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2015年8月15日 (土)

[天津港爆発]いろいろな事情で動けない

中国様が事故で死者数をこれだけ「踏み出して」公表するのは滅多にないことで、それだけで今回の状況のすさまじさがわかろうというものです。まだ行方不明の方がおられるようですが、それよりも火災そのものが最初の出火から3日になっても完全には終結せず、またシアン化化合物、要は青酸なんたら系の危険が強く残っていて容易に復旧できない、ということもあって、これはちょっと人的被害以外の面でも大変な事になっているようです。





当初、中国様のことだから、遺体の収容が済むか済まないかのうちに、爆発で損傷した車なんかをあっという間に「どこかへ」消し去って、原因とかはまあ適当に作るとして、しれーっと港の扱いを再開させるなんてこともやりそうだよな、と思っていたのですが、とてもそんな状況にはなり得ないようでして。


まずは周辺の爆発に伴う被害が半端ではないということ。出荷待ちの自動車がとんでもないことになっている映像などは特にインパクトが強いですが、有害物質の飛散状況も明確に把握できていないようでは、周辺の復旧もままならないでしょう。二次的な被害が広がることがあってはさすがの中国様も抑えようがないでしょう。何しろ場所が場所なので、いくら政府が報道規制、立ち入り規制を敷いても、全部を抑えきることはできないでしょうから。


中国の経済情勢は着実に悪化している訳ですが、このタイミングで中国の海上交易の最も重要な窓口の一つである天津の港湾機能が長期間停止することになると、国家経済へのさらに厳しい打撃になることが十分に予想されます。原因と責任の追及も大事ですが、少なくとも今までと同じ形に復旧するのでは安全が確保されないことになるのですから、どうやって機能を回復させるのか、というのも重要となってきます。かなり長く尾を引く話になるかも知れません。





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