近場に行こう

2010年1月 4日 (月)

[天満宮]今年も来たぞはじき初め

Tenma1002 Tenma1003 というわけで、正月3日にはもう毎年のことではありますが、大阪天満宮での「はじき初め」です。年々列に並ぶ人の数が増えてきたので、今回は始まる前に並んでおこう、ということで、10時開始予定のところを9時15分ぐらいに並んでみました。



既に看板と長~いそろばんはセッティングされており、天満宮の前には早くも数十人の生徒が列をなして順番待ちをしています。恐らくちょっと早めに始めるのではないか、と想定していたのですが、我々が並び始めたあたりからどんどん人が列の後ろに付いてきましたので、やっぱり早めに始めるよな、と思いつつ、とりあえず先にお参りをしておきます。



Tenma1001 今年のおみくじ。天満宮のおみくじは、箱の中に入っている丸い木の球を一つ取る、という形。いつもあまりスパッといいのが出ないのですが、今回も小吉。それもいきなり、



【道のゆくえを踏みちがえるごとし】



ですから。しかし、今回2度目の「凶」を引いてしまった下の娘のおみくじには



【ただ、いのれ】



ですから。結構厳しい。



Tenma1004 さて、はじき初めの行事そのものは、先ほどの長いそろばんの前に3人ずつが座ってお祓いを受けて読上算2題、というまあ特にどうということもないものでありますが、そこで毎回もらってくるのが、参加者全員に配布される「はっぴ」であります。デザインは同じで、他に使い道が余りなさそうなものでありますが、色は毎年変わっている様子。



で、今年は、見事なピンク。



多分ここまで使ったことのない色だったのではありましょうが、いよいよ他の使い道がなさそうですけど。とまあ別にもらっておいて文句を言うわけではないんですけどね。しかし何年か行ってますので、各色のはっぴがだいぶたまってまいりました。






2009年12月20日 (日)

あらためてOSAKA光のルネサンス

近くに行ったついでに、そういえばそろそろ佳境に入ってきておるんではないかいな、という光のルネサンスにちょっと顔を出してみました。休日のこのイベントに近づくのは初めてだったりしましたが、いやあ、意外に人が多いんですね。



Hikari01 休日は、市役所南のプロムナードは西側からの一方通行。ちょうど17時ちょい過ぎぐらいで、スタートのタイミングを待っていた人が群れなしている、という状態。車も何故か混んでいる。御堂筋もLEDでイチョウ並木にイルミネーションが施されて、って「近くに車で行ったついで」というのが良くわかりますね。ちょっと迷惑っぽい。



それにめげずに、土佐堀通周辺には空いてる駐車場がないので北浜3で北に入って川を渡り、天満警察の並びでたまたま空いていたTimesに滑り込み、中央公会堂側に北側から進入です。こっち側からだと、入口では「何かやってるんかいな?」程度の人の数なんですが。



Hikari02 Hikari03 ところがところが、中央公会堂の前まで来ると、これはまた日も暮れきっていない状況ながら、それも却って良いのか人が一杯です。前日ほどひどくはないけれどかなりの寒空のもと、光のあるところに集まるのはもう動物的修正なのか?なんて。



さて、いつもの赤煉瓦の雰囲気とはすっかり姿を変えているように見えますが、こちらは公会堂の正面に光を投影して、季節ごとの情景を色合いも豊かに表現するという趣向。好みはあるかも知れませんが結構凝っています。



Hikari04 Hikari05 で、この中央会場の公会堂の南東側、比較的新しくスペースが作られているエリアは、フランス系の屋台、パフォーマンス、展示を集中させておりまして、となると、ポスターにも協賛車に名を連ねている我らがPeugeotさんの姿がどっかに... って見てみると、確かに会場の東の方の空きスペースにポツンと、赤の308SWが点灯状態で展示中でありました。



携帯エントリで自転車も当たるキャンペーン中、なんですが、結構周りに人は群がっているのにブースの付近に関係者の姿が見えないぞ。ええんか?というか、いかにもプジョーさんらしいですねえ。



Hikari06 というわけで、中之島西側のエリアを含め、夜の大阪中心部は意外に賑わっているのでありました。



で、この催し、25日までなんですね。23日はまだあるけど、なんでもう1回土日まで引っ張れへんのや?と言いつつ、諸般の事情は大凡理解できそうな気もいたしまして、ともかく今年の本イベントは残すところあと僅かですので、ちょっとは見ておきたいと仰る向きは是非今週中に。引き続き寒そうですので、装備にはご注意下さい。







2009年4月 5日 (日)

花粉症と桜

Cherryshirokita01 本当に、バンコクでは花粉症のことを忘れることができていました。行きの飛行機の中までは相当悲惨で、両方の鼻づまりとズルズルの鼻水、それに目玉取り出して洗浄したくなるような痒みに苛まれていたのでありますが、それが着いた翌日からするすると治まっていくのでありまして、いや確かにこっちに杉やヒノキがないのはわかってますけど、本当にこんなに見事に消えるもんだというのを実感すると、この時期には南に向かいたくなってしまいますね。



さて、帰ってきたその日は雨で大したことはなかったですが、今日は朝から暖かい晴天になり、そうすると思い出したくない症状がちょっとずつ復活してきました。しかしせっかくいい天気だし、帰ってくるまで桜の花も保ってくれたことだし、ということで、淀川方面へ。



Cherryshirokita02 先週は寒かったし、昨日は雨だったし、ということで、やはり同じことを考える人は多い模様。太子橋から西の堤防から見ると、わんどの釣り人の数も結構多く、堤防上を散歩やジョギングやサイクリングする人の数もかなりですね。



城北公園の北西側、菅原城北大橋のたもとです。この辺りの桜は満開の一歩手前、というぐらいでしょうか。枝先はまだ結構つぼみの状態で残っていましたから、今週の平日はまだ保つのではないでしょうか。菜の花もセットで色合いを添えています。



Cherryshirokita04 こちらは公園内の城北公園通に近い側、こちらに桜が一番まとまって植えられています。



何だかこっち側の方が花の咲き具合がいいように見えるのですが、こうして遠景で撮っているのは、あの花の下は「人だらけ」というわけでありまして。



やはり、開花以降お花見日和はほとんどなかっただけに、今日になって暖かい晴天、人がどっと桜の下に集まって、ほとんどすき間のないほどブルーシートとバーベキューセットが埋め尽くしておりました。それがアカンとは言いませんが。



Cherrymoriguchi04 ちなみに、今日はこちら周辺から守口市内にかけて結構歩いておりました。←こちらは1号線沿い、パナソニック電工のゲート前から見たところ。こういうのもなかなかきれいなものです。








2009年3月22日 (日)

[イチゴ狩り]今年も東農園

Higashifarm00 どうもこの時期になると、少々花粉症を抱えていても、毎年恒例イチゴ狩りには行きたくなるものでありまして、今日あたりは朝から雨だし、多少世間の出足も遅いかも知れないと期待しつつ、車を走らせ富田林へ。



幾分道も空き加減なのかなという感じ。上手い具合に現地到着の頃にほぼ雨が止みました。



Higashifarm01 昨年 も行った東農園でありますが、今回は8時15分頃に到着したら、農園内の通路の最初のコーナーの辺りに駐車となりました。まだそんなに込み合っていない状態で、やはり天候のせいか若干出足が遅かったようです。春休みや連休の天気のいいときであれば、この時間帯に行っても駐車もぎりぎり、というパターンになる可能性があります。



ここのシステムは昨年と変わっていないので省略しますが、料金が少々値上げになっておりまして、いずれもおみやげパック付きで、大人1200円、小学生1000円、幼児(3歳から)が800円になっていました。



Higashifarm02 Higashifarm03 昨年より少し時期が早いせいか、若干実の付き具合が良くないらしく、パックをもらって持ち帰り分をキープするのではなく、あらかじめおみやげ用として詰めてもらっているものを持って帰る形になっていました(その人数分が終わると、各自パックを持ってハウス内でおみやげ用のを取るスタイルになっているようです。やはり早めに行くのがよろしいようで)。今回は、受付横のハウスではなく、入口を一旦出て、北側に並んでいるハウスに案内されました。



中はこういう感じで、適当なところに青のポールで区切りが設けられ、このハウス幅を縦に割ったどちらか(イチゴの列で言うと4列分になる)に収穫場所を設定されます。これが結構広い。



Higashifarm04 確かに、美味しそうなイチゴの実のつき加減はやや少な目、という印象なのですが、場所は結構広めに取ってもらえますので、おみやげ用を分ける必要がないということであれば、4人家族で食べきるのがやっと、というぐらいの量は穫れます。食べ放題、時間制限なしですが、自ずと限界はありますけどね。



熟している分は、甘みも濃厚です。これから行かれる分には、さらに良い出来になっているのではないでしょうか。



Higashifarm06 こちらがおみやげ分。それなりにたっぷり入っています(箱もついてくるので、車で来ても荷崩れの可能性が少なくていいですね)から、自宅で家族だけで食べるとなると却って「もう当分イチゴはいいです」と言いたくなってしまうほどかも知れません。



ここは早起きさえすれば面倒な予約なしでも入れますし、区画取りとかも結構良心的にやってくれています。シーズンはまだまだ続きますので、イチゴ好きの方にはお奨めです。



Higashifarm07 一方←こちら、ぼちぼち花の色も目立ち始めてきたのはその東農園から2、3分車を走らせたところにある農業公園の「サバーファーム」。イチゴを乗せてこちらに回ってくると、ちょうど9時半の開園時刻ぐらいだったでしょうか。



こちらは農園自体の入園料が必要(大人700円、4歳~中学生300円)ですが、この中でもイチゴ狩りの農場があり、朝からおそらくそれ目当てのお客さんがかなりの数集まってきています(イチゴ狩り期間は5月下旬まで)。



Higashifarm08ここのイチゴ狩りは、シーズンは整理券制で、込んでいるときは開演前から配っています(今日は開園時にお客さんがドッと入ってからでも整理券は配っていました)。1区画の料金が1000円(4人まで)。ただし持ち帰りは不可です(入口脇の野菜等の直売所にイチゴも売ってましたけどね)。



入場料も考えれば東農園とどっこいどっこいということになるかも知れませんが、サバーファームには年間パスポートもあります(大人2000円、子ども1000円)から、近場の人はそれも持って何度も通ったりしているんでしょう。そういうことだとお得感が増しそうです。



2009年3月21日 (土)

阪神なんば線とあの駅のこと(その2)

というわけで、その1 の続きです。



Hanshinnamba15 2年4ヶ月ぶり でやって来ました汐見橋駅。今回も携帯のカメラで撮影する羽目になってしまって画質はしんどいのですが、前回と違うのはコンコースに結構人がいること。やはり、阪神なんば線に乗りに来るついでにちょっと回ってみた、という人がそれなりにいるわけですが、それでもあまりの昭和レトロぶりに微妙な笑みを浮かべている人、それからとにかく隅々まで撮っておこうという人、そんなこんなで多少なりともここに賑わいの一つもできてくれば、ここまでのものがこんな所にまだ残っていることに注目も集まってくるのではないかと思うのですが...



ただそれだけでは南海電鉄の旅客収入には結びつかないわけで、また駅自体もあまり商売っ気が感じられない佇まいを崩していませんし、やはりここだけ時間が止まったようにマイペースです。



Hanshinnamba18 改札の向こうは、前の電車が出てそんなに時間が経っていないとは言え、前回乗ったときとほとんど変わらない閑散度合いでしたし。



さて、汐見橋駅と言えば、前回のエントリにも書いたとおりその建物のよくよく見れば美しい様式と、改札上に設置された昭和30年代の沿線観光案内地図であります。前回も地図に関しては触れたのでありますが、その微妙な剥落、破損状況から、いつ消滅してもおかしくない地図、と見ておりました。



で、今回見てみますと、



Hanshinnamba16 どうも、貴志川線付近の破損度合いが拡大しているようです。



恐らくこれを「修復する」ということは想定されていないでしょうし、破片落下とかいう危険が生じる恐れが出てくると撤去、という悲しい事態も想定されてしまいます。やはり、現物を見ておられないこの種のファンの方、これは朽ち果てる前に見ておくべきですよ。



Hanshinnamba17 改めてこの地図をしげしげと眺めてみますと、大阪市内には当然ながら天王寺支線、それに阪堺平野線が赤い線で存在しているほか、かつて南海が運行していた淡路航路(深日~由良の航路というと、かつて難波から多奈川まで運転されていた「淡路号」という急行も思い出しますね)、そして昭和40年過ぎまで運転されていた淡路鉄道(洲本~福良)、和歌山側には加太線の北島支線(そもそもは加太線の本線だったが昭和30年のジェーン台風で紀ノ川の橋梁が破損し、紀ノ川~東松江間が既に完成したこともあって和歌山市~北島間はそのまま廃止、北島~東松江間が盲腸線の支線として残っていたもの)がまだ地図に出ている、というわけです(この支線も昭和41年に廃止)。また、旧国鉄駅はまだ現紀和駅が「和歌山」、現和歌山駅は「東和歌山」で、紀伊中ノ島~和歌山(紀和)の和歌山線旧線も地図上に表示されているように見えます。紀勢本線は新宮まで赤とグレーの線引きになっていて、これは難波から「急行きのくに号」が走っていた時期の表れですね。



他にもまだまだ。和歌山軌道線は、和歌山市、東和歌山の両方から新和歌浦、海南へと伸びていた路線で、恐らくこの地図の作製された頃は近鉄系列から南海に合併されたことではないかと思われますが、この路線も昭和46年に廃止されています。四国側ではこの当時の近畿-四国間の重要航路であった小松島港への鉄道(その頃国鉄最短路線だった小松島線)があって、そこへ和歌山港からの航路が線引きされていますし、もう一つ、私もよく知らなかった「南海汽船白浜航路」も点線ではっきり書かれています。この航路には昭和37年に、当時日本初だった水中翼船が就航していて、神戸~和歌山~白浜を海で結んでいたようです(紀勢本線もかつては路線の状況が悪かったですから、乗り心地とか所要時間でそこそこ対抗できた時期があったわけですね)。これは国鉄が特急「くろしお」を運行し始めて間もなく休止扱いとなり、その後廃止となっています。



そう言えば、加太から友ヶ島への船も今では南海系列の手を離れていますね。



Hanshinnamba19 ともかく、この周辺がこれから何かと変わっていこうとしている状況にありながら、この駅だけ、全く以前と変わらない状態で「取り残されている」のが、逆に奇跡か何かであるかのように見えてきます。しかしかつては相応のにぎわいを見せていたはずのこの駅も、売店が閉じてかなり経っているようですし、運転パターンは阪神なんば線がどうなろうと←こちらのように30分ヘッドのまま。いつできるとも知れぬ「なにわ筋線」を待っている、という話はあるわけですが、それができるのが(そうなるとこの区間は地下化されて、この駅も本当に消滅することになるわけだが)先か、この駅と路線が朽ち果てるのが先か、どうなんでしょうね。



Hanshinnamba20 駅のすぐ横に、こうして阪神の地下への出入口が設置され、それでも構内だけはやはり時間が止まったようになっている汐見橋駅。これはこれでもうここまで保存してあるんだから、このまま昭和を伝える「資源」として置いておくということで良いのではないかと少しだけは思いつつ、世の中そんなに余裕もあるわけではなかったりしますしね。どこかにあるかも知れない将来、関係する他の路線が動き出せば、一気にこの路線の周辺が変わる可能性も... しかしそっちの筋も今の状況では想像しづらいですか。



という微妙なバランスで、この駅は不思議に生き延びているわけなんですけど。



(この項おわり)




http://rakutetsu.blog118.fc2.com/blog-entry-72.html

阪神なんば線とあの駅のこと(その1)

Hanshinnamba02昨日は随分人出が多かった阪神なんば線の開業日。新しいものには乗っとこ、というわけで、私も布施から乗っておきました。



奈良線側の行き先表示に、尼崎、甲子園、三宮まで書いてあるのには、やはり多少の違和感がないではないですが、阪神電車の長年の悲願でもあったこの路線、まあ慣れれば普通になるんでしょうね。



しかし、問題はそれよりも、



Hanshinnamba03 やっぱり←この運賃の高さにありそうです。



もともと近鉄の難波線が高い運賃設定になっているところへ、阪神なんば線も(路線の仕組み上やむを得ないとは言え)区間200円。布施から西九条まで乗るだけで450円もかかってしまいます(知らずに乗ってピタパの出口改札表示で「げっ」と思った人もいるかも知れない)。地下鉄エリア外から乗るなら多少のあきらめもつくかも知れませんが、スピードもそれほど速くできるわけではないので、阪神-近鉄を比較的短い区間直通で乗る場合には価格競争力が結構重要な問題になりそうな気がするのではありますが(神戸・姫路から奈良方面、さらには伊勢志摩方面への旅客の話が報道関係での主な話題になっている観があって、確かに収益上そっちも重要なのではありますが、そこの需要がめちゃくちゃ大量に掘り出せるのかというと幾分疑問も)。まあ開業直後の賑やかさが退いたあとに、先行きがわかってくるものなんでしょうけど。



Hanshinnamba04 布施駅に停車していたのは区間準急の「尼崎行き」。やっぱりこの旧来の近鉄塗色に「尼崎」の方向幕というのは何か変な感じでありますが、待避している横を阪神車両の快速急行が追い越していくのもなかなか面白いっちゃ面白い光景でありまして。



まあ阪神の車両であれば、新型であっても鶴橋の焼肉ホルモンの臭いの中でもそんなに違和感がないような気もしますし。極端にイメージだけで言ってますが。



Hanshinnamba05 Hanshinnamba05_1 そうこうしているうちに、電車は小刻みに停車して近鉄の終点、ただし名称変わって「大阪難波」です。こちらは阪神に合わせて駅名を変えた格好。入口表示にも近鉄・阪神が仲良く並んでおります。ここでの乗客の入れ替わりは意外に多く、やはり阪神側からの新線への期待は大きかったのかな、と思う次第。



Hanshinnamba14 で、阪神エリアに入ると、当然ながらすっかり駅の雰囲気などは阪神の地下駅、という風情に変わります。しかし、大阪難波の次の桜川駅には、ここでは客を乗せていないはずの近鉄特急などが回送車として停車していることもよくあるようで、これはもともと近鉄の難波駅が西側に3線の引き上げ線を持っていたうちの2本を阪神なんば線に転用したため、桜川駅の西側に2線分の引き上げ線が設置された結果このような状況になっているようです。乗務員の交代も桜川駅で行われているようですね。



駅の壁のデザインも、桜川は←こんな感じですが、ドーム前駅はレンガ調だったり、まあいろいろと工夫しているようです。



Hanshinnamba09 さて、電車は九条を出てから地上に上がりますが、ここから西九条までの区間は、この路線がなかなか工事に取りかかれなかった一つの原因といわれる区間でありまして、町内分断、騒音問題で訴訟にもなったエリアです。地上に出ても防音シールドで何があるのかわからない状況。唯一、こちらのエントリ に書いたことのある安治川橋梁部分だけがオープンエアです。事情はわかりますけどね。



Hanshinnamba07 Hanshinnamba10 というわけで、大阪難波から約8分で西九条です。これまで、環状線の線路を跨ごうとしてプツンと途切れていたという感じであった線路がつながって、盲腸線の終点にしてはきれいな駅ビル、という印象であった西九条の駅舎も、やっとまともな雰囲気を感じさせるようになりました(ちなみに、ここで不覚にもデジカメの電池切れ。この前に安治川トンネルに行ったときにも電池切れで携帯カメラに切り替えたことがあり、この辺りにはあまり縁がないのかも知れません)。



Hanshinnamba11 Hanshinnamba12 西九条は駅のプラットホームも最長10両対応用にぐーんと延伸されているのですが、主に阪神サイドには結構問題があるようでして。



近鉄の列車の運用は快速急行だと最長10両、しかも阪神よりも近鉄の方が車両の長さが約2m長い、ということで、列車の乗車位置も停車位置もそれぞれかなりズレています。混雑時であれば列の分散という効果が出るかも知れませんが。しかし阪神の駅ではホームの延伸、改造があちこちで必要になっているようで、結構面倒な事情もあるようですね。



Hanshinnamba08 Hanshinnamba13 なんだかネガティブな印象が多いエントリになったような気もしつつ、でもこの路線は、近鉄直通の効果はまだこれから見てみないと、というところですが、やはり難波以西阪神間方面の乗客にとってはミナミへの最短路線ということでの価値はかなり高いのではないかと思います。



で、その先へ向かっても良かったのですが時間の都合もあって、阪神9000系車両の東花園行きで引き返します。桜川まで戻って、地上に出てみました。かつてこちらのエントリ  で採り上げた汐見橋駅は、地下鉄の桜川からは微妙に離れていましたが阪神の桜川駅とはほぼ直結状態でありまして、久しぶりに様子を見に行ったわけですが、ちょっと長くなったので続きは別途。




その2 へ続きます)




http://tetorayade.exblog.jp/10550174/

2009年1月 3日 (土)

正月2日にUSJ

そう、うちにとってUSJは「近場」であります。昨年購入したスタジオ・ゴールドパスの有効期限もあとわずか、もう既に十分元は取るぐらいの回数は行っているのですが、実はここまで夜の「ピーターパンのネバーランド」当たりに行ってなかったりということもあって、今日は午後からクローズ時刻までというわけで。



Usjchristmas01 でまあ、夜までいるから今日は車で行き、駐車場側のエントランスに来てみると、わかってはいたがまだまだこちらは1月6日までクリスマス続行中。向こうではクリスマスが済んでもまだクリスマスのお祝いが続くのよーって、そんなん言うたかてもうとっくに正月明けてるっちゅうねん。それでパーク全体がまだクリスマスいっぱいなんかと突っ込みたくなっていたら、ショップのクリスマス系商品はもうすっかり処分価格の30~50%引きになっていたりして、そこら辺はすっかり正月バーゲン状態やないの。



しかしメインストリートの奥にはでっかいクリスマスツリーが「誰がなんと言おうとここはクリスマスなんじゃ」と光を放ち、昼のショー、夕方のショーとまだこれでもかとメリークリスマス乱発であります。というわけで、どうもやっぱり勘の狂うお正月のUSJ。と言っても急に変えるとかいうことでもないしね。




2008年12月20日 (土)

OSAKA光のルネサンス

中之島周辺でそこそこ名前が知られ始めてきたこの時期のイベントが「OSAKA光のルネサンス」。市役所南のプロムナードを中心とするメイン会場は以前から賑わっていたのですが、西の近代美術館側とABC側でもいろいろとやってまして、まあある程度は人も呼べなくはない状況になってきたようです。



Ts2d0238 科学館横の駐車場と中之島通りの間にあって、この会場の土地は結構長く未建設状態で、こうしたイベント時に時々利用されている、という状況です。しかしこういうときにそういう利用ができるちゃんとした土地、というのは却って貴重になっているとも言えそうですね。



何しろ携帯カメラのノーフラッシュ写真なので状態はよろしくありませんが、実際に現場で見るともうちょっときれいです。実際に「光のイベント」というほど凄いか、というとそれほどではないんですけど。しかしここ単独ではなく、エリア全体を捉えてイベントを見るというのが本イベントの適切な楽しみ方と言うことにしておきましょう。



Ts2d0239002 会場にはかなり大きな砂のアートがライトアップされて、西側の阪大中之島センターの建物を利用していろいろと光で文字やデザインを描いていきます。そして奥には各種主にアジア系屋台が並び、軽く呑んで食べても可能です。ケバブも切ってくれますよ。



ボートクルーズもイベントに合わせて運行されていますし、土日はFM COCOLO系ライブなど、いろいろとステージイベントも組まれているようです。なんて書いていると、まるで私がこのイベント の回し者か中の人か、という感じさえしてきますが、んー、全く関係なくはないか。



今のところ夜もそんなにむちゃくちゃ寒いわけではないですし、どんなもんか見てみる程度で出かけてみるのがいいのかも。なお、現場へはせっかくですから、京阪中之島線を利用しましょうね。





(今日聴いていたCD)
ハチャトゥリアン:「ガイーヌ」組曲、「仮面舞踏会」組曲、「スパルタクス」組曲、イッポリトフ・イワノフ:カフカスの風景
チェクナヴォリアン指揮 アルメニアフィル 他
ASV:CDDCA773 (1990年頃録音)



Cdcover_cddca773 荒川静香の「トゥーランドット」の時ほどではないですが、クラシック系CD屋ではハチャトゥリアンがプチブレイク状態のようです。確かにあの「仮面舞踏会」のワルツは、悲劇的な旋律でしかし優美かつ破滅的なワルツが展開する名曲。実際にはキムヨナもSPで使っていたことがあるらしいですが、今回の真央ちゃんのフリーでのこの曲の使い方は極めて効果が高かったと言えるでしょう。特に終盤のステップは曲調に非常に適した演技だったのではないかと。



さて、常時何種類かが店頭にあるプッチーニとは違い、ハチャトゥリアンのディスクはそれほど点数があるわけではないですね。でまあうちに確かあったっけな、と思ってチェックしてみると、やはり何でもあるもので、このチェクナヴォリアン指揮によるディスクは「お国もの濃厚爆演系」のなかなか優れたものです。録音も非常に良いですし。ただどこでも入手しやすいかというとそうとは言えないでしょう。



これはASVが製作したハチャトゥリアン集確か10枚以上あったもののうちの1枚。この人といえば旧ソ連の近代作曲家の中でもアルメニア系の民族性をある程度表に出した作品が多いですが、こうした劇音楽、舞踊系の曲のほかにも、カペルをソリストにした録音で「西側」でも非常に有名になったピアノ協奏曲など、良い曲がいろいろとあります。いろいろとトライされることをお奨めしたいですね。



2008年11月16日 (日)

紅葉と丸すぐき

先日のエントリ で告知しておりました、京都シティーフィル合唱団の「エリア」を聴きに、随分久しぶりとなる京都へ足を運びました。雨が午前中で上がり、さほど寒くもならずに済んでよかったですね。



Suguki01 Suguki02 京都北山まで行くとなると、やはり向かうのは上賀茂神社。紅葉の加減も今時分がちょうど良いようで、賀茂街道沿い、植物園近辺も非常に美しい。



そして、2年ほど前のエントリ にも載せたことがある「すぐきや六郎兵衛」。今回は、「丸すぐき」が出ていて、一つ買い求めました。



Suguki03 すぐきはすぐき菜に塩を加えて押しをかけて、漬け物になる過程で乳酸菌が関与して独特の匂いと酸味を醸し出します。ここのは←のように真空パックしていますが、加熱処理はしていないので、包装の中でも発酵が徐々に進んでいます。あまり温度が高い状態だと発酵が早く進んで真空パックの中身が膨張する、なんてこともあるようですので、もしお持ち帰りになるようでしたら低温状態をなるべく保つように、持ち帰り後はすぐに冷蔵庫へ。冬季でも賞味期限14日だそうです。生き物ですね。


さて、漬け物の横で演奏会の話ですが、とにかく、こういう曲は生で聴くべし、できれば歌うべし、という当たり前のことを再認識する一日。ソリストにはちょっとヤマを作りにくくて難しい曲なのかも知れませんね。しかし合唱は最後まであまり音の分散しない、しっかりした響きを聴かせていたと思います。私が「聴いた」シティーフィルの演奏会のうちでは、音楽的には一番良い方だったのではないかと。



一方で、この曲そのものは、音楽としては魅力的な部分が随所にあるのだけれど、やはりストーリー、テクストを込みで考えるとどうも好きになれないんですよね。第1部は「そんな話急に信じろと言われても...」という感じだし、エリアって結局ハッタリで勝負する策士?っていう印象だし、第2部の前半は如何にも勝者が書いた歴史、みたいな印象だし、最後に取って付けたように改宗者の辻褄合わせみたいなテクストが出てきて彼らの事情みたいなものが浮かんできてしまう。バッハの受難曲とかには、人間ドラマとしての普遍的な部分がかなりあって、誰にも共感を呼ぶところが多いのですが、ここにはそういう面が少ないなと感じる。



改めて、音楽的にはメンデルスゾーンが持てるものを思い切り出した充実度の高さを感じるのでありますが、曲全体に共感できるか、というと、この手のはちょっとだめだなあ、というのが率直なところです。







2008年10月19日 (日)

中之島駅のこと

本日は京阪電車久々の新線、中之島線の開業日。別に明日以降でもいつでも乗れるのではありますが、やはり初日に行けるのなら行っとこか、というわけで、終点の中之島駅です。

Nakanoshima01 堂島大橋の交差点の東側にドバーンと建っているのが大阪国際会議場、少なくとも大阪人以外にはあまり知られていないが通称グランキューブ。その前に「板張りか?」というような地下への出入口が設けられております。これが中之島駅の南西側入口。前の道(中之島通)の向かい側、遊歩道に面した方にも入口があります(遊歩道自体はまだ整備中で通れない)。ちなみに国際会議場側にはエレベータもあります。ここはこの会議場メイン(反対側はリーガロイヤルホテル)で設定された駅ですので。

Nakanoshima03 中之島駅は、通路全体に木の雰囲気(渡辺橋、大江橋、なにわ橋と、各駅とも全体に木目調をかなり多く使っていますが、それぞれに幾分カラーの違いがあって、この駅が一番「木目調オフィス」というイメージに見えます。←この写真は国際会議場から乗り場へ向かう通路ですが、何だかこの途中に会議室が並んでいてもおかしくはないような雰囲気に見えます。

人は余りいないように写っていますが、さすがは開業初日、もう昼過ぎでしたが、明らかに「初日に乗りに来た」という雰囲気の私どものような家族連れや、初物狙いの鉄関係の人も多くてかなりのにぎわいでありました。

Nakanoshima04 休日の中之島線の運転は基本10分ヘッド。区間急行2本に快速急行(今回新設だが、現在の特急停車駅に守口市(通勤時と深夜を除く)、寝屋川市、香里園を加えたもの)のセットになっています(平日昼間は快速急行1、区間急行3のセット)。

しかし、昼間は淀屋橋方面の本数は特急6、準急4、普通6と相当の本数を維持しつつ、中之島線の電車をはめ込んでいるんですね。運転本数ということではかなり増えていることになるはずですが、現状の昼間乗客の印象からすると、ちょっと思い切ったかな?という気もします。

Nakanoshima05 そしてもう一つの問題はといえばやはりこの運賃。京阪としては鴨東線のときと同様ですが、なにわ橋以西分については60円上乗せ設定となっています。建設費の関係で実際のところやむを得ない所ではあるものと思いますが、やはり中之島から京橋まで260円と言われると「うーむ...」とうなってしまいます。確かにこの先端部分は鉄道空白地帯でしたから、例えばバス→電車の乗り換えのことを思えばマシ、という説もありますし(ただしこの付近には「ロイヤルバス」という表に見えない交通機関があったりしたのですが)、定期利用なら気にならないという説もありますが、企業によってはかなり費用が上がることに難色、ということもあったかも知れませんね。

Nakanoshima07 駅は島式プラットフォームの東側にラッシュ用の部分を細く延ばした淀屋橋駅と同様のスタイルですが、発着番線は淀屋橋とは違って西側の2線が1、2番線。伸びた先端部分が3番線です(日曜日は3番線は利用されないのでロープが張ってあった)。淀屋橋駅ではこの伸びた部分も島式として両側が利用されていますが、この駅ではこちら1線だけです。本数から見ても必要ないということはあります。

淀屋橋駅のいかにもギリギリの所に作ってますという雰囲気とは違って、中之島駅は如何にもゆったりしたムード。発車後のポイント部分や線路のサイド部分なんかも本線より幾分余裕を持って作られています。最も今日はカメラを持った初物狙いの人でかなりゴチャゴチャしていましたが。

Nakanoshima10 ←これだけは天満橋駅で撮った、今回の開業に合わせて新造された車輌、(新)3000系です。これまでの京阪のイメージとはかなり違う(ただし運転台窓下のLEDラインには、以前からの「特急の鳩マーク」の羽のラインを連想させるものがありますが)デザイン、車内もあまり京阪らしくない、深いブルーを基調にした落ち着いた印象です。ビジネスエクスプレス的なムードをもった車輌です。僅かに写っていますが、この車輌にもかなりの数のカメラの放列ができていました(自分もそのうちに入っているわけだが)。ただやはり京阪で3000系というと、子どもの頃から慣れ親しんだ特急のイメージの方が今でも強いわけですが(今では富山でだいぶ活躍していますね)。

Nakanoshima09 中之島駅の車止めの奥には、シールドマシンをイメージさせるオブジェが据え付けられています、というかこれは如何にも仮の終点で、そのままシールドマシンを回して、まだまだ先へ行くよ、という意思を示すデザインであるように映りますね。

中之島線自体は、現行の地下鉄駅とは連絡通路はあっても少々不便な乗換になりますし、終点の中之島駅は将来的にはなにわ筋新鮮の接続駅になる、と言われても現状ではいつできるかわからない接続路線ですし、利用客がどの程度いるのかも今ひとつはっきりしない線区になります。

この路線は、中之島からさらに西へと伸び、中央市場から西九条、USJからさらに夢洲へ、という計画になっています。京阪がUSJ近傍のホテルをさらに取得するなど熱心に営業しているのはこの点が非常に大きいわけですが、それには何しろ費用面での問題(距離的には今回開業部分の倍以上ある)、そして旅客の見通しというのがどの程度のものになるのか、素人考え的にはちょっと微妙だな、と思うわけですが。しかしまさに「盲腸線」としてこのままにしておくのは余計に非効率ですし。都市での鉄道交通が見直されつつある昨今でもありますし、この先の展開に期待はしておきたいところです。






2008年6月 5日 (木)

たま駅長に会いに行こう(その2)

4cdosc4q えー、ライオン印よりも本物のネコをさっさと出せ、という声もあるやに思われますので、前回のつづきと参りたいと思います。



さて、列車が出ていき、15分ばかりの静寂が駅に訪れますと、小山商店(駅併設の売店)のお母さん(駅長の飼い主)が駅長室のガラス戸を開け、たま駅長いよいよ登場です。改札口がほとんどステージのようになっておりまして、そこにチンとお座りになりますと、駅に残った十数名による撮影会が始まります。



Gyve1as6 これがもう、たま駅長すっかりカメラ慣れしておられまして、ちゃんとカメラに合わせて向きを変えてくれたり、うっかりフラッシュをたいてしまったりする人がいても平然としていたり(ネコの目を傷めますから、フラッシュは必ずoffにして下さいね。たま駅長はだいぶ慣れているようですが、助役の2匹には厳禁です)、もう堂々としたものです。乗客サービスも豊富で、子どもには尻尾をちょろちょろとして遊んでくれますし、肉球も嫌がらずに触らせてくれます。もうなんかこっちが却って気を遣いそうです。



Fqnyveqe カメラがひとまず一巡したところで、小山商店のお母さん(この人も当然ながらこういうパターンにはすっかり慣れてます)が駅長を抱っこして、記念撮影タイムになります(たま駅長はちょっと触るぐらいなら平気ですが、お客さんが抱っこするのはご遠慮下さい、とのこと)。またこれがおとなしく←こんな感じで収まってまして、子どもよりもしっかりポーズを決めてくれます。



電車はどのみち30分に1本ですから、別に慌てることはありません。順番に撮らせてもらいましょう。



なお、お店の方は、土曜日の多客時には家族で対応しておられる様子です。ここも売上だいぶ伸びたんではないかいな。



H21dyzbf さて、たま駅長がこのようにしっかりお仕事をこなしておられる最中、助役の方々はどうされているかと言いますと、



←こちらはミーコ助役。たま駅長のお母さんでもありまして10歳。茶トラですごくきれいな顔をしてます。そもそもはミーコ助役が小山商店に最初に住み着いたネコで、それがしばらくしてたまを産んだんだそうで、10歳というのも一応の推定年齢です。ミーコ助役も人なつこい性格らしいですが、たま駅長ほどはおとなしく接客まではできないので、駅長室を守る格好にしているそうです。



[追記]ミーコ助役は、2009年7月に亡くなり、その功績を称えて「永久助役」の職位を得たそうです。残念ながらこの端正な顔を再び見ることは出来なくなりました。



8qxl20j3 そしてもうひとりの助役が←ちびなんですが... どうも人見知りするらしく、昼間の営業中はここにこもっていることが多いらしいです。私たちがいた間も、結局もそもそとはするものの、出てきてはくれませんでした。



この子はたま親子とは血のつながりはないそうですが、ここの駅、駅長助役全員女性なんですね。



Qjuqdevz こうして一通りのお客さまサービスが済みますと、また駅長室に戻って、次の電車が来るまで一服となります。駅長室の営業時間は9時〜17時頃。昼前後は結構激務ですね。



しかし、こうして駅長室に入りますと、帽子も脱いで、「ネコに戻る時間」という感じです。親子でじゃれ合ってます。



こういう風景がずっと続くかどうかも、来客のマナーにかかっている面が非常に大きいです。カメラの件の他にも、食料を与えない(ちゃんと駅長は給料を現物支給されています)とか、犬などを近づけないとか、そういう基本的な所は守っていただきたいものです。



Hou7gugq なお、たま駅長がこうして前脚を揃えますと、←こんなふうに茶色の毛のところがハート形になります。これをナマで見た人には恋の御利益があるといういかにもな噂をわかやま電鐵さんもおっしゃってるようですので(?)、素直に乗せられたい方は駅長がこんな格好をしてくれるのを待ってみましょう。



そうこうするうちに次の電車がやって来て、それに乗って伊太祈曽へ戻ります。海南目指して県道9号線を行くのですが、この道、大部分が1.5車線で通行量も多く、時折大型トラックもやって来て離合困難になることもありますので気をつけましょう。




(この項次回は、猫と言っても大熊猫で)






http://blog.livedoor.jp/xyzxyz4/archives/50961697.html
http://okookojo.blog34.fc2.com/blog-entry-444.html

2008年6月 2日 (月)

たま駅長に会いに行こう(その1)

S9irtymy えー、取りあえず、土曜日の「たま駅長」御近影です。


前回、爆睡中のたま駅長をエントリしてから1年余り。今度は家族で貴志駅を目指してみました。



I7c8kwmv さて、何だかんだ言って、ここへ向かう人の多くは車で移動しているはずです。私も今回は車でしたが、目的地である貴志駅は、本当に駅前が狭いんです。道も狭いし満足な駐車場もない。そこにやはり車で乗り付ける人が結構いて、かなり危険なのです。ここは、わかやま電鐵が推奨するとおり、

車でたま駅長に会いたい人は、必ず伊太祈曽駅北の駐車場かか和歌山駅周辺に停めて、電車を利用しましょう。

これ、危険予防のためにも絶対にお願いしたいです。

Bwgb9b5k さて、その伊太祈曽(「いだきそ」です。駅のすぐ南にある「伊太祁曽神社」の名前からなんでしょう)駅には、大阪から来る場合は和歌山インターを下りて最初の信号を左に入り、県道を道なりに5分ほど走ると海南方面への県道9号線が見えます。道が段々細くなってきますがくじけずに走るとローソンがあり、そのすぐ奥に「駅前駐車場」の看板があります。この入口は県道を少し入ったところ。月極のエリアにはそう表示してありますので、そこは外して停めましょう。料金200円は、駅の改札(とはいえワンマン運転で改札はやってないが)のところに投入箱がありますので、ちゃんと入れましょうね。

096eikw3 貴志川線と言えば、たま駅長の他には、以前エントリしたいちご電車に加えて最近登場の「おもちゃ電車」が注目されているのですが、そのおもちゃ電車は、ここ本社のある伊太祁曽に留置中(朝夕だけの運転だったようだ)。イチゴ電車には30分タイミングがズレたために、今回は普通の電車で貴志まで往復です。

ここから貴志までは15分ほど。運賃は大人280円。これもたま駅長に駅長をずっとやってもらうため、と理解しときましょう。

4iqklmfp 2両編成の電車は最高速度65km/hでのんびり走ります。車内にはこんな「たまキャラ」の中吊り(何かグッズ展開とかもするんでしょうか。伊太祁曽にたまグッズはいろいろ置いてあったのですが、あんまりチェックしてなかった)と、手作り感いっぱいのジャガイモ掘りイベントの中吊り。土曜の昼下がり、まばらな乗客の半分は、駅長に会いに来た人達と見ました。

Bbs_qkev でまあ程なくして、懐かしの貴志駅に到着です。ここまで来て朝からの雨がようやく止んだかどうか、というところ。

以前は向かって左側にある売店の入口に「ネコ小屋」があったのですが、これが何と、駅の無人化ワンマン化によって不要となった出改札窓口、自販機スペースを利用して、何と「駅長室」ができているのであります。

Vuh09hod こんな感じの表示までできておりまして、いよいよ立派な「スーパー駅長」(+助役)になっております。

まあそこには若干の事情もあるらしく、たま駅長は駅の改札口にテンと座ってお客さんを迎えるのが基本だったわけですが、中には「ネコは苦手」なんて人もいるわけで、会社側もたま駅長でもっと走りたいけどそういう声を無視するわけにもいかず、それなら使わないスペースを「駅長室」にして、電車の到着時にはその中でお客さんを迎え、純粋に駅を利用する人が去ってから、たま駅長目当ての人向けの「ふれあいタイム(笑)」にしましょ、ということのようです。

Gnfbbdzv ですから、電車が到着したときの駅長の様子は←こんな感じでぼへーっとされてました。帽子もかぶってないし、空調完備の駅長室で休憩中です。

到着した電車は6分停車してまた和歌山方面に出発していきます。それからがお楽しみの「駅長のお出まし」なのでありますが、結構長くなってしまったので続きはまた次回に。


(もう1回やります)





2008年5月 5日 (月)

こどもの日のいずみホール

こどもの日は朝からあいにくどんよりとした曇り空。えらく降り出すことはありませんでしたが、傘が手放せない1日でした。


昨日、たまたま産経新聞の中ほどの面に載っていた、いずみホールのこどもの日イベント。和太鼓と大阪市音楽団をセットで無料、というやつで、近場だし天気もアレだし、ということで出かけてみました。


OBP周辺はやけに人が多いと思ったら、大阪城ホールで関ジャニ∞ですか。どうりでなるほど(以下自粛)。

Om9tklsp さて、2回公演のうち12時からの1回目に合わせて行ってみますと、ロビーに和太鼓がずらっとしつらえてあり、まずは和歌山拠点のグループが30分ほど演奏。如何にも今日びの和太鼓演奏グループ的パフォーマンスという感じで個人的にはちょっと...という感じなのですが、その演奏後、ロビーの子どもに叩いてみよう体験です。うちの娘もやりましたが、上は結構楽しそうだった様子。


後半は大阪市音楽団が、子どもの注意力が持つ限度で30分のミニコンサート。開演前にホールの支配人が客席を回ってお客さんに何事か聞いて回っていて、私の所にも来はりました。


「新聞を見て来られましたか?」


ちょっと反応イマイチっぽかったので前日に広告性の記事を入れてもらったわけですね。でも結果は1階は満席、2階にも若干お客さんを入れてましたから750人ぐらいは入っていたものと思われます。あまり宣伝しすぎると溢れるかも知れませんね。大きなホールではありませんから。




2008年4月27日 (日)

箕面の滝は新緑が良いぞ

Isear6h3 世間的には黄金週間に突入した本日は朝から好天。こんな日に月に2度ほどの豊中市内某所で1.5時間ほどの空白が生じる用事。過去何度か服部緑地まで車を回して定点観測よろしくブラブラしていたのですが、ここへ来て下の娘も少々飽きてきたこともあり、帰ってこられる範囲でもうちょっと足を伸ばして、ということで、


箕面の滝だ。


最後に行ったのは随分昔、当然車で行くのは初めてで、実際どのぐらい車が来ているのかも良くわからなかったのですが、取りあえず新御堂をどんどん北へ、有料道路に入らずに突き当たりまで進んで左折し2、3分で右折すると山登りの結構車線の狭い道。意外に車の少ない山道をくねくねと登って数分で駐車場。意外と空きスペースがありますが駐車場自体はそう広くはないので、紅葉時期は大変なんでしょうね。

ちょっと引き返す格好で歩いて、小さなトンネルを抜けると、そこまで道の脇を流れていた箕面川がぐぐっと西へ蛇行して、ちょっと遠くで滝になって落ちていくのが見えます。

Pwnsiobi 電車で行くと箕面駅から川沿いをだらだらっと上っていく道がついているのですが、車道からは一気に下り(帰りは一気に登りですが、まあこの季節なら汗もかかない程度)。ものの5分ほどで到着です。


紅葉の頃には人と車でいっぱいになる落差33mの滝は、この時期には滝壺の手前の椅子が程良く埋まる程度。明るい緑に囲まれた滝周辺は、漂う飛沫も爽やかで、「これはいい時期に来たなあ」と。


凄いスケール、ということはないんですが、姿のきれいな滝です。

Fca9njna 滝周辺には、←こちらのシャガの花などが咲き、街中からちょっと走ればこんなところもあるんよね、と再認識です。


さて、箕面と言えば、滝とともに有名なのがサル。特に観光シーズンには人間の与える食物を当てにしてかなりの数のサルが沿道に顔を出し、時には人間が襲われるようなこともあったわけですが、相当の被害が発生した状況に行政も腰を上げて、サル界と人間界の棲み分け対策をかなりやったらしいです。実際に歩道として利用されていたところも通行を遮断したりしていて、滝に降りて登ってくるまで、サルっぽい声が時折聞こえたような気もしたが姿は「あれ?あそこにおったっけ」という程度。


せっかくだから下の娘にも野生のサルがこんなところにおるぞ、というところは見せといてやりたかったところなんだが、と思いながらの帰り道、滝から下界への中程、大きなカーブを回ったところに、


V92shnvn



  ←おった。

Sswqlfgv そこからもうちょっと回り込んだら、


  ←親子連れ。


写真にはこれだけしか撮っていませんが、道路を横断する子猿とか、10数頭がたむろしていて、やむを得ずちょっとストップです。娘もこんだけ現れるとは思っていなかったらしく、結構喜んでましたが。


ともかくこうして、やっぱり「おる所にはおる」ということですので、エサを与えたりゴミを捨てたりはしないようにしましょうね。サルにはサルの生活をしといてもらいましょう。





2008年3月30日 (日)

花冷えに車並べてイチゴ狩り

_gr4cune 3月末になって、何だか急に寒い日が続きますね。典型的な「花冷え」といった感じでしょうか。

特に今日は朝から半分冬に逆戻りしたような陽気になりましたが、そうは言っても大阪でも桜が盛りに近い今日この頃、昨年はオープン初日に行ったイチゴ狩り、天気も悪そうだし客足はいかほどかと、朝から出かけてみることにしました。

富田林方面には最新品種をやっているわけではないものの、予約不要で安くて時間制限がなくて持ち帰りパックにも詰めて帰れるイチゴ狩り農園が何カ所かあるのですが、今回はその中の一つ、東農園を攻めてみることにしました。別に昨年エントリした場所から変えたのには深い意味はありません。

Fzrhwd7h 場所は内環状線(=R309)でも外環状線(=R170)でも何でもとにかく富田林市内に入り、309で近鉄川西駅の南をくぐり抜け、橋を渡ってしばらく進んだ「川西南」で右折し、1kmほど進んで「中佐備」で左折(直進するとサバーファーム方面へ)し、さらに約1km上って看板の案内に従って行けば、駐車場所の案内をしてくれます。着いたのは8時半頃でしたが、その時点で既にビニールハウス群を半周以上車が回り込んでいました(写真は帰るときに写したもの。右側の列の真ん中あたりに307SWが停まってるんですが)。

8cwxhpzl 周辺の雰囲気はというと、普通に田舎、という感じですね。まあ大阪とは言いつつかなり周辺部ですから。ほんの数百mほど東に行けば大阪唯一の千早赤阪村ですし。

各種案内サイトには9時オープンとありますが、私たちが着いたときには既に先着の方々がビニールハウスに案内されていました。到着時あたりから雨もポツポツ降り出していましたし、早く始めていただけるのは助かりますね。

_p3ta4zf さてここのシステムは、まず受付(入口のすぐ脇)でお金を払い(大人1000円、こども700円)、おみやげ用のパックと水の入った瓶(食べる分を洗うためのもの)を人数分もらいます。で、受付右側を抜けて列に続いていくと、しばらくして適当なスペースに案内してもらえます(人数の関係で入れる順番が前後することがあるようです)。

0rabt7oc イチゴはこんな具合で、高い位置に植えられているわけではないので腰の弱い人は要注意ですが、ふた畝分、結構広くスペースを取ってもらえ、赤い実もたっぷり、4つパックに取っても食べきれないぐらいの量でした。甘みも香りも十分です。なお、イチゴを食べる際、「ヘタ」はそこら辺に捨てずに、水の入った瓶のフタにでも受けておいて、帰るときに瓶ごと返しましょう。

4o57zylr 持って帰った分は改めて食べましたが、いやあたっぷりありましたね。

結構お得な場所だと思います。天気が良ければ回りでもうちょっと遊べたりもするような感じです。ただ、お手洗いがあまり美しいとは言えませんので、その辺気になる方、お子さま連れの方は、来る前に済ませておく方が良いでしょう。

今日農園を出たのは9時半でしたが、既に入口の看板には「本日終了」の貼り紙が。土日のみ、収容人数にも限りがありますから、特に春休みやGW時期は、早めに行っとかないといけませんね。





2008年3月16日 (日)

というわけで、おおさか東線

Id0oxubs さてさて、赤川鉄橋までネタにしてしまった以上、「銀河」や「あかつき」は仕方なくとも、おおさか東線の初日はちょっとかましておかなければなりません。というわけで、午前中に上手い具合に放出駅で小一時間の空き時間があったので、また今回も諸般の事情で下の娘を連れて(タダだし)取りあえず乗ってみることにしました。

放出駅は10年ほど前までは古い駅舎の前に山のような駐輪、というローカル風情の駅でしたが、今やすっかりこぎれいになってしまい(駅の構造も島式4線になり)、貨物ヤード後には高層マンションがドカドカと建って、かつての面影はほとんどなくなっています(北側駅前の「赤坂」あたりが歴史の香りを伝えていますが)。

O0nqv_vr 改札を横切るように行列ができているのは改札脇のみどりの窓口で記念入場券セットを求める列、有人改札に普段見られない行列ができているのはスタンプラリー。そこをすり抜けるように改札を通ると、おお、真新しい表示板はもうすぐ発車となってます。おおさか東線は、片町線に挟まれる格好で、下り発車ホームが2番線、上り到着ホームが3番線となっています(尼崎方面の直通快速は4番線)。
4v0hbtan 毎時4本の運転です(15分毎というわけではなくて、昼間は11・22・41・53分というパターン)のであんまり1本逃したくないため、娘の手を引いてとっとと階段を下りていくと、停まっているのは関西線仕様の201系「緑電車」。

こういう方向幕を見ると新規路線の雰囲気がかなり出てきますね。

Mjldbnms 開業初日とはいえ土曜日の昼前、カメラを手にして乗車している人は多いけれどもそれ以外の移動手段として利用している人はどれほどいたのかな、と少々疑問になる車内は、恐らく乗車人数分の座席は空いていたのではないかと思いつつ、先頭部分は←こんな感じ。それも結構平均年齢高し。試しに娘をちょっと抱え上げてはみたがどっちみちほとんど見えないのでありました。

Tr8c60ca そうこうするうちに高井田中央(前の車両は中央大通の上に停まる。東側にはいつもお世話になってるプジョー東大阪のショールームも見えますよ)を抜け、JR河内永和、JR俊徳道、JR長瀬と小刻みに停車して(永和→俊徳道間は加速する間もない)、新加美で223系直通快速とすれ違い、関西線に挟まれる形で高架を下りて、ものの15分も経たずに久宝寺です。着いたホームの向かいには柏原ゆきの同型電車が停車中でした。いやほんと、こうして見ると写真撮りに来た人多いです。

Xt_je_ke さて、別にこちらに何か用事があるわけでもないので、反対ホームからの上り放出ゆきで戻ります。

新加美駅少し東の高架を上がりきったあたりの所から左下に、←のように、途切れて金網で封鎖された線路が目に入ります。これは現在は休止扱いとなっている「阪和貨物線」(関西本線の支線)です。

Yohj0noe おおさか東線が「大阪外環状線」として計画されていた頃は、南下した電車がこの線を通って杉本町から堺市方面へ、という予定もあったようなのですが、沿線の旅客需要があまり望めないということもあってか立ち消えとなり、北側とは対照的な寂しい姿をさらしています。

←こちらの写真は、一つ上の写真で金網が張られている踏切跡から撮ったものです。架線は奥側の電柱で脇に寄せられて途切れています。

41hkyg16 そして←こちらは同じ踏切跡から反対方向を見たもの。ほんの数年前までは電車回送や臨時列車の運行に使われていたということもあり、まだ線路も架線も朽ちたイメージはそんなにありませんね。しかし列車が走らなくなって以降、現地では道路化を求める声も上がっているようですから、こうした線路の光景もいつまでもそのままとはならないのではないでしょうか。

Kjc0rxmn 帰りは後ろ、ということで乗客数もぐっと減り、路線の様子も随分わかりやすくなってきました。新加美を過ぎて左から高架へ立ち上がってくる線路(一つ下の写真参照)と合流すると、長瀬までは比較的長い直線区間です。普通列車はそれでも80km/h程度しか出しませんが、ほぼ2km近く←こんな感じになります。

地図を見てみますと、平野区の北東の端っこから東大阪市の南西の端っこへと入っていくエリアで、必ずしも旅客密度が高いとまでは言えなさそうではありますが、既に中間地点への駅設置要望は出ているようです。

この中間あたりは地下鉄とかからも微妙に離れていますから、そのうち新駅設置を目指す声も大きくなってくるかも知れませんね。

6ut4_r0r 城東貨物線も、百済から回ってくる線路がおおさか東線に立ち上がってくるために高架化がなされており、地上線用の踏切は、道路上の設備は撤去され、線路上の設備にはカバーがされています。貨物線用の高架は、当然ながら電化関連の設備はありません。こちらの写真方向では、ちょっと遠いのですがおおさか東線の東行き電車も見えます。

Bmweqzkp というわけで、帰りもアッという間に戻ってくるのでありました。南から第二寝屋川を越えた列車は片町線の下り線をくぐり抜けて放出駅へと戻っていきます。

ここから北へは、まだ城東貨物線のまま、しばらくはこの形での運用ということになりそうですが、それでは旅客需要がぐぐんと延びるほどにはあるのかな?という気もします。工事に入りそうな雰囲気はそこかしこにあるものの、以前から言われている2012年の開業というのはどうもしんどそうな感じがありますが、やはり「外環状線」っぽく北線とつながって初めてそれなりの効果がありそうな路線ではないでしょうか。





http://eos40d.blog122.fc2.com/blog-entry-135.html
http://peerskansai.blog85.fc2.com/blog-entry-417.html
http://d.hatena.ne.jp/nd2620/20080320/1206014481

2008年3月10日 (月)

おおさか東線開業直前企画? 赤川鉄橋

Btdko5_r 3月15日に、我々はずっと「大阪外環状線」と呼んでおりつつもいつになったらできるねん、と思っていた「おおさか東線」が開業となります。とは言っても放出から南、久宝寺までの部分開業ですが。

この路線はもともと単線の貨物線を複線化して旅客列車を通すというもので、今回開業するその先の北側は放出から鴫野を過ぎて北へ折れて(貨物線は吹田へと流れていきますけど)、城東区、旭区、東淀川区を抜けて新大阪へと向かう予定になっているのですが、こちらはなかなか調整が必要な箇所が残っていてまだ開業には時間が要るようです。

それでも片町線と関西線が環状線の外側で直結されたことで、奈良方面から東西線を接続して神戸、宝塚方面へ乗り換えなしのパターンができるわけで、実際にラッシュ時にはそのような直通運転パターンが実現するようです。

Yta1yopx まあ新しい路線に関しては別途エントリするとして、今日はそんなこともあったのでふと思い立って、淀川に架かる橋の中でも極めて異彩を放つ、「赤川鉄橋」へ行ってみることにしました。故あって下の娘を車に乗せて、赤川3丁目を目指します。

ここは正式には城東貨物線の「淀川橋りょう」というんだそうですが、恐らく地元民は大半が「赤川鉄橋」と呼んでいるはずです。元々複線対応の鉄道橋として設計されていますが、貨物専用の単線運行がずっと続いており、上流側(下り)の線路になる部分にはずっと板が渡してあって、歩行者、自転車専用の「仮橋」として周辺住民の重要な通行手段になっています。

Bjwrl0__ 最初の写真にも「赤川仮橋」とあるとおり、あくまで鉄道を複線化するまでの仮の道、という位置づけであるため、約600mの人道橋には最低限の安全性のみ有する幅もまちまちな木の板が張られている状態です。

それが所々←こんな風に傷んでいたり、固定箇所がちょっと緩んでいるのでは、と思わせるガタガタミシミシ音とかが随所で聞こえ、特に中間部より右岸側の、下は淀川、という部分はちょっと違う意味でスリルがあります。小さい子をちょっとだけびびらせながら歩くと結構面白いです(ほどほどにね)。ただ通行量はかなり多くて自転車もどんどん通りますのでその点は注意が必要です。

Oqtqvgb4 貨物線とはなっていますがこの路線は徳庵の方にある近畿車輛への電車回送にも使われているので電化されており、人道橋部分の頭上にも電線は通っているので複線化の工事が進めば電化の手順は早そうです。

さて、今のところ4年後の予定のこちらの複線電化完成後は、恐らく15分ヘッドぐらいで電車が行き来することになるのですが、現在昼間に定期的に走っている貨物列車は往復で1日10本足らず。なかなか走っている姿を見ることはできないようなのですが、たまたま対岸の淡路側まで行き着くと、何人かカメラを用意して待っている人がいらっしゃる。お、これはじきに列車が来るかと15分ほど時間を潰していると、上手い具合に旭区側から上りの列車がやって来ました。貨物列車はDD51が引っ張っています。娘は貨物列車が目の前を走り抜けるのを見るのは初めてでした。なかなかこういう感じで見られる場所も多くはないでしょうが。

Nnm0drd3 当然ながら、このように、人や自転車が通る横を貨物列車が走り抜ける橋、というのはそうそうあるわけではないのですが、この昭和の香り漂う光景も、(工事がある程度延びたとしても)あと数年で見納めになりそうです(並行して人道橋を建設するという計画はあるようですけど)。

なお、娘が自分も写真を撮りたいというので、橋から梅田方向を撮らせてみました。西から雲が厚くなってきたので、あんまりきれいにはならなかったですが。






2007年11月19日 (月)

星のブランコ

今日は大阪でも特に午後になってだいぶ冷えてきましたが、逆に少々歩いてもえらく汗をかくことがなくて、ハイキングにはちょうどいい気候です。北河内地区の者にとっては、小さい子を連れて歩こうと思えばまずは私市。では行ってみましょう。


Jdvxllkp 関西地区以外の方にはかなり難読になりますが、私市へは枚方市から交野線に乗り換えて約15分で到着する終点です。駅前はほとんどが、ここから幾つかあるハイキングゾーンへ向けて歩き出そうとする人達で、子供会か何かの集団とか、中高年のグループハイキングとか、いかにもな感じで結構な数降りていきます。駅前自体は割にひっそりとしているんですが。

Cxtkscvd 駅前すぐの突き当たりを左へ行けば、これも小学校の耐寒遠足の定番、月の輪の滝からくろんど池へと向かう道なんですが、今日はここを右へ向かいます。真っ直ぐ5分ほど行けば大阪市大の植物園がありますが、その手前、駅前から最初の交差点を左折、間もなく国道168号線(生駒から奈良県を突っ切って新宮にまで達する道)と合流しますが、この道は途中で歩道がなくなるので、最初の信号を右に入り、いわふね自然の森というスポーツ・文化施設の前から川の対岸にある歩道を進みます。ロッジやバーベキュー場を抜けると徐々にハイキングコースっぽくなってきまして、多少のアップダウンを繰り返しつつ2km弱。いかにも徒歩でしか入れませんよ、という感じのゲートがあるのが、「ほしだ園地」の入口です(車の場合はもう少し先に有料駐車場の入口があります)。

Gqedoxst さらに進むと、「森林鉄道風遊歩道」という木製の道があり、右へ回り込んだ所に大きなクライミングウォールが目に入ります。ピトンの小屋と呼ばれる案内・休憩施設もあるところ。かなりの数の人が集まっています。

ここから先、吊り橋への道は複数ありますが、どれを通ってもそれなりに大変ですので、小さいお子さんにはちょっと辛いかも知れません。ベビーカーとかはピトンの小屋に置いて行かないと登ることはできません。

Hl_35k0y さて、さらにしばらく進むと、ちゃんとしたハイキングコースという感じの道になり、間もなく道が二手に分かれます。左は管理道から展望スポットへ向かう「さえずりの道」(やや急登)、それから吊り橋の西側へと通じる「おねすじの道」(こっちの方がマシ)へと向かい、右は木製階段が続くやや急な「ぼうけんの道」となりますが、ここを右へと向かいます。道行く頭上に吊り橋が見える、そこをくぐって登りながらぐるっと回り込む格好になります。

距離的には大したことはないのですが、結構階段の連続でしんどい道を登り切り、右に入って100mほどで、全長280m、地上高最大50mの吊り橋「星のブランコ」がその姿を現します。

Dgnkb6by 橋自体はゆっくり渡っても5分ほどですが、渡る途中の景色も良く、また板張りの橋の隙間から下を覗いて「ひゅううう」という気分を味わうのもまた良し、という橋です。全長のかなりある吊り橋で、かなり頑丈な造りになっていますので、あまり揺れはありません(こうした施設系の吊り橋なら、「ハーベストの丘」の吊り橋とかの方がずっと怖い)。風景としても、かなり「絵になる」橋ですね。

Iwrzlyym 渡りきったあとは、「おねすじの道」を少し登り、さらに管理道を左にとってもう少し登ると「やまびこ広場」、そこから150mほど行くと北側に開けた展望スポットがあります。既に少々雲が出てきていましたが、手前に渡ったばかりの吊り橋、遠方にポンポン山他の北摂の山、さらに愛宕山から比叡山の形も望むことができます。

下り道は、やまびこ広場から一気に下る「さえずりの道」を進みましたが、急坂のため注意、という案内が出ているせいか、利用する人が少なく、しばらくの間ですが静かな歩きを楽しめます。ただし、足元には注意が必要ですが。


徐々に風も強くなってきましたので、早めに駅に戻ることにしましたが、ざっとこれだけで歩行時間3時間程度。幼稚園児を連れての歩きですから、こんなもんでしょうね。




2007年11月 4日 (日)

[大阪の渡し船・番外編]安治川隧道

千歳渡しまで都合9回にわたって、大阪の渡し船を全部回るというシリーズをやったのですが、そこで一つ、渡し船ではないけれど付け加えておかないと、と思っていたのが、安治川トンネルです。いい天気の日曜日、他の用事のついでに、ちょっと行ってみることにしました。個人的には随分久しぶりになります(着いてみたら持参のデジカメが電池切れであると判明。やむを得ず携帯カメラで撮っていますので、ちょっと画像的にはよろしくありません)。

56knzybr 今回は南側(安治川の左岸側)からです。地下鉄中央線(地上に出てますが)の九条駅を出て少し西(南西方向になります)、九条2の交差点を右にとり、西九条松島線を安治川へと向かいます。そうすると右手に「阪神なんば線」が地下から高架へと立ち上がってきます。高架の構造物自体はほぼできているようですね。


500mほどで、「源兵衛渡」という交差点に出ます(写真は交差点北側から南方向)。ここは安治川1丁目と2丁目の間あたり。ここに「安治川トンネル前」というバス停もあります。しかしここを通るバスは1時間に1本ですので、トンネルを訪れるための交通機関としてはあまり適しませんね。

I15khwmr さてここから北側を見ると、50mほど先に←の、ちょっと年季の入った建物があります。ほとんど車は入ってこないですが立派な車道のあるここが、安治川隧道の南側入口です。


安治川は、河口近くに天保山渡しもあることからわかるとおり、やや大き目の船舶も遡行していきますから、このあたりでもかなり高い位置にでないと橋を架けることができません(阪神の高架橋も水面から10m以上高いところを通っている)。明治時代には8本の橋脚を構えた橋が架かっていて、うち2径間は橋脚を軸とした旋回構造で、船舶の航行に支障がないようにされていたそうですが、のちの洪水時に破壊され、以後は源兵衛渡という渡船に頼っていた時代が長く続いていました。


しかし昭和に入ってからの交通量の増加に伴い、都市計画によりここに架橋ではなくトンネルを通す計画が立ち、昭和10年から工事開始、戦時中にも物資輸送の重要性を考慮して工事が続行され、結局昭和19年に完成しています。当時としてはかなり画期的な沈埋工法(河床に溝を掘り、そこにケーソンを沈めて埋設するやり方)を用いたトンネルで、建屋から14m下の河底を通しています。


エレベータ建屋の向かって左側は階段と歩行者・自転車用エレベータ。事務所(現在は基本的に無人)をはさんで右側は自動車用エレベータが2基あり、かつては1日1000台以上の車両が利用していたそうなのですが、国道43号線の利用車両が増えたことや排ガス問題などの影響で昭和52年に車両の利用は停止され、現在はゴンドラが封鎖された状態で残っています(車両はスロープでトンネルを通すようにするという計画もあったと言われている)。

Tnhoioee 現在も1日6000人ほどが利用する歩行者・自転車用エレベータは、自転車が7、8台は横に並べる程度の大型のもの。ただし運用時間は6〜23時(冬季は22時)で、それ以外の時間帯は95段ある階段を利用するしかありません(つまり自転車の利用はかなり厳しい)。


しかしこのエリアは、上流側は約1.5km遡った船津橋、下流側も1km近く下った国道43号安治川大橋まで橋はありませんから、このトンネルの存在意義は大きい(交通量の多さからみて、時間的制約のある渡船ではしんどい)と言えるでしょう。


8uns4ovq 河底部分の距離は約80m。通路の幅は2mほどで、自転車を押しながらでちょうどすれ違える程度といったところです。


かつてはエレベータは有人運用されていた(だいぶ昔に通行したときにはいた記憶がある)のですが、現在は大阪市の財政事情もあってか(ここはほとんどの渡船と同様建設局の所管)ゴンドラは無人。地下には24時間監視カメラが作動し、警備員が常時巡回しています(通る人には一人一人挨拶してくれるが、逆に不審者のチェックという面もあるのかも)が、深夜に女性だけが利用するのはちょっと怖いかも知れません。

Kxpgrd7f 右岸側(此花区)にも当然ながら同じような建屋があります。ここからはそのまま北へ300mほど行けばJR、阪神の西九条駅です。


←の写真はその右岸側をすこしだけ上流側に入った堤防沿いの歩道から撮ったものです。手前の大きな橋が工事中の阪神なんば線の橋桁です。おおよその高さ関係がおわかりいただけるものと思います。


大阪は、川の水運に支えられてきた都市。かつては架橋困難な場所に、公営の渡船だけで30以上を数え、行き交う船の間を通り抜けていたようですが、今は高く川を越えて架けられた橋も多くなりました。しかし残された渡船と同様、このトンネルも、ここにないと困る地理的事情により、引き続き住民らに利用されています。特にこのトンネルは利用者も多く、なくすことのできない施設と言えるでしょう。


というわけで、渡船シリーズ、これで本当のおしまいです。





天保山にて

5vdss5y2 後ほどエントリ予定の場所へ行ったついでに、先日エントリした「アートストリーム」の現場を覗いてきました。

場所は天保山。観覧車前を左に上がり、マーケットプレイスを抜け、海遊館を右に見ながらサントリーミュージアムへ。ミュージアム前というか、周辺のスペース一帯が会場です。
Aea25olc 昼前に行ったのですが、さすがに今日は行楽日和でこの周辺もかなりの人出。もともと関心があってきていたとおぼしき人以外にも結構人が入っていました。

中身はささっとひととおり見て回った程度ですが、まあいろいろです。一見しただけですが、結構「似たようなのが多い」というと怒られますかね。

Rncupl6h 渡し船も登山も実行済ですので、他に何かネタになりそうなことは、と思って海側(USJ前行きの船が出るあたり)に出てみますと、










←この子


が気持ちよさそうにぽへーっとしていまして、誰かの飼い犬だとは思いますが、1枚撮らせていただきました。


大人しかったですね。



やっと、ちゃんとした秋の一日、という感じがしました。





2007年11月 2日 (金)

アートストリーム2007

大阪21世紀協会の中の人のご依頼でイベントのご案内です。


この週末は天気も良さそうですから、ちょっと天保山はいかがでしょうか。登山日和でもありそうですし。



アートストリーム2007 in 天保山

11月3日(土・祝)、4日(日) 10:30〜17:00
場所:天保山マーケットプレイス
入場無料

クリエイターの活動を応援する、屋外アートマーケットです。お近くに来られた際にはどうぞお立ち寄り下さい。


なお、セカンドライフでもアートストリームのイベント、やってるみたいです。私はそこまで手を出してないんですけど。




2007年10月14日 (日)

御堂筋パレードの北側で

Wfw_kihx 前日の天気予報では、午後から雨、降水確率50%、ということだったんですが、朝になってみるとまあそれなりに悪くない天気。午後はかなりどんよりした曇り空になりましたが、結局最後まで保ちました。私が「中の人」だった頃には、降水確率70%を気合いで止めた(と本人は勝手に思っている)ときもありましたし、颱風の進路と到達日も気合いでずらした(とこれまた勝手に思っている)ときもありました。


私の持ち場は以前からここ、梅新の少し南でして、要するにパレード参加者が集まって、車両と合流してスタート地点へ送り出される場所です。


主な参加者は近くで見ることができますが、別に何かをしてくれるわけではなく、逆にここはパレードコースの前の段階なので、音出し、演技は禁止(と言ってもちょちょっとやっているケースはありますが、でも原則禁止)でして、実際のところどういう風に各団体が展開されているのかはほとんどわからないのであります。


Olvdfezl 今年は開始時刻が1時間早くなって13時でしたが、ここの準備はもう少し早くから始まります。交通規制の始まる12時よりさらに少し前、最初に出てくる団体で荷下ろしの必要なところがまずやって来て、このように、舟だんじりをクレーンで吊るところからスタートです。

その後は、今年からちょっと変わった段取りに「おいおい」というパターンが続いたり、来るはずの人がなかなか来なくてちょっと焦ったり、逆に何でここにこのタイミングでこの車が来るんや、という、主催者側の事前の注意が足りないのか来る団体がちゃんとチェックしていないのかわからないが幾つかの小トラブルもあったりで、13時前から16時前ぐらいが何かとバタバタします。

Uj6kgkw7 まあそれでも、16時前には最後の隊を送り出し、後は本線の進行スタッフの皆さんよろしくね、というわけで片づけ、終了です。やっぱりだいぶ雰囲気変わっちゃったね、という印象を持ちつつ。


というわけで、「中の人」からたたのお手伝いになって3回目、今年も本線で何をやっているのかわからないままでしたねえ。



2007年9月 2日 (日)

[大阪の渡し船]千歳渡し

前回の続きです)


Ni5t3bi0 さて、時折むりやりに関西系ブログであることをアピールするかのように、都合9回(天保山だけ2回になった)にわたってお送りしてきました「大阪の渡し船」シリーズですが、渡し船が8箇所しかないのでこれ以上続けようがありません。と言い訳ともつかないようなことを写真の横で前置きしつつ、もうちょっと頑張ってみましょう。

前回の甚兵衛渡しを降りた左岸側から少し下流側、佐川急便の事業所があるあたりは既に北恩加島で、この辺は元々千歳という地名だったようです。で、余り日陰のない酷暑の道をしばらく行くと広い道に出ます(北村3)。遠くに緑の丘が見えるのですが、そこを右に入りますと、間もなく千歳橋バス停。マリンテニスパークというのが目に入ります。道はそこから右にカーブを切りながら坂を上っていく「千歳橋」と、側道として行き止まりになっていく道に分かれます。

Oxpmseh_ 大正区の南側は、ちょっと太めのブラックタイガー海老をボイルしたような形になっていて、その尻尾のあたり(鶴町)に運河があり、千歳と鶴町を結んで、大正時代に旧の千歳橋が架けられていたようです。

その尻尾の内側、足の部分を切り取る形で、大正内港が建設されたのが昭和30年頃。旧千歳橋は取り壊され、千歳−鶴町間はその代替として渡船で結ばれることになりました。この渡船はかなり歴史が新しいものです。

Mr0wjsmp 現在の千歳橋は2003年に開通したもので、市バスを含めて車両が大正区を循環できる形になったのですが、写真をご覧いただけばおわかりのとおり、何せ桁下高が30mを超えるため、階段や坂道を上がっていくのも大変で渡船をなくすわけにもいかず、現在も運航が継続されているわけです。

乗船場は側道の行き止まりにあり、尻無川の出口を見ると、港大橋、なみはや大橋を遠くに望むことができ、昼下がりの光に水面がまばゆく輝きます。風もそこそこ抜けてくれるので、しばし暑さを忘れさせてくれます。秋の夕暮れとかに再訪したくなるような風景ですね。

X39npp0a ここの渡船は天保山と同じサイズで定員は60人強。朝夕は10分おき、昼間は20分おきの運航です。

35度超の猛暑の午後、それでも出発時刻になると主に自転車客が10人余り、乗船場に列をなしていました。両岸の間は370mほど、2分程度かかる、渡船としては長めの「船旅」です。

乗船場から橋はぐっと南側へカーブを切り、船もそれに沿うように進みます。

Eva3deei 左の内港側を眺めてみますと、先ほど歩いているときにも遠くに見えた緑の丘が目に付きます。昭和40年代前半、この千島地区に、港湾地帯整備の名目になる「千島計画」の緑地造成がなされ、当時急ピッチで行われていた大阪万博の造成等により生じた残土をここに盛土して作られた人工の山、昭和山です。

標高35mは上町台地よりも若干高いほどで、高さでは鶴見新山に続く大阪第2の高峰らしいです(どっちも人工の山だが気にしない気にしない)。

Xrqsudp4 対岸からは千歳橋の美しいカーブと、その左遠くに弁天町のオーク200ビルがはっきり見えます。川と言うより海に近い渡船ですから、風景にも変化があり、楽しめますね。

鶴町側の乗船場からは、橋に沿ってしばらく歩き、市営住宅の真ん中を突っ切って、鶴町北公園の横を抜けると、市バスの営業所が見えます。各方面へのバスがそれこそ頻発している場所ですが、私のようなひねくれ者は住之江公園を目指していましたので、本数も1時間に2本程度しかありません。このバスは新木津川大橋を渡りますので、渡船を下に見ることもできそうなのですが、位置関係としてはちょっと無理なようです。

Dkhr9anu いずれも平日に乗ったわけではないので、本来の渡船の利用され具合というのがわかっているわけではないのですが、世の中はいろいろと変わっても、そこを車両を持たずに移動する人のために渡船は存在し続けるのであり、そこに住む人、通勤通学する人にとっての確かな足としての役割を担い続けています。

あくまでこれらは橋の代替であるわけですが、場所によっては大阪の観光のために便利な「足」になり得る余地を残していたり、一方で大阪の極めてディープな地域を結ぶマニア向けのツアールートなどという呼ばれ方もされる可能性はないとは言えないものと思われます。


しかし、そこまで行くには運航体制もできていませんから、やはり渡船は渡船、地味な形でこれからも生き残っていくことになるのでしょう。


いつにとは言わないけれど、また再訪してみたいと思います。




(この項おわり)





2007年8月26日 (日)

[大阪の渡し船]甚兵衛渡し

さてさて、誰が見ているのかさっぱりわからないけど、行ってみると必ず一人や二人はカメラ片手に渡船巡りをしている人を見かけるのできっとどこかからこのブログに行き当たる人もいるだろう、と前向きに続けるこのシリーズ、大阪市内8箇所の渡船のうち既に6箇所を渡り、残りは2箇所。このえげつない残暑の中をまとめて行ってきました。まずは8つの渡船のうちでも両岸の距離が短い部類に入る甚兵衛渡しから。

Tdz388hs 大阪市内の渡船は、天保山を除けば大抵が大正区絡みなのですが、河川を航行する船のサイズの関係でうまく橋を架けられない場所というのがその辺りに集中しているというのが第一の要因、あとは橋は架けられたが地上高がかなりあって歩行者(特に子どもや高齢者)には非常に渡りづらいために渡船も並行して残しているというのが第二の要因としてあります。こちらの渡しは第一のパターン、次回の千歳渡しは第二のパターンに当たります。

甚兵衛渡しは唯一、尻無川を渡る渡船で、確かにドームのある岩崎橋、それから43号線が渡る尻無川橋の他に橋はなく、河口付近はこれがなければかなり不便な場所になりそうなのが地図を見てもわかります。

Xuu7cfv8 今回は、千歳渡しへ続けて向かうためもあって、右岸側(港区側)から向かいました。まずは地下鉄で(JRでもいいですが)弁天町へ、そしてバスターミナルから106AかDに乗り、↑福崎1丁目で降ります(本数の多い夕凪からでも徒歩15分ぐらい。福崎1を回るバスは30分に1本程度)。バスは右折しますが渡船へはそのまま真っ直ぐ。環境事業局港工場を左に、NITTEIの事業所、それから小野田レミコンを右に見ながら4、5分歩けば突き当たりに渡船場があります。ここは非常にわかりやすい。

これだけの事業所があって、また対岸の大正区側には泉尾、北恩加島の大きな住宅などもあり、学生・生徒の利用も多いようです。また上に書いたように尻無川の河口近くで唯一通行できる場所ということもあって、この渡船の利用者は8渡船の中で最も多いそうです。平日の朝は2隻の船で随時運航ということ。これは他の場所には見られません。

5caal855 名前の由来はかつて紅葉の名所として知られた尻無川畔にあった茶店の屋号で、はまぐり、しじみが名物だったようです。趣のある名称ですね。

今ではそんな情景は見る影もありませんが、人の賑わいは相変わらずといったところでしょうか。

堤防を越えて乗船場に下りると、ほとんど泳いで渡れそうな感じがします。左岸からやって来る所要時間は約30秒です。本当にあっという間。

Xynmqhbg 下流側を見てみますと、川幅が狭い部分の先端に鉄鋼関係の埠頭のクレーンが目に入ります。その先はうんと川幅が広がり、また倉庫や鉄鋼系の立ち並ぶ岸壁になります。そこまで行くと人の行き来は必要のないところ。まあいい場所に渡船場が設定してあるわけです。

休日昼間は15分おきの運航。この時間帯に運航されているのは大阪市内の渡船の基本スタイルである乗員込み48人乗りです。

Dlmwmhfo 乗船場を出ると本当にわずかの間に着いてしまうのですが、いろいろとあるのは上流側で、まずでーんと構えているのが防潮用の尻無川水門(府の設備で、木津川のと同様、高潮時には上流側に弧が下りていく)。その向こうには国道43号線、さらに向こうに京セラドーム大阪から西区、中之島方面のビルまで望むことができます(尻無川自体はドームの前あたりまでで、運河づたいに木津川に合流しますが)。
1l1fes2i 着いた場所は大正区の泉尾7丁目。大正高校や市営住宅、それに佐川急便の事業所がすぐ前にあります。

こちら左岸側には乗務員の詰所がありますが、ここは他の渡船場よりも敷地的にゆったりした感じで、普通の中小企業の事務所のようにも見えます。敷地の脇にはちょっとしたガーデニングエリアのような所もあって、利用者の多い場所だけにいろいろと配慮されているのだな、と感じます。


35度超え、猛暑の土曜日の14:30頃、何もこんな時にうろうろしなくても良いわけですが、こうなれば最後の1つ、千歳渡しまで行ってみましょう。シリーズ最後を飾るにふさわしい渡し船です。


(もう1回つづく)






2007年7月23日 (月)

[大阪の渡し船]天保山渡し(その2)

前回の続きでいってみましょう。


Mzykpqng こちらの写真が対岸の乗船場との位置関係を表しています。上の橋は天保山大橋ですが、これは阪神高速の道路専用橋です。まあこの高さをわざわざ渡ろうという人もどっちみちそんなにいないとは思いますが。

この辺りもかつてよりはだいぶ水質が良くなっているようで、エサを探してたびたび水面下に潜る水鳥(ウミウかな)も見られます。

M76rxdoe 桜島側から出発してちょうど半ばあたりで、右後方の海遊館側からの遊覧型フェリーがすれ違いました。こちらがいわゆるUSJ−天保山のシャトル船です。これも良いかも知れませんが、やはり料金が高すぎる気が(ただ、セット券とかで周辺施設や食事の割引特典もあるので、単純に「高い」とまでは言い切れませんが)。

しかしまあ、向こうの船に乗っている人にとっては、「あの船何?」てなもんなんでしょうね。

G5shvkjo さて、ものの2、3分で港区側、天保山の船着場に到着します。対岸からは先ほど出たばかりでまた30分待ちのはずなのですが、既に十数人が出発を待っている状況でした。平日の朝夕だけではなく、土日にもそれなりにお客さんがいるということでしょう。

どうやら次の便でそのまま引き返す「渡船好き」も何人かはいたようですが。

Wy1biu_c 天保山側の渡船場は、一番上の写真の右側の緑の部分に当たりますが、橋の際のちょっと狭い地形に位置しているため、待合所もちょっと狭く、路地のような感じの所を抜けて台船に向かう形になっています。

ここから天保山のバス停へ徒歩約5分、海遊館へはさらに3分ほどの場所にありますが、ここまで来たらやはりやるべきことは登山。

そう、国土地理院も認めるという日本一低い山、標高4.5mの天保山を目指しましょう。

天保山の先端は小さな公園になっていて、そこだけ緑も豊富です。で、普通の山登りは高いところを目指して行くわけで、やはり階段があって一番高い丘のようになっている場所に上がるわけです。しかしここは偽の山頂(いや、一番高い場所には間違いないのですが)でありまして、公式の山頂(2等三角点)はそこから見下ろした渡船場側、明治天皇行幸記念碑を囲む通路のような所にポツンとあります。

Mktvituf もともと、江戸後期に安治川の航路確保のために行った浚渫の土砂を河口部の川岸に積み上げてできたのが天保山で、航路の目印ともなるような高さ20mぐらいの人工の築山だったようです。今でも公園の最高地点は10mぐらいあるかも知れませんが(こっちは地下鉄工事の土砂とかを積み上げたもので、山の来歴が違う)、三角点の場所は地盤沈下でだいぶ標高を下げたようです。

一つ上の写真に、「天保山頂」という手書きのプレートがあるのがおわかりいただけると思いますが、こちらは地元の「天保山山岳会」が現場の表示のために置いているもので、時々大阪ローカルのテレビにも登場するので結構有名です。

せっかく登頂を果たしたのですから、ここはひとつ、天保山山岳会を訪ねて、登山証明書をいただきに行きましょう。

Nekk99sd 山岳会の事務局は、天保山から歩いて約10分、地下鉄の大阪港駅のある築港交差点を通り過ぎて次の交差点を向かって右(西)に入ると見える、その名も「山小屋」という喫茶店にあります(さっきの「天保山頂」にも小さいが書いてある)。

ここで登山者名簿に必要事項を記入し、手数料10円(ラミネートパウチをする場合は100円)を払うと、←の証明書がもらえます。登山証明書の受付時間は余り長くないようですが、閉店中でも店頭のメモ用紙で郵送受付をしてもらえます(手数料100円)。

登山証明書は1998年頃から発行しているそうですが、今年に入ってから、私で1226人目だそうです。今でも結構人気があるというか、結構物好きって多いもんですね。


というわけで、渡し船シリーズはあと2つ。また忘れた頃にまとめていってみようと思っております。


(つづく)




[大阪の渡し船]天保山渡し(その1)

前回の木津川渡船から6週間ぶりの「大阪の渡し船」シリーズ、6箇所目は恐らく8つある渡し船の中でほぼ唯一と言って良い、大阪への観光客の目にも止まりやすい渡船、天保山渡しです。


Gxrc1imq 大阪環状線を西九条で降り(直通の電車も多いですが)、←こんな塗色の電車で桜島線に入ります。かつては大阪臨海部の工場への通勤路戦、あるいは安治川周辺の貨物輸送用の路線ということで、旅客輸送も昼間は1時間に1、2本の路線だったと思うのですが、現在は昼間は1時間6本が走る、USJ最寄り路線となりました。

Xqfrflek 中吊りには、ユニバーサル・ポートと呼ばれる船着場から天保山の海遊館西側へと通じるシャトル船を大いに宣伝していますが、これは片道600円もする路線。確かに便利は良いようですが、渡船乗りには縁はありません。

というわけで、乗客の大半が降りるユニバーサルシティ駅をスルーして、終点の桜島まで行きます。ここも、その先にある埋め立て地の舞洲などへの拠点になっていますので、盲腸線の先端駅ながら昼間の利用者は少なくはありません。

また、USJの職員用ゲートはこの駅のすぐ脇にあり、駅を出てすぐ北側はそのままUSJのバックヤードという位置になります。

A_s2wwuk そのバックヤード側へ歩を進めると、すぐに横断歩道が現れ、そこに天保山渡船への表示も出ていますので、まあ迷う心配はないでしょう。すぐに道はUSJの雰囲気とは対照的な、なんというかいかにも此花臨海部という感じのエリアになります。すぐに郵便局が見えるのでそこを左へ。3分ほど歩くと突き当たりで、←の渡船場入口が見えてきます。

Fecvjk0h ここに、渡船を降りてきた人向けと思われる←の表示がありまして、これでおおよその位置関係はわかっていただけるのではないかと思います(ざっと見て上が東)。この渡船からだと、USJには直線距離的には非常に近いのですが、一般客向けの入口は東側にしかないので、徒歩距離だと25分ぐらいかかるということになってしまいます。そらまあこの渡船がむちゃくちゃ便利やったらみんなこっちに乗りますって。何せ無料ですから。

2unurksy さて、塀を回り込んで乗船場の方に降りていきます。ここも100年以上の歴史を有する渡船。もとは港湾振興のために設定された渡船航路で、対岸への距離は約400m。台船などの仕様は他の建設局所管の渡船と同様に見えますが、ここは休日でも航行する船が非常に多いため、通過の度に台船が相当に揺れます。

対岸の天保山地区は正面の大観覧車や海遊館、ミュージアムその他のレジャー施設が間近に見え、内航クルーズ船の発着も多く、なかなかに賑わっています。

Qlsfn5sv ということで、結構利用者も見込めそうな路線なのですが、大正区を多く発着点にしている渡船とは異なり、この渡船は昼間は30分おきの運航となっています。ちょうど私が来たときも0分に対岸を出た船が桜島側を出てしまったあとで、約25分待つ羽目になってしまいました。

仕方なく待っていますと、このシリーズ最多の乗船待ちの客数になってきました。日常利用しているような自転車の外国人も多いようです。

ようやく船がやって来ました。ここで使用されているのは他の渡船よりも一回り大きい船で、乗車定員は80名。対岸からも2、30人のお客さんを積んで来ていました。こちらからも結構自転車が多くて人数以上に客が乗っているような感じがしつつ、約2分の渡船の旅です。



(長くなったのでもう1回続けます)





2007年6月11日 (月)

[大阪の渡し船]木津川渡船

前回の続きです)

大阪市内の渡し船を巡るこのシリーズ、船町渡船を左岸側(南側)に降りて、大正区船町から、木津川渡しを目指します。道の右側は日立造船。しばらく歩くと、正面に中山製鋼所の正門が見えてきます。その向かいが市バスの西船町です。土曜日の午後ですので、人も車もまばらですね。

Jk3pfgxk その中山製鋼の敷地沿いに5、6分東進します。すると「新木津川大橋」の電光表示が見えてきて、その橋の螺旋上昇に入る少し手前で中山製鋼の敷地が切れ、南へ入る歩道が見えます。ここが木津川渡船の右岸側入口です。ゲートを通り、←こちらの歩道橋に入るまでは若干距離があります。

私が来たタイミングで、自転車が数台追い抜いていきました。休日は閑散とした道なので、自転車も気持ちいいでしょうね。

A1clj33e 堤防を越えると、例によっての渡船乗り場が見えてきますが、ここは他の乗り場とはちょっと雰囲気が違います。

台船の大きさ、係留のされ方が随分違うんですね。

ここは、他の7つの渡船とは異なり、大阪市でも港湾局の管理する渡船です。ひょっとして、台船の作りとか、一部仕様が異なるのはそのせいかも知れません。


5sxugivc 木津川も河口部になると、川幅も広がり、この渡船の渡航距離も300m近くになります。新木津川大橋も、以前エントリした千本松大橋並みに桁下高が高く、橋長もかなりあるので、渡船の値打ちは相当にありそうなのですが、北側に人家はほとんどありませんので、利用者は限られていると言えそうです。

実際、この渡船は朝夕は10〜15分おきに出航していますが、昼の時間帯は45分に1本です。渡船めぐりをする際にはここの時間をチェックしておく必要ありです。

Gqf73v6r 現在使用されている船は、市内の他の渡船と同じ会社の製造、定員も乗員込み48名と同じです。ただサイドがガラス張りだったりするところがちょっと違う仕様ですね。ここはもう海沿いと言って良い場所であるのが影響しているのかも知れません。川岸といっても汽水域ですから、私が船を待っている間にも、岸近くをかなり大きなフウセンクラゲがプカプカと何匹も、海の方へと流れていました。よどんだように見えますが、以前よりはかなり水質も良くなっているようで、冬場は渡り鳥がかなりの数見られるようです。

Mesqra0a 待つこと10数分、ようやく出航です。一旦バックして回り込むように出だします。やはり海に近いせいか、涼しい風には幾分潮の香りも混ざっているように思います。下流側には、幾つか係留されている船が見られ、遠くは南港で、小さいですが発電所の煙突も見えます。一方上流側は橋の下側に住之江区側の工場などが見えます。正面に見える煙突は北加賀屋のゴミ処理場ですね。

Wzuwlush やはりここは距離があるため、対岸まで2分少々かかります。到着すると向こうからは自転車の親子が乗ってきました。どうやら客は2人だけ。やはりこういう場所柄ということもあるのでしょうね。

さて、住之江区側の待合い施設はそれなりに立派な造りで、以前は車両も乗せられる大きな船が行き来していたことを窺わせます。しかし、ここは降りてみると自転車なしでは結構不便な場所でして...

最寄りの交通機関は乗船場から500mほど南にある市バスの木津川渡し通という停留所ですが、ここから出ている路線は西向きの一方通行になるので、地下鉄などへの乗り継ぎは時間がかかります。多少歩いてもかまわないのであれば、15分ほど歩くことになりますが、ニュートラムの平林駅まで行った方が便利だと思います。


というわけで、残りは3箇所、またついでがあるときにでも行ってみます。




2007年6月10日 (日)

[大阪の渡し船]船町渡船

6月も10日になろうとしていますが、まだ梅雨の気配がありませんね。土曜日も大阪だけではなく方々で激しい雷雨があったようですが、梅雨前線は日本列島のはるか南方。雨上がりにはスッキリと晴れましたが、風はひんやり爽やかで、これはまさしく街歩き日和です。

というわけで、1ヶ月ぶりに大阪市内に8箇所残る渡し船を巡るシリーズと参りましょう。前回は大正区と西成区の間を渡る木津川の渡船を3箇所回りましたが、今回はそこからさらに下流側にある木津川系の2つの渡船です。まずは船町渡船から。

6llw9muw 今回もスタートは大正区。JRまたは地下鉄の大正駅からとにかく多数出ているバスのうち、鶴町4丁目行きを利用して南下、前回降りた大運橋通も通過して右折、そこから間もなくの所にある鶴町1丁目バス停で降ります。本当に本数は幾らでもありますので、適当なのに乗りましょう。

降りたらすぐ後ろの道を南に向かいます。最初は住宅地ですが、次の広い道を渡ると、川沿いの工場地域にがらりと変わります。

Rmjst3aa 石油会社の工場を横目に少し西進すると、船町渡船場の大きな看板が見えます。そこをさらに100メートルほど南へ進むと、ご覧のような階段があります。ちょっと堤防が低めなのでしょうか、乗船場への階段もそんなに段差が多くないように感じます。

右側に見える建物が、職員の詰所ですね。
Pqetqec7 ここは、木津川本川の北側に開削され、尻無川とを結ぶ形になっている木津川運河の両岸を結ぶ渡船です。当然ながら運河の船運を第一にするため、中途半端な橋はかけられないということになります。向こう岸までの距離は約75mと短め。しかし渡る橋がないので、これがあるのとないのとでは随分違うことになるでしょう。

船のスタイル、桟橋と台船の様子などは他の渡船と変わりませんが、何となく川幅より雰囲気がゆったりして見えるのは、堤防の威圧感が少ないからでしょうね。

Eciv3s87 待合所には、前回見かけなかった←このような説明板が取り付けられています。別途ご紹介する木津川渡船にも同様の説明板がついていましたので、大阪市としても、渡船を一つの観光スポットとして軽くプッシュしたいという部分があるのかも知れません。
とは言えあまり有名になられても輸送力に限界がありますが。

ここの渡船は基本的に15分おき。前回行った所では聴かなかったのですが、ここでは出港時にアナウンスが流れていました。こちらからの客は私1人。対岸では3人ほど待っていました。対岸も完全に工場地帯で、生活利用という面が薄いということもあります。休日の利用者はそれほどいないように思われます。

Nsvrv9ca 雨上がりで澄んだ空気が気持ちいい午後。涼しい風を受けてまたまた短時間の「船旅」です。

ここも両岸は工場地帯。右岸側はエネルギー系が目立ち、左岸側は造船や化学系の工場が建ち並んでいます。運河の出口までは500m足らず。正面に見えるのは南港の埋め立て地で、高い建物はやや遠方にあるATCビルあたりになるのでしょうか。

A4d4b9nq と、余り考える間もなく対岸に到着です。右岸が鶴町、左岸が船町。着いた先もまだ大正区内です。ここも待合所がいい雰囲気を出していますね。

右岸側と同じような造りの階段を下りて、次へと向かいます。


(木津川渡しへとつづく)



2007年5月20日 (日)

色鮮やかな時期です

_zt7xn2o あ、何の断りもなく「近場に行こう」というカテゴリ分けをしているのに今頃になって気がつきました。一応「関西どっとコム」ですし、うちは大阪市内ですし、まあそこら辺から「近場」と感じる範囲、ということで。誰も気にしてないか。

さて、日曜日の大阪はまずまずの天気。気温はやや低めでちょっと風が強め。5月も下旬にかかると、半袖で外へ出ても、と思うのですが、まだ長袖でも薄いの1枚では寒いですね。

鶴見緑地の山のエリア、風車の下は一帯がサルビアとポピーで敷き詰められています。ちょっと終わりかけの部分もあるのですが、遠景の写真だといい具合です。

372nq9ia ここがゴミを埋めた公園として整備されだした頃から知っていますが、30年ほど前にはただ草を養生しただけの丘だった「鶴見新山」も、今では頂上部分以外は程良く樹木が生い茂り、眺望が利きにくくなっている反面、ちょっとした山という雰囲気が出てきています。人工の山とは言えここは標高39mで大阪市の最高点ですからね。

7m_3h_yk さて、ここは「咲くやこの花館」などの一部有料施設を除いては無料の公園で、最近は花博時代の建築物関係はもうほとんどうち捨てられた感じになっていますが、季節の花の環境整備はきちんと続けられています。

今はバラ園がちょうどいいシーズンです。ここをはじめとして、今日はカメラを構えた人がとても多かったですね。よく言われていますが、中高年層が、結構いいデジタル一眼レフにかなり本格的な周辺機材をつけて撮影に来られているパターンが目立ちます。そう大したことでもなさそうな花の周りに10人近くが縁の下の猫を呼ぶような格好で並んでいるのは、結構可笑しいですよ。





2007年5月19日 (土)

[大阪の渡し船]落合上渡船→木津川駅

こちらこちらの続きでまったりと進行しております。

Iicmbeoq 落合下渡船を降りて大正区側、すぐ西の道は2車線の市バスも通る道です。すぐ北には小林公園があり、少年野球の声が聞こえてきました。ちょっと暑いなと思い始めた頃に三叉路。ここらへんかなと思い右へ。するとすぐに突き当たりになり、左を見ると、いかにも下町っぽいすこし細い道沿いに、渡船場の看板が見えます。

この渡船場は、詰め所や自転車置き場とおぼしき設備が地上にあり、堤防に直結した形で乗り場が取り付けられています。←の写真は堤防上ぐらいの位置から振り返って撮ったものです。
6esrnwlr この渡船も、木津川のずっと橋の架けられない区間での交通を確保するために運航されているものです。ここより上流での東西を結ぶ通路は津守の国道43号線になりますが、それでもまだ約400m北になります。やはり地元にはそれなりの需要があるということが言えるでしょう。このあたりはどちらかというと若干住宅の数が多いように思われ、実際に利用者数も落合下より多少多いようです。

こちらの渡船も、下流の2本と同様、大正区側基準で0,15,30,45分の15分ヘッド。同じような48人乗りの船が桟橋に停まっています。
Xdmdxszl 例によって1分少々の道のりですが、この船からは、なんと言っても上流にどーんと構えた二つの水門が印象的です。

木津川、そして支流の三軒屋川はどちらも海からの水路として利用されていますが、この地点の水門が防潮の前線となっています。木津川水門はさらに上流への船の運航に支障とならないよう、アーチ型のゲートになっています。これは府が管理しており、月に1度開閉試験が行われるそうです(アーチが上流に向けて倒れる形で、閉操作に30分かかるらしい)。

水門が閉じられると扉の高さは12m弱。主ゲートの径間は57m、近くで見るとかなりでかいです。
Kl3nlikf 着いた左岸側は西成区北津守4丁目。大正区側よりもちょっと寂しい感じがします。乗り場も若干見づらいように思います。

さて、今回乗りに行った予定の3箇所は終わったのですが、そのあと住吉方面に行くつもりだったので、このとき以来の汐見橋線を利用することにしました。

乗船場から一番近いのは少し南に行ったところにある津守駅なんですが、ここは汐見橋線でも随一の雰囲気を持つ駅、木津川駅へと歩いてみましょう。

乗船場の前は市営住宅、そこの道をそのまま北上します。すると住宅が途切れ、右側は工場に。それとともに急速に「うらぶれ感」が強まってくるのが特徴です。

Aiyqq0kc ともかくずんずん歩いていくと、高架の道路が見えてきます。43号線と阪神高速の津守ランプが重なっているところ。堤防沿いの道とは直結していません。

高架を抜けると、日通ののぼりが連なって見えてきます。右を向くとこんな感じ。堤防側が少しだけ高くなっているので、東側の様子がわずかに見通せますが、これ、大阪市内にある駅前の光景、と言ってもにわかには信じられない感じがします。でもこれが駅前の道なんですねえ。実際に駅に着くまでそこがホンマに駅なのか半信半疑な駅、というのも、ないことはないですがちょっと珍しいです。


Cuijjqey 木津川駅にやって来ました。なんだか昭和30年代位に引っ張り込まれたまま取り残されたような雰囲気です。しかも駅前は非舗装だし。自転車は何台か置いてありますが、自転車置場、と区画する必要はないような数で、その辺りがさらに寂しさを加速します。

駅舎自体はしっかりしているんですが無人駅、しかし自動改札はPiTaPa対応、というのも当たり前ですが何だか変です。

それはともかく、中に入ってみましょう。電車は30分おき。のどかなものです。

プラットフォームは島式が一本。そこまでに、改札を通り、駅舎をくぐり抜けたあと3本の線路を渡ります。

R0jao8ed 手前(西側)の2本の線路は草ぼうぼうで、少なくともこの数年は利用されていないことが明らかです。この2線は、かつてここが高野線の本線だった頃、貨物取扱をしていた名残で、駅の脇に日通の倉庫があるのもそのためらしいです。

その昔は、貨物ヤードを利用する列車も結構走っており、この周辺の陸運水運を用いてかなり栄えた駅だったんだそうです。今ではその跡が辛うじて残っている(というか、処分しようがないのかも知れないが)状態で、わびしい姿を見せています。今や孤立した路線である汐見橋線の中でも、木津川は最も利用者の少ない駅です。それも当面、回復の可能性は薄いですね。


(また思いついた頃に続けます)




2007年5月12日 (土)

[大阪の渡し船]落合下渡船

さて、大阪市内に残る8箇所の渡し船をまったりと巡るシリーズ、前回の千本松渡船から北上し、休日はひっそりした工場地帯を歩きます。

Rlshl9pc 新なにわ筋よりひと筋西側、南津守の市営住宅を抜けると、太平洋マテリアルの工場に始まり、金属系をはじめとする工場群や倉庫、流通関係の敷地が続きます。

それにしても、この辺りは南海の難波駅から直線距離で3キロほどしか離れていないのですが、繁華街とは全くの別世界です。特にGW中の工場不稼働状態の時に歩いていたせいもあってか、そこを通る車もほとんどなく、逆にうらぶれたゴーストタウンを歩くような錯覚にとらわれそうになります。

10分ほど歩くと、前方に津守の下水処理場が見える突き当たりに出ます。そこを左折してすぐに右折。左側に注意して200mほど進むと、「落合下渡船場」の看板が目に入ります。

Fnb2ylp2 乗船場は津守2丁目になります。

渡船の設備はどれも古くさく見えますが、スロープも無理なくつけられたバリアフリー仕様です(渡船の用途からして当然といえば当然だが)。特に休日で人気のなさそうな昼下がり、3つの渡船の真ん中にあるこんな所から乗る人なんかおるんかいな、と思っていましたが、私が乗ろうとした便にもすでに先客が2人いました。

ここも出航は15分毎。周りに何があるわけでもないので、ぼへーっと待ちます。

Rkj8l_i0 基本的にここらの渡船は大正区側基準。船も乗員も向こう岸で待機しています。

対岸側も工場や倉庫が建ち並んでおり、鉄くずの山のようなのも見えます。左側遠くには先ほど見た千本松大橋が見えます。右側もかなり遠くに、次に向かう落合上の渡船場らしきものが見えています。


X7cqxqyc 程なく対岸の乗員乗客が船に乗り込み、約140mの航行です。こちらの3本の渡船はすべて同じ型の船を使っています。乗員込み48人乗り。今回の船は「みどり丸」でしたね。

1時間に4本、1日13時間程度運航ですから1日50往復余り。大阪市のウェブサイトによると、1日平均の乗降客数はここで340人ほどだそうですから、片道1回辺り3、4人平均というのがおおよその計算です。このGW中の昼過ぎでもその程度の人数でしたが、余り時間帯は関係ないのでしょうか(通勤通学時はもちろんもっと乗っているんでしょうが)。
Lhtn27e7 ほとんどの事業所が稼働していない時だったので、なんだか両岸の様子も殺風景な感じです。こちらは右岸上流寄り。地図によると大阪生コンの設備になるのでしょうか。この規模の設備を利用する船が入る場所ですから、人が気軽に行き来できるような橋はちょっと架けられないですね。

さてまたあっさりと対岸に到着。すぐに2車線のバスも通る道に出ます。出た所は大正区の小林東1丁目。次の落合上渡船場へは、北へ700mほどです。

(次回へ続く)




2007年5月 6日 (日)

[大阪の渡し船]千本松渡し

水の都大阪、などと申しますが、生活していても観光等で来たとしても、あまりそれを実感することはないのではないでしょうか。中心部の水路はほとんどが埋め立てられて、残った川も上を阪神高速が覆っていたりと見る影もなし。他の都市と大差ない、あるいは見劣りするというのが現状ではないかと思います。

しかし、一般の観光ルートを外れると、水運に支えられた工業地域があり、そこに暮らす人の足として、渡し船が残っています。現存するのは8箇所。1箇所を除き建設局の所管で、道路橋の代わりという位置づけであるため、利用は無料。自転車も乗せることができます、というか、自転車にとって船を利用しないと困る場所も多いようです。

Uon1eady では、普通の大阪観光ではあり得ないこの「Ferry」の数々、例によってまったりとご紹介して参りましょう(なんか最近、「関西系ブログ」になってきたなあ)。

まず、渡し船と言えば大正区。その東側、木津川沿いに幾つかが点在しています。そこでまとめて行きやすい場所にある3箇所を攻めてみました。千本松、落合下、落合上の3つです。

出かける用事のついでもあったので、千本松からのパターンにしました。スタートは市バスの大運橋通停留所(もっと近いバス停もあるが本数が少ない)。大阪駅、なんば、大正から鶴町4丁目、または西船町行きのバスが頻発しています。

Pfrttdbp バスを降りてすぐの、大運橋本通商店街を東に歩きます。このあたり、一部新規の住宅開発がなされてはいますが、まだまだ昭和の雰囲気も色濃く残す下町の商店街という感じがあります。ギターでビートルズを弾き語りする少年、縁台将棋に興じるおっちゃん達、そういう情景が今でも似合う街って、あまりないように思います。しかし代替わりとかしていくうちに、徐々に変わっていってしまうんでしょうね。

ものの3分ほどで商店街を抜け、南恩加島公園を斜めに通り抜けて南側の通りに出てもうしばらく行くと、目の前に「めがね橋」とも通称される千本松大橋が見えてきます。千本松渡船場は、この橋のたもとにあります。

Jpdstttg 木津川にはかなり大型の船舶の航行が想定されており、昭和48年にこの橋が架けられた際にも、最大桁下高33mが確保されることとなりました。となると車が通るにもループ2周半を要し、車の通行にも注意が必要になるほどの橋となるわけで、歩行者、自転車も通ることはできますが特に高齢者にはつらいわけです。渡船の存続もその辺が背景にあるものとみられます。また実際、人家が多いこの渡船は利用客も他と比べて多い部類に入るようです。

さて、大正区側(右岸側)の乗船場は橋の入口のわずかに上流側、それと特に意識しない人なら通り過ぎてしまうような場所にあります。今回の3箇所はいずれも大正区側から0分、15分、30分、45分の15分ヘッドで出航、向こう岸で乗降後すみやかに引き返し、また次の出発時刻まで待機するというパターンをとります。

Egg0ah8c ちょうど私がやってきた時が出発直前で、自転車の中学生ぐらいの2、3人が急いで緩い坂を上っていきます。私も小走りに乗船場に向かってちょうど間に合いました。

船は乗員2名込みで48人乗り。浮き桟橋と同じ高さのフラットな乗降口で、自転車も乗りやすくできています。朝は6時台から夜の7時台までの運航で、元日のみお休み。

私が乗った便にはさっきの中学生のほか、自転車や徒歩のおっちゃんおばちゃんが乗り込んで計10名ばかり。いかにも乗り慣れた地元の人という感じで、いちいちデジカメを構えて写真を撮る私を若干訝しげに見る風もありました。確かにこの方々にとっては生活路線で、別に珍しくも何ともないものですからね。

Pqxm6kdy 桟橋を離れた船は約230m先の対岸(西成区側)へ向けてわずか1分少々の「船旅」に出ます。下から見るとなるほど相当高い橋桁の真下を抜け、下流側は大きく川尻の開けた部分を望み、上流側はいかにも運河っぽい様相を見せます。ここは紛れもなく明治大正の頃から続く工業都市大阪の姿で、しかし何だかこれも昭和で止まっているかのように見える情景を水面ぎりぎりの高さから眺めると、何だか不思議な美しさを感じるものです。

と余りうだうだと考える暇もなく西成区側(南津守2丁目)に到着。こちらの乗船場は橋のやや下流側に位置しています。下船する人たちがみんな、乗務員のお兄ちゃんに「ありがとう」と声をかけて降りていくのが、さりげなくて気持ちいい光景です。
Jzsqv8tz こちらの写真は西成区側の乗船場案内看板。大正区側にも同様の表示があります。

船を下りたところの待合所に、上流2箇所の渡船の案内が出ています。そうそう、そこへ向かうつもりなんですよ、というわけで、北上して次の落合下渡船を目指します。


(これもまったりと次回へ)




2007年4月30日 (月)

鶴見緑地の「こどもの森」

えー、ゴールデンウィークゆるゆるモードにて進行中でありますが。

Jzjgflwt 休みだけど夏の旅行予定もあってこの時期に遠出はできない今日この頃、こんな時にはうんと近場で鶴見緑地でしょう。

もう花博から15年以上経ちますが、私のような地元民にとっては、30年以上前の、まだ芝生の向こうからメタンガスの香りが漂う、まだ何もなかった頃の公園がちょっと懐かしかったりするのです。まあそんなこと別にどうでも良いんですが。

さて本日は連休中日のしかも快晴微風、11時頃に出かけてみますと、既に中央部分の駐車場は満車。自転車も相当な数です。いつもの高齢者カラオケグループも少々影が薄いほど。

で、公園の北の方、乗馬苑の西側、163号線に近いエリアが「こどもの森」で、無料で結構楽しめる大型遊具や、混んでいる季節でも割に余裕でレジャーシートを広げられる木陰の区域や、子供が気軽に裸足になって楽しめる人工の小川があり、という場所です。午前中から相当の人出。自転車もかなり注意して動かさないといけないほどです。


これからカラッと暑い時期になると、ここに去年できた↑のコーナー、一定の時間を置いて霧が噴き出すようになっていて、大人なら膝あたりにかかってくるぐらいの高さですが、小学校低学年なら結構全身近くにかかるので面白いようです。

3zyqmtxp もうひとつの楽しみなエリアは小川です。この付近は川の上流域を模した場所で、気軽に川遊びができるのがいいところです。栽培された花も良いですが、足下にふと咲いている雑草の花(写真はオオイヌノフグリですね)を探すのもまた良しですね。

もう水もそんなに冷たくないので、浸かって遊んでいても問題ない様子でした。まあ下の娘が途中で転んで下半身全部ビチャビチャ、ってのはこういう場所では想定の範囲ということで。


これからの時期、天気が良ければやっぱりこういう場所ですね。




2007年3月26日 (月)

黄昏の紀州鉄道

Niogpmli 鉄道に乗るのは好きなのですが、そこにあるのはわかっているけど、わざわざ行くのはどうもなあ、と思う路線ってあるものです。私にとってその最右翼は紀州鉄道だったわけでありまして、短い距離で結構本数もあるミニ私鉄、ということから、いつでも呪うと思えば乗れるがために、逆に御坊駅でわざわざ降りるという形にならなかったわけです。

まあしかし思い立ったら1時間もあれば往復できますから、ここは一つ、とばかりに、先日、雨の夕暮れ時に行ってみました。

長年、日本一のミニ私鉄と呼ばれて(今は芝山鉄道が暫定的に最短らしい)きた全長僅か2.7kmの紀州鉄道線。紀勢本線建設時に、他でもあるような用地取得上の問題等で町はずれに作られた御坊駅から市街地を結び、さらに沿岸への貨物中継運送の用途も考慮して作られた「臨港鉄道」という歴史があり、今は先端部分は廃止されて西御坊までの路線ですが、本社は東京にあるというのはよく知られたところです。

Z3frlw_z 運賃収入は年間約1000万円ですから、1人で営業しても赤字になりそうな路線です。不動産会社が鉄道の名を関するために一定の赤字を覚悟して運営しているというのが実態の様子で、逆に当面は廃止の予定はないようです。

さて、路線は極めて簡略化、合理化されています。大部分の乗客が定期利用であるためか、御坊駅でもキップは販売されていません。そしてJR駅1番線の北側にある0番線が起点。上の写真のように、本数はまあそこそこあるといったところでしょう。

少々雨が強くなって終端部分のライトに、一層の哀愁を覚えてしまいます。

8m0fymjn 発車時間が近づいてきて、0番線には乗客が数名。やがて当然ながら単行のレールバス、キテツ1号(と言っても2号はまだない)がやってきます(wikiによると、もとは北条鉄道で使われていた車両らしい)。半分わざとブレさせているのでわかりづらいですが、パチンコ店の広報ラッピングがなされており、貴重な収益になっているのではないかと思われます。

さて、車内では整理券も発行されておらず、恐らく定期券以外で発行されているのは、御坊駅降車時にもらえる出場証ぐらいではないでしょうか(それ以外に、「学門」駅の入場券というのも出ているようだが)。

Heyfj0lf 車内の運転台の後ろに運賃を示す表示があります。この反対側には上り用のが同じように貼ってあります。一般の途中駅の区間利用というのはほとんど想定されていないということでしょうね。まあ下りだと、最初の学門までで全線の半分以上を走ってしまうので、あとは歩いてでも行ける距離ですから。

ともかく列車は、結構年配の方の運転で、車内アナウンスも何もなく、恐らく時速30kmぐらいののんびりしたペースで紀勢線を離れていきます。片側2車線の県道を横切る所など、こんな列車でゆっくり通過して何だか申し訳ないような気さえしてきます。学門駅は日高高校前で、乗客が若干名。そして紀伊御坊駅はちゃんとした駅ですが人の乗降なし。

Zv9qvykc 市役所前もスルーして、あっという間に西御坊に到着です。この駅舎は開業当時から変わっていないらしく、相当古いのをだましだまし使っている様子です。線路自体はさらに先へ約700m、そのままの状態で残っているようです。

駅の前には古い商店街。昼間ならもう少し人の姿もあるのでしょうが、雨の夜では人影もまばらで余計に寂しく感じます。反対の西側からも抜けられるようですが、そちら側はほとんど路地です。こんな書き方だと実も蓋もないようですが、下りは本当に寂しい列車だったんです。帰りは10人以上乗っていましたけど。

恐らく天気の良い昼間に乗るのとは相当違う雰囲気を味わうことができたものと思われ、それはそれで良かったのかも知れません。ともかく晴れでも雨でも、この小さな路線は、そこの生活を乗せて、のんびりと列車を走らせているわけですね。



2007年3月18日 (日)

[イチゴ狩り]田中農園営業中(追記あり)

(2007年春時点のエントリです。下の追記も参照下さい)

6nt_hoyk いちご電車に乗ったからというわけではないですが、そろそろハウスの農園ではイチゴ狩りシーズンです。早い品種ではもうピークのところもありますね。



以前、富田林のサバーファームすぐ近くにある田中農園に行ったことがあり、今年久しぶりに行ってみようかということになったのですが、以前はあったウェブサイトがもうなくなっていて、3月中旬ぐらいからの営業だったはずだが実際の開始時期とかの情報になかなか行き当たらない。まあ電話すればしまいなんですが、ちょうど今日が都合の良い日だったし、ハズレでもサバーファームか、周辺の農園でもどこか空きがあるだろう、ということで、富田林へ車を走らせました。


Uperwmiz するとまあうまい具合に、田中農園が3/17より営業開始(参照サイト=リンク切れ)、ということだったわけで、ラッキーでしたね。車はサバーファームの広い駐車場に停めて、受付に向かいます。料金は、←の写真の通り。まだ初日ということもあるのか、お客さんはそれほど多くなくて、9時のスタート時にまだ10組も来ていませんでした。ここは5月下旬までの営業で、特にGW時期は相当混雑しますが、まだ今のうちなら(それなりに早い時間に来れば)大したことないかも知れません。



Frmtnytu さて、ここのシステムはと言いますと、早く来た場合は家族単位で人数を申告(一般、幼児の別も含みで)し、整理券をもらっておきます(個人客は予約不可のはず)。時間が来れば、整理券の番号順にお金を払い、引き替えに←このようなパックをもらいます。パック本体は持ち帰り用の容器になり、横の小さなビニール袋はその場で食べるときの「ヘタ入れ」です。



で、整理券順にビニールハウス内に人数相当のスペースを設定してもらい、畝の間を通路にしてその両サイドのイチゴを赤いものは全て取る、という形。食べられるものは食べ放題。食べきれない分は持ち帰り、ということになります。一応時間制限というのは設けられていないようですが、指定された区域内のイチゴを採りきるのに30分はかからないぐらいでしょう。



今回はオープン初日ということもあったんでしょうか、結構スペースは広めに取ってくれましたね。まだ花や白い実もかなり多いので、日を置いてまたかなりの数が収穫できるのでしょう。



Hzw0ksm5 実際、かなり食べてこれから持ち帰り分を、と思っていたら、さらにスペースを2mほど拡大してくれまして、そこにもなかなか大きくていいのがあったのでかなり大満足です。



ここの品種は「とちおとめ」。その名の通り関東系の品種ですが、この辺りは山にも近くて冬場は結構気温も下がることもあり、甘みの強いこの種類を栽培しているんだそうです。



←をご覧いただけばおわかりの通り、大粒のものも多く、艶もあり、味も香りもしっかり強い甘さです。



外はかなり寒い一日でしたが、当然ハウス内は暖かです。かなりの量を持ち帰ることができますので、料金分の値打ちぐらいは十分あるものと思います。混雑時期にはどうかわかりませんが、比較的客の少ない時期なら、おすすめできます。




(2009.3.22追記)


2年前の上記エントリ以来、こちらには出かけていませんでしたが、このエントリへのアクセスが今でも少なからずありますので、今朝現地を見た様子をちょっとアップと。



Tanakafarm101 サバーファームの入口前にあったはずの看板がなく、農園の方へ入っていくと、←こういう状況です。少なくとも、私の行った時点では営業していません。



ビニールハウス内にはイチゴの花が見えましたので、栽培しているのは間違いないですが、ともかくこういう状況であるということで。



2007年3月17日 (土)

[貴志川線]いちご電車

Alfmvtai 貴志川線は、昨年4月に南海電鉄から営業を引き継いだばかりですから、まだまだあちこちに南海カラーが残っています。この駅名標なんかも、南海の古いスタイルのものそのままです。だいたい運賃収入3億円程度の路線ですから、追加の設備投資を満遍なくするというのはそもそも無理ですよね。その他、立入禁止表示や、ワンマンのミラー、それからほとんどの電車の塗色も南海時代のまま。エンブレムが切り替わっているのは明確ですが。

9_dfjbsg そんな中、たま駅長と並んで、和歌山電鐵が気合いを入れているのが、←の「いちご電車」です(たまたま駅に来たタイミングでこの電車が来た)。

車両自体は、南海時代から引き継がれたワンマン仕様の2270系(昭和40年代製)2両編成です。走りは懐かしい南海ローカル線仕様の奥ゆかしいモーター音を聴かせてくれる列車ですが、他の車両が現行南海タイプの塗り分けなのに対し、こちらの塗色は徒食も赤と白のいちご色。ヘッドマークもいちごマーク、右の四角いいちごはイチゴ型電車を前から見た図ですが、左側のようわからんマークも、漢字の「苺」をデザインしたものです。

そういえば、たま駅長が寝ていた席(クッション)も、よくよく見るとイチゴ型でしたね。
Vrhd5wbt 旧貴志川町一帯は特にハウス栽培でイチゴの生産が多く、観光イチゴ狩り園も役場のすぐ南東にあって、ちょうど現在シーズン中ですので現地は結構賑わっているようです。

ちなみに、このデザインの車両がデビューしたのは昨年8月だそうですので、あまりイチゴ狩りシーズンを意識したものではなかったようですね。
V3b4plri さて、この車両は、水戸岡鋭治さんという、JR九州の斬新なデザインの車両などをデザインした人の手によるリニューアルで、外装を見ても、前後だけではなく、車両側面も細かく凝っていますね。窓の上部には貴志川線の駅名が並び、エアコンの室外ユニットも赤く塗られています。

内装も大幅に作り替えられていて、ロングシートもイチゴのデザイン、車両両端部には楢材のカウンターにクッション付きシート、床は板張り、吊革の吊り手も木製で、連結部にはのれん(反対側はまた別のデザイン)、広告チラシ部分も全ていちご電車のデザインとなっています(確かにこれだけのコンセプト電車になると、一般の中吊り広告は入れにくいのではないかと思われます。
9ybfqnfy 連結部付近には、「いちご電車サポーター」のプレートが張られており、路線の再建に思いを託した人達の名前が刻まれています。車両の改造費用約2500万円のうち、1000万円余りはサポーターの拠出によるものだそうです。もともと南海電鉄が廃止を打ち出したところから、地元の存続活動、引受先の公募、そして現在の営業引き継ぎに至るまで、この15キロ足らずの小さな路線も地元の力に支えられてきたわけです。

最高でも70キロ出ないスピードで、和歌山まで約30分の道のりです。いちご電車も、これからが本格的なシーズンですね。




[貴志川線]たま駅長爆睡中

Nacapmna 前回のエントリで和歌山行きに乗り込んで、うとうとしたりしつつもやっと岩出まで来ましたが、ここまで来たらそのまま和歌山まで行くよりも、わかやま電鉄まで回り込んで、←たま駅長に会いに行こうか、というわけで、紀ノ川を渡って貴志川に最も近い船戸駅で降りました。

時間帯がうまく合えば、コミュニティバスで運んでもらえるのですが、ちょうど便と便の間に入ってしまっていたので、やむなく県道を歩きます。wikipediaあたりには、船戸駅から約4kmという風に書いてあったりもしますが、地図でざっと測ってみるとどう見ても6km以上。確かに歩き出してからひと山上って下りたあとで最初に見られる標識に、「貴志川支所5km」とあり、駅はそこから更に先ですので、やはり6km以上あると見るべきでしょう。風が吹いてちょっと寒かったですが、汗をかかない分良かったかも知れません。

Uup5onpt 貴志駅は、紀ノ川市貴志川支所(旧の貴志川町役場)を過ぎ、郵便局を過ぎ、もうちょっとで川、というところで県道から一つ上がった位置にあります。県道上にははっきりした標識はなく、「貴志駅下」というバス停が目印になります。バス停のすぐ脇の細い道をずずんと登りますので、大型のバスは入れません。普通車でもいきなり入るのは躊躇するかも知れません。そもそも駅に駐車スペースはほとんどありませんので、車では入らない方がいいでしょう(わかやま電鉄のウェブサイトにも、車でお越しの際には伊太祁曽駅の駐車場に停めて、貴志駅までは電車を利用して下さい、と商売上手な案内をしている)。

さて、ここの名物駅長と言えば、駅舎併設の小山商店にお住まいの「たま」。三毛です。←こちらの姿でローカルな話題になったので、ご存じの方も多いでしょう。

B05xuyrs 助役は「ちび」と「ミーコ」で、このお二人は売店の店先の「猫小屋」に並んで座っていましたが、駅長さんはどこに...と思っていたら、


←こちらでした。


売店のレジ横、ガラス越しに駅構内側からも見えるところに駅長さんの席がありまして、その様子がこれであります。

50asezex 駅長さんの元で働く従業員さん(いやその、小山商店のお母さんですが)によりますと、顔を隠して丸くなっているときは、もう完全に爆睡状態だそうで。勤務時間中なのにね。

「起こしましょうか?」とも言われたんですが、さすがに遠慮させていただきました。

調子が良くてお客さんも多いときは、改札口のところにこの「駅長席」ごと持っていって、乗客をお迎えするそうですが、この日はだいぶ寒かったですし、暖かいお店の中でぬくぬくしていたら、眠くなりますよね。


というわけで、諦めて電車に乗ったのでありました。


(もう1回つづく)



[北宇智]近畿からスイッチバックが消える(その2)

Iax4s2uc 次の電車を待つ間に、橋本からの電車を見送ります。前回書いたように、ここは基本的に2連のワンマン運行なのですが、運転士がバックさせる際にATSを入れ忘れた事象が相次いだため、引き上げ線に入ったあと、運転士は前から後ろに移動(車外を)して、バック運転をナシにしています。列車の前を横切っているのが見えますね。

現場の駅から少し高田側に踏切があり、そこは切り替え工事の関係で車両通行止、歩行者の通路も辛うじてあるような感じで足下は段差もあって狭いです。最終日は見ていませんが、時間帯によっては人の群れにはなっていなかったでしょうか。どちらかというと、工事をしていない踏切の南側の方が、写真は撮りやすかったように思います。
7engophj こちらはプラットフォームの高田寄りにある跨線橋から和歌山方面を見た写真です。かなりプラットフォームも線路も長く取ってあるのが時代を感じさせます。

この箇所はそれなりに開けた地点(テクノパークというのも近くに見える)なのですが、両側は山の間を縫って走っています。すぐ南には国道24号線、北には京奈和道が見通せます。道路環境の整備はこの辺りでもどんどん進んでしまっていますね。駅の周辺には郵便局と商店が2、3軒、それに国道沿いにローソンがある程度。駅はなんとか周辺の交通弱者のための生活の足として生きている、といった感じです。

Mxc4epii さて、都合40分ほどあって、ようやく和歌山行きの電車がやってきました。運転士さんがまず前側の運賃箱を片付けるなどして後ろに回り、約3分の停車で引き上げ線に向かいます。10時過ぎの電車でかなり人が来ていたようで、あちこちで構えている人が見られます。


Vmnue1g0 そしてまた前に戻ってきて、運賃箱も元に戻して(面倒だけどしょうがないですからね)、今度は左へ。本線に戻ります。車内先頭には結構立派なビデオカメラを持った青年の他数名が並んでいましたが、五条に着くまでにはほぼ撤収。ビデオカメラ系には、結構五条で折り返す人も多かったようです。

右に見える新しいプラットフォームはどうやら2両分きっちりしかないのではないでしょうか。ごく短い「小ブーム」が終わると、ここは普通のローカル棒線駅になってしまうわけですね。

しかしここから和歌山までが結構長い。で、これだけではもったいないので、18きっぷを少し離れてみたのですがそれは別エントリで。



[北宇智]近畿からスイッチバックが消える(その1)

Ltorq1gy 結構ローカルニュースとかでも報道されていたようで、にわかにかなりの人出になっております。

←こちら、JR和歌山線の北宇智駅。五条のひとつ東です。ご覧のとおりの無人駅。やってくる電車は上下ともおおよそ1時間に1本。普段はまあひっそりした山あいの駅、といったところでしょうか。

恐らく地元にいらっしゃる方にはそれという意識は大してないのではないかと思いますが、ここは近畿地区唯一のスイッチバック駅として知る人ぞ知る存在です。しかし3/18のダイヤ改正に合わせてスイッチバック解消工事が実施されており、その最後の状況を見ようとする人で時ならぬ人だかり状態になっているのです。

Lqnx4fqr ちょっと風があって寒かったとは言え、前日とはうって変わっての晴天。金剛山もくっきりとよく見えています。

この春は18きっぷもかなり割安になっていますので、利用されている方も多かったようです。17日の最終日も天気は良さそうなので、恐らく相当の人出になるでしょうね。
Qfoqacgk さて、この駅は吉野口方向からずっと続く下り坂の途中にあり(逆に和歌山・橋本方面からは長い上り坂)、建設当時は機関車にとっての難所であったわけです(かつては千分の20の坂となると相当厳しいものであった。今は普通に電車が時速80キロで走り抜けますが)。で、この地形的にあまり余裕のない場所に駅を作るとともに、列車の入れ替え、機関車の休止場所を設けていたものです。

高田から和歌山方面に向かい、吉野口を過ぎると山の中を縫って走る線路になり、峠を越えて一気に下りとなります。

Wnfo6jfl 駅は高田側に引き上げ線、和歌山側に2面のプラットフォームがあるという形で、高田からの列車はまっすぐ駅に入る形になります。

かつては入替駅としてかなり頻繁に機能していたらしいですが、現在は昼間は特に入れ替えとなることはなく、乗務員が先頭を切り替える間をとって3分停車するのが基本となっています。まあ2両編成ですからそこまで時間はかからないんでしょうけどね。

こちらはまあそう一刻を争うということもないので、1本電車を見送ることにします。

プラットフォームの手前側には跨線橋があり、反対ホームにはこちらから渡るようにされています。和歌山からの列車はこちらに入ります。
Rdzlusk4 乗ってきた電車は駅を出ると右側へ取りだして引き上げ線に入ります。
そしてポイント切り替えの後、本線に復帰して走り出す、という格好です。
Cy5ygkd_ で、こちらの写真の右下に写っているのが、ダイヤ改正後のプラットフォームで、どうやらより一層こぢんまりした駅になってしまいそうですね。このスイッチバック時代の風情といったものは、この設備には見られません。

ただ、今回の工事は、安全上やむを得ない所がありますので、仕方がないですけどね(運転士によるATS入れ忘れ事象が続かなければ、わざわざここをやりかえる予算の優先度は高くなかったと思うのですが)。


もう1回続けます)



http://onomichi.no-blog.jp/log/2007/03/post_0a56.html

2007年2月 3日 (土)

[厄除け]夜明け前から清荒神

Vqeyyj51 こんな風に毎日呑気にブログエントリをかましておりますが、私も今年で満40歳。数えでは41の前厄。というわけで、節分の朝、厄除けに清荒神まで行ってきましたよ。

厄除けのお参りは朝できるだけ早く、というものだから、朝というかまだ夜明け前の5時過ぎに家を出て、土曜日の朝、さすがに高速もガラ空きかと思っていたら、中国道に入ったらトラックが相当多いのですね。やはり割引走行ということでしょうか。

Antyxkzk 昨日もっと雪が降っていたら、ここらの登り道も凍結してやばかったかも知れませんが、幸い積もらなかったので駐車場まで快走。ガラガラだ、ということよりも、この時間帯にそれなりに車が停まっていて、それもこれから帰る人が結構いるというのがさすがだなあ、という感じですね。

とはいえやはり夜明け前、参道に数多く軒を連ねる露店もまだ全然開いておらず、(上の写真)車があると言ってもさすがに人もまばらです。

清荒神(三宝さん)と言えば、そもそも「かまどの神様」ということで、台所の片隅に祀られているわけですが、山門のような門をくぐり、手水を使い、それから鳥居をくぐり拝殿へ、という流れ。

3g9t_gmo その後幾つかの社を順路にしたがって回り(2枚目の写真は拝殿の真後ろにある、「ご本社」と呼ばれる護法堂)、山門から見て正面一番奥の位置にある本殿に回り込むのですが、そこにはご本尊の大日如来と、不動明王、弘法大師が安置されているというわけで、まさに神仏習合の典型みたいな所です。元々の謂われは平安時代に勅願寺として建立されたものだそうですから、神社が入ったのがずっと後なんですね。形の上では、神社部分が確かに全体の西側に大きく張り出して並んでいる格好になっています。

本殿を降りると、一願地蔵尊というのがありますが、これはいわゆる「水かけ地蔵」の立像です。思いっきり水をかけたつもりがあらぬ方向に行ってしまいました。今朝は相当冷えてましたので、すでに周辺はかなり凍結していましたが、それに拍車をかけてしまったようです。

Gj4gpl41 ここまできてようやく夜が明けはじめてきました。やっと食べ物屋関係の露店が準備を始めてましたね。夜明けの176バイパスは、なかなかきれいでしたよ。

さて、厄を撥ね飛ばすと言われる火箸を買って帰るのがここでの基本です。昔はこの火箸にも実際の用途があったわけですが、今は後厄が済むまでずっと置いたままという家がほとんでしょうね。うちも勿論そうですけど。

2007年1月14日 (日)

ついでに鹿苑寺

Mxtwdwhh せっかく北山の方まで来て、まだ時間もあるので、ということで、ちょっと車を走らせて、鹿苑寺まで行ってみました。


多分、子どもの頃の遠足以来です。


さすがに京都観光の重要スポット、明らかに日本人とは思われない参拝客が相当多かったですね。一般車両もそこそこはありましたが、外国人向けのツアーバスはかなりの数停車していました。


6vntm9y0 門を入るときにもらうパンフレットも、日本語、英語、中国語(繁体字)、ハングルの4カ国語版です。

日本的な庭園美プラス誰が見てもはっきりわかる金色の舎利殿、どこの国の人にも明確に印象に残る寺院ですよね。

私なんぞはだいぶ素直さが失われていますから、お、雨どいまで金箔張りで、それも建物にたまった雨水がかからないようにグーンと先端を伸ばしてあるぞ、とか、そんなあさっての向きの見方ばかりしてしまいますが。

K4t2jwh6 さて、それはともかく、ここの良さは金閣という建物だけにあるのではなく、庭園の池に配された島などの風景や、全体の手入れの具合とか、茶席・夕佳亭から見下ろす安民沢の別世界ぶりとか、そんなところにもたっぷりあるわけでして、一回りして、その辺りを若干見直した次第であります。


まあ、昼間はちょっと人が多いですけどね。



ふたたび上賀茂

昨日、ちょっと車で京都の北山へ行くことになったので、ついでに上賀茂まで行って、また漬け物を買ってきました。

Adzpxlzo 学生時代、上賀茂へ向かう賀茂街道はたびたび走ったサイクリングコースでした。上賀茂橋から北へ向かうと、新緑の時は特に素晴らしい緑のトンネルになります。

一の鳥居と二の鳥居の間の参道には広い芝生が広がり、季節の良いときには最適な広場です。

神社(正しくは賀茂別雷神社という)そのものは、葵祭の由緒正しさからもわかるとおり、京都でも最も古い神社の一つ。社殿のしつらえにも、他とは相当違う厳粛さが漂います。なお本殿の中への参拝と、神宝の拝観は有料です。葵祭時期と年末年始は休止となります。
Tdv9mwmk この神社のもう一つの魅力は、自然の地形が神域をさらに清澄なものにしている点でしょう。←の写真は本殿の東側、こちらは御物忌川、それが西側からの御手洗川と合流して、楢の小川となって神社の東側を流れ下っていきます(曲水の宴も、この流れを使って行われる)。その透き通った流れと山の緑が、より静かな雰囲気をもたらしています。小川のほとりを歩くと、町のそばの神社の中でありながら、深い森の中を歩くような気分がします。


なお、先日エントリした「すぐきや六郎兵衛」では、すぐきが旬になっています。すぐき菜と塩だけで漬けられた本物の味を楽しむなら、「きざみすぐき」ではなく、丸ごとのすぐきを買い求めましょう。



2006年12月28日 (木)

[前途多難?]今里筋線に乗ってみた

Mvm0hzwp 少々遅ればせながら、先日開業したばかりの地下鉄今里筋線にちょっと乗ってみることにしました。まあそのように思い立たないと近場なのに乗る機会がなさそうな路線だということもあり、また市内中心部を通らないこの路線が、開業直後の状況でどの程度「乗られている」のかも、ちょっと見てみたかったということもあります。

ひと駅だけ、というのもなんなので、太子橋今市から蒲生四丁目までを行くことにしました。内環状線と1号線の交点にある駅も今里筋線開業に合わせて地下部分の拡張が行われました。もともと谷町線の駅は交差点からやや西にありましたが、こちらの駅はちょうど交差点の下へ降りていく格好の場所にあります。

Gvfvvptj 真新しいディスプレイ表示は他の路線にはなかったもので大変見やすいです。オレンジ色も目に入りやすくていい感じですね。

しかし気になるのは通路を行く人のまばらさ。夕方の一応ラッシュ時、長堀鶴見緑地線なら平日の同じ時間帯、座席を確保するのはまず無理な程度の混み具合になっているはずなのですが...

それにどうも通路関係がかなり狭く作られているような気がして仕方がなかったのですが、これももともと乗客数がそれほどではなく、また極端に多数の乗降客が出るような周辺環境でもないということでしょうか。蒲生四丁目の通路、階段もかなり小型版だったように思います。

Nfztigxv プラットフォームには、列車の到着に合わせて開閉する安全ゲートが、これも大阪の地下鉄では初めて設置されました。これ自体は確かに乗客の安全のために好ましいことだと思いますし、他の路線でも設置の検討をお願いしたいところでもありますが、逆にこれも、「設置できるスペース的余裕がたっぷりある」などといった穿った味方をされたりしないかな、と老婆心ながら思ってしまう次第です。夕方5分毎という運転間隔もちょっと多すぎないかな、という気もします(なんかネガティブな書き方ばかりのような気がしてきた。しかし乗ってみて素直にそう思ってしまう状況なのだ)。
Zgbmb4si 列車は長堀鶴見緑地線と同様、小型のリニアモータ型、パッと見は7000系の色違いのように感じますが、中はやはりそれ相当の年数分の改良がなされている様子です。乗り心地のスムーズさは素晴らしく、走行ノイズや振動のストレスが極めて少ないのは魅力です。

しかし、乗客は1両当たり10名そこそこ。余裕で座れるのは客としてはありがたいのですが、早朝、深夜でも休日の昼間でもない、これは平日の夕方ラッシュの終わりかけぐらいの時間帯。開業当初とはいえこの程度の乗客数では、先が思いやられるのもまた事実です。

予想以上に多難なスタートを感じさせる今里筋線。これは近いうちに、本当に交通局のお荷物になりかねません。心配です。




2006年11月26日 (日)

[リーファ]雨の日曜日、車がどっと

とりあえず、オープニングシリーズは今回で終わりにしますが、グランドオープン2日目にして、遂に本格的な雨になりました。しかも日曜日。確かに周辺の自転車、歩行者は目に見えて減り、近場の人もある程度は車利用、となると、


混みます。


Sks6wdom 昼頃には入場制限になっていたのではないかと思いますし、臨時駐車場(大阪自動車学校跡地と、鶴見緑地の中央駐車場を臨時で利用し、シャトルバスを走らせていたようです)も一時満車になっていたらしいです。夕方も、東側から右折待ちをする車でついに小規模な渋滞になっていました。それにしても「出庫待ち」が2時間とはえげつない。

入口でも、東側の南北道路に、「厳禁」とあちこち書いてあるにもかかわらず右折で入庫しようと突っ込んでくる車があとを絶たないですし、それから、出庫に時間がかかるということで、阪奈道路の交差点東側にハザードをつけて路駐する車が何台も出てきており、これはかなり危険です。警備員も横断歩道の交通整理がメインになってしまって、こうした車にあまり声をかけられていない様子です(ここへ駐禁に回ると結構キップが切れるのではないか?)。



空いていても車の出入りにはそれなりに時間がかかる駐車場ですから、まずは近場は雨の休日には車を遠慮するか、できるだけ早い時間に買い物するのが得策かと思います。


2006年11月23日 (木)

[プレオープン→グランドオープンの雑感]ダイヤモンドシティ・リーファ

Csmoaisx さてさて、こちら既にプレオープン3日目です。
(建物内は撮影禁止ということなので、写真は外からだけ)


とりあえず中をぐるっと見て回り、外の様子もちらちら見たところで多少思うところを。
個々のショップについては思い入れのある人はあるんでしょうが、私には「別にぃ」という感じですので、大した感慨を述べることもなかったりしますが。


1.プレオープンだからか、意外に車が少ない。
道は確かに、いつもより若干車が多いかな、とは思いますが、渋滞するほどの車の列はまだ見ていません。やはりまだプレオープンということで、近場の人が主体ということなんでしょうね。この週末にグランドオープンとなれば、また様子が変わるかも知れません。

2.その代わりというか、自転車と歩行者はめちゃめちゃ多い
いやあ、近所一帯みんな留守なんとちゃうか、と思うほど、自転車も多いですが、歩行者の数も相当に増えています。
結構地下鉄の利用者も多いようですね。

3.急ごしらえ感
かなり突貫工事だったのでしょう、オープン初日に、1階中程で水漏れ箇所がありました。初日から買い物をしていた妻曰く、「結構建物の中が揺れる、2階も3階も」とのこと。本格的に客が入ったら大丈夫か?
警備員のぎこちないところは当面仕方ないでしょうが、これだけ歩行者、自転車が多いと、車が増えてきたときの警備員の「さばき」が相当厳しくなりそうです。

4.周辺には既に影響あり
前回のエントリでも書きましたが、この辺りは「ジャスコ空白地帯」ですし、大規模スーパーの待望感がありましたから、その点ではとりあえず良いのでしょう。
一方で、妻もそうなのですが、近くの小規模スーパーから少なくとも現時点では完全に客が流れてしまっていますので、具体的にはイズミヤやmandaiやLIFEは大変だろうなと思われます。事前に移転した店もあったりしましたが、それも一つの選択だったのでしょうね。
ただ、本格的に客が増え出すと、ちょっとした買い物で寄るにはちょっと...という向きも出てくるかも知れません。多少様子見、というのも可能ならアリなのでしょう。
スーパー以外にもいろいろありますが、取りあえず近所の某ナニ系本屋には完全に用がなくなったな、という点だけ。


あとは週末の様子で、変わったことがあればまたエントリしましょう。


(11/23夕方追記)
午後からまた行ってみたのでちょっと追加。今日はさすがに人が多い。専門店を回るのもちょっと気分がせわしなくなってきます。

1.駐車場。使い勝手を見るために車で行ってみました。混雑はないけれど、中は意外に混んでました。屋上の周辺部には余裕がありましたが。これは週末には入場待ちが出るのではないかとちょっと心配です。
当然ながら、近場の人にとっては、朝イチに行く場合以外はスペースが広すぎて時間ばかりかかりますね。

2.ジャスコ。午後から相当な人出です。食品売場が、通路を広く取ってある割に、まだナビゲーションがしっかりしていないのと客もまだ慣れていないのとがあって、双方向入り乱れてかなりややこしい状態になっています。試食の滞留がさらに状況を加速させて、今のところ買い回りがあんまり便利ではありません。

3.セルフレジ。子ども連れには楽しめるでしょうが、はっきり言っていろいろとエラーが多くて慣れるまではかなり時間がかかります。結局対応の係員がレジの数+アルファぐらい必要になっています。スピーディーに買い物したい向きは普通のレジを利用しましょう。

KIHACHIのソフトクリームはえらい列だねえ。



(11/25夜追記)
グランドオープンでした。

もっと遠方の車で混雑するのかと思っていましたが、確かに車の量は増えていたものの、渋滞するほどではなかったようです(夕方にかけて東側からの右折待ちは少々あった)。ただ、どうしても夕方の出る車が集中する時間帯、阪奈道路側の出口は歩行者、自転車の数が相当多く、間歇的に数台ずつしか車を出せないため、結構混雑しているようです。出る場合は東側の出口(宅急便の向かい)の方が混雑は少ないと思われます。

今日も相変わらず、歩いて向かう人が多かった、ということは地下鉄利用者がかなりいたということだと思われます。自転車もかなり多い(それも周辺まんべんなく来ている様子)ですが、意外に東側15,16番あたりの、奥の方で屋根のある自転車置場が結構空いていたりして(それも別に入りにくいというわけではない)、まだ我々含めて客も勝手がわかっていない、という状態ですね。

今日も夕方前に中に入りましたが、混雑具合はこの前の祝日と大差なかったようです。ジャスコの混雑感も若干緩和されていたように見えます。食品レジはフルオープンで、恐らく社員がヘルプで入っているものと思われますが、そうすると効率ががくっと落ちるのはどこのスーパーでも一緒ですね。

恐らくグランドオープン対策でかなり人員を投入しています。しばらく経ってからのオペレーションも注視しておきたいところです。



2006年11月17日 (金)

[オープン間近]ダイヤモンドシティ・リーファ

Lfa_drn8 こちら、11月25日のグランドオープンを控えて準備が追い込みに入っている、ダイヤモンドシティ・リーファです。

大阪市内初のダイヤモンドシティ、ということで、結構注目されている様子。当初は12月オープンとされていたんですが、商売的にそれでは当然遅い、ということで、前倒しとなりました。

ここはもともと、鶴見区がまだ城東区だった頃、回りに田圃がいっぱいあった頃から、椿本チエインの本社工場があったのですが、5年前に移転し、5.7万平米という、市内としては滅多にない広い土地が空いたわけです。ここには最初、ダイエーが大規模なSCを作る、なんて噂もあったのですが今となっては随分昔の話のような気がします(土壌からダイオキシンが出た、とかで解体まで時間を要しているうちに情勢が随分と変わってしまった、というのもあるらしい)。

さて、詳しいことはどうせオープンしたら私も行くでしょうからその際にエントリするとしますが(特にこのあたりは今までジャスコ系がなかった地域なので、どんなものかと期待している向きも多いと思われます)、事前にひと言。


お近くの方は、車では行かない方が良いと思います。


一般車の入口は2箇所ありますが、一つは大阪生駒線(いわゆる阪奈道路)に面していてもともと交通量も多くて、またもともと歩行者、自転車も多いところなので入場車が数珠繋ぎになることほぼ確実(車1台分の路肩が100mほどあるが、今福鶴見交差点あたりを越えてしまうと相当きつくなりそう)、もう一つの東側の入口も、片側1車線の道路に面していて誘導路が60mほどしかなく、かなり車が詰まりそうです(一般車が抜け道を求めて生活道路にかなり流れそうなのを今からかなり危惧している今日この頃です)。特に北側から車でここを目指すのは特にオープン当初は苦労するのではないかと思われます(北側の入口は搬入車専用)。

あいにく地下鉄の駅と駅の間にあるのがちょっと辛いところですが、大きいものを買うと決めていない方は、悪いことは言わないので歩きか自転車をお薦めします。




2006年11月12日 (日)

[3代目おけいはん]これが2007年版卓上カレンダー

Byxou5sj えー、京阪沿線の方や一部ファンの方でご存じの方はご存じでしょうが、

11月15日から、「おけいはん」が3代目に替わります。


さて、毎年京阪電車がやっている児童絵画コンクールで、娘の絵が車内展示になったので(もちろん最優秀賞ではありませんが)、昨日の出発式に行って来ましたら、記念品として卓上カレンダーをもらいました。

当然ながら、新「おけいはん」のですね。

今回は、京都市出身の神農幸さんが、音大生の「森小路けい子」という設定で出ています。

過去2代とは、またちょっと毛色の違ったキャラクターですね。

なお、写真の部分で持っているのはヴァイオリンだけですが、2月以降はいろいろと違うのを持ってますよ。


実は、こっちは中身を確認する為もあって開封していますが、もう1部もらってきたのは未開封でして、どうしよっかな、と考え中であります。


(参考サイト)
「おけいはんねっと」
神農幸さんオフィシャルブログ



2006年11月 5日 (日)

[高野線]昭和のままではいられない?汐見橋駅

南海高野線の起点はどこでしょうか?知ってる人は知っていますが、それがこの汐見橋駅です。難波と目と鼻の先の位置にありながら、昭和中期の色を残すこの駅と線路。たまに、駅の雰囲気を確認しに出かけます(というか、出かけた際に時折寄り道する。いつ無くなるか、という思いもあって)。

Vgi0f1bt 昨日は岸里玉出から北上したのですが、写真は汐見橋だけなのでこの駅についてだけ。大阪周辺以外の方にはあまり馴染みがないかも知れませんが、難波から地下鉄千日前線で西にひと駅行くと桜川に出ます。このあたりは浪速区。駅の前を通る道は千日前通で、横を走っているのが阪神高速堺線と新なにわ筋です。実は大阪ドーム(京セラドーム大阪)からもほど近い場所になるのですが、この駅を利用する人がそういるとは思えません。

千日前通側の地下では、阪神西大阪線の難波への延伸工事が行われています(この前にも駅ができるらしい)。
Txhkvqgv こちらは長年手を着けてもらえなかった路線がようやく日の目を見ようとしていますが、この「汐見橋線」は、朽ち果てる前に何らかの道がつくのでしょうか(なにわ筋新線ができたら活用される、という話はあるが、現状ではキツ過ぎる...)。

路線自体は明治時代から存在しており、駅の歴史も100年を超えます。コンコースのアーチや天井の意匠など、駅のたたずまいも何とも言えない雰囲気がありますが、ターミナルのコンコースとしてはいささかこぢんまりとした印象を受けるのもまた事実です。その古くささと、PiTaPa対応の自動改札とのギャップもとても微妙ですね。

Ozp5efpo さて、入口正面、改札の上に、大きな絵地図がかけられています。これは、この駅が最終的に現在の形に改築された際に制作されたもので、昭和32年当時の沿線観光地図になっています。板張りで、一部剥落してはいますが、主要部分はちゃんとわかる状態になっています。

赤く描かれた鉄道路線の中には、天王寺支線や和歌山軌道線、淡路交通などがはっきりと見えます。逆に泉北高速は当然ながら未建設です。現在の和歌山駅は「東和歌山」ですし、その周辺の路線の付き方も、当時のものですね。これだけはずっと保存して欲しいと思います。
Zqgodx8w 改札を入ると、島式2線のプラットフォームがひっそりとあり、なんだか阪堺のえびす町駅のような雰囲気です。4両分の全長は十分にありますが、現在はワンマン化されていて全ての列車が2両編成です。列車の本数が以前よりもかなり減らされ、都市中心部近くを走る路線とは思えませんがラッシュの増発すらありませんので、片方だけでほとんど事足りる状況です。

南海でも高野線は、駅の表示などが昔の手書きのままで残っている所が多いのですが、ここも当然のように←こんな感じです。駅周辺のうら寂しさと合わせて、昭和中期のまま取り残されてしまったような駅です。
M3nbgneb
あ、ワンマン用のミラーがちょっと違和感のある新しい構造物ですかね。

列車は昭和40年代製の車両をワンマン改造(とは言え運賃の取り扱いはすべて駅で行う)したもので、運転台には自動の時刻表示もあります。土曜日の夕方前、という時間帯のせいもありますが、お客さんはちらほら。私が降りたときに、構内のあちこちを歩き回って写真を撮っている人がいました。そういう対象の路線と駅になっている、ということが言えるのだと思います。
Kc8bv740 以前はもっと本数があった(15分ヘッドではなかったか)はずなのですが、現在はほぼ30分おきの発車で計33往復。岸里玉出の駅で本線に合流できるようにはなっていますが、現在は全ての列車が汐見橋線の区間だけを走っています。

路線自体、浪速区から西成区の、こう言っては何ですが少々うらぶれた工場地域を走り(木津川駅などは夜に一人で降りるのは怖そうです)、途中の津守駅前に西成高校があるのですが、利用客数データから見て、この駅はそれほど利用されていない様子です。

中期的な将来の開発環境がどうなるのかによって、この路線が静かな死を迎えるのか、改めて姿を変えて復活するのかの分かれ目が見えてくるはずです。いずれにせよ昭和の姿を保つ路線がひっそりと息づかいを聴かせるのは、もうそう長い期間ではないように思われます。



2006年10月30日 (月)

[収穫あり?]ハーベストの丘

Bl2rspiw 今日はちょっと天気が心配だったのですが、朝には雲の間からお日さまものぞいてきました。というわけで、久しぶりに堺のハーベストの丘まで行ってきました。

今日は野外ステージで「よさこい」のイベントがあり、その他の団体客も入っていて、人も車もかなり多めでした。東西エリアをつなぐ吊り橋も揺れまくりです。

現在、園内の「村のエリア」ではコスモスがほぼ満開です。約50万本あるそうですが、もう少し見頃は続きそうです。
Wzuumj8u さてさて、ハーベストの丘は、子ども連れで来てまったり楽しむにはちょうど良いぬるさの設備、イベント、体験コーナーとかが散りばめられていて、今や「普通の遊園地」のほとんどが消滅している中、それらのニーズに向けて結構お客さんを吸収しているように見えます。

←こんな「シマリス園」もその典型で、エサのヒマワリの種を手のひらに置いて待っていると、シマリスが手乗り肩乗りしてくれるというのは結構楽しいもんです。ただ、シマリスはすぐに人の足下に寄ってくるので、うっかり踏んでしまわないように注意が必要です(実際、踏みつぶし事故によってここのシマリスは当初の半分ぐらいの数になってしまったらしい)。
30z47pf8 本日のメインの目的は、「イモ掘り」。「村のエリア」の奥の方にサツマイモ畑の区域があり、ウェブサイトには載っていませんがこの時期にイモ掘り体験のコーナーが設けられています(ポスターとかには載っている)。1人1株300円、先着50名という設定ですが、一応、整理券を配る時点までに並んだ人には全員当たるようです。イモ掘り道具は貸してくれますが、軍手は持参した方がいいでしょう。
7xrqcbss 当然ながら株には当たりはずれはありますので、中にはなんぼ掘ってもちゃんとした形のイモが出てこない、などというのもありますが、例えば今回のうちの場合でも4株中3株にはかなり大きいイモが埋まっていました。ちょっと写真では縮尺がわかりにくいのではないかと思いますが、←の右上のはうちの下の娘の顔よりもかなり大きかったですよ。
Mo3qkws8 イモ掘りが終われば、石窯パンの整理券を取って、芝そり滑りとかの結構人の並んでいる時間のかかるアトラクションに行って、それからいつも行っている「牛の乳搾り体験」というのに並びます。

こちらも限定50名で、牛の乳の搾り方を簡単に教えてもらう、というもの。搾られる牛はジャージー種の「マライヤ」であります(ここにはちゃんと「キャリー」もいますよ)。
Rizrds9u 乳搾りは、つかみ方さえわかれば意外と小さい子でもできるので、結構あのなま暖かいむにゅっとした感覚は誰でも楽しめます。

というわけで、朝から夕方まで、人が多くても家族で結構のんびり遊べるという、結構貴重な場所なのであります。近くの方には年間パスを持っている方も結構いらっしゃるようですね。


なお、ここのイモ掘りは11月5日までの土日祝日実施です。もう残りの株もわずかになっています。

現地へは泉北高速泉ヶ丘からバスも出ていますが、車で行く人の方が多いでしょう。駐車場が無料なのはありがたいところ。なお、JAF割引もありますが、会員証と割引優待券の両方が必要ですので、お忘れなきよう。

2006年10月 1日 (日)

[今年も手伝い]御堂筋パレード2006

そろそろ1週間前だから、宣伝しときましょう。


御堂筋パレード2006は、10月8日(日)開催です。


公式サイトは、こちらを参照して下さい。


私、かつてここで仕事をしていた関係で、昨年も若干のエントリをかましていたのですが、まだブログ開設間もない頃でして、ほとんど読む人もいなかったのであります。

今回はもうちょっと読んでる人もいることでしょう。皆さん、おヒマなら足を運んで下さいね。今年はミナミの方を中心にいろいろと新しいこともあるようです。


なお、今年も、私、現場で手伝いをしている予定です。
スタート地点の淀屋橋より北のとあるポイントで、赤いハッピを着て参加者の誘導をしているスタッフの中に、多分います。

というわけで、もしそれとおぼしき人間を見かけたら、どうぞ一声おかけください(ってわかるかよ)。



しかし、今年も娘の幼稚園の運動会と重なるわけで、はあ...

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