« 2015年7月 | メイン | 2015年9月 »

2015年8月

2015年8月25日 (火)

10周年です

というわけでもどういうわけでもないのですが、当ブログがスタートしたのが2005年の8月25日、ということで、


10周年となりましたーっ!!


と申しましても、最近は、1日何回かはかましているツイートに対して、こちらのエントリはせいぜい月に数回、という状態が続いている訳ではありますが、それでも時折何かの拍子に過去のエントリにたどり着いていただける方がまとまっていらっしゃったりしますので、まだ全て終わらせてしまうのもなあ、という感じで細々と続けております。


当面は、こんな調子で続けて残しておきたいと思っておりますので、ツイッターのぐだぐだを含めて、引き続きよろしくお願いいたします。




2015年8月15日 (土)

[天津港爆発]いろいろな事情で動けない

中国様が事故で死者数をこれだけ「踏み出して」公表するのは滅多にないことで、それだけで今回の状況のすさまじさがわかろうというものです。まだ行方不明の方がおられるようですが、それよりも火災そのものが最初の出火から3日になっても完全には終結せず、またシアン化化合物、要は青酸なんたら系の危険が強く残っていて容易に復旧できない、ということもあって、これはちょっと人的被害以外の面でも大変な事になっているようです。





当初、中国様のことだから、遺体の収容が済むか済まないかのうちに、爆発で損傷した車なんかをあっという間に「どこかへ」消し去って、原因とかはまあ適当に作るとして、しれーっと港の扱いを再開させるなんてこともやりそうだよな、と思っていたのですが、とてもそんな状況にはなり得ないようでして。


まずは周辺の爆発に伴う被害が半端ではないということ。出荷待ちの自動車がとんでもないことになっている映像などは特にインパクトが強いですが、有害物質の飛散状況も明確に把握できていないようでは、周辺の復旧もままならないでしょう。二次的な被害が広がることがあってはさすがの中国様も抑えようがないでしょう。何しろ場所が場所なので、いくら政府が報道規制、立ち入り規制を敷いても、全部を抑えきることはできないでしょうから。


中国の経済情勢は着実に悪化している訳ですが、このタイミングで中国の海上交易の最も重要な窓口の一つである天津の港湾機能が長期間停止することになると、国家経済へのさらに厳しい打撃になることが十分に予想されます。原因と責任の追及も大事ですが、少なくとも今までと同じ形に復旧するのでは安全が確保されないことになるのですから、どうやって機能を回復させるのか、というのも重要となってきます。かなり長く尾を引く話になるかも知れません。





2015年8月11日 (火)

[高速]子どもを忘れないよう気をつけましょう

今週に入ってすでにお盆休み、という企業もあるでしょうし、徐々に高速道路もお盆の規制や各地への行楽で混雑する頃。個人的にはそういうときにはまず移動しないのでその辺の大変さはほとんどわからないのですが、まあそれでもこんなことは滅多にないやろ、という事件。





まあその、忘れ物するにも程がある、という感じで、3歳の子だったらとりあえず一緒に乗せて、まだチャイルドシートに座らせてベルトの確認とかあるでしょうに、親とセットで乗らないうちに移動してしまったというのでもなく(それならそれでまた別の問題がありそうですが)、その子だけ乗せずに発車してしまったというのに気づかないというのは、旅行中で気が浮ついていたとしてもちょっとなあ、というところ。場所が場所ですし危険も伴いますから、意図的に放置したと見られてしまうのもやむを得ない状況ですよね。


というわけで、「うっかり」ここまでやってしまう人はまあいないとは思うのですが、家族連れの多いSA、PAでは、特に事故に気をつけたいですね。




(今日聴いていたCD)
ブルックナー:交響曲第4, 5, 7, 8, 9番
アーベントロート指揮 ライプツィヒ放送響、ベルリン放送響
MEMORIES: MR2251/2255 (1949~56年録音)

Mr2251_55もともとブルックナーというとまずは7番から、という傾向が強いのでありますが、まあいろいろと聴いてきた中、そこにあるとはわかっていたアーベントロートには手をつけていなかったのでありました。


で、こちらの第7番は、1956年、アーベントロートがなくなる3ヶ月ほど前の録音で、このブルックナー集の中では唯一、ベルリン放送響との共演になっています。もちろんモノラル録音ですが、音質は悪くなく、演奏を味わうのに大きな支障はありません。


で、アーベントロートというとかなり特徴の強い演奏をするようなイメージがあったのですが、この第7番の演奏はテンポは少し速めですが音楽全体を大きく動かすパワーは指揮者の最晩年とは思えないもの、しかしいわゆる爆演系の類とは一線を画しており、動きはあるものの芯の座った音を聞かせてくれます。オケのバランスも良く、ブルックナーの孫弟子というべき立場であったアーベントロートが、古き良き時代の空気を引き継ぎつつ、今でも十分聞かせる内容を持った演奏を残してくれていることに感謝したくなります。





2015年8月 7日 (金)

[ラオスのベタな平日]パクセからウボンラチャタニへ(その2)

前回からの続きです)


さて、パクセからワンタオに到着してラオス側のイミグレを通過したところまでが前回。


011ubon

012ubonでどっちへ行くんかいな、と思って、どうも進む順路がよくわからなかったもので、バスの進んでいった方向へ何気なく歩いて行くと、こうしたいかにもなDaoのお店のある所を通り抜け、ものの2分ほどでゲートを抜けます、すると向こうにはタイ側、チョンメックのイミグレが見えてきます。


014ubon

013ubonあれ、こんなんで良かったかな?と思いつつそのイミグレの建物に近づくと、そこにはどこかのサイトで見覚えのある歩行者用の地下道が。というわけで、よい子の皆さんはちゃんとルートを確認してこちらを通りましょう。ちゃんと指定されたルートを行けば、多分もっとローカル色のある商店が並ぶ歩道を通ってタイ側のイミグレに直行できるはずです。でも地上を通っても誰にも何も言われませんでしたが。何なんでしょうね。


015ubon

016ubonで柵の切れ目からタイのイミグレを普通に通過。最近税関の所でX線は動かしてないようですね。先日ノンカイでもそのままパスでしたし。そう言えばバスのトランクに預けた荷物も出せとか言われなかったし。まあいっか、ということで、タイ側の町はチョンメック。トゥクトゥクなどが寄ってきますが、間もなくバスも出口の横につけてくれます。


017ubon

018ubonここからウボンラチャタニまでは約90km、タイ側は当然ながら道が格段に良いのでスイスイです。シリントーンダムの広い貯水池を左に眺め、ほぼ中間地点にあるピブンマンサハン(ローカル交通手段利用だとバスの乗り換え地点になりますね)を除けばほとんど町らしい町がない中を1時間少々、パクセからだとイミグレのストップを含めて3時間弱(多分早いほうだと思う)でウボン到着です。ターミナルは結構広い。


019ubonで、そのウボンのバスターミナルは町の中心部から北に外れたところにあり、私が行きたい空港は町を突っ切って南側。さて移動手段はトゥクトゥクかいな、と思ってバスターミナルに降り立つと、ウドンなんかでは降りる人を目がけてたかってくる客引き運ちゃんが全然いない。声をかけてくるのはモーターサイとか市内へのソンテウとかが若干いるだけで、スーツケース持ってる身にモーターサイはないやろ、と思い聞いてみると、確かにありますタクシー乗り場。バスターミナル出口側に待合所があり、そこのごっついお兄ちゃんに番号札をもらい、空車が回ってきたらその番号順に案内されるシステム。空港行きでよくあるようなすぐそこなのに一発言い値の200バーツみたいな吹っかけ価格とかではなく、ちゃんとメーターで行ってくれます。町を抜け、軍の施設を回り込んで約7km、10分ほどで到着、約60バーツです。


020ubon

021ubonウボン空港は現在新ターミナルの建設中のようで、流石に現在のターミナルは相当くたびれた地方空港の風情です。チェックイン待ちするにも座る場所がない。カフェとか店舗も軒並み閉まっていて、セキュリティを抜けたところにも店とかがほとんどない、という状態(DDの乗り場に上がる前の1階フロアにコーヒー屋があり、ここだけは営業してました)。これはそのうち改善されるとは思いますが。


022ubonなお、パクセから国際バスに乗って、ウボン空港でその日のうちにまず間違いなく乗れるフライトは最終のNok Airのドンムアン行きだけです。その前のAir Asiaはうまくいけば乗れなくはないがちょっとどこかで引っかかると厳しい。スワンナプームへのThai Smile便は翌朝になりますが、それだと関空行きTGの昼便に接続しないのが難点です。この場合はドンムアンからスワンナプーム行き無料シャトルバスを利用するのが現実的なんでしょうね。


というわけで出発が約30分遅れたノックエアで約50分、ドンムアン空港も私は実は初めてだったりしたのですが、さすがにかつての国際空港という雰囲気はありますね。ただ飛行機を降りてからの距離が結構あって大変。バゲージクレイムから出口への流れはスムーズなので良いですが。

023ubon_2さて今回はバンコク泊で翌朝にスワンナプームに向かうため、まず街中のいつものホテルに向かう必要がありまして、そういうときに活用できるのが市内行きのバス。5番出口を出たところに先ほどのスワンナプーム行きシャトルバスの乗り場がありますが、その少し前方に、よく見るオレンジ色の車体が停まっていたらそれがA1のバス。高速経由でCentara Grand Ladprao前を経由し、BTSのMo Chit(MRTのChatuchak Park)駅の入口につけてくれます。エアコン付き30バーツ、それなりの頻度で運行しているようで、私は運良く出てきてスッと乗れてすぐに発車、夜なので道も空いていて15分足らずで駅に着きました。なかなか便利です。


とは言いつつ、次いつ利用するかはわかりませんが。



(この項終わり)






[ラオスのベタな平日]パクセからウボンラチャタニへ(その1)

さてさて、何とも久しぶりのエントリなのであります。何せもう最近は日に数回はつぶやきをかましているものの、ブログに関してはすっかり音沙汰なしにしてしまい、これはいよいよ開設10周年を前にフェイドアウトの流れか?と思う人だにいないのではないかという草ボウボウ状態を呈していたのでございます。


しかし一応、こちらとしましては「何かTwitterでは入りきらないネタがあれば」と機を窺っていたのでありまして(まあそんな大げさな話でもないですが)、そんな折、「ベタな平日」の一環で、当方3カ所目となるラオス・タイの陸路国境移動の機会が巡ってまいりました。その序盤は既につぶやいてしまったのですが、タイに入るなり通信がストップする悲しい事態に陥ったため、焦らなくても後で備忘録的にエントリしようということに相成りました。パクセ・ウボン間の移動に関してはいろいろなところに情報が出ていますが、意外にパクセからの越境については意外と書いているものが多くないのではないかと思いますので、ちょっとニッチな所を狙っていきたいと思います。


01ubon

02ubonそもそも、今回のパターンを採ったのは、「ベタな平日」でパクセへ移動する予定が、とある会議の影響で半日ずれてしまったところから始まったものでして、帰りの関空行きをFIXで取っていたためそっちを動かすことができず、パクセからビエンチャンに戻ってトランジットのためだけにビエンチャン泊とするのも馬鹿らしい、ということで浮かんできた次第。まあこのパターンに慣れた方なら、私もビエンチャンでやっているようなよりローカルな移動方法を選ぶ向きもあるのでしょうが、このルートは初めてのため、国際バスという最もベタな移動手段を用いました。それでも、同じ陸路越境でも所変わればかなり変わるものだなあといくらかの感慨があるものです。


03ubonまずはパクセのバス乗り場。他のラオスの主要な町と同様、パクセにもいくつかのバスターミナルがあるのですが、ウボン(あるいはバンコク)への国際バスは中心部から東へ約2km、日本橋の北のたもとのロータリーからもう少し東に行ったところにあるKiang Kaiというバスターミナルから出ています。主に国際バス中心の乗り場で、ターミナルというにはこぢんまりした場所ですので、バスが停まっていなかったら見逃しかねないような所です。ただドライバー関連ならキアンカイと言えば誰でもわかる場所ですので、行き着くのに問題はありません。ホテルや旅行社ならいくらか追加料金をつけてターミナルまで送迎してくれるはずです。



ウボン行きは8:30発、15:30発の1日2往復(以前4往復の時期もあったようですが、2015年8月現在は減便されています)切符売り場も窓口がいろいろある訳ではないのでわかりやすく、「ウボンまで」とパスポートを差し出せばささっとチケットを発行してくれます。運賃は200バーツ、または5万Kip。どちらでも大丈夫です。切符を買ったら、歩道側に椅子が並んでいますのでそこで待機。売店もあります。


04ubonそうこうするうちにバスが出発の30分以上前ですがターミナルの前にやって来ましたので、エアコンの入っている車内で待機。私がチケットを買った発車1時間前の段階で席が7列目だったので、ここからどれぐらいの人が乗ってくるのかと思っていたら、送迎やらソンテウやらで乗り場にやって来たラオス人、西洋人と若干のタイ人、で私だけ日本人、と最終的には結構ばらばらに定員の半分ぐらいが乗り込んで定刻に発車です。運行はビエンチャンの国際バスでタイ側の車両を運行しているのと同じ会社です。まあ普通の高速バス、という感じの車ですね。エアコンが効きすぎというほどではなかったので一安心。


05ubon

06ubonバスは早速日本橋を渡り、一路西へ。そんなにスピードを出している感じはありませんでしたが、国境のラオス側の町、ワンタオへは特に何もなければ40分ぐらいです。典型的なラオスの地方国道、という感じの道が急に広く片側2車線になったら、あと10分ぐらい。両サイドにわさわさと写真のような店舗が目立ち始めれば、そこがワンタオです。


07ubon

08ubonここで全員降車、バスが停まるすぐ横がイミグレです。なんだか友好橋のいかにもここを通っていきます、という感じの国境イメージが強いもので、何だかちょっと変な感じもありますね(右側の写真にはどういう訳だか牛が写ったりしていますが気にしないで下さい)。


010ubon

09ubon今ある建物の少し奥に、現在新しい建物が建設中ですので、そのうち手続きはそちらになるのではないかと思われますが、ともかく列があるようでないようなイミグレ窓口です。午後の国際バスに乗った場合はイミグレ到着が絶対に16時を過ぎますので、Overtime Feeを1万Kip支払う必要があります。2番の窓口でお金を支払い、パスポートとレシートを合わせて4番の窓口に提出(3番はボーダーパス用の窓口)して出国手続き完了です。


で、あれ、どっちへ行ったらいいんかな?というところでちょっと長くなってきたので一旦切ります。


(この項つづく