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2015年2月17日 (火)

[ラオスのベタな平日]パクソンでコピルアク

というわけで、連投エントリの2本目は、今回パクセに来た主用件の後の話です。


パクセから国道16号線を東進し、Daoの工場を超えてずんずん標高を稼いでいくとボラウェン高原(この地名も表記がかなり難しく、ボロベン高原などいろいろな書き方がなされていますが、ここではこうします)の懐に入っていきます。小一時間走ってkm30辺りに達すると、道の両側に庭でコーヒー豆を乾燥している家が並ぶようになります。さらに進んでkm50を若干過ぎたところが、ラオスではコーヒーの代名詞と言って良いPaksongです。


Paksong01あっという間に着く気がするのですが、その間にドーッと1000mほど登り続けていますので、こちらでの気温はPakseよりもかなり低く、また高原地帯独特の霧やにわか雨もよくあるので、さらに気温が低めになり、昼前に着いたときの気温は21度。下界より10度近く涼しいです。霧を含めたこういう気候が、コーヒーに適しているということでもある訳ですが。


←こちらに垣間見える高台のホテルでとある協議、というのが今回の用事でありまして、晴れたり曇ったりの状況のままその用事が終わり、昼食も済ませての昼過ぎ。Pakseにスッと戻ってもいいわけですが、ここでせっかくなのでコーヒー飲んで行こう、ということになりまして、国道筋に戻ります。


Paksong02

Paksong03立ち寄ったのは上のホテルからほど近いお店。何の変哲もないようなローカルのコーヒー屋、という風情なのですが、ホワイトボードに目をやりますと、その隅っこの方に、「コピ・ルアク」の文字が。



その名前に覚えがなくても、「主にインドネシアで作っている、コーヒー豆をジャコウネコに食べさせて、その糞から消化されていない種子を取り出して(もちろんきちんと洗浄して)焙煎するというやつ。独特の香りと味わいがあり、生産量が限られているためなかなか飲める機会がないという話も聞くのですが、こんなところにあるんですね(豆も売ってて100gで20万Kipですと)。


Paksong04

Paksong05_3で、テーブルをみると、あ、こんなやつなの、という感じのものが容器に入っていたりしまして、もちろんこれを取って、ではなく焙煎された奴を使う訳ですが、結構年季の入ったパーコレーターの音にちょっと期待してしまいます。


←こんな娘が淹れてくれるわけですので、不味かろうはずがないわな、と一応言っておきつつ、出てきたのはもちろんながら見た目は普通のコーヒーと全く同じ。ただ香りが随分と柔らかな印象です。




Paksong06同じように淹れてもらった普通のコーヒーと並べてみたのですが、比較すべくもなく味が随分と違います。コピルアクは酸味が少なく、きつくはないがしっかりした苦みがきれいに広がるという感じ。香りも穏やかに入ってきます。この店で普通のコーヒーの4倍の値段がするのでありますが、ネタとしてだけでも十分値打ちがありますし、おそらく日本のどこかで飲めたとしてもその値段では絶対に飲めないでしょうね。


なお、コピルアクはもともと、マレージャコウネコの野生種が栽培されたコーヒー豆を結構好んで食べるのに種子が消化されないというので、どこかの勇気ある人がその豆を焙煎してみた、というのが元であるようですが、ベトナムでも作られていたらしく、その流れでラオスでも一部の店では手に入る、ということであるようです。こちらの店でもいつもある、という訳ではないらしいですね。




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