ちょっと遅れている、というか、その前の「ベタな休日」も消化していないというのはあるのですが、先にこちらを2、3本進めておきたいと思います(といいつつ、ルアンプラバン編は次の雨季明けになるのかも)。
それはさておき、つい先日の3月5日、ついにタイ・ラオス間の鉄道の開通記念式典が挙行されました。ノンカイ~タナレーン間には1日2往復、運賃はTHB20と60、とかいう情報は入ってくるのですが、まだ正確な「一般開業」の期日が伝わってこないのがどうも。どうやらノンカイ側のイミグレの準備が整っていないのがその主な原因といわれているようですが、「ベタな休日」でそのうち利用したいと思っているだけに、「ホンマのところはいつからなん?」と微妙に気になっているところであります。
さて、本題に戻りまして今回はラオス南部です。ビエンチャンからパクセへ、QVのフライトは片道2便。うち1本は毎日運行ですが、出発時刻が6:30、しかもこれはシェムリアップ乗り継ぎ便ということもあってチェックインが早い。ホテルを5時に出てワッタイの「風情ある」国内線ターミナルへと向かいます。
フライトは1時間15分ほど。国内線はバンコク便よりも人気があるのか、ATR72の機体はほぼ満席でした。
着いた2月中旬のPKZは、乾季ながら朝の小雨がぱらつく空模様。←こういう、いかにも地方空港的雰囲気のターミナルですが、これでもラオス第2の都市の玄関口です。今のところはプロペラ機しか対応できていませんが、滑走路の延伸工事をやっていましたので、そう遠くないうちにジェット機対応となりそうです。実際、世界遺産のワットプーや、シーパンドン、ボラウェン高原といった観光地としてのポテンシャルを有する地域への入口にあたり、ビジネス面でもタイ、ヴェトナム、カンボジアをつなぐ要衝と言える場所になります。ビエンチャンからもバンコクからも、その他インドシナ半島主要都市からも陸路では微妙に遠い位置にありますから、航空需要は今後とも伸びる方向にあるのではないかと。
しかし、こういう空港にはありがちながら、Baggage Claimはベルトコンベア(ワッタイの国内線は、直線タイプながら辛うじてそうなんだけど)ではなく、車が横付けしたところへ自分で取りに行って職員にクレームタグを渡すというシステムです。ワッタイ空港の中のシステムは日本の援助も入ってかなり整備されたようですが、こちらも近々そういうお金が要りそうです。チェックインしたときの荷物用の秤もなかなか今どきの空港ではお目にかかれないような代物でしたし。
まあその辺はここいらを何度も行ったり来たりしているといい加減慣れてくる話で別に構わないっちゃ構わないのであります。ともかくPakseの空港は市街地のセドンを挟んだ西側の外れにあり、ここからは何らかの交通手段(まあ空港からなら特に苦労することはないはず)で、数kmの道のりではありますが中心部を通っていきます。
とは言えまともな市街地と言える範囲はそう広いわけではなく、東へ延びる国道はすぐにラオスならよく見かける田舎の風景に移っていく訳ですが、今回宿泊した先は中心部から2kmほど東にあるChampa Residenceというところ。すぐ向かいには真新しいスタジアムがあり(ラオスでは2年に一度「国体」が開催されていて、こちらでは昨年暮れに実施された。それに合わせて改修されたもの)、新しい市街地として開発されつつあるエリア、といった雰囲気があります。
こちらは2月も半ばとなればもう乾季の後半。気温がどんどん上がり出す時期に入ります。朝晩こそ25度を下回ってはきますが、日中は平気で35度、というところ。いくら湿度が低めとは言え、朝からでも外を歩くのは相当に暑いです。
そこをこらえてそのスタジアムから国道を渡って反対側に少し歩くと、メコンを渡る橋の手前(ここにはラオスでメコンを渡る現在3つの橋のうちの1つがあるが、この橋だけは国境の橋ではなく、対岸もまだラオス。ちなみにこの橋は日本の無償資金協力で建てられたもの)、写真では左遠方にそびえ立つのがイヤでも目立つ12階建てのChampasak Grand Hotelという真新しいホテルです。ラオスでは10階を超える建築物自体が珍しいので余計に目立つのですが、「歩き方」持って旅する人にはちょっと位置的に不便な面があるかも知れません。
その方向へもう少し歩くと、New MarketとかFresh Marketなどと俗称もされているらしい大きな市場に行き当たります(←の写真はその通りの入口からだと裏側にあたる市場の門だが、別にこっちから入らないといけないというわけでもない)。
ビエンチャンでもそうなのですが、こういう大きなマーケットは朝は早いが夕方も早い。8時ともなれば、この建物の周囲(建物内は衣類、日用品、宝飾品、電化製品の店が並んでいて、開店時刻はまちまちだが少々遅め)には様々な生鮮食品を売る人々がずらりと並んで、また数多くの客がその間を通り抜けていきます。
こうして見ると、いかにも東南アジアのマーケット、という雰囲気ですね。
青果系は、良くラオス料理店でも見かけるような食材が所狭しという状態。肉類魚類も、生きている状態のものから牛豚等の解体済みのものまで、とにかく種類は豊富です(たらい一杯のカエルを選別している人とかもいましたが、その数の多さに、逆にあまりカエルという雰囲気が感じられなくなるのも確かでありまして。
肉類、魚類の店舗では、おばちゃんが棒の先にビニール袋をくくりつけたものをパタパタと振り回してハエ除けをしているのですが、そんなのがまるで追いつかないほどの大量のハエが集ってきていまして、やっぱりこういうところの食い物はしっかり火を通さないとなあ、と改めて認識してしまうのであります(確かにこういう店は屋根の下には持っていきにくいな、と)。
何だかいろいろなものをごっちゃにしてぶっ込んだ感のあるパクセのマーケットは、見ているだけでとても面白いのですが、生鮮品以外の店にはそんなに個性があるわけではないので、広い割には見て面白いエリアは限定されているような。
(次回、ここから東へ向かいます)
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