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2011年9月11日 (日)

[バンコクのベタな休日]メークローンの「傘たたみ市場」(その4)

前回 のつづきです)



Ml041_1 Ml040_2 エントリ3回分でようやく、メークローン駅に到着しました。列車を降りた観光客の多くは、プラットフォームを元来た方向に戻っていきます。そこに既に市場が復活しているから。しかも到着した列車は25分ほど遅れていましたので、定刻通り20分の停車時間で折り返すのかどうかはわからない、ということもありまして。私も乗降客で結構ごちゃごちゃしている駅を戻り、車も結構多い踏切を横切って市場に入っていきます。



Ml041 Ml043 するとそこは、既に列車の通過など何事でもなかったかのように、両側からひさしをかけられた商店街になっていました。その2人ほど並べばいっぱいなぐらいの広さのところに普通に買い物に来た人と、この場所を歩くためにやって来た観光客がかなりびっしりと通っています。ってそれだけの道幅、ということは、要するにレール幅しか通路がなくなっているということでありまして。



この右側の写真、真ん中辺りまでせり出してきている商品の陳列棚の横に片側のレールが通っているのがおわかりになることでしょう。客が歩いているのはまさにレールとレールの間。レールをはさんで客と店の人がやりとりをしている形になります。



Ml044 Ml045 ←こちらの写真の方が、その接近具合がわかりやすいかも知れません。しつこいようですが、写真の真ん中に2本あるのはレールです。ここをほんの数分前に列車が通っていたんです。右側の写真のように、地べたにシートだけ敷いて置いてある商品は、列車が通るときもそのままです。



で、こんな感じの「商店街」がずーっと数百mにわたってつづいているんですが、その半分かそこらまできたところで、それまで品物を並べたり、ナマズとかの魚をさばいたりしていた人達がゴソゴソと動き始めます。



Ml046 Ml047 当然ながらこの商店街状態では列車が通るとバキバキボコボコ状態になってしまいますので、沿線の商店が一斉にテントのひさしをたたむ(またこれは一瞬で畳めるような仕掛けになっている)のです。客はなるべくその邪魔にならないように脇へ逃げて、とかいう間もなく見事に列車が通れる幅だけがクリアになってる。さすがは「傘たたみ市場」。この間ほんの2、30秒。ほぼ線路が空いたのと同じタイミングでさっきの折り返しの列車が近づいてきます。



Ml048 Ml049 観光客としては、実際のところどのラインが列車の幅になるのかというのがよくわからないので、写真を撮ろうという位置が微妙にはみ出していたり、中には列車のスピードが遅いせいもあってか、結構目の前にまでやって来ても脇へ避けない人がいたりして、店のおっちゃんなんかがその辺りには微妙に目配りをしていて、事故のないようにケアしているみたいです。まあ列車を見ている方も、撮影の立ち位置には気をつけましょうね。本当に←このぐらいの感じで、すぐに手を触れられるぐらいの場所を通っていきますので。スピードはゆっくりですが、それでも列車は急に止まれませんし。




YouTube: Maeklong market



Ml050 Ml052 で、また←の状態に復帰するまで僅かに30秒ほど。しつこいですがこれ、線路上です。



こうしてみるとわかるとおり、商品の陳列台は下に車がついてまして、レールの所でストップするようになっています。基本的に(若干の例外は見かけましたが)、やはり通路はきっちり確保されてます。一応これらをセットバックさせるラインもちゃんとあるようでして、そこは毎日のこと、素速いものです。




Ml055 Ml054 基本的に生鮮食品が中心の店(野菜果物肉魚、特にここらも海に近いですから海産物系はなかなか充実しているようです。それに焼いたカエルなんかも並べられていたりしまして。写真ではピンと来づらいかも知れませんが、この手のが好きな向きには結構美味しそうだったりしたんですが)が並んでますので、我々がちょっとお土産目的で買い物するわけにはいかないのが残念な気もしますが、そこはまあ気にしない。ここはまあ、見て、食べて楽しむ場所ですね。ついでにこの商店街の両サイドにも店がずらーっと並んでいますので念のため。




Ml056_2 Ml057_2 さて、この路線はここで終点。線路はここで途切れ、その先にはなぜが台車の上にハリボテの新型車両のようなものが乗っかって留め置かれています。そのすぐ向こうは川で、ここもマハーチャイと同様の理由で架橋されていないのではないかと思われます(対岸にはまた渡し船が出ています)。実は両方とも架橋してもうちょっと線路の規格を上げてやれば、ホアヒンから南部方面へのバイパス路線にもなっていたかも知れないんですけどまあそういう需要もないんでしょうね。



Ml059Ml060 1日4往復しか走っていないということは、次の列車までは随分時間がある(15時台になるので、バンコク中心部に来たルートで戻ると夜になる)ということで、それをもたせてくれるほどにはこの町中にいろいろとあるわけではなさそう(少し足を伸ばせば水上マーケットなんかもあるようですが)だったので、軽くお昼を食べてバンコクに戻りました。戻る方法はいろいろとありますが、便利が良いのはバンコク直行のミニバス。



これも業者が複数あるようなんですが、私が乗ったのは、線路商店街を駅から戻って、それが切れてすぐの所で広い道を横切りますが、そこを出ていく方を向いて左、北側へ歩き、車が流れていく道を右へ分けて真っすぐ歩けばすぐの所から出ていたもの。高速利用でVictory Monumentそばのミニバスターミナルまで70バーツ。道が混んでいなければ1時間程度で着くようですが、この日は市内の高速に乗ったあとが混んでいて1時間半ほどかかりました。ま、この終点付近は本当に賑やかですね。





(この項終わり)








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