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2014年4月15日 (火)

[ラオスのベタな休日]パークベンからフアイサーイへ

ボケオ県の中心地であるこの町の名前、発音をカタカナでもローマ字表記でもきちんと表すのが難しいんですよね。ここでは一応、一般的なもののひとつである「フアイサーイ」としておきますが、これも何だかしっくり来ない、というのが正直なところではあります。



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ともかく話を戻して、ウドムサイから約5時間かけて到着したパークベンの村の手前のバスターミナル(というほどの規模ではない)から下り基調の道を20分ほど歩くと、お寺の石段の向こうにようやくメコン本流が見えてきます(写真ではちょっとわかりづらいですが、結構この光景気に入っています)。さらに数分歩けばゲストハウス街、さらに坂を下れば船着場です。そこから反対側へ上がった方向にも、ちょっと高級なホテルや、ロッジ、ゲストハウスが建ち並んでいます。



Pb117ちょうどここパークベンは、ルアンプラバンとフアイサーイの中間地点に当たり、2つの町を結ぶスローボートは必ずここに停まり、直行客も必ずここで1泊することになります(まあ宿場町みたいなものです)。場所を選ぶのでなければ乗船客を収容するだけのゲストハウスの室数はありますから、到着時に客引きをしているどこかに入ればいいのですが、多少高めでもそれなりにまともな場所を確保しておきたい、ということであれば、Agodaなどで予約できる宿もいくつかあります(私が泊まったのはこの写真の奥の赤い屋根。Monesavanh GHでしたが、設備として他とそれほど変わったものがあるようには思われませんので、ちょっと割高感はあったような。スローボートより早く到着するんだから、飛び込みでいくつか回っても特に問題はなかったような気はします)。



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昔は電気も十分供給されていなかったというパークベンも、バックパッカーではない旅行者が普通に過ごせる程度に文明化してきたということで、観光客のバラエティにも合わせてか、宿泊施設もいくらか多様化してきているようですし、西洋人向けの食事を出せる店が結構目立ち、またさらにハラルフードを扱うインド系の店が軒あったりもします(どちらかというと、アジア人以外の旅行者に人気が高いということなんでしょうね)。




ともかく、日が暮れる前にチェックインできたので、私は船着き場近くの店でヤギ肉のバーベキュー(ちょっと高かったですが、肉のコリコリ感が素敵です)とビアラオをいただきつつ、夕暮れ時の川を上り下ってここに着くボートを眺めてのんびりです。



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Pb116a食べ終わった頃に、ちょうどフアイサーイからのスローボートが続けて入ってきました。ローカルの人以外はやはり西洋人主体、という見た目の印象です。上陸したら早速、村の子どもが水鉄砲を持って水かけ戦争を仕掛けていました。どこでも子どもは無邪気でいいもんです。



Pb115ただ、そんなひとしきりの喧噪に一段落がつけば、またここは川沿いの小さな村に戻ります。ここはほとんどの旅行者にとって、船旅の中継地点。1日8~9時間乗船した体をいったん休め、翌日の同じぐらいの行程に備える、という場です。




ここには特に何かアトラクションがある訳でもなく、いろんなものが観光地価格なのか若干高いような気はするものの、それはまあこういう場所柄やむを得ないものと諦めて、早寝早起きで行こうと思えば、メコンの夕暮れ、早朝の光景が何よりのアトラクションになろうというものです。




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Pb120翌朝、別に風景が変わる訳ではありませんが、まあ場所柄ということもあるのでしょう。明け方は幾分ひんやりとしていましたね。



さて、この日は朝から川をスローボートで遡ってフアイサーイへという行程。ボートは8時過ぎから出るらしいというのはネット系の情報でチェックしていたのですが、ルアンプラバンから通しで乗る訳ではない私はチケットを持っていないのでどの船に乗って、チケットをどうするのがいいかわからずとりあえずぶらぶら。ゲストハウスの向かいに同じ経営のまともそうなベーカリーがあってそこで朝食をとり、ついでに軽食と水もそこで仕入れて船着場へ下ります。



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降りていく途中にチケット売り場とおぼしき建物はあるのですが、スピードボート用のようであり、また7時半になっても人影もなし。これではいつまで経っても埒があかないので、何隻か停まっているボートのところでフアイサーイ行きを尋ねると目の前のに乗れとあっさりした返事。要するに、パークベンからなら特にチケット購入は不要、ボートに乗ってからお金を払えばいいようです。



さて、8~9時間乗り続けるこのボート(ちなみに土足禁止です。乗るときに靴用のビニール袋を渡されます)、気になるのは座席ですが、船の一番後ろがゆったり目の自動車シート、その前がお尻にはクッションがあるが背中は木のシート、そして一番前の方がローカルの人が多く座っている縦並びでロングシート状になったミニバスのシート。既に後ろの方が程よく埋まっている様子だったので、ロングシートの空席に座ります。ホアイサーイまでKip110,000(なおこれは外国人用料金で、ラオス人はKip75,000。別に何かサービスが変わる訳でもないので腑に落ちない気はするのですが)。ローカルの人たちは途中までの人も若干いそうで、そのうちロングシートで横になれるかと若干期待です。



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Pb125そうこうしているうち、8:20頃に50人ほどを乗せてボートは出発、30分ほど行ったところで、前回ちょっと触れた橋梁工事のたもと(車なんかを積んだフェリーも待機しています。本当にこのあたり、中国系のお金と事業者が入り込んでのインフラ開発が凄いピッチで進んでいます)の所で、まず数人の客と結構な荷物を積み込んでいきます。



この乾期はどこも特に降水量が少なかったためか、いくらか雨も降るようになってきたこの時期でもメコン本流もまだまだ水量は少なく、そこをボートはゆったりと進んでいきます。所々流れのやや速い場所はありますが、まあ揺れが気になるという程の場所はほとんどないといっていいでしょう。



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両側の山はかなり焼かれていて(焼いている最中の場所も非常に多い。ラオスの空の色にはこれがかなり影響していると言われています)、本エントリで掲げているような、森林の姿を見せている山の方が珍しいぐらいです。それほど両岸の地形が急峻ではなく、手を入れやすいということもあるのでしょうが。



ともかく、ボートは結構涼しい風(特に暑期以外に乗る場合、思った以上に風を冷たく感じるのではないかと思います。上に羽織るものがあった方がいいです)と心地よい揺れを運んで、ロングシートの客もかなり眠りについて(想定とは逆に結構スペースが乏しくなってしまった)、ほんとにゆったりと進みます。時折すれ違う(あるいは追い抜いていく)スピードボートならパークベンからフアイサーイまで3時間ほどらしいですが、そんなに急がなくてもね。



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なお、スローボート内にはトイレもありますし、ちょっとした食べ物飲み物も売ってます。ボートによっては西洋人のバックパッカーが宴会モードに入ってうるさくてかなわん、というケースもあるようですが、私の乗ったボートの客筋からはそういうこともなさそう。で、座ったり寝たり、ブログの原稿を打ったり本を読んだり、ということで時間がゆっくり進みます。動かないから大してお腹も空かないので買った軽食ぐらいで十分だったりするんですよね。



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Pb131そうこうしているうちにようやく対岸がタイになり、地元の人用に物資の行き来をさせるボートにもそれぞれ国旗が掲げられるところに、国際河川らしさを感じ るようになります。日がだいぶ傾いた時分に第四友好橋をくぐり(この橋については次回エントリで)、向かいのチェンコーンの賑やかな様子を眺めているうち に、ボートが左岸に回り込んで、スローボートの終点に到着です。到着は1730分頃。上りなのもあって、やはり9時間ちょっとかかりましたね。



(到着直前の10分ほどを動画にしてみました。まあそれほど大したことはないですけどね。)

Slow Boat to Huay Xai - Arriving
YouTube: Slow Boat to Huay Xai - Arriving



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着いた場所はフアイサーイの中心部から少し上流にあたりますが、十分歩いて行ける距離です。ただし、ここも当然ながらピーマイには夕方まで水攻撃が待っているのでありまして... いやその、私も一応貴重品はZiplocに入れるとか、対策はしてるんですが、一番厄介なのは、しばしば子どもの水鉄砲とかに詰められている絵の具入りの水なんですよね。普通の水なら少々食らっても却って気持ちいいぐらいなんですけど。



Pb136ともかく、ホテルに入って程なくして日は暮れたのでありますが、対岸を含めそこいら中でまだまだ正月の賑やかさ満載の状況、その一方で、食事をできる場所がかなり閉まっている、という問題もあったりしまして、結局←こちらのリバーサイドホテルで夕食、ということになってしまいました。ただ、ここの野菜の揚げ春巻きは非常に美味しくて、ビアラオにぴったり、というのは想定外の良かった点でありましたが。



さて翌日は、ちょっと前まではこのホテルの目の前から行けた対岸に、結構苦労して向かいましたがそれはまた次回に。




(もう1回つづきます)




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