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2012年4月

2012年4月30日 (月)

[訃報]小池清さん80歳

関西でもそれなりの年代以上の人でないとピンと来ないかも知れませんが、10問正解してハワイへ行く、そんな時代もあったのですよ。そういえば、JALの独特のバッグ、あの番組のイメージから刷り込まれた印象がかなりあります。





ご本人は東京出身で、毎日放送の前身の新日本放送に入社し、そのまま毎日放送一筋のアナウンサー、サラリーマン人生を送られたわけですが、全国ネットで有名だったと言えばやはり「アップダウンクイズ」。今となっては非常にシンプルなクイズ番組ですが(いわゆる「腸捻転」解消で、関西地区でTBSとNET系列番組の放送局がごっそり入れ替わったときに、この番組が移動しなかったので子供心に不思議だった記憶がある、って以前どこかのエントリで触れたことがありましたっけ)、小池さんの進行(それに佐々木美絵さんの出題という局アナコンビの番組だったんですね)が特に光る番組でもありました(この番組にもさらにラジオ時代の前身があったそうですね)。ゴンドラで解答者の席が上下し、10問正解が出るとタラップがゴンドラに横付け(前付けか)されて、という演出、60年代~70年代という番組の歴史を考えればかなり斬新なものだったと言えるでしょう。時代の流れで視聴者参加型ハワイ旅行番組というものにそれほどのインパクトがなくなってきたのが80年代で、小池さんが降板されて西郷輝彦の司会になりましたがその後は私も見なくなりました。



その他にも、関西ローカルでご存じの方には初期の「MBSナウ」など、堅実なアナウンサーぶりの印象が非常に強い方でした。最後にテレビで、という記憶は、個人的には初期の「あどりぶランド」(これも関西地区で深夜のテレビを見ていた人にしかわからないですね)あたりだったでしょうか。



当時の映像というのが、意外に残っていないらしいですね。在阪局のアーカイブ力の乏しさという問題もあったのでしょうか。



謹んでご冥福をお祈り申し上げます。







2012年4月27日 (金)

[小沢一郎]サプライズのない判決に、うごめく人々

この事件がこのように裁判で成立することになってしまったのが約1年半前。その当時のエントリがこれ で、この点について思うところはほとんど変わっておりません。





判決についての見方も、既に1年半前のエントリににじみ出るようにしていたつもりではありますが、率直に言うと、「これが有罪になるなら世も末」というところでしょうか。既にそれ相当の司法のリソースと公共の電波が、こういう無駄な裁判のために費やされているのは事実でして、こんな制度誰のためにもなっていないので明日にでも廃止すべき、というのが私の考えです。ついでに、「政治家は聖人君子でなければならない」的な空気が、今の(というかだいぶ前からの)日本の政治を根本的にダメにしているということに、いい加減世の中気づくべきではなかろうかと(それにしても中国の政治ゲームはスケールがでかいですね。いい話ではないが多少「うらやましさ」に近いものを感じてしまうのは私だけでしょうか何せ日本の「大ニュース」がこんなチンケな話ばかりですから)。



でまあ、それはそれとして、この判決が出るまで当該被告人が身動きの取れない状態になるという制度を作った立場がどうなってるのかわからない意味不明の状況に陥っていたわけですが、この判決でにわかに起き上がってうごめき出す人たちがいらっしゃるようで。



それはそれでまあ政治家の習性として仕方がないといえばそうなんでしょうけど、今日の判決の時の小沢氏の姿を見て、「もう遅いんやろなあ」という感想を抱いたのは私だけではないはずで。



小沢氏が浮いたり沈んだり転んだりして60代を過ごしている間に、政治の空気は既にぐるりと一巡二巡ぐらいしてしまっていて、それがいいのか悪いのかはともかくとして(悪い部分がかなり多いとは思いますが)、既に小沢氏の腕が届く範囲にある政界、というものが結構限定的になってしまっているのではないでしょうか。



政治は生ものですから、置いておいたら劣化しますね。難しいものです。





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2012年4月25日 (水)

[松井秀喜]とにかく野球ができることが大事

随分と時間がかかってしまいましたが、とりあえず因縁浅からぬAL Eastに戻ってくる可能性が高まったと言うことで、まずは期待するしかないですね。





MLBもFAの市場環境が非常に厳しくなっていることは以前から言われていましたが、今回の件はそれが実際に相当なモノであることがよくわかるケースになったと言えるでしょう。



松井にとって、もともと日本に戻ってプレーするつもりはない(巨人は自分が戻るべき球団ではなくなってしまったし、巨人に戻らないのであればそれ以外の日本球団のユニフォームを着ることはあり得ないでしょう)以上、今が退き際ではないと認識しているのであれば、ぎりぎりまで就活を続けるしかないわけで、たまたま安く買えるところを探していたTBにタイミングが合ったというところなのでしょう。



TBにはDHにScott、LFにはJoyceという両左打者がいて、どちらもまずまずのシーズンの出だし、という感じ、またチームも勝ち越し状態でスタートを切っていますし、そう直ちにテコ入れの必要というのは?という状況でありますので、松井にはメジャー昇格となってもとりあえずは代打での出場がメインとなりそうですが、まずは野球ができることが大事、そしてチャンスがあればものにすることが大事、大きなケガはありましたがまだ37歳、終わるにはまだ少し早いですからね。







2012年4月24日 (火)

[ミャンマー]立場逆転の可能性

仮にもその憲法に基づく選挙に出て今の地位を得たんでしょ、ということで、手続き的な立場というのは単純ではないですね。





特に日本や欧米的イメージでは、群生に抵抗し続けたノーベル賞受賞者ということで善悪二元論的な扱われ方をしてしまいそうなのですが、そこにいる人たちにしてみれば話はそう簡単でもないはずで、今の政権である程度宥和的な政策を堅持して、外国投資による経済成長を回復させてくれればそれでいい、と考える人も相当多数に上るものと思われますし、スー・チー氏の、例えばエネルギー開発にブレーキをかけるのではないかという動向に危惧を抱いている人も決して少なくはないはずです。今やラオスなんかはすっかり食われてしまうのではないかというほどのブームがかつての東南アジアの優等国に押し寄せつつあるのですから、ここで原理原則的なことから政治が足を引っ張ってしまっては元も子もないとなりそうなもので、ちょっとこのNLDの動きには微妙な所があるな、と思ってしまうのであります。



憲法を変えるにはまず憲法に則った選挙により選ばれて、勢力を蓄えて改正への道を取らなければならないわけで(その手続きに乗ることは、憲法を「護持」していることになるでしょうし)、それ以外にはクーデターで憲法を停止して改造するしかないのですね。そういうことも含めて、現状ではひょっとすると、立場が逆転してしまう可能性もあるのでは、と思われてしまうのであります。







2012年4月22日 (日)

[ラオスのベタな休日]10万キープ紙幣

さて、ビエンチャン近辺も徐々に雨期近しを思わせる天候になっておりまして、昨日は朝が暑くて昼からかなりの雨、その後涼しくなって今日日曜日はまあそこそこの暑さ、という展開です。出かけるときにはいつでも雨の心配が必要な時期に入ってきました。ちょっと早い気はしますけどね。



Capfc01 さて、ビエンチャンの中心、タラートサオ新モール3階にあって、とりあえずノーアイディアでこの辺りに来て何か昼食を、というときに微妙に割高な気はするがそれなりに便利な店として私も時折利用していたフードコートが、今週から全面改装のため閉店となっています。と言ってこれ読んでピンと来る人がどれだけいるのか相変わらずわからない情報ですね。



で、改装中なんですが、仮のフードコート店舗がタラートサオ新新モール(一応正しくは「タラートサオモール2」と呼ぶらしい)の4階で営業している、ということで行ってみました。しかし新々モールって、ほとんど駐車場ビルとしてとしての利用しかされていなくて、店舗は依然としてまばら(資生堂の店舗とかよく我慢してるよなあ、とか思ったりします)、表示だけは存在するBigCもすぐに入る兆しはなく、2階の宝飾品の店もほとんど開店休業状態で、3階4階なんかゴーストフロアだったような気が...



Capfc02 行ってみると確かに、4階フロアの東の端にありました。北側半分がフードコートのスペース、南側はまだ何もない(外装も)工事現場という感じで、営業しているのもカオビヤック、フォー、カオラートナーの店など数軒だけです。こっちで営業している各国料理の出店があったフードコートの雰囲気はありませんので、新装オープンまではちょっと利用価値は低いですね(あ、でもカオビヤックはおいしかったですが)。



あまりにも伸びていない新々モールのテコ入れの一環なのかも知れませんが、それほどお客が流れている訳でもなく、日曜日のちょうど昼時にもかかわらず客の入りは座席の半分程度。新モールの「改装中」の表示を見てここまで回ってくる人というのがそもそもそんなにいないですね。



で、話はエントリの本題ですが、ラオスではこれまで一般に流通している最高額紙幣が50000Kipで、それ相当にインフレの進んだ今では手持ちが分厚くなりすぎて大変なこともあったわけですが、さる2月に新しく100000Kip札が発行され、これで多少その辺もマシになるか、と思っておりました。しかしこれがなかなか本格的に流通しない。両替では相変わらず50000Kip札しか使われないし、ATMでは下手をすると20000Kip札攻撃を食らうこともある、というわけで、手にすることがほとんどなかったのですが、



Kip100000_02 Kip100000_03 どうやら増刷出来となったのでありましょうか、そこいらのATMでも、100000Kip札が出てくるようになってきました。これまでのお札よりは若干色使いも変わって、カイソンさんの透かしも入って、偽造防止用かと思われるラインもいろいろ入ってと、いくらかそれらしい雰囲気のお札になっています。図柄は表がタートルアンで裏がカイソン・ポムビハーン博物館、あまり「ひねり」はないですね。



Kip100000_01 なお、以前触れた記憶があるようなないようなですが、2010年に、ビエンチャン遷都450年を記念して、100000Kip札と2種類の硬貨が発行されていました。私もそのときの100000Kip札を←のように1枚だけ持っているのですが、こちら、一応紙幣としては引き続き通用するようなんですが、そもそも記念紙幣なので発行枚数が少なく、世間でほとんど見かけることがありません。ひょっとすると後々貴重なお札になるのかも?とか思ったりもしつつ、まあ大したことないでしょうね。



ちなみにさらにどうでもいい話ですが、ラオス語では10万を「セーン」と言います。セーンキープは1000Kipではなくて、100000Kipですので念のため。





[スリランカ]卵よりニワトリが先だった?

休日の小ネタです。卵が先かニワトリが先か、永遠の論争に決着が、ってそんな話でもないですね。





それでもまあ滅多似ない話であるからこそニュースになるわけで、確かにニワトリの卵が出てくるところからいきなりヒヨコが飛び出てきたら大騒ぎになることでしょう。



ニワトリには何らかの異常があってこのようになったらしいですが、母鳥のお腹の中で育ってしまったヒヨコにしてみたら、どっちみち卵の殻の中で暖めてもらっているだけなので感覚的には余り変わらなかったのかも知れません。



こうして卵胎生の動物が進化し始めた、というわけでもないんでしょうけどね。







2012年4月19日 (木)

パスポートの切り替え

朝からパスポートセンターに出向いて、切り替え発行されたパスポートを受け取ってきました。申請は代理でもできますが、受け取りは本人しかできませんのでね。



Passport 個人的にはこれが3通目のパスポートでして、最初のは独身の頃にアメリカに行くために作り、新婚旅行当たりまで使ったもの、その次のがこの間まで使っていた、もともとは出張のために作り直して、しばらく放置していたけど「ベタな平日」シリーズが始まって急にスタンプが賑やかになった10年友好版、そして←これが今回の。今回は諸般の理由で5年ものです。



この間、パスポートもいろいろと仕様変更があったりで、見た目も持った感じも写真のページも結構変わりましたね。



もうしばらくは、「ベタな平日・休日」モードが継続するかと思われますが、このパスポートのスタンプはどれほど伸びるでしょうかね。






2012年4月18日 (水)

[難破船]夢のない話ですが...

全くもって、いちいちこんなことばらさなくても、という気はしてしまうのですが...





まあ実際のところはそうなんでしょうね。自らの命が危機にさらされて、なお紳士的行動を取れる人は決して多くはない。むしろ自らを守る本能が先に出ても何の不思議もないですね。



逃げ場のない洋上で、武装した船員に監視されないと女性子どもからの避難を実行できない、というのも、なんとも寂しい話ではありますが。



こういった事故は減少はしても全くゼロにはならないものです。そもそもこの種の美談が残ることを期待するのがどうか、という話はありますね。







2012年4月17日 (火)

[金正恩第1書記]演説はしてみたけれど

そのこと自体は相当に意外な出来事でしたが、その結果は、というと、微妙なインパクトだけが残ったような...





いわゆる「軍事パレード」で、国内外がイヤでも注目する場です。そこでいきなりの演説デビュー、しかも出てきた映像を見る限り、恐らく本人の動きと声でありましょう。



第一書記としての記念すべき公の場での初仕事、国民への「しめし」と言う面からも、実はむちゃくちゃ周到な準備がなされていたのかと思いきや、原稿をうつむきがちに読み、姿勢もあまりパッとしない「演説」で、カリスマを示すにはほど遠いものと見えましたが。



父である将軍様がほとんど肉声を公にすることがなかったのに対して随分と異なるスタートになったわけですが、計算されたものと言うより、本人の力の及ばぬ所でそうさせられている感がある、と見られても仕方がないでしょう。



「傀儡」という言われ方がなされるのですが、そこには軍をはじめ周辺年長実力者の「傀儡」という以外に、「遺訓政治」という名のもとでの、父、祖父に対する「傀儡」という意味もありますね。遺訓を述べるのだから時分の言葉ではなく、原稿を読む形になっていてもそれは問題ないわけですが、「遺訓」にこれからの全てが掲げられているわけではもちろんありませんから、現にいる「誰か」にコントロールされている状況というのが、そのうち見えてくるのかも知れません。



もし、第一書記が原稿を読まずに公の場で語り出す時期が来ることがあれば、それは予想外の変化が見られるときなのかも知れません。その方向性はどちらかわかりませんが。





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2012年4月15日 (日)

チンゲンサイ

結構周期的に雨が降ってくれているせいか、スギ花粉がほぼ終わって、黄砂もそれほどではなく、アレルギー関連はそんなにひどくない状態であります。



うちのプランターも、まくだけ植えるだけでほとんど手を入れていなかったのですが、まあ暖かくなってくると、いろいろと出てきてくれております。



Amaoh 今回初めて苗を植えてみたイチゴ(たしか「あまおう」)も、ぼちぼち花をつけています。



ちゃんと実になるのか、食べられる状態で収穫できるのかは、まだこれからですが。



他にも、前年のを刈り取ってそのままにしておいたキキョウがちゃんとまた出てきたりとか、プランターをネコに荒らされてしまっていたニンジンがちょっとだけ出てきていたりとか、まあ頑張ってるのは頑張ってくれているものであります。



Chingensai さて、←こちらのいかにもアブラナ科、という感じの花が、実はチンゲンサイなのであります。こちらは種子からプランターで育てて、ちょっとは食べて、その後は放っておいたらこんな感じできれいに咲いてくれました。なかなか春っぽいですね。



スーパーとかで売っているのを見ていると、どうも食感なんかから、アブラナ科というのがもう一つピンと来ないような気もするのですが、こうしてみるとまさにそのものなんですね。



これからの時期、プランターの植物もいろいろと華やかで、楽しめます。



(今日聴いていたCD)

マーラー:交響曲第7番
ショルティ指揮 シカゴ響
DECCA: 478 0351 (1971年録音)



Cdcover_4780351 タワーで790円だったから買った、というのが丸わかりな気もするショルティのマーラー7番です。シカゴ響との71年の録音。器楽系の3曲をこの時期立て続けに、イリノイ大学のクラナートセンターで録音しており、かの第8番とも同時期の録音になりますが、こちらとは場所もスタッフも異なります。



演奏はこの時期まだ50代だったショルティの、いかにもショルティらしい明確爽快、そしてシカゴ響の上手さと録音の明晰さに聞き惚れる演奏。特に16分台で豪快に駆け抜けていく第5楽章は、ショルティの面目躍如たる快演と言えます。とにかく一気呵成、オケの実力を鮮やかに引き出し、「わけのわからない曲」という印象のこの楽章をまずスパッと聴かせてくれる演奏です。クレンペラーなどとはまさに対極。



ただ、第1楽章から第5楽章まで、とにかくこの曲を一気に鳴らしてしまっているせいか、あまりマーラーの「濃さ」が感じられないのは事実。これが6番とかだともうちょっと何かが欲しいかな、と思いそうですが、この曲であればこういうのもいいかな、と思ったりしますね。



個人的にはあまり好きとは言えないショルティのマーラーですが、曲によっては行ける、ということで。