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2011年10月 2日 (日)

[508]癒やし系セダン

20000km ←というわけで、そろそろ2回目の車検が、という頃になってようやく2万キロに到達したうちの307SWでありますが、そっちについては特段変わったこともないのでありまして、まあ相変わらず、「あんまり乗ってないなあ」ということで。



それはさておき、既に日本でもちょっと前に発売されていて若干の今更感があるものの、なかなか最近忙しくて試乗できていなかった508。ようやくいつものプジョー東大阪 で、ちょっと乗ってきましたので、実は本カテゴリ今年最初のエントリです。



508peugeot01 日本でDセグメントのプジョーというと407以来で、408は結局308のセダン系として途上国向けに売り出され、607の後継は発生せずに、しばらく空席となっていた5系列にはめ込んだ車種がこれです。



こちらのショールームには、すでに室内展示車はナシ(さすがにそうたくさん出る車ではないですしね)で、外に試乗車でシルバー(アルミナム・グレーですね)のセダン(Griffe)が1台。ちょっと夕方暗くなりかけた時分ではありましたが、久々に試乗させてもらいました。



508peugeot02 508peugeot03

かつての押しの効いたデザインからするとずいぶんとおっとりした雰囲気になってきたフロントのマスク。いわゆる[フローティンググリル」という、小さめのフロントグリルが浮かび上がって見える最近のデザインで、ライオンマークは←こんな感じに収まっています。リアの感じも凄くおとなしい。パッと見ただけでこれがプジョーとは気づきにくいかも知れません。そのデザインのせいか、サイズ的には407より若干大きくなっているのに、見た目はむしろコンパクトになったような感じが。実際、試乗車がずらっと並んでいる中で、目を凝らして「これ?」というぐらいの目立たなさ、というとちょっと極端ですが、そのたたずまいは何というか、癒やし系ですね。



508peugeot05 試乗車はレザーシートですが、ほどよい堅さとフィット感というのはいつもと変わらず、リアにエアコンのコントローラがついたのでちょっと賑やかさが加わったもののあとは人をうならすインテリアというものではなく、しかしゆったり感のあるシートはやはりちょっと上のクラスというところです。



中の装備はもう大概ついていますし、逆にずいぶん賑やかになったもんだ、という印象。ちょっとこっちが浦島になっている間にスマートキーも当たり前になりましたし。そして乗ってみると、そのときにはやっぱりそんなに広くなったという感じはしないのですが、何気なく手を伸ばしてみるとか、後ろを振り返ってみると確かにちょっとサイズが広がっている気がする。なんだか不思議な感覚ですね。で、運転席に移って、革巻きのシフトノブをぐぐっと下ろして、スタートです。



508peugeot04 かつてプジョーの車はトルクはあってググッとくるけどシフトショックが、と言われるように、頑なに4ATのもっさりしたものを使ってましたが(まあ乗ってりゃそれも可愛く思えてくるものですが)、それも308の時分から6ATが浸透して、なんだかんだ言われていたのもすっかり過去の話になっていますね。ATの設定は30km/h前ぐらいでスッと3速に上げ、40km/h前後で4速、そこで少し引っ張って60km/hあたりが5速の切り替えでしょうか。音ではわかりますがシフトのスムーズさは数年が一昔の感を覚えるようです。



試乗車は18インチを履いていたようですが、路面をとらえてステアリングに伝わるサスペンションの締まりと堅さ加減は十分にプジョーの流れを残しつつ、乗っている人には恐らく何も違和感を残さない静かで穏やかな走り心地、508は走っても「癒やし系」なんですね。



走りを求める人に別に不満を与えているわけではなくて、踏めば踏んだだけのしっかりした加速がありますし、ブレーキの感覚、エンジンブレーキの入り具合とかもきっちりとして時折やや強め、と言うものではあるのですが、それが乗っている身にとっては全くと言っていいほどストレスに感じない。良い意味でのラグジュアリーな運転感覚が自然に得られるのはやはりこのクラスのこのクラスたる所以でありましょう。そしてそれを1.6Lでやっているというのがまた。もうこれは完全に思想の問題になってしまっているようなんですが、基本もうエンジンは排気量ではない、というのがすっかり定着しているようです。そこに何かおっしゃりたい向きには「もういいです」となるんですかね。



確かに日本でセールス的にはどうなのかな、とは思うのですが、フラッグシップとしてこういう車にはかっちりした地位を占めておいて欲しいな、と思う今日この頃、でもこのクラスはどうしても、日本人はドイツ車に行ってしまうんですよね。




ちなみに、207の顔があれだけ変わってしまった昨今、やはり噂の208は来年辺りに本国デビューらしいです。日本にはどのぐらいのタイムラグで来るんでしょうか。先にセダンで中国に入るとかはなしにしていただきたいんですが。









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