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2015年1月 1日 (木)

○○年の作曲者、指揮者、演奏家

というわけで、当ブログでは毎年元日にエントリしているこのネタ。これがまた、今年は昨年を上回ってメジャーな作曲家のきっちりAnniversaryがない年。生誕150年ならシベリウス、ニールセン、デュカ、グラズノフ、マニャールと結構な名前が揃うのですが、あとはスクリャービンが没後100年ぐらいか。ゴルトマルク没後100年とか、ワルトトイフェル没後100年とか、タネーエフ没後100年とか、ヴァレーズ没後50年とか、山田耕筰没後50年とか、パーシケッティ生誕100年とか、D.ダイアモンド生誕100年とか、ちょっとネタ的にしんどいかなあ、と。


では、と指揮者に目を転じると、こちらも有名どころの生誕100年が去年のように並ぶことがなく、クナッパーツブッシュ没後50年、アンゲルブレック没後50年というのが目立つ格好。


演奏家方面で行くと、やはり大きいのはリヒテル生誕100年でしょうか。他にはリンパニーやシュナイダーハンの生誕100年あたりが目につく程度かと。


Richtercarnegieとなると、今回はネタにできそうな人が少ないなあというわけなんですが、とりあえず←こちらで。


これは冷戦真っ最中の1960年12月、リヒテルがカーネギーホールに乗り込んで行ったリサイタルのライヴ録音。ハイドンからラフマニノフ、さらにプロコフィエフの6番ソナタまで攻めるプログラム。50年代の西側では「幻のピアニスト」とも呼ばれた(既にチャイコフスキー・コンクールの審査員であった件はこちらのエントリ参照)全盛期のリヒテルが1960年になって西側での演奏を当局から許可され、Roadに乗り込んで残した貴重な音源。さすがにこういう場に臨む気合いが伝わってきます。各曲別録音もあるのでこれをまず聴くべき、ということではないかも知れませんが、このピアニストに関して欠くことも難しい1ページではないかと。このパッケージは既に廃盤ですが。



(参照ディスク)
ハイドン:ピアノソナタ第60番、ショパン:スケルツォ第4番、バラード第3番、ラフマニノフ:前奏曲Op.23-1, Op.32-9,10,12、ラヴェル:水の戯れ、鐘の谷、プロコフィエフ:ピアノソナタ第6番、束の間の幻影より、ガヴォット、ドビュッシー:アナカプリの丘、ショパン、練習曲Op.10-10,12、マズルカOp.24-2
リヒテル(Pf)
RCA: 09026-63844-2 (1960年録音)







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