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2015年9月13日 (日)

[ストラヴィンスキー]「花火」と「火の鳥」の間

確かにいろいろと調べると曲の存在自体は記載されているのですが、参照ディスクとして挙げている初期曲自演盤のライナーにもこの曲に関してはひと言も触れられていません。これは聴いてみたいですね。





1908年というと、ストラヴィンスキーはまだ自分の強い個性を打ち出した作品を世に生み出す前、参照ディスクにも入っている「幻想的スケルツォ」が完成し、師であったリムスキー・コルサコフが亡くなる直前に「花火」が作曲された頃、そして彼の作曲家人生に大きな影響を与えたディアギレフとの出会いがあった頃ですね。そして翌年に重要な出世作、「火の鳥」が生まれます。


「花火」がリムスキー・コルサコフの娘の結婚を機会に書かれた小品である一方で、その後に書かれたこの行方不明作品が、「花火」初演時には既に他界していたリムスキー・コルサコフへの哀悼の歌、ということで、自分の音楽的な師に対する思いが込められた作品であったでしょうし、本人も気に入っていた作品だったようですので、広く世に出て欲しいと思いますね。


(参照ディスク)
ストラヴィンスキー:火の鳥、ロシア風スケルツォ、幻想的スケルツォ、花火
ストラヴィンスキー指揮 コロムビア響、CBC響
CBS: MK42432 (1961-63年録音)

Mk42432

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