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2010年1月 4日 (月)

[天満宮]今年も来たぞはじき初め

Tenma1002 Tenma1003 というわけで、正月3日にはもう毎年のことではありますが、大阪天満宮での「はじき初め」です。年々列に並ぶ人の数が増えてきたので、今回は始まる前に並んでおこう、ということで、10時開始予定のところを9時15分ぐらいに並んでみました。



既に看板と長~いそろばんはセッティングされており、天満宮の前には早くも数十人の生徒が列をなして順番待ちをしています。恐らくちょっと早めに始めるのではないか、と想定していたのですが、我々が並び始めたあたりからどんどん人が列の後ろに付いてきましたので、やっぱり早めに始めるよな、と思いつつ、とりあえず先にお参りをしておきます。



Tenma1001 今年のおみくじ。天満宮のおみくじは、箱の中に入っている丸い木の球を一つ取る、という形。いつもあまりスパッといいのが出ないのですが、今回も小吉。それもいきなり、



【道のゆくえを踏みちがえるごとし】



ですから。しかし、今回2度目の「凶」を引いてしまった下の娘のおみくじには



【ただ、いのれ】



ですから。結構厳しい。



Tenma1004 さて、はじき初めの行事そのものは、先ほどの長いそろばんの前に3人ずつが座ってお祓いを受けて読上算2題、というまあ特にどうということもないものでありますが、そこで毎回もらってくるのが、参加者全員に配布される「はっぴ」であります。デザインは同じで、他に使い道が余りなさそうなものでありますが、色は毎年変わっている様子。



で、今年は、見事なピンク。



多分ここまで使ったことのない色だったのではありましょうが、いよいよ他の使い道がなさそうですけど。とまあ別にもらっておいて文句を言うわけではないんですけどね。しかし何年か行ってますので、各色のはっぴがだいぶたまってまいりました。






2009年12月20日 (日)

あらためてOSAKA光のルネサンス

近くに行ったついでに、そういえばそろそろ佳境に入ってきておるんではないかいな、という光のルネサンスにちょっと顔を出してみました。休日のこのイベントに近づくのは初めてだったりしましたが、いやあ、意外に人が多いんですね。



Hikari01 休日は、市役所南のプロムナードは西側からの一方通行。ちょうど17時ちょい過ぎぐらいで、スタートのタイミングを待っていた人が群れなしている、という状態。車も何故か混んでいる。御堂筋もLEDでイチョウ並木にイルミネーションが施されて、って「近くに車で行ったついで」というのが良くわかりますね。ちょっと迷惑っぽい。



それにめげずに、土佐堀通周辺には空いてる駐車場がないので北浜3で北に入って川を渡り、天満警察の並びでたまたま空いていたTimesに滑り込み、中央公会堂側に北側から進入です。こっち側からだと、入口では「何かやってるんかいな?」程度の人の数なんですが。



Hikari02 Hikari03 ところがところが、中央公会堂の前まで来ると、これはまた日も暮れきっていない状況ながら、それも却って良いのか人が一杯です。前日ほどひどくはないけれどかなりの寒空のもと、光のあるところに集まるのはもう動物的修正なのか?なんて。



さて、いつもの赤煉瓦の雰囲気とはすっかり姿を変えているように見えますが、こちらは公会堂の正面に光を投影して、季節ごとの情景を色合いも豊かに表現するという趣向。好みはあるかも知れませんが結構凝っています。



Hikari04 Hikari05 で、この中央会場の公会堂の南東側、比較的新しくスペースが作られているエリアは、フランス系の屋台、パフォーマンス、展示を集中させておりまして、となると、ポスターにも協賛車に名を連ねている我らがPeugeotさんの姿がどっかに... って見てみると、確かに会場の東の方の空きスペースにポツンと、赤の308SWが点灯状態で展示中でありました。



携帯エントリで自転車も当たるキャンペーン中、なんですが、結構周りに人は群がっているのにブースの付近に関係者の姿が見えないぞ。ええんか?というか、いかにもプジョーさんらしいですねえ。



Hikari06 というわけで、中之島西側のエリアを含め、夜の大阪中心部は意外に賑わっているのでありました。



で、この催し、25日までなんですね。23日はまだあるけど、なんでもう1回土日まで引っ張れへんのや?と言いつつ、諸般の事情は大凡理解できそうな気もいたしまして、ともかく今年の本イベントは残すところあと僅かですので、ちょっとは見ておきたいと仰る向きは是非今週中に。引き続き寒そうですので、装備にはご注意下さい。







2009年4月 5日 (日)

花粉症と桜

Cherryshirokita01 本当に、バンコクでは花粉症のことを忘れることができていました。行きの飛行機の中までは相当悲惨で、両方の鼻づまりとズルズルの鼻水、それに目玉取り出して洗浄したくなるような痒みに苛まれていたのでありますが、それが着いた翌日からするすると治まっていくのでありまして、いや確かにこっちに杉やヒノキがないのはわかってますけど、本当にこんなに見事に消えるもんだというのを実感すると、この時期には南に向かいたくなってしまいますね。



さて、帰ってきたその日は雨で大したことはなかったですが、今日は朝から暖かい晴天になり、そうすると思い出したくない症状がちょっとずつ復活してきました。しかしせっかくいい天気だし、帰ってくるまで桜の花も保ってくれたことだし、ということで、淀川方面へ。



Cherryshirokita02 先週は寒かったし、昨日は雨だったし、ということで、やはり同じことを考える人は多い模様。太子橋から西の堤防から見ると、わんどの釣り人の数も結構多く、堤防上を散歩やジョギングやサイクリングする人の数もかなりですね。



城北公園の北西側、菅原城北大橋のたもとです。この辺りの桜は満開の一歩手前、というぐらいでしょうか。枝先はまだ結構つぼみの状態で残っていましたから、今週の平日はまだ保つのではないでしょうか。菜の花もセットで色合いを添えています。



Cherryshirokita04 こちらは公園内の城北公園通に近い側、こちらに桜が一番まとまって植えられています。



何だかこっち側の方が花の咲き具合がいいように見えるのですが、こうして遠景で撮っているのは、あの花の下は「人だらけ」というわけでありまして。



やはり、開花以降お花見日和はほとんどなかっただけに、今日になって暖かい晴天、人がどっと桜の下に集まって、ほとんどすき間のないほどブルーシートとバーベキューセットが埋め尽くしておりました。それがアカンとは言いませんが。



Cherrymoriguchi04 ちなみに、今日はこちら周辺から守口市内にかけて結構歩いておりました。←こちらは1号線沿い、パナソニック電工のゲート前から見たところ。こういうのもなかなかきれいなものです。








2009年3月22日 (日)

[イチゴ狩り]今年も東農園

Higashifarm00 どうもこの時期になると、少々花粉症を抱えていても、毎年恒例イチゴ狩りには行きたくなるものでありまして、今日あたりは朝から雨だし、多少世間の出足も遅いかも知れないと期待しつつ、車を走らせ富田林へ。



幾分道も空き加減なのかなという感じ。上手い具合に現地到着の頃にほぼ雨が止みました。



Higashifarm01 昨年 も行った東農園でありますが、今回は8時15分頃に到着したら、農園内の通路の最初のコーナーの辺りに駐車となりました。まだそんなに込み合っていない状態で、やはり天候のせいか若干出足が遅かったようです。春休みや連休の天気のいいときであれば、この時間帯に行っても駐車もぎりぎり、というパターンになる可能性があります。



ここのシステムは昨年と変わっていないので省略しますが、料金が少々値上げになっておりまして、いずれもおみやげパック付きで、大人1200円、小学生1000円、幼児(3歳から)が800円になっていました。



Higashifarm02 Higashifarm03 昨年より少し時期が早いせいか、若干実の付き具合が良くないらしく、パックをもらって持ち帰り分をキープするのではなく、あらかじめおみやげ用として詰めてもらっているものを持って帰る形になっていました(その人数分が終わると、各自パックを持ってハウス内でおみやげ用のを取るスタイルになっているようです。やはり早めに行くのがよろしいようで)。今回は、受付横のハウスではなく、入口を一旦出て、北側に並んでいるハウスに案内されました。



中はこういう感じで、適当なところに青のポールで区切りが設けられ、このハウス幅を縦に割ったどちらか(イチゴの列で言うと4列分になる)に収穫場所を設定されます。これが結構広い。



Higashifarm04 確かに、美味しそうなイチゴの実のつき加減はやや少な目、という印象なのですが、場所は結構広めに取ってもらえますので、おみやげ用を分ける必要がないということであれば、4人家族で食べきるのがやっと、というぐらいの量は穫れます。食べ放題、時間制限なしですが、自ずと限界はありますけどね。



熟している分は、甘みも濃厚です。これから行かれる分には、さらに良い出来になっているのではないでしょうか。



Higashifarm06 こちらがおみやげ分。それなりにたっぷり入っています(箱もついてくるので、車で来ても荷崩れの可能性が少なくていいですね)から、自宅で家族だけで食べるとなると却って「もう当分イチゴはいいです」と言いたくなってしまうほどかも知れません。



ここは早起きさえすれば面倒な予約なしでも入れますし、区画取りとかも結構良心的にやってくれています。シーズンはまだまだ続きますので、イチゴ好きの方にはお奨めです。



Higashifarm07 一方←こちら、ぼちぼち花の色も目立ち始めてきたのはその東農園から2、3分車を走らせたところにある農業公園の「サバーファーム」。イチゴを乗せてこちらに回ってくると、ちょうど9時半の開園時刻ぐらいだったでしょうか。



こちらは農園自体の入園料が必要(大人700円、4歳~中学生300円)ですが、この中でもイチゴ狩りの農場があり、朝からおそらくそれ目当てのお客さんがかなりの数集まってきています(イチゴ狩り期間は5月下旬まで)。



Higashifarm08ここのイチゴ狩りは、シーズンは整理券制で、込んでいるときは開演前から配っています(今日は開園時にお客さんがドッと入ってからでも整理券は配っていました)。1区画の料金が1000円(4人まで)。ただし持ち帰りは不可です(入口脇の野菜等の直売所にイチゴも売ってましたけどね)。



入場料も考えれば東農園とどっこいどっこいということになるかも知れませんが、サバーファームには年間パスポートもあります(大人2000円、子ども1000円)から、近場の人はそれも持って何度も通ったりしているんでしょう。そういうことだとお得感が増しそうです。



2009年3月21日 (土)

阪神なんば線とあの駅のこと(その2)

というわけで、その1 の続きです。



Hanshinnamba15 2年4ヶ月ぶり でやって来ました汐見橋駅。今回も携帯のカメラで撮影する羽目になってしまって画質はしんどいのですが、前回と違うのはコンコースに結構人がいること。やはり、阪神なんば線に乗りに来るついでにちょっと回ってみた、という人がそれなりにいるわけですが、それでもあまりの昭和レトロぶりに微妙な笑みを浮かべている人、それからとにかく隅々まで撮っておこうという人、そんなこんなで多少なりともここに賑わいの一つもできてくれば、ここまでのものがこんな所にまだ残っていることに注目も集まってくるのではないかと思うのですが...



ただそれだけでは南海電鉄の旅客収入には結びつかないわけで、また駅自体もあまり商売っ気が感じられない佇まいを崩していませんし、やはりここだけ時間が止まったようにマイペースです。



Hanshinnamba18 改札の向こうは、前の電車が出てそんなに時間が経っていないとは言え、前回乗ったときとほとんど変わらない閑散度合いでしたし。



さて、汐見橋駅と言えば、前回のエントリにも書いたとおりその建物のよくよく見れば美しい様式と、改札上に設置された昭和30年代の沿線観光案内地図であります。前回も地図に関しては触れたのでありますが、その微妙な剥落、破損状況から、いつ消滅してもおかしくない地図、と見ておりました。



で、今回見てみますと、



Hanshinnamba16 どうも、貴志川線付近の破損度合いが拡大しているようです。



恐らくこれを「修復する」ということは想定されていないでしょうし、破片落下とかいう危険が生じる恐れが出てくると撤去、という悲しい事態も想定されてしまいます。やはり、現物を見ておられないこの種のファンの方、これは朽ち果てる前に見ておくべきですよ。



Hanshinnamba17 改めてこの地図をしげしげと眺めてみますと、大阪市内には当然ながら天王寺支線、それに阪堺平野線が赤い線で存在しているほか、かつて南海が運行していた淡路航路(深日~由良の航路というと、かつて難波から多奈川まで運転されていた「淡路号」という急行も思い出しますね)、そして昭和40年過ぎまで運転されていた淡路鉄道(洲本~福良)、和歌山側には加太線の北島支線(そもそもは加太線の本線だったが昭和30年のジェーン台風で紀ノ川の橋梁が破損し、紀ノ川~東松江間が既に完成したこともあって和歌山市~北島間はそのまま廃止、北島~東松江間が盲腸線の支線として残っていたもの)がまだ地図に出ている、というわけです(この支線も昭和41年に廃止)。また、旧国鉄駅はまだ現紀和駅が「和歌山」、現和歌山駅は「東和歌山」で、紀伊中ノ島~和歌山(紀和)の和歌山線旧線も地図上に表示されているように見えます。紀勢本線は新宮まで赤とグレーの線引きになっていて、これは難波から「急行きのくに号」が走っていた時期の表れですね。



他にもまだまだ。和歌山軌道線は、和歌山市、東和歌山の両方から新和歌浦、海南へと伸びていた路線で、恐らくこの地図の作製された頃は近鉄系列から南海に合併されたことではないかと思われますが、この路線も昭和46年に廃止されています。四国側ではこの当時の近畿-四国間の重要航路であった小松島港への鉄道(その頃国鉄最短路線だった小松島線)があって、そこへ和歌山港からの航路が線引きされていますし、もう一つ、私もよく知らなかった「南海汽船白浜航路」も点線ではっきり書かれています。この航路には昭和37年に、当時日本初だった水中翼船が就航していて、神戸~和歌山~白浜を海で結んでいたようです(紀勢本線もかつては路線の状況が悪かったですから、乗り心地とか所要時間でそこそこ対抗できた時期があったわけですね)。これは国鉄が特急「くろしお」を運行し始めて間もなく休止扱いとなり、その後廃止となっています。



そう言えば、加太から友ヶ島への船も今では南海系列の手を離れていますね。



Hanshinnamba19 ともかく、この周辺がこれから何かと変わっていこうとしている状況にありながら、この駅だけ、全く以前と変わらない状態で「取り残されている」のが、逆に奇跡か何かであるかのように見えてきます。しかしかつては相応のにぎわいを見せていたはずのこの駅も、売店が閉じてかなり経っているようですし、運転パターンは阪神なんば線がどうなろうと←こちらのように30分ヘッドのまま。いつできるとも知れぬ「なにわ筋線」を待っている、という話はあるわけですが、それができるのが(そうなるとこの区間は地下化されて、この駅も本当に消滅することになるわけだが)先か、この駅と路線が朽ち果てるのが先か、どうなんでしょうね。



Hanshinnamba20 駅のすぐ横に、こうして阪神の地下への出入口が設置され、それでも構内だけはやはり時間が止まったようになっている汐見橋駅。これはこれでもうここまで保存してあるんだから、このまま昭和を伝える「資源」として置いておくということで良いのではないかと少しだけは思いつつ、世の中そんなに余裕もあるわけではなかったりしますしね。どこかにあるかも知れない将来、関係する他の路線が動き出せば、一気にこの路線の周辺が変わる可能性も... しかしそっちの筋も今の状況では想像しづらいですか。



という微妙なバランスで、この駅は不思議に生き延びているわけなんですけど。



(この項おわり)




http://rakutetsu.blog118.fc2.com/blog-entry-72.html

阪神なんば線とあの駅のこと(その1)

Hanshinnamba02昨日は随分人出が多かった阪神なんば線の開業日。新しいものには乗っとこ、というわけで、私も布施から乗っておきました。



奈良線側の行き先表示に、尼崎、甲子園、三宮まで書いてあるのには、やはり多少の違和感がないではないですが、阪神電車の長年の悲願でもあったこの路線、まあ慣れれば普通になるんでしょうね。



しかし、問題はそれよりも、



Hanshinnamba03 やっぱり←この運賃の高さにありそうです。



もともと近鉄の難波線が高い運賃設定になっているところへ、阪神なんば線も(路線の仕組み上やむを得ないとは言え)区間200円。布施から西九条まで乗るだけで450円もかかってしまいます(知らずに乗ってピタパの出口改札表示で「げっ」と思った人もいるかも知れない)。地下鉄エリア外から乗るなら多少のあきらめもつくかも知れませんが、スピードもそれほど速くできるわけではないので、阪神-近鉄を比較的短い区間直通で乗る場合には価格競争力が結構重要な問題になりそうな気がするのではありますが(神戸・姫路から奈良方面、さらには伊勢志摩方面への旅客の話が報道関係での主な話題になっている観があって、確かに収益上そっちも重要なのではありますが、そこの需要がめちゃくちゃ大量に掘り出せるのかというと幾分疑問も)。まあ開業直後の賑やかさが退いたあとに、先行きがわかってくるものなんでしょうけど。



Hanshinnamba04 布施駅に停車していたのは区間準急の「尼崎行き」。やっぱりこの旧来の近鉄塗色に「尼崎」の方向幕というのは何か変な感じでありますが、待避している横を阪神車両の快速急行が追い越していくのもなかなか面白いっちゃ面白い光景でありまして。



まあ阪神の車両であれば、新型であっても鶴橋の焼肉ホルモンの臭いの中でもそんなに違和感がないような気もしますし。極端にイメージだけで言ってますが。



Hanshinnamba05 Hanshinnamba05_1 そうこうしているうちに、電車は小刻みに停車して近鉄の終点、ただし名称変わって「大阪難波」です。こちらは阪神に合わせて駅名を変えた格好。入口表示にも近鉄・阪神が仲良く並んでおります。ここでの乗客の入れ替わりは意外に多く、やはり阪神側からの新線への期待は大きかったのかな、と思う次第。



Hanshinnamba14 で、阪神エリアに入ると、当然ながらすっかり駅の雰囲気などは阪神の地下駅、という風情に変わります。しかし、大阪難波の次の桜川駅には、ここでは客を乗せていないはずの近鉄特急などが回送車として停車していることもよくあるようで、これはもともと近鉄の難波駅が西側に3線の引き上げ線を持っていたうちの2本を阪神なんば線に転用したため、桜川駅の西側に2線分の引き上げ線が設置された結果このような状況になっているようです。乗務員の交代も桜川駅で行われているようですね。



駅の壁のデザインも、桜川は←こんな感じですが、ドーム前駅はレンガ調だったり、まあいろいろと工夫しているようです。



Hanshinnamba09 さて、電車は九条を出てから地上に上がりますが、ここから西九条までの区間は、この路線がなかなか工事に取りかかれなかった一つの原因といわれる区間でありまして、町内分断、騒音問題で訴訟にもなったエリアです。地上に出ても防音シールドで何があるのかわからない状況。唯一、こちらのエントリ に書いたことのある安治川橋梁部分だけがオープンエアです。事情はわかりますけどね。



Hanshinnamba07 Hanshinnamba10 というわけで、大阪難波から約8分で西九条です。これまで、環状線の線路を跨ごうとしてプツンと途切れていたという感じであった線路がつながって、盲腸線の終点にしてはきれいな駅ビル、という印象であった西九条の駅舎も、やっとまともな雰囲気を感じさせるようになりました(ちなみに、ここで不覚にもデジカメの電池切れ。この前に安治川トンネルに行ったときにも電池切れで携帯カメラに切り替えたことがあり、この辺りにはあまり縁がないのかも知れません)。



Hanshinnamba11 Hanshinnamba12 西九条は駅のプラットホームも最長10両対応用にぐーんと延伸されているのですが、主に阪神サイドには結構問題があるようでして。



近鉄の列車の運用は快速急行だと最長10両、しかも阪神よりも近鉄の方が車両の長さが約2m長い、ということで、列車の乗車位置も停車位置もそれぞれかなりズレています。混雑時であれば列の分散という効果が出るかも知れませんが。しかし阪神の駅ではホームの延伸、改造があちこちで必要になっているようで、結構面倒な事情もあるようですね。



Hanshinnamba08 Hanshinnamba13 なんだかネガティブな印象が多いエントリになったような気もしつつ、でもこの路線は、近鉄直通の効果はまだこれから見てみないと、というところですが、やはり難波以西阪神間方面の乗客にとってはミナミへの最短路線ということでの価値はかなり高いのではないかと思います。



で、その先へ向かっても良かったのですが時間の都合もあって、阪神9000系車両の東花園行きで引き返します。桜川まで戻って、地上に出てみました。かつてこちらのエントリ  で採り上げた汐見橋駅は、地下鉄の桜川からは微妙に離れていましたが阪神の桜川駅とはほぼ直結状態でありまして、久しぶりに様子を見に行ったわけですが、ちょっと長くなったので続きは別途。




その2 へ続きます)




http://tetorayade.exblog.jp/10550174/

2009年1月 3日 (土)

正月2日にUSJ

そう、うちにとってUSJは「近場」であります。昨年購入したスタジオ・ゴールドパスの有効期限もあとわずか、もう既に十分元は取るぐらいの回数は行っているのですが、実はここまで夜の「ピーターパンのネバーランド」当たりに行ってなかったりということもあって、今日は午後からクローズ時刻までというわけで。



Usjchristmas01 でまあ、夜までいるから今日は車で行き、駐車場側のエントランスに来てみると、わかってはいたがまだまだこちらは1月6日までクリスマス続行中。向こうではクリスマスが済んでもまだクリスマスのお祝いが続くのよーって、そんなん言うたかてもうとっくに正月明けてるっちゅうねん。それでパーク全体がまだクリスマスいっぱいなんかと突っ込みたくなっていたら、ショップのクリスマス系商品はもうすっかり処分価格の30~50%引きになっていたりして、そこら辺はすっかり正月バーゲン状態やないの。



しかしメインストリートの奥にはでっかいクリスマスツリーが「誰がなんと言おうとここはクリスマスなんじゃ」と光を放ち、昼のショー、夕方のショーとまだこれでもかとメリークリスマス乱発であります。というわけで、どうもやっぱり勘の狂うお正月のUSJ。と言っても急に変えるとかいうことでもないしね。




2008年12月20日 (土)

OSAKA光のルネサンス

中之島周辺でそこそこ名前が知られ始めてきたこの時期のイベントが「OSAKA光のルネサンス」。市役所南のプロムナードを中心とするメイン会場は以前から賑わっていたのですが、西の近代美術館側とABC側でもいろいろとやってまして、まあある程度は人も呼べなくはない状況になってきたようです。



Ts2d0238 科学館横の駐車場と中之島通りの間にあって、この会場の土地は結構長く未建設状態で、こうしたイベント時に時々利用されている、という状況です。しかしこういうときにそういう利用ができるちゃんとした土地、というのは却って貴重になっているとも言えそうですね。



何しろ携帯カメラのノーフラッシュ写真なので状態はよろしくありませんが、実際に現場で見るともうちょっときれいです。実際に「光のイベント」というほど凄いか、というとそれほどではないんですけど。しかしここ単独ではなく、エリア全体を捉えてイベントを見るというのが本イベントの適切な楽しみ方と言うことにしておきましょう。



Ts2d0239002 会場にはかなり大きな砂のアートがライトアップされて、西側の阪大中之島センターの建物を利用していろいろと光で文字やデザインを描いていきます。そして奥には各種主にアジア系屋台が並び、軽く呑んで食べても可能です。ケバブも切ってくれますよ。



ボートクルーズもイベントに合わせて運行されていますし、土日はFM COCOLO系ライブなど、いろいろとステージイベントも組まれているようです。なんて書いていると、まるで私がこのイベント の回し者か中の人か、という感じさえしてきますが、んー、全く関係なくはないか。



今のところ夜もそんなにむちゃくちゃ寒いわけではないですし、どんなもんか見てみる程度で出かけてみるのがいいのかも。なお、現場へはせっかくですから、京阪中之島線を利用しましょうね。





(今日聴いていたCD)
ハチャトゥリアン:「ガイーヌ」組曲、「仮面舞踏会」組曲、「スパルタクス」組曲、イッポリトフ・イワノフ:カフカスの風景
チェクナヴォリアン指揮 アルメニアフィル 他
ASV:CDDCA773 (1990年頃録音)



Cdcover_cddca773 荒川静香の「トゥーランドット」の時ほどではないですが、クラシック系CD屋ではハチャトゥリアンがプチブレイク状態のようです。確かにあの「仮面舞踏会」のワルツは、悲劇的な旋律でしかし優美かつ破滅的なワルツが展開する名曲。実際にはキムヨナもSPで使っていたことがあるらしいですが、今回の真央ちゃんのフリーでのこの曲の使い方は極めて効果が高かったと言えるでしょう。特に終盤のステップは曲調に非常に適した演技だったのではないかと。



さて、常時何種類かが店頭にあるプッチーニとは違い、ハチャトゥリアンのディスクはそれほど点数があるわけではないですね。でまあうちに確かあったっけな、と思ってチェックしてみると、やはり何でもあるもので、このチェクナヴォリアン指揮によるディスクは「お国もの濃厚爆演系」のなかなか優れたものです。録音も非常に良いですし。ただどこでも入手しやすいかというとそうとは言えないでしょう。



これはASVが製作したハチャトゥリアン集確か10枚以上あったもののうちの1枚。この人といえば旧ソ連の近代作曲家の中でもアルメニア系の民族性をある程度表に出した作品が多いですが、こうした劇音楽、舞踊系の曲のほかにも、カペルをソリストにした録音で「西側」でも非常に有名になったピアノ協奏曲など、良い曲がいろいろとあります。いろいろとトライされることをお奨めしたいですね。



2008年11月16日 (日)

紅葉と丸すぐき

先日のエントリ で告知しておりました、京都シティーフィル合唱団の「エリア」を聴きに、随分久しぶりとなる京都へ足を運びました。雨が午前中で上がり、さほど寒くもならずに済んでよかったですね。



Suguki01 Suguki02 京都北山まで行くとなると、やはり向かうのは上賀茂神社。紅葉の加減も今時分がちょうど良いようで、賀茂街道沿い、植物園近辺も非常に美しい。



そして、2年ほど前のエントリ にも載せたことがある「すぐきや六郎兵衛」。今回は、「丸すぐき」が出ていて、一つ買い求めました。



Suguki03 すぐきはすぐき菜に塩を加えて押しをかけて、漬け物になる過程で乳酸菌が関与して独特の匂いと酸味を醸し出します。ここのは←のように真空パックしていますが、加熱処理はしていないので、包装の中でも発酵が徐々に進んでいます。あまり温度が高い状態だと発酵が早く進んで真空パックの中身が膨張する、なんてこともあるようですので、もしお持ち帰りになるようでしたら低温状態をなるべく保つように、持ち帰り後はすぐに冷蔵庫へ。冬季でも賞味期限14日だそうです。生き物ですね。


さて、漬け物の横で演奏会の話ですが、とにかく、こういう曲は生で聴くべし、できれば歌うべし、という当たり前のことを再認識する一日。ソリストにはちょっとヤマを作りにくくて難しい曲なのかも知れませんね。しかし合唱は最後まであまり音の分散しない、しっかりした響きを聴かせていたと思います。私が「聴いた」シティーフィルの演奏会のうちでは、音楽的には一番良い方だったのではないかと。



一方で、この曲そのものは、音楽としては魅力的な部分が随所にあるのだけれど、やはりストーリー、テクストを込みで考えるとどうも好きになれないんですよね。第1部は「そんな話急に信じろと言われても...」という感じだし、エリアって結局ハッタリで勝負する策士?っていう印象だし、第2部の前半は如何にも勝者が書いた歴史、みたいな印象だし、最後に取って付けたように改宗者の辻褄合わせみたいなテクストが出てきて彼らの事情みたいなものが浮かんできてしまう。バッハの受難曲とかには、人間ドラマとしての普遍的な部分がかなりあって、誰にも共感を呼ぶところが多いのですが、ここにはそういう面が少ないなと感じる。



改めて、音楽的にはメンデルスゾーンが持てるものを思い切り出した充実度の高さを感じるのでありますが、曲全体に共感できるか、というと、この手のはちょっとだめだなあ、というのが率直なところです。







2008年10月19日 (日)

中之島駅のこと

本日は京阪電車久々の新線、中之島線の開業日。別に明日以降でもいつでも乗れるのではありますが、やはり初日に行けるのなら行っとこか、というわけで、終点の中之島駅です。

Nakanoshima01 堂島大橋の交差点の東側にドバーンと建っているのが大阪国際会議場、少なくとも大阪人以外にはあまり知られていないが通称グランキューブ。その前に「板張りか?」というような地下への出入口が設けられております。これが中之島駅の南西側入口。前の道(中之島通)の向かい側、遊歩道に面した方にも入口があります(遊歩道自体はまだ整備中で通れない)。ちなみに国際会議場側にはエレベータもあります。ここはこの会議場メイン(反対側はリーガロイヤルホテル)で設定された駅ですので。

Nakanoshima03 中之島駅は、通路全体に木の雰囲気(渡辺橋、大江橋、なにわ橋と、各駅とも全体に木目調をかなり多く使っていますが、それぞれに幾分カラーの違いがあって、この駅が一番「木目調オフィス」というイメージに見えます。←この写真は国際会議場から乗り場へ向かう通路ですが、何だかこの途中に会議室が並んでいてもおかしくはないような雰囲気に見えます。

人は余りいないように写っていますが、さすがは開業初日、もう昼過ぎでしたが、明らかに「初日に乗りに来た」という雰囲気の私どものような家族連れや、初物狙いの鉄関係の人も多くてかなりのにぎわいでありました。

Nakanoshima04 休日の中之島線の運転は基本10分ヘッド。区間急行2本に快速急行(今回新設だが、現在の特急停車駅に守口市(通勤時と深夜を除く)、寝屋川市、香里園を加えたもの)のセットになっています(平日昼間は快速急行1、区間急行3のセット)。

しかし、昼間は淀屋橋方面の本数は特急6、準急4、普通6と相当の本数を維持しつつ、中之島線の電車をはめ込んでいるんですね。運転本数ということではかなり増えていることになるはずですが、現状の昼間乗客の印象からすると、ちょっと思い切ったかな?という気もします。

Nakanoshima05 そしてもう一つの問題はといえばやはりこの運賃。京阪としては鴨東線のときと同様ですが、なにわ橋以西分については60円上乗せ設定となっています。建設費の関係で実際のところやむを得ない所ではあるものと思いますが、やはり中之島から京橋まで260円と言われると「うーむ...」とうなってしまいます。確かにこの先端部分は鉄道空白地帯でしたから、例えばバス→電車の乗り換えのことを思えばマシ、という説もありますし(ただしこの付近には「ロイヤルバス」という表に見えない交通機関があったりしたのですが)、定期利用なら気にならないという説もありますが、企業によってはかなり費用が上がることに難色、ということもあったかも知れませんね。

Nakanoshima07 駅は島式プラットフォームの東側にラッシュ用の部分を細く延ばした淀屋橋駅と同様のスタイルですが、発着番線は淀屋橋とは違って西側の2線が1、2番線。伸びた先端部分が3番線です(日曜日は3番線は利用されないのでロープが張ってあった)。淀屋橋駅ではこの伸びた部分も島式として両側が利用されていますが、この駅ではこちら1線だけです。本数から見ても必要ないということはあります。

淀屋橋駅のいかにもギリギリの所に作ってますという雰囲気とは違って、中之島駅は如何にもゆったりしたムード。発車後のポイント部分や線路のサイド部分なんかも本線より幾分余裕を持って作られています。最も今日はカメラを持った初物狙いの人でかなりゴチャゴチャしていましたが。

Nakanoshima10 ←これだけは天満橋駅で撮った、今回の開業に合わせて新造された車輌、(新)3000系です。これまでの京阪のイメージとはかなり違う(ただし運転台窓下のLEDラインには、以前からの「特急の鳩マーク」の羽のラインを連想させるものがありますが)デザイン、車内もあまり京阪らしくない、深いブルーを基調にした落ち着いた印象です。ビジネスエクスプレス的なムードをもった車輌です。僅かに写っていますが、この車輌にもかなりの数のカメラの放列ができていました(自分もそのうちに入っているわけだが)。ただやはり京阪で3000系というと、子どもの頃から慣れ親しんだ特急のイメージの方が今でも強いわけですが(今では富山でだいぶ活躍していますね)。

Nakanoshima09 中之島駅の車止めの奥には、シールドマシンをイメージさせるオブジェが据え付けられています、というかこれは如何にも仮の終点で、そのままシールドマシンを回して、まだまだ先へ行くよ、という意思を示すデザインであるように映りますね。

中之島線自体は、現行の地下鉄駅とは連絡通路はあっても少々不便な乗換になりますし、終点の中之島駅は将来的にはなにわ筋新鮮の接続駅になる、と言われても現状ではいつできるかわからない接続路線ですし、利用客がどの程度いるのかも今ひとつはっきりしない線区になります。

この路線は、中之島からさらに西へと伸び、中央市場から西九条、USJからさらに夢洲へ、という計画になっています。京阪がUSJ近傍のホテルをさらに取得するなど熱心に営業しているのはこの点が非常に大きいわけですが、それには何しろ費用面での問題(距離的には今回開業部分の倍以上ある)、そして旅客の見通しというのがどの程度のものになるのか、素人考え的にはちょっと微妙だな、と思うわけですが。しかしまさに「盲腸線」としてこのままにしておくのは余計に非効率ですし。都市での鉄道交通が見直されつつある昨今でもありますし、この先の展開に期待はしておきたいところです。