も考える必要がなかったのですが、この種の最近のタクシーには、なんとメーターがついていまして、最初の1キロが2万キップ、その後は300mごとに2000キップ、とかいうことになっていたはずなんですが...



おっちゃん何も言わずにメーターもつけずに車を走らせ始めましたよ。そんでおもむろに、



「50,000キップでどうよ」



宿泊しているラオプラザエリアから空港までは4~5kmといったところ(そういうことでは市街地に近い空港ですね)。普通メーターを倒さないで走るタクシー=ぼったくり、というイメージがありそうですが、ここでは(多少色をつけてるかな、というぐらいはありますけど)そういうこともなく、まあ普通の値段で行ってくれてしまうのでありました。かえって拍子抜けしますね。







[ラオスのベタな休日]U-16のラオス-日本戦(追記あり)

本日は「ベタな休日」の連投になりますが、そんなにたいそうなネタではありません。



それにしてもこの雨期終盤によく降ります。今日も朝は雨、昼前から昼過ぎにかけてはやんでいましたがその後空が暗くなってきたと思ったら雷雨、それがまたやんで、ちょっとマッサージにでも、と店に入って出てきたら今度は結構強い雨。場所によっては洪水も広がっていますが、市内では雨量としてはむちゃくちゃ多いというほどではないものの、それでも道はもともと貧弱なので、かなりひどいことになります。



道がひどいと言えば、一昨年のSEA GameのときにKM16に中国様が作ったスタジアム、あんまり利用されることなくもったいない状態、しかもスタジアム前の道は大きく拡幅されたものの1年も経たずにボコボコになっていたりるすのですが、そこをメインに行われているのがAFCのU-16選手権の予選(グループF)。これは来年実施される2年に1度の本大会の予選で、アジアを東西両ブロックに分け、西の22チームを4グループに、東の17チームを3グループに分けて行われているリーグ戦の1グループでして、このグループはビエンチャンで、あとの2つは平壌とバンコクでと、いずれもグループ内の国でのセントラル方式での実施です。このグループにはそのほか韓国、ベトナム、カンボジア、台湾の計6カ国、各グループ2位までと、東西各ブロックで最も好成績の3猪国、という計16チームが本大会出場というシステムになっています。



日本はここまで、台湾に4-0で勝ちましたが韓国に2-4で敗戦、ラオスはカンボジア、ベトナム(実は韓国と引き分けている)にそれぞれ無失点で快勝していて、一応形の上でこの試合の前では「首位」だったんですね。



雨の中、しかも今日は前に1試合やっているという状態のよろしくないピッチでのこの試合、当地では国営テレビで生中継していましたが、無論展開は一方的に日本が攻め続けながら前半はラオスのDFもよく粘って前半は1-0と大健闘、さすがに後半は足も止まって、GKの弱さもちょっと出てしまって連続失点となり、結果は6-0でしたが、それでもこの試合を見ている限り、こうした年代では、ラオスもアジアの第2グループを目指そうか、というぐらいの力はありそうです。最終的に日本と韓国が勝ち上がるのは間違いないところですが、ラオスも、次の韓国戦で粘って、ベトナムみたいに引き分けを取るなんてことができれば、台湾に勝って3位のベストで本大会出場、という可能性はまだありますからね。頑張って欲しいものです。




(9/23追記)
結局その後、ラオスは韓国と何とスコアレスドロー、日本がカンボジア、ベトナムと(必ずしも楽にではないみたいですが)きっちり勝って、最終戦にラオスが台湾を下して、Best of 3rd placeで東アジアサイドの勝ち上がりとなりました。まだ一部グループは試合が始まっていなかったりしますが、ともかく会場は出場国の中から選定されるんだそうですね。ベスト4に残ればU-17 World Cupに出場、ということになります。過去2回、日本は決勝進出を逃していますが、今回はぜひ。







2011年9月17日 (土)

「ラオスのベタな休日]想像できないショッピングモール

数日エントリしていませんでしたが、ただいまビエンチャンです。



昨日はタイのインラック新首相がビエンチャンに来ていたようで、市内の主要な場所には両国国旗が掲げられていましたし、辻ごとの警備の数も結構なものでありました。ラオプラザで国会主催による晩餐会も開かれていたようなんですが、あいにく生で見かけることはできませんでした。



さて、そんなビエンチャンなんですが、そろそろ雨期も終わりが見えてくるはずのこの時期、というところでありながら、毎日雨が続いておりまして、特に朝は連日雨、昼間に少しやんで晴れ間がのぞいても、夜になるとまた雨、というパターンになっています。ビエンチャンのちょっと北の保田は洪水で国道が冠水していたりとか、タイ側でも結構洪水に悩まされているエリアはあるみたいです。多分あとひと月ほどで乾季になるはずですけど。



Regalmegamall それはともかくとして、今日の新聞に載っていたでかい広告がありまして、それは何かというと←のショッピングモール、Regal Mega Mall City であります。



シンガポールと台湾の合弁企業が開発に乗り出しているそうですが、現在建設中でまもなくオープンと言われている新々タラーソサオモールに真っ向から勝負を挑もうとするようなこの建物、場所はワッタイ空港から西へ入ったSikhottabong Dist.で、商業施設の面積は12万平米。今年中に着工して、オープンは2014年の予定なんだとか。施設についてはどうやら証券化して、平米単位で投資を募るようです。新聞広告には、最初の500名には半額で販売(平米当たり23.2MKip)となっていまして、そう言われるとちょっと高いような気もしてくるんですが。賃料収入でちゃんとペイするんでしょうか。



それにしても、完成イメージ図が、どこから見てもビエンチャンをイメージさせてくれない(モールの前の道とか、背景とか、「それはなんぼなんでもあらへんやろ」と突っ込まざるを得ない状況になっております。さらにイメージ図では、Regalはもちろん、Gucciをはじめブランドショップ、マクドやKFC、Tesco当たりのスーパーなんかが出店するかのように書かれているんですが、それがワッタイ空港周辺の雰囲気と相当にかけ離れていますので、ほんまかいなという度合いが減ることはないわけであります。



一応3年後には、ビエンチャンにもこういうところでしばしば買い物をする中間層がもっと増えている、というマーケティングなんでしょうし、今でも相当の人が土日にはビエンチャンからウドンタニへ買い物に行っている現状から見て、その人たちの足をここで止めてしまえれば結構勝ち目はあるという算段をしているんでしょうけどね。











2011年7月30日 (土)

[バンコクのベタな平日]フカヒレが安い

さてさて、カテゴリ的には「ラオスの」に入ってしまいましたが、BBRさんは今週後半はバンコクです。



まあその、いろいろと仕事関係あってこちらにいるわけですが、また週末からはちょっとの間ラオス、でまたバンコクと、むやみにパスポートのハンコばかり増えるパターンになりそうです。



そんなバンコクも、夏休みの日本人客が冷房のしっかり入った場所を求めて押し寄せている、というわけではないでしょうが、さすがにシーズン的に人が多くなっております。道もかなり渋滞していますし、流しのタクシーも結構捕まえにくい状態です。



Fin02 本日は、宿泊してrrr@@@いるAsokのホテルからBTSで2駅、日本人の多いThong Loエリア、駅から北へ5,6分歩いたところにある、雰囲気はいかにも大衆中華っぽい陳さんのお店です。ちなみに途中にPeugeotのディーラーがあり、日本には入っていない207Sedan が展示されていたりします。207系列、というよりは、その見た目は明らかに206Plusをセダン化したもので、値段も100万バーツを大きく切ってきています。アジア等新興国向け戦略車ですね。特に中国人はセダン好きですし。



Fin01 とまあそれはさておき、この店は「ふかひれの店」を謳っているだけあって、フカヒレが手軽なお値段で味わえる、というので有名になっていたりします。実際に味もまずまずです。

その他普通の中華系や点心や、タイっぽい海老のすり身揚げとかも結構美味しかったりもしまして(厨房は店の奥ではなく、店頭にある)、シンハーとかもそこそこ呑んで、それで2000円でおつりが来るというのがリーズナブルでいいですよ(なお、周辺には日本人対象の普通の店から怪しげな店から怪しい店まで各種あるみたいです。ご利用は自己責任で。





2011年7月 9日 (土)

[ラオスのベタな休日]ちょっと地味な世界遺産(その2)

(前回 のつづきです)



このエントリを書いているのは土曜日ですが、月曜から金曜までは雨季と言うには似つかわしくない暑い晴天続きでした。それが今日の未明から、休みの朝に眠るなと言わんばかりの結構な雷雨でして。



で、ここで雷雨といえばつき物なのが停電。送電線、配電線のネットワークが根本的に弱いのでちょっとしたことで止まります。電力公社の本社ビルでも例外なしに停電します(バックアップの自家発電を持っているのはラオプラザとかの高級ホテルなどごく一部のビルだけですね)。電力輸出で発展を目指しているラオスですが、国内の電力供給もまだまだ課題が多い状態ですから、ちゃんとした供給力があるのに政治的に電力不足が引き起こされようとしている大阪の状況なんぞは、理解してもらえそうにありません。




Banchiang10 それはともかくバーンチアンです。トゥクトゥクに乗ってやってきたまだ真新しい雰囲気の博物館、広い庭にもここのシンボルというべき土器が多数あしらわれています。



入館料はちょっと高めの150THB。受付で100バーツ札を2枚出すと、おねいさんがちょっとびっくりした様子で、「あ、外国人やったん」とつぶやき、英語の案内とウドンタニのガイドマップを渡してくれました。実はタイ人料金は30THBでありまして、根が正直なばっかりにまったく。



館内は一応撮影禁止になっております。しかしほとんど守っている者などおらず、展示されている土器やらなにやらの前で記念写真バシャバシャ状態の若者、なんてのは普通であったりします。一応健全な当ブログではそのあたり自主規制しておりますが、出土品はかなりの部分が2000~2500年前のもの、土器(古いものは赤い縞々ではなく、もっと地味)だけではなく、当時の生活ぶりなどもある程度再現したり、一部の出土した人骨も展示しています。昔の人も歯では苦労していたり、とか。



Banchiang11 Banchiang12 一通り博物館を見て約1時間。昼時だったので前の食堂でまあ普通の味のカオパットを食べて、さらにトゥクトゥクで博物館から5分ばかり。ワット・ポーシーナイというお寺に着きます。お寺の境内に、いくつかある発掘場所の一つがあり、土器や人骨が出土時の状態で保存、公開されています。それでもなんというか、雰囲気的には小ぢんまりした感じで、ユネスコの看板がなければこれはホンマに世界遺産なんか?というところ。



Banchiang13 Banchiang16 中には暇そうな係員が一人(表示では博物館と共通の料金となっているようですがちゃんとチェックはしていなさそう。募金箱はありますのでまあ適宜)、見て回っている間、中にいたのは私一人。土曜日の昼下がりにしては随分と寂しいものです。「写真は自由に撮っていいわよ」と言われましても、要するに発掘現場をほぼそのまま保存している、という状況なもので、なるほど土器は棺として、または副葬品として置かれていた様子がわかりますが、そう変わったものが撮れるというわけでもなく。



確かに東南アジアの先史時代の遺跡として貴重(ただわれわれの感覚からすると拍子抜けするぐらいに普通に日常生活的環境のところにあるわけですが)な遺産であると思われるのですが、いささか辺鄙なところにあるのと、やはりアユタヤやスコータイのような王朝とか何とかのロマンをかきたてるような建造物は皆無ですし、そういった意味では極めて地味ですよね。かといって、いみじくも国王がおっしゃったように、これをバンコクに持って行ってもダメでしょうし。ここをどう開発するといっても限界があるでしょうし。



Banchiang17 というわけで、人影まばらな週末の世界遺産をあとにして、同じ道を国道まで。ちょうどいいタイミングで停車していたウドンタニ行きのバスに横付けしてもらい、帰りのバスは冷房車でしたが値段は同じ40THB。また着いたターミナル(ここで急にすごいにわか雨になった)の5番の窓口で(英語表示はありません。発車時刻がビエンチャンとまったく同じですので、そこに注目すれば乗り場はわかるはず)切符を買い、あとはビエンチャンに戻るだけ。




あ、ちょっと前に予告めいたことまでしていましたが、今回の主要な目的と考えていた「ウドンタニにうどんはあるか」第2弾、結果は残念ながら、バスターミナルの近くにあった美味しくなさそうな日本食屋の「相撲」というベタな名前の店が消滅していてまたも不発。一応他にも日本食屋はあるようですが、ともかくこの件はまたの機会に(といちいち引っ張るような話とも思えんが)。




(この項終わり)







2011年7月 4日 (月)

[ラオスのベタな休日]ちょっと地味な世界遺産(その1)

というわけで、「ベタな休日」です(今回は実際のところ「ラオスの」ではないが)。本日、昼間は雨季の中休みでビエンチャンは晴れたり曇ったり、そうむちゃくちゃ暑いわけでもなく、という状況でしたが、夕方になって南の方から随分と黒い雲が上がってきまして、これはまた来そうかな、と思ったら肩透かしだった、とまあそんな感じです。



Banchiang01 Banchiang02 以前も書きましたがラオスのビザなし滞在期間は到着日を合わせて15日間。今回は来週初めまでいる予定なので日数オーバーになってしまう、というわけで昨日、朝から雨の中国際バスにて出国してきました。いつものタラートサオのバスターミナル、目指すは8時のウドンタニ行き第1便です。



Banchiang03 このバスは同じターミナルから4路線ある国際バスの中でも最も手ごろでそれなりの都会に出られますし他への接続にも便利だしと、何かと条件が揃っているためか人気があり、特に朝の第1便は発券が始まる前から(ちょっと他では考えられないほど呑気ですが)窓口にパスポートやボーダーパスを積み上げての順番待ち状態になります。この日は窓口が6:45ごろに開きましたが、その時点で20人ほどが並んでいました。



現在のウドンタニまでの運賃は22000Kip(80THB)、ただし土日・平日の時間外に運行される便は時間外手数料を加算して24000Kip(85THB)です。窓口のおねいさんは手際がいいですから、受付が始まるとサササッと発券してくれます。



さて、前回 と同様のちょっとグレードの下がった車体(でも冷房はガンガンに効いていてかなり寒い。TGの飛行機に乗るときと同様、上に1枚羽織るものを用意しておくほうがいいですね。で、座席指定の定員乗車のはずだと思っていたバスは発車間際になって通路に椅子が並べられてゾロゾロと10人近くが追加で乗ってきてました。ええんかいなそれで。



途中は前にも 書いたことがあるので適当に端折りますが、やはり土曜の朝は友好橋のイミグレは人も車も多くて通過するのに時間がかかります。乗客が出国手続きを終えて手数料(やっぱり往復各9000Kipというのは実際大した額ではないけれども「取られすぎ感」があります)を払って、まだバスは渋滞の中、という感じ。ともかく橋を渡ってノンカイ側のイミグレをさくっと通過して、2号線に入って結局10:30ごろにウドンタニのTerminal1に到着です。



Banchiang04 今回も、ウドンタニにただ行くだけでは面白くないというわけで、ネタになりそうな場所をまず目指そうと思っておりましたらちょうどおあつらえ向きの場所がウドンタニ県の東の端にありまして、市内から東に50kmちょっと行った所にあるバーンチアン遺跡という世界遺産(カタカナでの表記はいろいろあるみたいですが、英語表記ならBan Chiang)。独特の彩色を施した土器で知られている地域ですが、1960年代にそこに3000年から5000年前の農耕集落が発掘されて世界的な発見と当時言われた(その後の調査ではどうやら2500年前ぐらいのは確かに出ているようだが...というもののようなんですが)遺跡であります。これは一度は行ってみなければ。



で、各種情報から、ウドンタニの国際バスが着くのと同じターミナルから、本数も結構出ているサコンナコン行き(ナコンパノム、ブンカンと、22号線を東に走って行く路線バスならどれでも通りますが)のバスに乗ればいい、というところまで把握して、降りてみるとその向かいに、サコンナコン行きとおぼしきバスが並んで停車しています。乗り場のおっちゃんに、「このバス、バーンチアンに停まるんか?」と予習したてのタイ語で尋ねると、「今出るところやからすぐ乗れ」と。というわけで早速、途中の写真も撮る間もなく↑のバスに乗車です。エアコンなしですがこの日は比較的涼しかったので外の風を受けるのがちょうどいいぐらいです(雨季というのは雨さえ降らなければまずまず快適なときも多いのです)。中ではおばちゃんが切符を切っていて、バーンチアンまでは40THB。約50km乗って100円そこそこですからまあ安いもんでしょう。



市街地を抜けるまでに随分時間がかかり(さらにバスはバスターミナルを出てちょっといった中心市街地っぽい場所で20分ほど停車していた)、道路の整備状況以外はラオスと大差ないようなイサーンの農村風景が広がり始めてしばらくすると「ようこそ世界遺産バーンチアンへ」みたいな横断幕のかかった広い道を左に分けるのですがバスはそれを無視してさらに3分ばかり。運転手が「バーンチアンやったらここやで」とバスを停めてくれた左側のいかにも田舎へ入っていく感じの道の入り口には、これまたいかにもそこを目指す人のために待っている風情のトゥクトゥクが3台。ネット上の先人の旅行記とほぼ同じ光景が展開していました。そこに一人だけ降りてきた私に、恐らくこういう感じでやってくる個人旅行者を扱いなれているであろう彼らの手際の良い誘導で、またしても途中の写真を撮る暇もないようなスムーズな展開です。



Banchiang05 Banchiang06 恐らく順番は決めてあるのでしょう、手前に止めていたおっちゃんの車に乗り込みます。言い値は往復で200THB、値切ろうかなとも思いましたが、現地の待たせ賃とチップを考えればそれほど大差はないかと思い直し、発進してもらいます。それにしても、世界遺産の最寄バス停にしてはなかなかにしょぼい(というか一見したところ何もない)ポイントですし、確かに車やツアーバスで行く人が多いかも知れないけれど、乗り継ぎの貧弱さ(トゥクトゥク3台で回せるというか、それ以上いると各自が商売にならないということなんですよね)は「単に国道から村への入口」というだけではないのかここは、という思いを抱かせるに十分な雰囲気を漂わせているのであります。そんな思いをよそに、トゥクトゥクは多少アップダウンのある道を、まだ田植えをしているところもある若い田んぼを横目にのんびりと走っていきます。



Banchiang07 そして約15分、それはまさに「農村にちょっとしたものが降って湧いてきた」という感じの、農村の環境整備には随分貢献したと思しき、でもこの村の雰囲気にはどうも不似合いに立派過ぎる博物館が、目の前に現れたのですが、ちょっと長くなってきたので、例によって前振りだけで次回 に続きます。




(この項つづく)







2011年6月 6日 (月)

[ラオスのベタな休日]タートルアンに入ってみる

「ベタな平日」「ベタな休日」を当ブログ内で標榜している私ではございますが、かといってラオスに関わりだして3年近く、もはやいくらなんでもベタ過ぎてここにはどうも、と自らバリアを張ってしまうケースがあるのは事実でして、その典型といえばやはりタートルアン。はっきり言って、ラオスといえば、ビエンチャンといえば、という象徴的建造物でありながら、わざわざ中に入って何をする、というわけで、たまたま麻にすぐ近くまで行くことがあったついでに、オープン直後のタートルアンを覗いてみました。



Thatluang09 Thatluang01 タートルアンへはナンプやラオプラザあたりから歩くと小一時間かかります。普通は20000Kip払ってってトゥクトゥクですね。



タートルアンの姿自体は、そこに行けば塀の外からも見ることができます。したがって、そこまで来ればもういいでしょ、と普通はなるわけです。しかし塀の中にはそれだけの何かがあるのでは?と思ってしまうのも人情というものでしょう。というわけで、開門の朝8時に前で待っていると、なかなか開かない。結局8時10分にようやく扉が開きました。入場料は外国人は5000Kip。パトゥーサイが3000Kipであるのと比べると微妙な気もしますが、まあそれはいいとしておきますか。



Thatluang02 Thatluang05 中に入るとまず目の前ににこやかな仏像がおられまして、さっそく入り口左で線香とロウソクと花一輪をもらいます(横に募金箱がありますので、適宜、志を入れておきましょう)。



タートルアンの心とはまずはこういうところかと思いつつ、手を合わせます



ちょうど塀の裏側になるところが回廊になっており、ストゥーパの周りをぐるりと一周できるようになっています。門とその反対側、さらに左右90度の位置には仏像などがしつらえられてあります。




Thatluang03 Thatluang06 そして、これも中に入るまで知りませんでしたが、タートルアンの3層構造になっている構造物の2段目までは、誰でも上がれるようになっているんですね。別に上がったから何があるというわけでもないようですが、違う高さ、違う方向からこれを見ているのもなんとなく楽しいものです。





Thatluang07 Thatluang08 さて一方、回廊の門から両側には、破壊されたあとのある大きな仏頭や、大小の像、それに意思の断片が特段の説明なく置かれています。タートルアンは伝承では2000年ほど前に作られたことになっているようですが、今の形になったのは16世紀のセッターティラート王の時代、その後19世紀にいったん破壊を受けて、その後今ある姿になったようです。今でもこの南北両側には立派なお寺が構えられていますが、かつては四方を囲む形であったとか。これらの遺物も、そうしたこの地の歴史を語るものなのでしょうね。



というわけで、ほとんど人影のない朝のタートルアンをぐるっと一周50円、まあこんなもんでしょうね。ここが12月のタートルアン祭りでは人手埋め尽くされるということなのですが、普段の時にはちょっと想像できないほど、のんびりした場所です。








2011年5月28日 (土)

[ラオスのベタな休日]タム・コンローを目指そう(その4)

こちら の続きです)



Tkl121 Tkl122 さて、前回は洞窟に入り込んで唯一ちゃんとした鍾乳洞エリアを歩いていた、というところまでお送りいたしましたが、そこにいるのは大体10分か15分ぐらい。一通りコースを回ると、一方通行で若干上流に当たるところまでボートが回ってきています。



だいたいこういう所に上がるにもスタート地点からのボートからの乗り降りとか、足元は結構濡れるのでありますが、ここでボートに乗り込むには、川に入ってその先に止まっている所まで行かないといけません。



Tkl123ここから先の状況から見ても、タム・コンローを訪れる人のためのスタイルとしては、ひざ上程度のショートパンツ推奨、サンダル(ビーチサンダルではなく、アウトドア用スポーツサンダルが良いでしょう)、それに結構ひんやりして、上から水滴が落ちてくることも多いですから、時期によって気になる方は上に何か対応できるものがあった方が良いかも。ただしボート上ではライフジャケットを着ていますので、そんなに寒くは感じないものと思います。問題は、水深はせいぜい30cmほどの所ですが、こういう川の中とかを歩いていてうっかり転ぶとやばいということで。慌てず騒がず、とにかく注意していただきたいですね。



Tkl124_2 Tkl125_2 ボートはその後しばらく暗闇の中を進んでいきます。雨期の直前ということで水量が余り多くないということがあるのでしょう。途中浅瀬に引っかかること2度3度、その時には客は降りて川を歩き、舟は押して進む、という格好になります。そんなこんなで約30分、すぐ向こうにようやく出口の明かりが見えかけてきた頃に、右写真のような小さな急流がありまして、ここもさすがに乗ったままでは通過できずと。そしてまた乗り直してようやく、洞窟トンネルの出口です。



Tkl126 Tkl129 しばらくぶりの外界は光がまぶしく感じられたりしまして、静かな川の流れを、のんびり泳ぐ水鳥の親子や、ゆったり水浴び中で顔と角だけがのぞいている水牛なんかを眺めて5分ほど進むと、ボートの終点、Ban Natanに到着(船着場は村の入口であって、実際の集落はさらに2kmほど奥の方にあるようです。観光客目当てに村でホームステイなんかもやっているようですので、本格的にラオスの田舎を楽しみたい方にはそれもよろしいかと)となります。ここからもとの場所へ引き返すわけですが、その前に川岸でしばし休憩です。



Tkl128 Tkl130 着いたところはまさに田舎の極致のような、特に何もない山あいの村、という雰囲気。日差しも少し傾き始めましたがやっぱり暑いなか、客の喉を潤すビアラオや何やらを売る売店が2箇所、微妙に離れた位置で営業しています。手前側の店の方がおっちゃんの愛想が良く商売上手っぽいんですが、時間帯のせいもあってか、クーラーボックスで水に浸かっているビールを含め飲み物はほぼ常温。もう一方の店の方が(流行っていないせいか)まだ氷が残っていたらしい。ともかく田舎価格か観光地価格か、値段はおおよそ2割高程度。ビアラオをグラスで、と思う方もいらっしゃるでしょうが、なかなか見事な汚れっぷりをなさってますので、多分瓶ビールもラッパ飲みが適切ではないかと。



さて、上の売店の写真、屋根の所をよーく見てみますと、何か黒いのが見当たりませんか?




Tkl131 Tkl134 屋根の上に←こんな感じでちっこいネコが1匹寝そべっておりまして、我々のボートの後にも何組かやって来て結構賑やかな状況になっていたのですが、肉球をもそもそして遊んでいたらいつの間にか寝ちゃってました。下から風も抜けて、結構気持ちいいのかも知れませんね。でも、あんまり目方が重くなってしまうと、この弱そうな屋根は突き抜けてしまいそうです。



Tkl132 Tkl135 なんだかんだで小一時間の休憩の後、ボートはスタート地点へ向け引き返していきます。帰りは川を下る方向ですし、浅瀬でもストップしにくくなります。また鍾乳洞での停止もありませんから、ほぼ帰るだけ。約40分で船着場に戻ってきます。戻ってきたのはもう5時頃でしたが、まだこれから洞窟を遡上していくボートが次々と出ていました。この辺で宿泊する人達は、日没頃までかけて往復しているんですね。



Tkl136 Tkl138 というわけで、光と岩の加減が何とも美しいスタート地点です。夕方なんですがなかなか暑い。



ソンテウが待っててくれていますが同乗するはずの人達がどうやら川でまだ遊んでいる様子。乗船受付をしている横には軽食ぐらいならとれる売店があり、そこでビアラオ(ここのはちゃんと冷えている)呑みつつひと休みです。



Tkl139 Tkl140 結局ソンテウがNahinまで戻ってきたときにはほぼ日も暮れかけていました。この村にはレストランと呼んでいい店も若干はありまして、バス停から少し東側にある←こちらでいただいた豚肉のグリルは美味しかったですよ。一応英語も通じますし、タムマークフンも味の調節はしてくれます。



Tkl203 Tkl204 翌朝、出発時刻がよくわからなかったので、バス停裏のマーケットで揚げパンと甘ーいコーヒーをいただきつつ待っていますと、Lak20から←こういうヒュンダイバスが到着、ちょうど7時半に出発しました(恐らく朝のうちにビエンチャン直行便がもう1本ぐらいはあると思いますが)。これで一気にビエンチャン、と思ったら、タムコンローに向かう分岐の所で急にUターン。何じゃと思ったらNahinに引き返し、乗る予定だったと思われる客を積んで再び発車。まあこういうことはよくあるものです。特に長距離便では。



Tkl205 Tkl207 途中、やはり売店休憩とか、売り子(といってもおばちゃんですが)が乗り込んでくるエリアとかがあったりするわけですが、とりあえず、Pakkading付近でストップしたお店で買った砂ずり焼(5、6個竹の棒で挟んで焼いてある)は、焼き加減も良く、カオニャオにピッタリで安くて美味しかった、ということだけ付け加えておいてと。ビエンチャンのバスターミナルには1時過ぎに到着。すると上右の写真のソンテウが市内への客を拾いに寄ってきます。運賃は10000Kip。びっしり満員で運ばれることになりますが、便利はいいです。




(この項おわり)







2011年5月22日 (日)

[ラオスのベタな休日]タム・コンローを目指そう(その3)

(前回 の続きです。ようやく現場に足を踏み入れます。)



Tkl115_2Tkl116_2とまあ、そんなこんなでタム・コンローの入口が見える場所までたどり着いたのが14時過ぎ(ソンテウで途中小さい村に立ち寄って荷物積み下ろしたりしてたしね)。川が広がって向こうに洞窟の入口(出口?)とおぼしきものが口を開けているのがわかる場所にやってきました。そこらへんでは恐らく近所の子らと思われる子どもが水遊び中です。山あいという雰囲気の場所ですが、標高が上がっているわけではないので、結構暑いです。



Tkl115_1 ソンテウの終点で降ろされて、次にすることはというと、洞窟へのボートに申し込もう、ということなんですが、そこでここのシステムに関する問題が。



洞窟を行くボートは3人乗り。料金は1艘で往復100000Kip。これは人数に関わりなく定額。それに加えて乗客1人当たり5000Kipの料金が加算されることになっています。つまり、1人当たりの料金は、



3人で乗れば、115000Kip/3 = 38333Kip
2人なら、      110000Kip/2 = 55000Kip
1人なら、   105000Kip



Tkl117 Tkl118 となるわけで、1人で来ている私としても、さすがにここは相乗りで安く行っておきたいところ。そこでたまたま同じソンテウに乗っていた米国系5人家族のボートに2艘目に乗せていただき、端数は除いて38000Kipで行かせていただきました。ライフジャケットを借りて、必要だと思ったらライトを借りて(確かこれは5000Kip)、船頭さんのあとに続いて、結構天井の低い入口から、洞窟の中に入っていきます。50mぐらい入ったところにボートが待機している状態です。



ラオスではお馴染みのボートのエンジン音が鳴り出すと、いよいよ片道7.5kmの「リアル・ジャングルクルーズ」のスタート。なんですが、明るいところからいきなりなんで暗順応が、とかいうレヴェルではなくて、乗員2人の頭につけたライトと、乗客の一部が持っているライト、それに対向するボートのライト、だけしか明かりがないので、湿気でうすぼんやりした洞窟の天井(最も高いところでは100mほどあるようです)と壁の位置が何となくわかり、そして川の水の跳ねる様子が感じられるだけ、なんですよね。



しかしそれが、何だか星の見えない深い夜空の下を進んでいるような、何とも言えない雰囲気を醸し出しているのでありまして、この洞窟のスケールの大きさを感じつつ進んでいく時間というのが、実はこのツアーの大きな喜びなのではないかと思うのであります。その時間帯というのが写真に撮れない、というのはいくらか残念でありますが、「それは是非現場でみて下さいね」ということにしまして。



Tkl119 風がだんだんとひんやり感じられるようになり、ボートは動き始めて10分少々行ったところで、ヒンブン川の右岸側に止まります。そこでみんな一旦降りろ、というわけで、素直にガイド役の少年に従って石段を登っていきますと、タム・コンロー洞窟内で唯一の「ストップするだけの値打ちのあるポイント」、ライトアップされた鍾乳洞に到着です。



このエリア、鍾乳洞としてはちょっと若いのかも知れませんが、スペース的には結構広く、いかにもこの辺りは成長中、という雰囲気で石筍へ水が滴っている所とかも間近に見ることができます。



この鍾乳洞部分のルートは一方通行になっており、ボートは降りたところから若干先の所で待機しています。そこから先が、洞窟ボートツアーのさらなる楽しみなのでありまして。




(この項もう1回つづく








 

2011年5月17日 (火)

[ラオスのベタな休日]タム・コンローを目指そう(その2)

(前回 のつづきですが、まだ本編には到達しないと思います)



バスはパクサンを通過し、Nam Kadingを渡り、Viengkhamで左折して8号線に入り、徐々にワインディングの多い山道に入っていきます。一気に勾配がきつくなり、バスはローギアでゆっくり登っていくことになります。ラオス人は車に酔いやすいのか、結構しんどそうにしている人も多いですね。



Tkl202Tkl107_2   ローカルバスといえば何もない道端停車が基本のトイレ休憩など、お決まりのストップを含めて、ビエンチャンのターミナルを出てからほぼ6時間。バスはNahinに到着します。ここではバスは国道を離れ、村の中にある市場前の乗り換えターミナルに入ってくれます(ここも昼休憩を兼ねて、ということですかね.。Lak20までは2時間もかからない程度だと思いますが)。



この村は山あいにあるのですが、村の中にTheun-Hinboun発電所の会社と関連するオフィスなどがあるため、ある程度開けてきています。さらにタム・コンローへの玄関口、ということもあって、ここに宿を取る旅行者を目当てにしたゲストハウスも次々と新設されている、という状況です。ちなみに私が泊まったのは、前に一度来たことのある、上の写真の山がよく見えるゲストハウスで、広めの部屋しか空いてなくて100000Kipしましたが、まあ快適。ただ前回ここに泊まった時は朝鮮中央テレビがライヴで見られる、という何物にも変えがたいコアな魅力があったのに、今回見てみたらやってませんでした。3割ぐらい金返せ、といいう心境だったですがまあそこはこらえて、と。



Tkl108 さて、←こちらがNahinのソンテウが並ぶ「交通ターミナル」に書かれた案内です。わかりにくいですが、左上に書いてある時刻が、定期運行のタム・コンローへと向かう路線である様子。これに乗れば、現地に泊まる予定のない人も気軽に洞窟往復ツアーが楽しめるというもの。片道25000Kip、往復なら50000Kip。タイミングを外して1台チャーターのパターンになるとこの数倍払わないといけなくなりますので、こういう便の存在は貴重なのであります。



結局12時にバスが着いて、ゲストハウスにチェックインして、そこらのお店でフーを食べて、歯を磨いたりしているとちょうどゲストハウスの前にさっき話をしていたソンテウがやってきまして、すでに地元の人と荷物を載せてかなり混んでいる荷台に乗り込みます(こういうタイミングだからビエンチャンは6時のバスで出るのがお奨めなのであります。



Tkl112 Tkl110 コンローまでの村を結ぶ役割も持っているこのソンテウ、いかにもという車体ですが、私が乗ったあとさらに米国人の5人家族を別のゲストハウスから乗せ、ほぼこれが限界、という状況で走り出します。8号線を2kmほど戻り、南への分岐をとると、そこからは2009年に日本の援助で整備された舗装道路が一気にタム・コンローへと導いてくれます。といってもそこから約40km、片道1時間ほどかかりますが。



Tkl109 Tkl113 車は田舎道を風とともにどんどん進んでいきます。天気も良かったのでなおさら気分も良かったですが、広い空をだんだん狭めていくように、石灰岩の岩山が少しずつ迫ってくると、目的地が近づいてきたなと思うわけで。ちなみに、有名なサーラーヒンブンとか、サーラーコンローとかのアウトドア系リゾートゲストハウスはこの道の途中のちょっと外れた川沿いにあるようです。



Tkl114 いよいよいかにもな手動ゲートが現れ公園エリアに入ります、が、そこを抜けたところで車は一旦停止。何かと思えば係員がやってきて、ここで公園区域への入園料を払えと。それがまた何とも微妙な2000Kip。バンビエンとかなら水遊びするだけで洞窟には入らなくても10000Kipとかいうエリアも多いので良心的と言えなくもないですがね。ともかく一人一人料金を払うと、ソンテウは車止めの横をすり抜けて、川を望むすぐそこのところまで入ってくれます。タム・コンローはすぐそこです。




(この項つづく







2011年5月14日 (土)

[ラオスのベタな休日]タム・コンローを目指そう(その1)

さて、久しぶりに「ベタな休日」編です。ラオスで土日をクルマなしで過ごすとすると結構面倒なのは、行きたいところはいろいろあっても飛行機が毎日飛んでいるところが少ないのと、地上交通も結局バスに頼ることになるのでどうしても時間がかかる(中国様が雲南省から5年間ぐらいで高速鉄道を通そうとしていますが、それに特に乗りたいわけでは...)、でもまあ、気合を入れて早起きすれば、まあ行ける場所も増えてくる、というわけで。



今回目指すのは、カムアン県の北の端、某歩き方では現行版で本格的に触れるようになったものと思われるKonglor Cave、タム・コンローです(ラオス語で「Tam」が洞窟の意味ですから、「タム・コンロー洞窟」といのはちょっとハズレなんですよね)。川の流れが作った全長7.5kmの巨大洞窟だとか。これはちょっと苦労しても行ってみなければ。



Tkl101 Tkl102 というわけで、朝5時過ぎに宿を出て、暗いうちから用意しているトゥクトゥクに乗ります。目指すは南向きのバスターミナル。13号南線を中心部から8kmほど走った所にあります。どうしても早朝とかだと幾分ふっかけられるのは仕方のないところです。6,7万は覚悟する必要があります。



こちらはVientiane Bus Terminalというのが正式名称だそうで、ラオスの南方面へ、それからヴェトナム各地へのバスが発着しています。ずらっと並んだ車両は、一応整列の縄張りみたいなものがあるようですね。ただどこ行きは何番乗り場とか、そういった区分は特になく、ローカルバスはチケット販売もなく車内で運賃を支払う形態なので、要はよう見て乗れよ、ということである様子。



Tkl103 Tkl104 で、←こちらが、2011年5月7日現在の、ビエンチャン・バスターミナルの時刻表と運賃です。最近の燃油代の高騰により、バスの運賃も結構値上がりしています。VIPバス用の窓口は、この時刻表の下と反対側に並んでいます。それにしても、4時台から発車しているのもあるようで。



Tkl105 なお、←こちらは同じバスターミナルから出ている、ベトナム行きの国際バスの時刻です。こちらは国境越えの関係から、発券が必須になります。ちなみに私は、さすがに陸路でベトナム、とまでの根性は今のところはありませんので、あくまで皆様のご参考に、ということです。



ベトナム方面へのバスは、さすがに新し目のちゃんとした車両ですね。



で、私が向かう先というのは、県で言うとカムアンなんですが、Thakhekまで行ってしまうと行き過ぎで、ずっと手前のViengkhamから8号線に入っていくLak20(ラックサーオ)行きに乗る必要があります。あとで出てくる接続の関係から、その日のうちに洞窟に行くのであれば、5時とは言いませんが、6時のバスに乗っておくべきでしょう。それで最寄の村はBan Nahin、そこからソンテウに乗換えとなります。Lak20行きの直行バスに乗れなくても、Viengkhamは8号線へのトランジットポイントとして、ソンテウとかが待っている場所ですので、交通機関の心配はそれほどありませんが。



Tkl106 さて、ターミナルの中に入って、待っていた6時のバスというのが←これ。すでに屋根と車内後部にかなりの荷物を積み込んでいましたが、北方面行きのローカルバス(JICAバス。ちなみに近々日本から公共交通用に数十台のバスが提供されるようです)よりは新しいHyundaiのバス。エアコンは作動しませんが、一応シートはリクライニングしますし、車内それほど混んでいないので悪くはありません。Lak20までは85000Kip,そしてその手前のNahinまでは80000Kipとのこと。しかし帰りは70000Kipだった。やられたか。



ともかく予想外にバスは6時きっかりにターミナルを出て、これはまさかの定時運行か?と思いきや、13号線に出たまさにすぐそこのお店の前で停車。30分経ってようやく出発したのでありました。




(この項つづく







2011年3月 7日 (月)

[ラオスのベタな休日]ローカルバスも値上がりしてる

こんばんは。「ベタな休日」と言っても今回はバタバタしていてあんんまり休日らしい状況になっていないのですが、ともかく、昨年の雨季直前以来のローカルバス情報のアップデートでもと。



Vte030504 まずはこちら、ノンカイ、ウドンタニへの国際バス。相変わらずウドンタニ行きの1便は早くから満席になりますが、こちらの運賃がそれぞれ2000Kipずつ上がっています。少し前から友好橋での時間外のイミグレ手数料が大きく跳ね上がっていますので、あわせると麺1杯分ぐらいは高くなっていますね。コンケン、コラート行きもあわせて、時刻は変わっていないようでしたが。





Vte030505 Vte030506 それから、←こちらの2枚が、2011年3月5日現在の、タラートサオ発ローカルバスの時刻表です。前回のとは照らし合わせていませんのでどこがどう変わったのかとか、ちゃんとメンテされてるんかとか、そこらへんは知りません。まあ暇だったらちょっとチェックしてみますけど。



このローカルバスのほうにも、昨今の燃料費高騰の影響による値上げの波は押し寄せておりまして、例えば昨年エントリしましたThalat方面のバスも13000→15000Kipと、おおよそ10%からもうちょっとぐらい上がっていますね。



Vte030507 なお、←の写真が、一応このターミナルから運行されているらしい路線図です。一応ここから、北へはMuang Kasiまで、南はKhong、Attapeuまで行ってるようです。ターミナルにパクセまで行くローカルバスが止まっているのを見ることはあるのですが、さすがにローカルバスにだいぶ乗りなれてきた私も、これで半日揺られて南まで、というとちょっとご勘弁願おうかな、と言う気になります。路線図右側は近郊のバス路線ですが、やあり多いのはNam Ngum流域周辺へのバスで、Lak52(モン族の村。確かに人々の顔立ちとかはラオ系とは違ってちょっと日本にもいる北方系?という感じの雰囲気です。言葉が違う(本当に挨拶から違うので面食らいます。もっとも今はラオス語の共通語教育が行われてはいますが)ので、興味深いけど結構それなりにハードルも感じるかな、というところ)あたりまでは本当に大小多数のバスが出ています。



Vte030508 なお、こちらにたどり着かれた方にとっておそらく最も関心が高いであろうバンビエン行きのローカルバスですが、上の時刻表上では本数少ないんですけど、どうやら正解は←こっちであるらしく、これだともうちょっと本数が多いということになりますね。なんでこうなっているのかはよくわかりませんが、以前も紙に書いて貼り出しているほうが正解、という話はありましたので、時刻表本体を手直しするのも結構面倒くさいんでしょう。要は1日8本、それに8:00のKasi行きもあります。それから、運賃は以前は30000Kipだったんですが、現在は40000Kipに上がっているようです。ここだけえらい値上げ率が大きいような。



Vte030601 それから、バスターミナルにいるといやでも目に付くのが←こちらの中国製電気バス。これは周辺数キロ圏内をトロトロと走る、ほとんどカートのような車(10人も座れない)で、運賃がたったの1500Kipということもあってr利用者は結構いるのかと思いきや、バスターミナルにはたくさん止まっているが稼動しているところはそんなによくは見かけない、というもの。私も別に強いて乗ろうという気合が起こる代物でもないし、とスルーしておりますが、この車、果たして何年持つのか、そこらへんは多分メーカーも検証なんかはしていないと思いますので、メンテかなわず退役する車がどのぐらい出てくるのか、多少興味はあります。



Vte030501 Vte030502 ちなみに、毎度おなじみタラートサオモールのPhase IIと呼ばれる新ビルの建設は、かなり外装の形ができてきました。いわゆる新モールが実は内部はベタな商業ビルになっているのに対し、新々ビルのほうはオフィス部分とかもあるんでしょうか。幾分小じゃれた雰囲気も漂わせているような気がしないでもないような。ちょうど真ん中に挟まれた旧ビルが、なんとか健気に営業継続中なのはなんだか応援したくなります。



Vte030503 ところで、その新々ビル、ビルの外側(道路側)に2階に上がれる階段がつくられ(フリースペースになるのか)、さらにそこからビル内へと、恐らくこれは屋外エスカレータ、というものが見えています。ラオスではエスカレータ自体まだまだ珍しいのですが、建物外のとなるとこれが最初でしょう。ただ、これから雨季でビチャビチャ状態になるはずで、こっちもちゃんと稼動するのか?という疑問はあるのですが。


(追記)その後、一応屋根らしきものが設置されようとしているのは確認しましたが、それでも建物のここにあるのがまともに防げるのかな、というにはいささか疑問でありますね。







2011年1月31日 (月)

[ラオスのベタな休日]ビエンチャンの爽やかな夜風

というわけで、今年2度目のビエンチャンであります。



0130dinner02 今日は珍しく、TGのビエンチャン行き夜便が時間通りに飛びました(どうもローカル国際線の宿命か、この便は30分ぐらいは頻繁に遅れるんですよね)。到着した夜のビエンチャンは、爽やかな風が吹き抜け、半袖ではちょっと寒い気温です。だいたい今の時期は、日中は30度ぐらいまで上がりますが、朝晩は17,8度程度、ほとんど雨も降らない乾いた空気で、エアコンがいらないという点では非常に楽です。これが2月の下旬にもなるとかなり日中の暑さが堪えるようになり、今から2ヶ月もするともう勘弁してください、という暑さになるのですが、でも花粉に苦しめられるよりはマシか、と個人的には思うのであります。



0130dinner01 いつものCity Innも微妙に値上げするなど、着々と物価が上がりつつあるビエンチャンでありますが、それでも夜10時ぐらいでも十分営業している点心屋は1皿5000Kip、ビアラオ呑んでラーメンで仕上げて500円ですね。



今週の「ベタな平日」はほぼビエンチャンのみで過ごすことになりそうですので、特に変わったこともなさそうなのですが、もし変わったネタでもあれば、別途エントリしたいと思います。








2010年10月10日 (日)

[ラオスのベタな休日]もう雨期も終わりですね

引き続きベタな休日をお送りしております。今回もビエンチャンで3日目、雨は降っていません。10月も半ばに近付き、雲は出ていますがもう雨期も終わり、というところですね。しばらくは、日差しはきつくて埃っぽい時期になります。日陰に入るとかなりしのぎやすくはなりますが。



Namkhong01 Namkhong02 さて、8月のベタな休日でもご紹介した気がするメコン堤防の改修工事。これは最終2013年頃までかかる工事なんですが、その状況を確認しに夕暮れ時に川沿いに行ってみますと、やや下流寄りに写真の感じで噴水となにやらモニュメントでも作りそうな雰囲気。例によってのんびりとやっておられますが、次にお送りするときには何ができているかお知らせできるでしょうか。



というわけで、堤防近辺は公園整備モードに入っています。ただ、たった2ヶ月で辺りのゴミが半端でないぐらいに増えているのでありますが。このあたりをビエンチャンの名所のひとつにしたいのであれば、もうちょっと考えた方がいいのではないかと。



Namkhong03 Namkhong04 さて、堤防工事の方は、雨期も終わりということでこれからどんどんと進んでいくことになりそうです。川側の段差作りもかなり上下流とも広がってきていますし、まあいい感じなんじゃないでしょうか。川の中州もだんだんと広く見えてきました。水位も下がってきているわけで、やはり雨期も終わりですね。



この川沿いといえば、堤防上にずらっと並んだメコンカフェ、というのが定番で私も随分とお世話になったものですが、恐らくこの形の堤防になってしまうとその上での屋台営業は不可能でしょう(堤防の向こう側にフローティングレストラン、というのは可能だろうが)。今でもジュース売りやクレープ売りの移動販売は堤防上を行き来していますが、固定された店舗は全く見られません。仮に公園エリアが完成したとして、その範囲内での屋台営業が復活するか、というとそれも微妙な気が。できないことはないでしょうがどうもそれは違うような。それにその公園内でわざわざ飯食いたいか?というのも正直なところでして。



Namkhong05 Namkhong06 堤防に立ち並んでいた屋台食堂は恐らく大半がこのファーグム通り沿い(南側の狭い歩道にも並んでいるが、さすがにそのゴミゴミ感の中で食事しようという気にはどうも...)に移動して営業していて、その他堤防沿いにあった射的とか子供用の移動遊園地とかは、さらに北側のクーンブーロム通り沿いにずらずらっと並んでいる状態です。公園エリアには、鶴見緑地なんかで見かけるような子供向け遊具が並んでいて、親子連れが結構他の清d寝入る様子ではありましたが、そんな町でいいのか君達は?と逆に天邪鬼的な言い方もしたくなってきたりしちゃったりしまして。



なお、上右の写真はここまでの記事とは関係なくて、川近くにあって私も何度か利用していたTAIPAN HOTELがどうやら売却されてBEST WESTERN系列に入っていたらしい、ということでして。新しいところもどんどんできてますが、いろいろと入れ替わりもあるということですね。



Namkhong07 さてさて、今回は、瓶でないと呑めないもう一つのビールです。



←こちら、ナムコンビールと言いまして、ラベルにも王冠にもボートレースで競う人たちの姿がプリントされています。ちょうど今月開催される、雨期明けを告げるボートレースの姿ですね。このビール、普通のビアラオが大瓶8000Kipで販売されているのに対して1瓶7000Kip。少々お得です(大瓶75円ですから)。製造元はLao Asia Pacific Breweryとあり、ビアラオとは違う会社組織でありますね。アルコール5%と表示されておりますが、グラスに空けた瞬間まず思うのは、



薄い。



味も良く言えば軽くて飲みやすい、悪く言えば薄くてあっさりしすぎて物足りない。まあこういう造りもないとは言いませんし、結構フルーティーな香りも楽しめるのがポイントなのかもしれませんが、私にはやはりちょっと軽すぎるのと、後味の苦味がちょっとまとわりつく感じなのが今ひとつかと。結構田舎の方では出回っている所もありまして、別にそれしかなくても呑まない、と言うほどではありませんが。









[ラオスのベタな休日]ビエンチャンで拉麺

(2011/2/2追記:1月初めと今週、この店のあたりを通りがかってみたのですが、どうも店が消滅しているっぽいです。旧正月で、という割には看板もなくなっていますので。また食べたいなと思っていただけに少々残念ですが、ともかく回想エントリということで)



ベタな休日、と言いつつ、本日は業務用の資料を整理して過ごしていたのですが、オフィスにいても腹は減る。昨日は(行った場所はまたそのうちエントリにします)結構辛いものも食べたし、ちょっとお腹に優しそうな麺類が、と思ったりしたわけです。



ラオスの普通の屋台みたいなところで食べられるのは、出来合いの乾麺を用いたフー(米の麺ですね)か、さらに出来合いのインスタント麺を用いたミーナーム、スープもどこでも同じような味で(ちゃんとした味のところもないではないですが)ありまして、ちょっと違ったものがほしい向きには結構いい所がないのであります。



Ado01 そういえばサームセンタイとその北のクーンブーロム通りから北の方にはほとんど足を向けてなかったなあ、と思い、そっちの方へ。10分ほど北に向かうと、ドンミアン通りとチャオアヌー通りの交差する南東側にあるのがタラートトンカンカーム。地元最大の生鮮品を取り扱う市場です。日曜日の昼下がりで店も半分くらいは閉まっており、もとより観光客を目的にした市場ではないので私なんぞが歩いていると完全に浮きます。まあそこら辺はいつも気にしていないのでそのまま交差点へ。するとそのすぐ南に見えるのが手書きの看板。最近ビエンチャンの特に周辺部には簡体中文の看板がやたらと目立つようになってきていますが、ここはどうもそういう世界からは少し外れているような。



Ado02 Ado03 「阿杜面館」ということですから、杜さんの麺屋、てところですかね。インパクトはある看板に、シンプルすぎるその下の店の構え。中では麺職人のおっちゃんともうひとりのおっちゃん、2人でやっているっぽい。



メニューは非常にシンプルですが、どうも店の人は英語もラオス語も怪しい。一応各テーブルには写真入りメニューもあるので、注文に不自由はないですが。で、見るからに「手打ち」感のあるメニューなんですけど、鍋はあるが麺はどこ?ととりあえず拉面の方を注文しました(削る方のもやっていて、またうまいこと鍋に投入されていくのでこの次は注文してみたいと思います)。



Ado04 するとおもむろに麺職人が麺打ち台の横の足元にある箱から生地を取り出し、軽くこねたあとはびよーんと引き伸ばして叩いてひねる、画像では見るあの流れる動きをやりだしました。そして1食分を切り取って、延ばして折りたたみ、まさに手延べ麺ができていきます。



あっという間に細い麺ができ、芥子菜のようなのと一緒に鍋で茹で始めます。と思ったらほんの1分少々で完了。あとはスープ(清湯と紅湯があるようですが、今日は清湯で)にチャーシュー、そしてネギと香菜をちょっと入れてできあがりです。



Ado05 こちらが「手工拉面」の大碗(と言ってもそんなに大盛りという訳ではない。意外に量はあるが)、15000Kip。目の前での手打ち手延べ麺、当然ストレート麺で太さはかなりまちまち。非常に舌触り歯ざわりは滑らかで、ツルッと入っていくのですが、延ばした状態のままですから1本1本は長い。一気には啜れません。しかしフワッとして麺自体の味わいもあり、それに意外と中腰ぐらいのコシもある、こういうところで食べるということを考えればなかなかお得な味ではないでしょうか。



これはまた行ってしまうかもしれません。おっちゃん2人で愛想も何もないですが。





2010年8月15日 (日)

[ラオスのベタな休日]近場の仏像遺跡を見に行く

いつものことですが、この時期は世の中お盆時期と言うことで、当ブログへのアクセスもストンと半減状態になります。そんな中で、忘れた頃にポツポツと来訪者があるのでやめられない気がしてしまう「ベタな休日」篇、本日はビエンチャンから比較的近場の仏像遺跡です。普通はバンビエンとかナムグム湖の周遊ツアーを手配する際についでに時間の余裕があったら物好きな人が寄ってみる、というぐらいの場所ですが。



それにしても、私が行動するときには、雨期であっても雨に遭わないものです。こちらに来る際は傘は持ってきませんので、もしもの雨対策と不意に寒かったりするときのために某社のウインドブレーカーを常備しているのですが、乾季の朝(田舎では寒いときも結構ある)とTGの機内(これは本当に寒い)以外では着用してません。これだけ何度も来てるのに不思議なほどです。まあそんなところで閑話休題。



Vangxang01 Vangxang02 今回もスタートはおなじみのタラートサオバスターミナル。そこから13号線を北にとり、ナムグムダム近くのThalatまで走るバスを利用します。もう少し手前のLak52というモン族中心の町(ちなみにLakはkmのこと。Lakに数字で、「ある地点から何kmのところにある村」という意味になります。ボリカムサイ県のLak20(ラックサーオ)は有名ですが、その他にも随所にこういう地名はあります)まではさらに本数が多いですが今回の目的地までは届きません(Gekko Mapでは直ぐ近くに見えるが実際はそうではない)。で、ほぼ1時間に1本のバスに乗り、そのモン族の町も通り過ぎ、有料道路の料金所(果たしてその料金を取って整備はちゃんとしているのかというと微妙だが)を過ぎ、点在する村を横目にキロポストに注目。61kmを過ぎて62kmになろうかという少し手前に、左写真の看板が(わかりにくいですが)見えます。バスに乗る際には乗務員に、「Lak62」(ラックホックシップソン)か、「ワンサン」まで行きたいんやけど、と言っておくほうが良いでしょう。そうでなければ、この看板が見えた瞬間に、ざ・たっちよろしく「ちょっと、ちょっとちょっと」と叫びましょう。ほぼ「チョーット」のトが聞こえないぐらいの発音で「停まれ」の意味になります(つうことはざ・たっちでは停まってくれないかもね)。



ともかくバスを降りて(運賃は12000Kip)、東に伸びるダートの道を進みます(この辺り、小さな村はありますがほとんど店らしい店はないので、昼時にかかるようなら食事はバスターミナルでバゲットサンドでも買っておくほうがいいでしょう)。人家が切れるといきなり何にもない田舎道に突入。分かれ道らしきものもありますが表示は何もなし。途中で合ったおばちゃんに「VangXangってこっちでええよね」と聞いてうなずいてもらったのを唯一の救いに歩を進めます。



Vangxang06 Vangxang03 初めて歩く道というのは不安なものでありまして、それも目的地までの距離もつかめていない状況ではなおのこと。ただ反対側からバイクが来たり、道端で竹を切っていたりする音が聞こえてくるのでまあ人は側にいるんだな、と認識しながらさらに歩いていくと、だんだん森が道の両脇に迫ってきます。鈴の音が近付いてきたと思ったら、10頭ほどの牛を少年が草地へと歩かせているところでした。その横をすり抜け、いよいよ道が森の中に入った、というところに、突然現れるのがまず左写真の小さな仏像。



ここまで私の足で20分少々といったところでしょうか。ともかく目を先に向けたすぐそこに、目的のVangXangの仏像遺跡があります。



Vangxang04 Vangxang05 地名でピンと来る人は来るかもしれませんが、この辺りはその昔は野生の像がかなりの数生息していたそうです。そんなところに岩場を彫って作られた(遅くとも16世紀の作と言われるそうで)仏像、大きい2体は高さ3mほど。雨期の苔むしたひな壇のようなところにお座りになっています。確かに仏像の雰囲気はインドシナ上座部仏教、という感じがしますが、お顔立ちなどは最近見かけるお寺の仏像とも異なり、何だか人間味を感じるお顔です。確かに歴史の差なのでありましょうね。



Vangxang07 風がなくてムワッと暑いのですが、汗びっしょりでもあったので倒木に腰掛けて水を飲んでいると、目の前を牛が一頭、草を食みつつゆっくりと通過し、群れの方へと歩いていきました。そのゆったりした姿が、前の仏像の時間停止の雰囲気とすごく似つかわしくて、単にそれだけの場所なのですが、なんだかいい気分になれました。



なお、この時期、この森の周辺はとにかく熱帯性の蝶が乱舞、といって良いぐらいに飛び交っています。お好きな人にはたまらないのではないかと(あ、でも足許にもいろいろといるんですが)。



あと、帰りのバスは13号線で待っていれば時々ローカルのいわゆる「JICAバス」がやってきます。込んでいることが多い上に途中乗車だとない席を無理やり作ってもらって座ることになることもおおいですが、安いし、それも経験のうちと割り切っておきましょう。ビエンチャンまでは1時間半ほどです。







2010年8月14日 (土)

[ラオスのベタな休日]ちなみに堤防工事の現況など

というわけで、ビエンチャンは夕方に入るとかなりしのぎやすくなり、多分大阪より少々涼しいと言える状態になります。湿気は多いので歩くと結構汗はかくんですが。



で、日暮れの時分にメコンの様子をちょっと撮っておきました。



Riverbank01 Riverbank02 ナンプから真っ直ぐ南へ、ファーグム通りを渡ると、そこはちょいと小奇麗っぽい公園へと整備が進んでいます。左の写真が下流方向。真ん中やや左に白く見えるのはビエンチャン随一の高層ホテル、ドーンチャンパレスです。他に高い建物がないだけに、やっぱりそれだけ随分違う感じで建っていますね。



で、その公園エリアのさらに先に、ぐんと2,3mばかり嵩上げされた堤防の姿が見えてきます。そこを歩く人も結構多いので、適当な取りつきを見つけて上がってみます。



Riverbank03 するとそこは2車線分の幅は充分にある堤防で、重機も並んでいますが(途中でローラー車が道をふさいでいて車は通行できなくなっている)一般のバイクや人や自転車もどんどん通れます。これはファーグム通りのさらに川側にもう1本[堤防道路」ができているような感じになっていますね。



堤防の高さは確かに旧来のものよりも幾分高くなっていまして、また護岸も一部はコンクリートで階段状にしつらえられているようです。工事は今が佳境、という感じに見えますが、そのため、私も何度も訪れている川沿いのいわゆる「メコンカフェ」がほとんど営業できない状態となっています。また工事が完了すれば、あるいは部分的に竣工したらそのエリアから店も入ってくることになるのでしょうが、それが実際にどのような形で復活するのか、ちょっとイメージしにくくなっていますね。この辺りの様子はかなり変わってしまうのでしょうか。



Riverbank04 なお、現在のメコンの水位は、雨期らしく確かに上がってきてはいますが、洪水の危険を感じさせるほどのところまでは来ていないようです。このところ1週間、雨が降り続いて水もだいぶ増えたらしいですけどね。川の中州は既に隠れてしまっています。もう少し激しい雨が続くようだと怪しいですが、私はどっちかと言うと晴れ男なので、そんなにむちゃくちゃは降らないでしょう。少なくとも日月は(勝手に断言)。などと言いつつ、堤防から見る南側(タイ側)の空には稲妻が何度も放たれていたのではありますが。







[ラオスのベタな休日]昼食にローカルバスで

久しぶりに「ベタな休日」です。といっても今回はそう遠出をする予定もなく用意もなく、私としては比較的おとなしくしております。



Thangone01 ラオスは雨期でありまして、前回のウドンタニ→タナレーンの時のような驚異的な暑さと言うのはありません。昨日は朝いきなりの雷で起こされ、その後しばらく停電でおいおい、と思いましたが、その後は本日の夕方まで雨は降っておらず、ホテルの窓からも青空半分雲半分、といったところ。空気は少々ウェットな感じがしますが、体感的には大阪より若干涼しいくらいかと。



とまあそんな状況のビエンチャンでちょいと昼食を、と思ったのですが、近辺の店で印象に残るところはかなり行きましたし、別にネタのためではないですが[ベタな休日」っぽい所にもちょっとは、ということもあり、まあローカルバスで気軽に行けそうな近場にちょっと出かけてみることにしました。某歩き方にも載ってる場所です。



Thangone03 毎度おなじみタラートサオのバスターミナル。いつ来ても人が多いですね。さて今回はそのVIIという乗り場で23番のバスを探します。よくある近郊型の小型バス。座席は20人ほどで一杯になります。



行き先はアルファベット表記だとThangon。カタカナだとターゴーンと書かれていますが、ちょっと発音的には微妙かと。ともかく運賃は途中で降りても終点まで行っても5000Kip。近距離ローカルバスの基本ですが、安いですね。この路線は1時間に2、3本出ていますので、目の前で出発されてもそれほどの問題はありません。例によって時刻表はいい加減ですが(私の乗ったバスも、書いてある時刻のちょうど中間ぐらいに発車した)。



Thangone04 Thangone05 年季の入ったバスはかなりヤバそうな走りをしつつ、R13SからR10を経由し約45分、終点に到着します。左の写真のキロ程表示でわかるとおり、ビエンチャン近郊の田舎町、といった風情です。



バスの終点はナムグムを渡る手前のところになっており、その直ぐ向こうには有料の橋がかかっています(歩行者、自転車はタダ)。何はともあれ渡ってみましょう。



Thangone07_2 Thangone08_2 そうすると、下流側の両岸にいやでも目立つフローティングレストランの固まり。ここはこれが有名なエリアなのであります。ちょうど時間もいい頃でしたので、左岸側で目立っていた←こちらのレストランへ。やはり1人客はほとんどいないですね。地元っぽい家族連れなんかも結構多く、結構人数多そうな店員も入れ替わり立ち代わり料理を運んで動き回っており、繁盛していそうです。



Thangone10 Thangone11 ここはフローティングレストランと言うだけあって、普通の客席も川の上に浮かんだ状態になっており、多少ですが揺れます。そして川にずらっと並んでいるのは、クルージング用のラオス版「屋形船」。さすがに一人でこれを利用するのは、というところですが、結構人気がある様子で、私が食事をしている間にも何艘かが川の真ん中に漕ぎ出していました。料理を全部積み込んでからの出港になるので、時間は少々かかるようです。船内はカラオケも完備。昼間からにぎやかにやってる船も確かにありました。



Thangone09 Thangone12 私は岸側の席で、小型の、と断って←こちらのピン・パー。
小さいサイズといっても25cmぐらいのが出てきます。要するに川魚の炭火焼き。白身の魚にレモングラスを咥えさせ、表面に結構たっぷり塩をして焼いたもの。シンプルですが、そこら辺で獲れたばかりの脂の乗った魚を食べさせてくれますので、はっきり言って激旨です。1匹丸ごとあっという間にいただきました。川魚といっても、においがどうとか気にする必要のない味わいです。



チャーハンとちょっと呑みもので60000Kip。バス代入れても安いものです。気軽に行けて、いいところです。さらにこの地点まで川をクルーズして、というパターンもあるようですので、あまり時間のない方でも1日で楽しめるのではないでしょうか。







2010年5月16日 (日)

[ラオスのベタな休日]列車で友好橋を渡ろう

というわけで、続きです。



0515laothai19 00nktl ノンカイ駅に到着。かつては市街地に駅があったそうですが現在の駅は市街地中心からトゥクトゥクで公定価格30バーツという微妙な距離。真新しい新駅の北側には、日本のキハ20とかを思わせる気動車が停車しています。もろもろの情報(タイ国鉄のウェブサイトを含む)から、ここは16:00発、と思って来てみたんですが、そこにあった最新の時刻表示はかなり変わっておりました。



0515laothai18 ←こちらが、2010年5月現在最新の、ノンカイ-タナレーン間の鉄道時刻表です。1日2往復なのは同じですが、ノンカイ発は9:00と14:45、タナレーン発は11:15と17:00になっています。ノンカイからの1本目はバンコクからの夜行に接続するでしょうから発車は遅れるかもしれません。タナレーンからの1本目は私がウドンタニから乗ってきた列車の折り返しのナコンラチャシーマー行きに接続します。そしてノンカイ2本目は私の乗ってきたローカル列車に一応接続、そしてタナレーンからの2本目はノンカイでバンコク行き寝台列車に接続するダイヤとなっています。ともかくノンカイ発917列車の時刻が早くなっているのには要注意です。これを逃すと翌日まで列車はありません(ってわざわざ待つ人もいないでしょうけど)。私が本エントリ時点で確認した限りでは、ウェブの時刻表はまだ更新されていません。駅でもらえる紙の時刻表には改正後の時刻が載っています。



0515laothai20 0515laothai21 窓口で尋ねると、タナレーン行きの切符は14:30からしか発売しないということだったので、駅の向かいの店で昼食をとり、まだ時間が中途半端にあるけれど金を使ってどこかにというほどではないのでさらに駅の向かいにあるRailway Public Libraryに。中はまさに古い客車を活用した(まだ小ぎれいな)図書館でありまして、本や雑誌を適当に読みつつ時間つぶしが可能です。天井の扇風機は使う場所のを自分でOn/Offしましょう。



0515laothai23 0515laothai22 さて14:30を少々回って、その国際列車の方で人の動きがぼちぼちと。しかしアナウンスは何にもないので、ともかく14:40に窓口で切符を購入して、パスポートを用意していると「早く来い」と係員が合図。この14:45発の列車は、基本的に定時に発車します。それもウドンタニ駅ならある鐘の音もタイ語のアナウンスもありません。前触れなく汽笛を鳴らして発車しますので注意しましょう。外国人でこの列車に乗ろうとしていたのは私ともう一人ロシア人の男性観光客でしたが、ロシア人は完全に虚をつかれて大慌てで駆け込んでいました。



0515laothai24 0515laothai25 列車の中は←こんな感じ。車内は日本のローカル気動車に似ていますが、禁煙表示を見ると日本製ではないようですね。しかし表示の下側には明らかに日本人を意識した警告が書かれているという何だか微妙なものです。前の車両はソフトな座席ですが、どっちみち15分程度の乗車ですので、座席の良し悪しにそれほどの意味があるようにも思われません。あと2年ほどでもう少し延伸、ということらしいですが、ビエンチャン市内中心部への乗り入れにはもう少しかかりそうです。



0515laothai26_2 0515laothai27_2 列車はしばらく、ノンカイののどかな光景の中をゆっくりと走ります。線路脇の小さな池では、ハスの花もぼちぼち咲き始めているようです。



で、そのうち道路が横から迫ってきまして、列車が通らないときには閉じられているフェンスを通り抜けると、道路併用の友好橋区間に入ります。



0515laothai28_2 0515laothai29 0515laothai30 線路は橋の真ん中に単線で通っておりまして、一見併用軌道のようなんですが、狭軌とは言え列車幅から見て道路の幅員があまりないため、列車が走行するときは車の通行を遮断しています。数分の間、また1日4回だから大して問題になることもないでしょうが、これがもっと本数が多かったりすると文句も出ているかもしれません。



メコンの水位はまだ低いですね。川岸はまだだいぶ堤防から離れています。



そうこうするうちにあっという間に橋を渡りきってしまいます。ラオス側でも車が列車の通過を待っておりまして、



0515laothai31 0515laothai32 列車が通り抜けるとすぐに、橋へと向かっていくのでありました。



ここまで来るともう残りは僅か。こちらも真新しいタナレーン駅に到着です。



到着したら列車の前方に暇そうなイミグレがあり、入国カードをもらって手続きをします(10バーツ必要)。問題はそこからでして、要するにタナレーン駅からビエンチャン市内への公共の交通機関がないのです。たいがいそこに白タクというか、軽トラの兄ちゃんがいて乗せてったるで、と声をかけてきますが、確実にボリます(多分誰が来ても一人50000Kipとか200バーツとか言ってると思う)。



より安いオプションとしては、折り返しの列車でノンカイに戻り、ノンカイから再び友好橋をバスで渡るというパターン。全部合わせても100バーツかそこらで市内にたどり着けるでしょう。また、12月、1月ぐらいの涼しい時期なら、バス通りまで歩くというのも充分可能です。タラートサオから友好橋、タードゥア、ブッダパークを結ぶ14番のバスが通る道へは約2km。そこから近郊バスなら5000Kipで行けます。ただこの極端に暑い時期だと、たかだか2,30分の歩きでも、水持って自己責任で、としか言いようがありません。最も暑い時間帯で、40度ぐらいになりますし、道に日陰らしいところもありませんから。



むしろ、タナレーンを利用するのであれば逆ルートで、ビエンチャン市内から友好橋までバスで出て、そこでトゥクトゥクに乗り換えてタナレーン駅を目指し、ノンカイ行きを利用する方が(運賃交渉次第ですが)、安く行ける可能性があるのかもしれません。どちらにしても現状のこの路線、タナレーン駅への往復がネックなのは間違いありません。というかこの路線、さっさと延伸してやらないと盲腸線のままで消えてしまうかもしれません。あとは貨物利用ができる状態での開発になってるのか、というのも問題かも。




(この項終わり)







 

 

[ラオスのベタな休日]ローカル列車で行こう

というわけで、前回の続きです。



0515laothai09 0515laothai10 今回の目的は何かと言うと、ノンカイ-タナレーン間鉄道に乗って、汽車でラオスに渡ってみるという、少々「鉄」なネタであります。そんならノンカイに行っときゃええやないか、という説もありますが、それはそれ。ともかくウドンタニの鉄道駅は市街地の東にあり、何と言うか、田舎の拠点駅、といった雰囲気を醸し出しております。ちょうど私が来たときにバンコクからの列車が(約2時間遅れで)到着していたらしく、降りてきた客がトゥクトゥクやら何やらでドドドーッと、で直ぐに静かな田舎駅に戻っておりました。やっぱり、一般の交通の主流はバスなんですよね。



0515laothai12 0515laothai11 ←こちらの左がウドンタニ駅の時刻表です。いわゆる北東線の先っちょの方になりますので、メインはバンコクへの夜行列車です。タイ国鉄のウェブサイトでも、英語版(State Railway Thailandで検索すれば出てきます)からアクセスできるpdfの時刻表には、ウドンタニへはバンコクからの長距離列車しか記載されていません。



しかし、時刻表の下側にご注目。ウェブサイトでもタイ語版のpdf時刻表には載っているのですが、ナコンラチャシーマーを早朝に出発してノンカイに至るローカル列車が存在してまして、これで行けば約45分、昼過ぎにノンカイに着いて、ちょっとぶらぶらしていたら16時発のタナレーン行きに乗れるではないか、ということであります。


窓口で切符を購入。コンピュータ発券の味気ない切符でありますが、運賃はわずか11バーツ。約50km乗って30円。バスの半額以下でしょう。もちろん本数も圧倒的に違いますし、ここに来る交通とノンカイからの交通の問題もありますし、時間の正確さも全然違いますから、わざわざこっちに乗る人はそうはいないでしょうが。



0515laothai13 0515laothai14_3 とにかくむちゃくちゃに暑く、風もあまり吹いていないので、じっとしているもきついのであります。したがってわずかに風を感じられるようにそこらへんをちょっと歩き回ったり、ホームに留め置かれている客車を覗いてみたり(3等客車はハードシートで、昔乗った客車時代の今はなき「ちくま」とかを思い出したりするのですが、当然ながら冷房なしで、さすがにいくら安くてもこの気候でこの車両の長距離というのはどうも)、ちびちび水を補給しながら列車を待ちます。前の列車があれですから、ローカル列車もやはり遅れるのは当たり前でありまして、11:42着とは書いてありましたが、当然のごとく約50分遅れで到着です。ディーゼル機関車が引っ張るオール3等の客車列車です。



0515laothai15 0515laothai16 車内はいわゆるハードシートですがかなりガタついた感じ。開け放たれた窓からは熱風、一応回っている扇風機からも熱風、そしてちょっと速度を上げるとポンと跳ねて脱線するのではないかという気のする走行状況ではありますが、しばらく乗っていると何だかどこかで乗った雰囲気、というところもあるのですね。なお、窓から見える田んぼはまだ田植えをやってる様子はほとんどありませんでした。雨が少し遅いというのもあるんでしょう。みんなバンコクに行ってるから、というわけではないですよね。



0515laothai17 約46km、ノンカイの少し手前のナーター駅で若干の客を降ろし、そこから数分でノンカイ駅です。夕方にここを出てバンコクに向かう寝台列車(2等寝台と1等個室、食堂車連結)が停車しており、その向こうにはタナレーン行きの気動車2両編成(前の車両がソフトシートで30バーツ、後ろはハードシートで20バーツ)が待っています。結局到着が13:20頃になり、これはトゥクトゥクで街中に出るのは微妙なタイミングかなあ、と思ってふとプラットフォームにいくつも並んだ真新しい表示板を見てびっくりしました。実は今回、ノンカイ駅に行くのにはウドンタニで少しゆっくりしてからバスで回ってこようかと当初は思っていたのでありますが、実際には列車でノンカイに来ていなければ今回の目的は実現不可能だったわけで。




(この項つづく)







2010年5月15日 (土)

[ラオスのベタな休日]ウドンタニにうどんはあるか

今回ラオスに入ってからまる2日間、もう雨期に入っているはずなのにずーっとくそ暑い晴天で雨にも全く遭わず、これはやっぱりおいらはここでは晴れ男?なんてことを書こうと思ったら夕暮れ時になって俄かに雷鳴轟いて、まさに典型的なスコールです。ホテル含めて周辺も断続的に停電になったりしてますが、夕食に出ようと思ってもちょっと出られないのでこちらを先に打ってみます。



0515laothai01 さて久しぶりに1日ぽっかり空いた「ベタな休日」。しかし猛烈な暑さが続いていて、今日も明け方からもう30度近いのではないかという状況。あまり派手に動き回るのはちょっと無理、ということで、やはり向かうのは宿から徒歩圏内のタラートサオであります。現在ある「新モール」の北側に第2期となる新しい建物を建設中で、ここにはショッピングのほか、スパや映画館も入ることになりそうです。もうこれができたらタイへ買い物に行く必要はない?というとそうでもなさそうな気もしますが、今回はその、多くのラオス人が週末に向かう場所、ウドンタニへ向かいます。といっても別にウドンタニで買い物をするのが目的ではなく、この項2回目以降が主目的であります。



なお、先に書いておきますが、ウドンタニでうどんは「食べられるらしいが食べたくない」であります。一応「相撲」という恐ろしくベタな名前の日本食店があることは知られており、私も前は通りましたが、仮に話の種としてもちょっと店内をという勇気も沸きづらい、そんな感じのいかにもな店でありました。イサーンでは大都市と言っても人口40万の地方都市ですし、そこらへんはやむを得ないところかもしれません。



0515laothai02 さて、ビエンチャンからウドンタニへ最も行きやすい方法は直行の国際バスです。かつてノンカイに渡ったときに利用したのと基本的には同じパターン。タラートサオのバスターミナルには国際バス専用の発券ブースがありまして、右から順番に、ノンカイ、ウドンタニ、コンケン、そして昨年新たに設定されたナコンラチャシーマーの4路線です。運賃はそれぞれ、17000、22000、50000、80000Kip(土日祝および役所の時間外には、イミグレの時間外費用の名目で2000Kip追加となる)。コンケンへは朝と午後の2本、ナコンラチャシーマーへは朝9時の1本だけですし、こちらの人にとって気軽に利用できるのは前の2路線。特に8時発のウドンタニ行き始発便は人気で、7時15分ごろには満席の表示が出ていました。パスポートを渡して名前をつけての座席指定となる関係上、前日までの予約ができないというバスですので、利用される場合には早めに並ぶことをお勧めします。



0515laothai04 0515laothai05 なお、←こちらの2枚の写真は、2010年5月15日現在のタラートサオバスターミナルの発車時刻表です。中にはバスでここいらへんを回ろうという奇特な日本人の方もおいでかもしれませんので、参考までに掲載しておきます。左側が主に近郊向け、右側は中長距離路線です(こちらはここにある以外にもK2、Southの両バスターミナルからも出ています)。バンビエン行きのローカルバスはカーシー行きを合わせてもちょっと本数が減ったのかもしれませんね。



[2011/03/20追記]結構こちらのエントリに「歩き方」とか2ch系から飛んでくる方がおいでのようです。その後また情報をアップデートしておりますので、よろしければこちら をご確認下さい。




0515laothai06 0515laothai07 バスの車両は、というと←こんな感じで、あれ、前回にノンカイに行ったときのバスより車両のグレードが落ちとるがな、というヒュンダイ車。いい車は長距離用に回されたのかもしれません。ともかく満員の乗客を乗せ、友好橋で出国、入国をして(ミッタバープの出国窓口は意外にスムーズであった)、改めてバスに乗り込むと今回は真っ直ぐ、2号線を快走するのであります。



0515laothai08 と思いきや、ノンカイの市域を出て少し走ったところでバスがスローダウン、路肩に停車したので何かと思ったら、警察の検問が入ったのでありました。やはりバンコク中心部があの状況ですので、特に赤シャツ基盤である北部、東北部、さらにラオスからの怪しげな流入には注意を、ということなんでしょうか。それにしては警察官がぬるめなパスポートや荷物のチェックをして(私には何も言ってこなかったが、前後のラオス人にも何も言ってなかったので必ずしも日本人と見て、ということではなさそうな)、数分で再発進。結局8時に出たバスは、10時20分ごろにウドンタニ中心部の第1バスターミナルに到着しました。



当然ながら到着したバスに群がるトゥクトゥクなどの客引きをかわして、今バスが入った通りに出てみると、そこはウドンタニの中心街らしく、Robinson'sなんかが入ったショッピングセンターが建っているちょっと都会っぽい雰囲気(ここだけ見れば)。中では「イオンカード」の日本で見るようなのぼりが立っていたりして、ここはいったいどこやねん、という感じも少々漂いつつ、別にここに来るのが主目的ではなくて、と、もう強烈な日差しのもと、数分東へと歩くのであります(「相撲」はその途中にあるのですが)。




(この項つづく)





2010年3月15日 (月)

[ラオスのベタな休日]むっちゃ暑いのであった

ビエンチャンの夜10時に宿に着いて、「ベタな休日」も何もあったものではないのですが、ともかくバンコクは空港にいる限りは何が何しているのか意識することもないような状態(でもこの週末は学校が昼までになったりとか、バンコク中心部ではいろいろ影響があったらしい。週明けはどうなるのですかね)でありました。



3月のこの時期は日本から出て行く人もさすがに多いようでTGの昼便はしっかり満席。で同じくTGの夜のビエンチャン行きはやけに韓国人が多い(最近韓国人のビザが不要になって、観光客がグッと増えたように思われる)フライトになって、それで着いたらもう暑い暑い。



Vtn031001 春先の日本から超真夏のビエンチャンに放り込まれた、という感じであります。あ、でもBeerlaoを呑むとちょっと疲れが和らぐ気がします。



とりあえず、定宿のCITY INNではちゃんと水も出ます。本日は川の様子までは見ていませんけど。でも中州が巨大化しているんでしょうね。



Vtn031002 Vtn031007 よくよく考えるとビエンチャンの街中に入ったのって4ヵ月半ぶりなんですよね。前回のラオスは南の方だけでビエンチャンは空港だけでしたし。で、久しぶりにサームセンタイ通りの方へ歩いてみると、空き地続きだったところにホテルが次々と建ち、ラオプラザ向かいの香港酒楼が閉店したらしい一方でラオプラザ斜め向かいの打ち捨てられていたレストランのところにSwensen'sとピザ屋が開店準備中だったり、ラオスにはまだ数少ない、以前エントリしたことのあるコンビニのそばに微妙なファストフード店みたいなのができていたり、やっぱり微妙に変わるところは変わっているんですよね。そうそう、日本食店もぼちぼち増えている中、ついにSushi Barらしき店もオープンしているようです。ちょっと入るのはどうかなあ、と思いつつ。



今夜は画像を載せる余裕がありませんので、想像力のある方は適宜雰囲気を想像していただければと(3/20追記:翌朝に撮っていた画像を追加しました)。いろんな面で「変わり目」に立っている気のするラオスを今見ておくのはなかなか興味深いですよ。











2010年1月 3日 (日)

[ラオスのベタな休日]シヌックコーヒーでひと休み

短い年末年始の休みはもう終わりではありませんか。というわけで、前回の実質半日の「ベタな休日」から、こちらのエントリ の続きを久しぶりに。



Sinouk01 前回は、Pakseの中心から少し南側にある、いわゆる「日本橋」を訪れていましたが、そこから空港へ直接行ってもまだ少し時間がある、ということで、ちょっとひと休み。再び町の中心部に戻り、シヌックコーヒーのショップに向かいます。



以前にもエントリしたことがありますが、ラオスの南部、パクソンを中心とするボラウェン高原の一帯は、植民地時代からコーヒーの産地として知られていて、国道沿いにも豆を干している風景がよく見られます。シヌックコーヒーは、ダオコーヒーと並んでラオスコーヒーの主要ブランドで、商品はDuty Freeにも置かれています。この地域に自社の農園を持ち、オーガニック栽培で一貫生産しており、パクセ市内にこうして直営店も有しています。店は普通のコーヒー屋、という感じ。客は大多数が欧州系というのはまあ当然かと。



Sinouk02 店内、コーヒーに軽食をその場でいただくことができ、また煎りたてのコーヒー各種、それにお茶も各種、おみやげにすることができます。どれも日本の感覚で行くとかなり安いです。



ここは普通にラテとパンを一つ。ガラステーブルにはここで穫れているコーヒー豆が敷かれています。なお、店内そこそこハエがいますので(写真のコーヒーカップにも1匹ついているような気がしますが気にしない)、それはちょっと...と仰る向きにはイートインはやめといた方がいいかも。



Sinouk03 一応、ラテの表面には、'It's coffee' と書いてくれていますが、「わかっとるわい」というツッコミは自粛して、広い心でいただきましょう。全般にラオスコーヒーは傾向として優しい味わい、落ち着いた香りです。



日本でも、ラオス産の豆がブレンド用に使われていることは稀ではありませんが、まだブランドとしての地位を確かにしているとは言えないですね。その辺りはまだまだ流通や市場開拓の可能性があるとみるべきなのでしょうが。







2009年12月13日 (日)

[ラオスのベタな休日]日本橋を渡ろう

Nipponbridge01さて、Pakseでのベタな休日(ただし朝のうち)でありますが、ここのいわゆる中心市街、セドンとメコンの合流地点あたりから少々南東側のメコン下流に入りますと、両河岸がすこし高くなって段丘のようになってきます。前回Pakseからエントリしたときにもちらっと写真でご紹介した気がするChampasak Grandeというホテルが建っているあたりになるのですが、その横から対岸へ向けてメコンを渡る橋が架かっているのが少々遠くからでもわかります。日本のODAにより建設された橋で、その名も日本橋、いやその、Lao-Nippon Bridgeと呼ばれております。



Nipponbridge05 橋の欄干の両サイドには、上の写真にある名称板と、この橋の建設由来が記されています。ラオス国内でメコンを渡る2番目の橋として建設されたものですが、この辺りは渡った先もラオスですから、友好橋というわけではありません。しかしチョンメック方向から陸路で入国した際にはPakse手前で川に行く手を阻まれていたわけですから、交通の便、物流のポイントということでは貢献度はきわめて大きいわけです。実際に、Pakseでもこちら側の賑わいは現在大いに増しているようですし、新しいホテルもこちらの方に続々と建設されています。




Nipponbridge02 確か橋を往復すると10000Kipかかるはずですが、料金所は橋の東側少し離れたところにあり、その手前でUターンすれば料金はかかりません。と言っても普通陸路で国境越えをする人はそこを別段気にすることもないのでしょうが。



橋の長さは約1300mあり、全体が片側1車線の道路橋です。ただ両側に歩道がついていますので、歩きで渡ることも可能です、というか、ここへ来た目的は「歩いて渡る」だったわけで。



Nipponbridge03 清水建設が手がけたこの橋は2000年に完成し、その後は紙幣の絵柄にもなったようでして、国でも相当に期待していた援助であったことがうかがわれます。



西側へ車で行ってもらい、東側へ戻る格好で歩き始めました。なお、わざわざ歩いて渡る人はそんなにいないとは思います(しかし車だと途中でストップできない)が、普通にしっかり歩いて15分はかかりますし、途中で景色を眺めて写真を撮って、なんてやってるともっとかかりますが、日陰になるところはほとんどありませんので、できれば乾季の朝夕あたりに歩くことをお勧めします。



Nipponbridge04 さすがに12月の朝、暑いPakseと言えど川の中ほどでは吹く風も心地よく、天気も良いので景色も充分に楽しめます。上の写真は上流方向(サワンナケート方面)、左の写真が下流方向(シーパンドーン方面)です。川幅もたっぷり、乾季でも水量たっぷりで、さすがにメコンも中下流域、という風情があります。遠景の送電線は、遠く200km近く離れたAttapeu県にあるHouay Hoという発電所からタイ側に向けて送電されているものです。



ひと汗かいた時分に対岸です。あ、やはり暑季雨季に渡るときは水が要りますね。で、引き続きまた中心部に戻って、空港に近付いていきます。







2009年12月12日 (土)

[ラオスのベタな休日]お寺に猫はつきものなのか

まあその、休日と言っても日本に帰るだけの日なんですが、しかし中途半端に合間合間で時間がある、という状況でしたので、そこでのネタをバンコクで待つ間に少々。



Pakse12120901 Pakseからは横に行ければいいものの、行けば行ったで待ち時間がとんでもないことになるので、昼前のビエンチャン行きに。朝は3、4時間と中途半端に時間があるので、空港へ行くために頼んでいた車でちょっと市内をぐるぐると(これで午後便とかいうことだったら、世界遺産のワットプーあたりを覗いて見たいところであるわけですが、そりゃまた機会があったときということで)。



まずは宿に程近いタラートダオファン。怪しげな店も早朝6時台だと半分ぐらいしか開いておらず、しかし宿で朝食を食べなかったのでこのマーケット内にだらーっと広がっている店の中から、とりあえず焼きたてでおいしそうだった炭火焼のレバー串とラオス風(ちょっと甘くてハーブ風味が利いている)ソーセージで、ビールと言いたいところだがさすがに朝っぱらから、ということでカオニャオをつけてもらって10000Kip。美味しい。写真上部は唐辛子味噌という感じのソース。ちょっとつけるだけでかなり辛いので(そらほとんど唐辛子そのままやから)、未体験の方は注意しましょう。



Watluang01 腹ごしらえも済んだので、乏しい行き先の中からやはり真っ当なお寺を目指そう、ということで、中心部のセドン沿いにあるワットルアンというお寺に。そう古いというものではないようですが、典型的なラオスのお寺という雰囲気です。



一応、観光客向けに解放している風ではあるのですが、ルアンプラバンのお寺のようにいちいち入場料を取るわけでもなく、フリーアクセスの代わり来た人は基本的にほったらかし。お寺ですから修行と教育の場、というのが第一ではありますし、それで別に悪くも何ともありませんが。



私が着いたときにはタイ人かどうか微妙な感じのアジア人がにぎやかに話をしておりましたが、その人たちが出て行ったあとは静かな佇まいを見せておりました。



Watluang04 仏像は←こんな感じで、特に変わった雰囲気ではなく、またインドシナ 仏教的な個性的な表情、ということでもなく、しかし優しく見守るようなお顔立ちであります。










Watluang05 Watluang06 で、こういうお寺のお堂の中にはよくDonation Boxが設置されているわけですが、こちらでは←このように、その箱の上にセルフサービスのおみくじみたいなものが。



左の写真の真ん中に置いてある竹筒の中には数字の書かれた棒が入っておりまして、筒を手に取り振ってみますと底の穴からそのうちの1本が出てきます。その番号の(上から見て引っ込んだのを確認する)札をもらって帰ればいいわけでありますが、書いてあるのは全部ラオス語ですので念のため。



Watluang08 Watluang09 さて、以前に善通寺で猫の写真をアップしたことがあったと記憶していますが、こういうお寺ってつらつら回っていると本当に猫がいっぱいです(ルアンプラバンでもそうだった、ってネタを進めていないが)。



このお寺でも、お堂の周りや階段のふもととか、まあたくさんいるわけでして。



Watluang10 まあその、人間以上に肥えた猫はめったにいないわけでして、こちらの猫どもも比較的スリム。当然、あまりきれいきれいにはなっていなさそうですが、それもまたこういうお寺の雰囲気にはちょうどいいぐらいかなと。




と、猫に囲まれしばし過ごした後、歩きで行くのにはちょっと厳しい辺りまで車を走らせてもらうのでありました。



(続きます)






あわせて読みたい

  • あわせて読みたいブログパーツ

BlogScouter

pagerank

  • Powered by PR-Icon

なかのひと

Powered by Six Apart

Le Club Peugeot