2015年11月19日 (木)

[アジア二次予選]2位抜けの争いは?

さて、アジア二次予選は日本がカンボジアでまたしょっぱい試合をしてしまいましたがグループ内では負けなしの勝ち点16で首位、まあこんなところで喜んでいてはいけませんが残りはホームでの2試合、普通にやっていれば1位抜けは固いでしょう。他のグループでは既に最終予選進出が決まった国も出てきていますが、そこにかなりややこしい所も混じってきていてさあどうなるかというのが本エントリの目的です。


アジア2次予選は全40カ国が8つのグループに分かれ、それぞれのトップと、2位のうちで成績の良かった4カ国が勝ち上がるというフォーマット、だったのですがそこにインドネシアの資格停止に伴う予選参加除外という事件が発生したため、Group Fだけが4カ国の参加になってしまっています。でこの扱いをどうするかというと、他の組も最下位の国との対戦は成績計算から除外しましょう、ということになっていまして、まあほとんどの上位国にとって大勢に影響はなさそうなんですが、そう簡単でない組もあったりするようです。と




まず、Group CのカタールとGroup Gの韓国は既に1位抜けが決定しており、その他にも来年3月の次節で決まりそう(得失点差が大きくなって実質的に決まりそうなのを含む)なのが、Group Aのサウジ、Group Dのイラン、Group Fのタイといったところです。Group Bは豪州が有利ですが最後にヨルダン戦を残していてそこまで決定は延びそう、Group Eの日本は最終戦のシリアと引き分け以上で勝ち上がり、という形です。Group Hは現在2位のウズベキスタンの残り2試合がフィリピン、バーレーンということで、1位に浮上できる可能性が高そうです。


問題は2位争いで、Group B、Group E、Group Hあたりは勝ち点が大きくなりそうで、逆に2位では厳しそうなのがGroup D、Group Gあたりです。


微妙なのがGroup Cで、カタールの下、香港と中国が勝ち点3差ですが、香港は残り1試合、中国はモルジブが残っていて、あとは香港とともにカタール戦を残している状況。この組はブータンの最下位がほぼ確定しており、その対戦を除くと香港の勝ち点が8、中国は5です。どちらもカタール戦を含む残り試合を勝ち切れれば最下位を除く勝ち点が11になり、一見中国が大差でリードしているように見える得失点差も、ブータン戦を除くとどちらも+2なので、中国はアウェイのモルジブ戦から既にプレッシャーがかかる大ピンチなわけです。


それでも中国としてはモルジブに勝って、カタールに対して香港と同等以上の結果になれば2位にはなれるわけですが、そこで、現在の2位抜け対象国の最下位除きの勝ち点を見てみると、シリアは既に12,ウズベキスタンまたは北朝鮮も確実に11を上回るでしょうから、残り2カ国が上に来てしまうと2位抜け不可能になってしまうわけです。他を見るとUAEがサウジ、パレスチナ戦を残して7,ヨルダンは豪州戦残しで10、オマーンがイラン、グアムを残して5、イラクがタイ、ベトナム戦を残して8、クウェートは資格停止が解けてミャンマーと試合ができれば、韓国、ミャンマー戦を残して7、ということで、要は香港も中国も、カタールに引き分け(=勝ち点9)ではほぼノーチャンスなわけです。



中国はクラブチームではアジアでも強力なものを作っている訳ですが、代表になると最終予選にも届かない、という状況が2回連続になる可能性が高まっているわけで、他人事ながらおかしなものですね。





2015年11月17日 (火)

[訃報]阿藤快さん69歳

その昔スマッシュヒットした「けつだいらシリーズ」で、この人はけつだいら変換すると「加藤あい」になる、ということで有名だったのでありますが、まあそういう以前は、男前の悪役なんてのをこなしていた頃もあったそうで、「なんだかなぁ」はその後の派生形だったんですね。




亡くなったのは大動脈破裂、ということで、いずれにせよ心臓近くの血管の問題ですね。その少し前から仕事中に汗を多量にかく姿が見られたり、ということもあったようですが、背中が痛む、片方の肩が痛いとか、普段はそういうことを言わない人が言うようになるとこの病気が怪しいことがある、というのは良くいわれるところで、逆に医療関係者にとっては非常に怖い病気なんですね。で解離、破裂という命に関わる状態は突然に襲ってきてこのように命を奪ってしまうことになるわけでして。


我々としてもこのようなケースを知り、決してこのような急激な病気というのは簡単に見つかるものでもなく、命のリスクというのは常に横たわっているものだということも理解しておく必要があります。


阿藤快さんの方に話を戻すと、あ、「マジ歌」の劇団ひとりのパターンはもう再度披露されることはなくなるんでしょうか。それも寂しいなあ。印象にはイヤというほど残る人でしたね。


ご冥福をお祈りいたします。




http://blog.livedoor.jp/ktu2003/archives/52187816.html

2015年10月22日 (木)

[NFLモード]全勝組と混戦組

さて、先週のこのシリーズはあまりに安定の敗戦にエントリする意欲を失い(半分ウソ)、今週はDALがByeということであまりネタもなし、というか見たままの状況で結構つぶやいてはいるのではありますが、まあいつもDALのBye weekには現状の各地区をざっと眺めるということでNFLモードのエントリです。


しかしまあMNFはかなりTOや肝心なところでのペナルティが目立ち、特にNYGはスタッツでは上回りながらつまらないペナルティで自滅する格好、序盤のTDのあたりまでは圧倒的な試合になるのかなと思っていたらそれっきりモメンタムも持って行かれてしまっていましたね。これでNFC Eastは5割が2チーム、DAL, WASがともに2勝というレベルの低い混戦状態がさらに加速する格好になり、Romo待ちのDALにもまだ生きる道が与えられているような状態です。


次週はDAL@NYG, PHI@CAR, WASvsTBということで、これはひょっとするとさらに団子状態が酷くなる予感、ですね。この地区は恐らく地区優勝が10勝行くか行かないかということになるでしょうから、DALもRomoが戻るまで借金1をキープできればまだ十分チャンスあり、ということかと。まあその課題が非常に難しそうな訳ですが。Cassel大丈夫かなと。


今週はATLがNOに攻め負けて初黒星でしたが、それでも6週終わってNE, CIN, DEN, GB, CARと全勝が5チームもある、というのはかなり珍しいケースではないでしょうか。しかも全勝チームそれぞれがその持ち味をしっかり活かして勝ち続けているという感じがするのがいいですね。次週は全勝組のByeが多くて、上記PHI@CARのほかはNYJ@NEという注目の全勝1敗同地区対戦があるだけですが、このまま上位組はかなり高いレベルで進みそうな気配があります。DENなんかは何週目で地区優勝が決まるかが問題、みたいな状況ですしね。


一方、NFC Eastと同様のグダグダ感のある混戦のはAFC South。INDの3勝はまあこれから伸びてきそうな雰囲気になってきているのでひょっとするとこの先混戦回避されるかも知れませんが。一方、NFC WestはARIが出だしの好調から失速する流れになってしまうと、2勝組で残っているその他のチームが息を吹き返す可能性も十分あるので、これからまだ何があるかわからないという感じ。ただ、SFには「春日の呪い」がかかってるからなあ。






2015年10月 7日 (水)

[NFLモード]触らなければ何でもなかったんだけど

というわけで、恒例の乳がん撲滅キャンペーンに入った10月のNFLはWeek4。今週からBye weekのチームも出てきましたが、ともかくDALは攻撃も守備も大事なコマが足りない状況でどうにかこうにか試合を持たせる状態。実際はOTに行く前に終了していた試合だったわけですがどうやらNOもBreesの400TDを派手に御祝いしたかったのか、ミスを重ねて勝ちを決められたシーンを落っことして最後のドッカーンまで引っ張ったりしまして。


しかしDALは後半最初のキックオフリターンでDumbarまでまずい倒れ方をして、ここもケガで穴が開くと、Casselが出てきても厳しいどころじゃない状況になってしまうわけで。本当に今季のDALの怪我人の多さには困ったものです。NYGもぼちぼち上がってきましたし、全般にレベルが下がってきた地区ながら、Bye weekの前にvs NEが待っているという厳しい状況なわけで、うーむ、負け越しになる要素しか見つからない。


さて一方のNOはようやくHomeで今季初勝利となった訳ですが、プロテクションが安定していませんし、DFのラッシュもいいのにどうも試合運びがスッキリしないですね。地区内は上が強いですから、もっと勢いをつけたい所なんでしょうが。


さて今週はNOのほか、大苦戦が予想されていたCHIも初勝利を飾った訳ですが、その一方でつかみかけた初白星がまさかのことで逃げていったようなDETの敗戦、というのもあったりしまして。


あのシーン、もともとはメガトロンがStaffordからのパスを受けてゴールラインへ走り込んでそこでまず逆転TDと誰もが思ったところ、彼の左後ろからChancellorがボール目がけて必死のタックルでボールをたたき出し(確かにボールはゴールラインを割っていなかったように見えたのでファンブルはしょうがない)、ボールがエンドゾーンを転々。そこで誰も触らなければエンドゾーンを通り越してそのままタッチバックだったはずですが、Wrightがボールが出るちょっと前に(明らかに故意に)手で突いて出してしまったというもの。触らなくても出ていたから、という感じでタッチバックのTOにしてしまったのでしょうが、実際はそれが反則で、ファンブル地点をポイントにハーフディスタンスでDETの1st downとすべきではなかったか、とNFLの審判部門の上層部も電話インタビューで答えていた、ということで、レビュー不可のこのプレイ、試合の結末を大きく変えてしまったのでありました。


MNF史にハッキリ残ってしまうであろうこのプレイ、DETにとっては連敗脱出を左右するプレイだっただけに余計に残念どころではない結果になった訳ですが、FinalはFinal。ルールとは難しいものです。







2015年10月 6日 (火)

[ノーベル賞]感染症との永い戦い

日本のニュースは見ていても面白くない事ばかりで、と思っていたら久しぶりに素晴らしいニュースが。医学生理学賞ということは、あの山中先生以来でしょうか。





受賞の影には、世界中の数多くの研究者が様々な対象に、様々な形で取り組んでいる感染症への対策への永い道があるわけで、われわれ素人はその何に、誰がどのように立ち向かっているのかまではなかなか知る機会がありません。


特に今回の大村先生の受賞の対象となった寄生虫感染症は、我々にとって普段馴染みのないものですし、家畜対象のものとなるとなおさらです。しかしこういう地道な研究と新薬開発により、数多くの命が救われ、家畜の被害を防いでいる、そんなことを改めて思い知らせてくれる機会としても、今回の受賞は大変に意義があると思います。


ノーベル賞を受賞される方というのは、どなたもコメントに味があるなと思います。特に長年の研究成果の末に受賞される方は。今回の受賞をきっかけに、若い研究者がさらに育って欲しいですね。




2015年9月30日 (水)

[NFLモード]代役QBの限界?

NFLはWeek3。Romo不在となったDALは今年こそはオフェンスが爆発しそうなATLとの対戦。放送がないのでハイライトとスタッツしか見ていないのですが、それで良かったかな、という展開でしたね。前半、Weedenも自分に課されたプレイを着実にこなし、Randleも良い流れを作りリードを保ちます。


しかし良かったのは前半だけで、後半は攻撃の出端をくじかれてから沈黙(Weedenはポケットにいてこそ何とかなるQBなのでそこを外されると厳しい)、一方ディフェンスはJ.Jonesへのパスをまるで止められrなくなり、あっさり逆転を許してそのまま、という印象。


DALはRomo, Dezの故障離脱、Wittenのケガ(試合には出ているがフルには動けていない)といったところより、ディフェンスの主力が欠けていってることの方が痛いということですね。確かにGregory, Mincey, Scandrickらがいない状況(さらにS. Leeまでいなくなるかと思った)で、この先のNE戦などまともな試合にはなりそうもない、と思いますし。まあ当面苦戦が続くのはやむを得ないですね。何とかRomo復帰まで5割近いところで粘って欲しいところですが(次週Breesは本当に出てくるのだろうか)。

ケガと言えば、今週もBig Benが膝をやって4週以上Outとか、LynchがHamstringで離脱か?とか、主力選手のケガが目立ちますね。ある程度やむを得ないとは言え、難しい所です。QBが代役になっているところはやはり試合結果に出てしまっていますしね。


さて、Week3を終えて3連勝はNE, CIN, DEN, GB, CAR, ARIとまあ想定できる顔ぶれになっています。特にGBの盤石さと、ARIの爆発力が印象的。今年のNFCは、これからケガなどなければこの両チームの争いとなるかも。


一方3連敗組は、BAL、DET, CHI, NO。こっちの方が意外な顔ぶれかも知れません。CHIとかは様子を見ているとしょうがないかなあ、と思われますが(何だかもうシーズン後のことを考えているかのようなトレードも出始めていますが)。そういえばAFC Southは全チームが1-2です。どこかこれから抜けてきそうな雰囲気も見えないので、いつぞやのNFC Southみたいな展開もあり得るか?


2015年9月23日 (水)

[NFLモード]QB受難の年なのだろうか

NFLはWeek2です。DALはroadでPHIを叩いて開幕2連勝を飾りはしたのですが、Romoが5年前にもやった左の鎖骨を骨折。手術は不要らしいですが、治療とリハビリで約8週Out。Dezの長期離脱に続いての離脱でまるで飛車角落ちです。


ともかく、この時点でDALはRosterにQBを2人しか入れていませんから、現在控えのWeeden(この試合ではリードを守って時間も使って、という意味で控えの努めを十分に果たしていましたが)に加えてもう一人を上げなければならない状況。Practice Squadに候補はいますが、果たしてこの先どうなるか。何だかTebowを、なんていう外野の声が聞こえてきたりもしてますけど、さすがにどうかなあと。


とにかく、11月のどこかまでRomo抜きで戦わなければならないのは仕方ないので、今週もまあ安定していたOLと、S.Lee無双、という状態だったDFで何とか地味にやっていくしかないですね。次戦はHomeであんなに反則の多い試合はしないでもらいたいところ。


で、周辺を眺めていたら、Breesも長期離脱なんですね。NOは一時の盤石なOLが落ちてきた様子で、最近のBreesの調子が出ていないのはそこら辺もあるだろうとは思っていましたが、けがはつらいです。その他、期間は短そうですがCutlerもStaffordもケガ、ということで、序盤戦はQB受難の様相を呈していますね。


さて、開幕2連勝を飾ったのがDALのほかにはGB、ATL、CAR、ARI、NE、NYJ、CIN、DENと、まあ一部を除いてそれなりにやりそうだとは思われていたチームが並びました。NYJの意外感はないではないですが、今週のDFを見ていたら逆にNEとどんな戦いをするのか非常に期待できます。


一方連敗組はというと、NYG、PHI、DET、CHI、NO、SEA、BAL、INDと、なるほどなというよりも、え、ここもここも連敗なの?という意外感の方が大きい状態。vsDALを見る限り、PHIは補強失敗してるよね、という雰囲気が漂っていますが、SEAは何だか悔いの残る負け方が続いて後を引かないかな、とか、INDもちぐはぐ感が先に出ていて立て直しは大丈夫かいな、とか、自分とこは棚に上げて余計な心配をしてしまいそうです。まあとは言っても2週を終えたばかり。先は長いですよ。






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2015年9月14日 (月)

[NFLモード]あんな試合でも勝てるときは勝てる

というわけで、始まりましたNFLのレギュラーシーズン。DALはMurrayがPHIに移籍し、そのあとのラッシャーがどないやねん、という状態が残ったまま開幕に至ってしまいましたが、この試合だけ見る限りは、強力なOLを従えてもやっぱりRandleではも一つ迫力不足、McFaddenはまだ信頼を得るには至っていない、でそんなシーズン序盤にDezがケガでしばらく欠場ということで、駒的に楽じゃない状態だなあと。


そのDALのオフェンスは序盤から攻め込んではいるけどここというところでミスが続いてTDが取れない欲求不満状態の中、前半2分を切ったところでBeasleyが2nd effortで痛恨のファンブルからTD、さらに次のRomoのパスがターンボールでWittenの手をこぼれてまたもTO。全然負けてる気はしないのに7点差という前半。


後半最初のDFを3点で止めて、続くDALのシリーズがこの試合徹底させていたUnderneathへのパスの多投(それがしっかり通るのはプロテクションの安定感が半端ないからでもありまして)、R.Cromartieの微妙なInterferenceもあってEsbobar(Wittenさんのあと行けるかな、という感じになってきましたね)へのTDパスで3点差に戻したところで、もうこの流れはつまらないミスさえなければ余裕の逆転、と思ったのですが、そういうときに出てしまうんですよね。Streetへのパスが通ったかに見えて確保する前のタックルでINT。TOから17点取られていては相当厳しい。


しかも残り2分余りでムダなPFをやらかし、ゴール前にボールを運ばれたあとDFが集中力を保ち続けて(S.Leeが戻ってきたのは大きいなと。それにしてもなんであの3rd & GoalでEliは誰もいない所へパスを投げたのだろうか。そこでダウンしていたらDALはTOなしの残り1分弱になっていただろうから、さすがに厳しかったはず。QBの本能的にサックを避けてしまった?)、Dezが抜けた中でも残り7分半で2TDを奪って何だかんだで(スナップが酷くても)勝ってしまうのは、NYGのDBの層の薄さもあってのことだったでしょうか。こんな展開でよう勝ったよなあ、という試合でしたが、こういうのが後で効いてくる、といいですね。


その他はというと、SEAがOTのあれれ、というシーンでSTLに敗れ(WestはARIのPalmerも見事に復活したようですし、今シーズンは意外に混戦になるでしょうかね)、INDもRoadでBUFに敗れとUpsetが続き、一方ドラフト1,2位QB対決ではMariotaのTENが大勝利。Winstonは最初のパスをINT TDとされるなど特に前半は散々でしたね。まあシーズンは始まったばかりですから。


(9/15夜追記)
NFC WestはSFも快勝して、SEAにとってはいい感じでハンデができた格好(?)。まあそう簡単にはいかない地区になってきたのではないでしょうか。
一方、PHIは終盤にミスが続いてATLに敗れていますが、それよりOLが昨シーズンのDALとは随分違う。Murrayも持ち味が出せていなかったし、特に前半のBradfordは出来が良くなかった。彼もポケットでは仕事ができるQBだとは思うのですが。と言ってもHomeに戻ればまるで違うチームになったりすることもありますからね、って次戦はvsDALやんか。




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2015年9月13日 (日)

住吉公園駅のこと

Sumiyoshi01_2さてさて、既にニュースにもなっておりましたが、私にとっても身近な路線、阪堺電気軌道の住吉公園駅が2016年1月末で廃止になる、という件です。


この路線、わずか200mほどの盲腸線で(まさに盲腸、というか虫垂、というか、そういう言葉がピッタリきます)、少し前から運転本数が大幅に削減され、こんな都会にありながら「ある意味秘境駅」「日本一終電の早い駅」などという言い方で有名になってしまっているようでありますね。


こちらは住吉電停に貼られていた告知ですが、ここから住吉公園駅(南海本線の住吉大社駅に隣接しています)までもごくわずかな距離ですし、さらに100mぐらいの所に住吉鳥居前電停もありますので、住吉大社参詣に重大な影響があるわけでもない、という形ではあります。


Sumiyoshi02_2

Sumiyoshi03_2大阪市内には昭和40年代半ばまでは市電が走っていましたが、それが全廃されてからは、当時南海の上町線、阪堺線、それに平野線がわずかに残る併用軌道線となっていました。そのうち平野線は1980年に地下鉄谷町線の八尾南延伸に伴って廃止となり、この2路線だけが残っています。で、上町線と阪堺線がクロスする住吉電停から先へは、写真にもあります通り、走る電車は朝8時台までの平日5本、休日4本だけです。


Sumiyoshi04_2

Sumiyoshi05というわけで、この区間は保存しておくのもあまり重要性が高くなく、一方平面交差地点には改修を要するがその費用をまかなえるほどの運賃収入がある訳ではない、という難しいこともありまして、結果的にこのように、わずかな区間ではありますが、昼間から「終電後」の「閉まらずの踏切」という状況が展開しているわけであります。


Sumiyoshi06_2

Sumiyoshi07_2さて、阪堺電気軌道の路線は大阪市内は天王寺駅前と恵美須町が起点になっており、かつては天王寺駅前からは住吉公園行きと大阪市内最南端駅の我孫子道行きの2系統、恵美須町からは堺市内に入って浜寺駅前まで、というパターンで運行されていたのですが、やはり乗客の密度という点では天王寺の方が明らかに大きい、ということで、最近になって天王寺駅前から浜寺駅前への直通運転が始まり、逆に恵美須町からは我孫子道までの区間運転のみに変わりました。


で、現在の運転パターンは発車時刻表をご覧いただけばおわかりの通り、天王寺駅前発着が圧倒的に多く、恵美須町からは朝夕を除けばおおむね1時間に3本という状態(2014年に本数が大きく減少した)。まさしく「過疎化」が進んでいるのでありまして、運転本数的には、過去2回、最近の方でも7年半前にエントリしたときに、30分ヘッドの運転に過疎をひしひしと感じた汐見橋線に近づきつつあります。堺市内の区間は、堺市内LRTの動きとともに以前から存廃問題が浮かんでは消えしていましたが、こちら恵美須町区間ともども、大阪市に残る路面電車の将来は、決して楽観できないものであるようです。




[ストラヴィンスキー]「花火」と「火の鳥」の間

確かにいろいろと調べると曲の存在自体は記載されているのですが、参照ディスクとして挙げている初期曲自演盤のライナーにもこの曲に関してはひと言も触れられていません。これは聴いてみたいですね。





1908年というと、ストラヴィンスキーはまだ自分の強い個性を打ち出した作品を世に生み出す前、参照ディスクにも入っている「幻想的スケルツォ」が完成し、師であったリムスキー・コルサコフが亡くなる直前に「花火」が作曲された頃、そして彼の作曲家人生に大きな影響を与えたディアギレフとの出会いがあった頃ですね。そして翌年に重要な出世作、「火の鳥」が生まれます。


「花火」がリムスキー・コルサコフの娘の結婚を機会に書かれた小品である一方で、その後に書かれたこの行方不明作品が、「花火」初演時には既に他界していたリムスキー・コルサコフへの哀悼の歌、ということで、自分の音楽的な師に対する思いが込められた作品であったでしょうし、本人も気に入っていた作品だったようですので、広く世に出て欲しいと思いますね。


(参照ディスク)
ストラヴィンスキー:火の鳥、ロシア風スケルツォ、幻想的スケルツォ、花火
ストラヴィンスキー指揮 コロムビア響、CBC響
CBS: MK42432 (1961-63年録音)

Mk42432