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2011年9月 5日 (月)

[バンコクのベタな休日]メークローンの「傘たたみ市場」(その2)

前回 のつづきです)


Ml019 さて、前回のエントリで到着したマハーチャイという町はバンコクから30kmほど西に位置する漁業メインの町。線路の先にはターチン川という川があり、決して架橋できないほどの川幅とは思えない(それこそ大阪の天保山とか木津川とかの渡船があるあたりの川幅に近い)のですが、低い橋だと船が通られへんやろ、とか、その先の路線の輸送密度を考えれば、わざわざ国家予算を投じて橋を架けるほどのこともない、という判断があるのでしょう。その辺は日本ではあまりなさそうな割り切りなのではないかと。まあ実際ここやメークローンへ行く人も多くは車利用なのでありますし。



というわけで、看板は立派だけどサイズ的には全然たいしたことのないマハーチャイの駅を出て、その先を目指す人は右へ向かいましょう。列車を降りて進行方向右側の市場に捕まるとタイムをロスしますよ。8:35にウォンウィアンヤイを出発していたら、対岸の列車への乗り換え時間は40分ほどです。



Ml020 Ml021 駅を出て右を向くと、←こんな風景が広がっているはずです(反対でも特に大差はないのですが)。休日の午前、人通りも多く時折車も通るのでかなり賑やかな町を通り抜けることになります。さすがにこの町は海産物が豊富です。道の両側には魚の干物がずらっと並べられていたり、竹のワッパみたいなのに小アジみたいな魚が2、3匹ずつ干物か一 夜干しかみたいな感じで入れられていたり、キュッと縛られたカニが並んでいたりと、形は多少違えど漁港の町はどこもよう似たもんなんよね、というところですかね。



Ml022 Ml023あと、←こういう思いっきりイカ専門、みたいな露店もありましたけど。書いてある値段はキロ当たりですかね。まあ高いということはないですが。



そんな感じの露店魚市場みたいな通りを100mほど行くと右側から大きい通りが迫ってきて、左には漁協のビルっぽい殺風景な建物が見えてきます。通りの合流する辺りがちょっとした広場になっており、左手には知らなくても恐らくそれとわかるどこかで見かけた肖像写真が掲げられた設備。そこが渡し船の乗り場です。タイでは公共施設の探し方は簡単なので、その方向で目を凝らしていればここもスルーしてしまうことはないでしょう。



Ml024 Ml025 その正面の船が対岸に渡る船。3バーツ払ってしばらく待っていると動き出しました。大阪の渡し船では自転車がかなり重要な利用者だったりしたのですが、こちらではこの船だけでバイクが5、6台。この辺は自家用車率もそんなに高くないのかなと。



渡し船が動き出した左側を漁船がドバーッと通り抜けていきます。このサイズ、恐らく沿岸での操業をしているんだと思いますが、船、そして甲板のサイズの割に乗組員の数がずいぶん多いように見えたんですけど。みんな網を構えていたので一本釣りとかではなく、網の引き上げも手作業でやっているんだとは思いますが、しかし大丈夫なんかいな。




Ml027 Ml028 とそういう話はそこらへ置いといて、渡し船はわずか2分ほどで対岸のバーンレームに到着。こちらが降りてくるのが待ちきれないという感じでかなり大勢の客が折り返しの船に乗り込んできます。



着いた桟橋に続く狭いアーケードのような細い商店街を抜けます、すると抜けたところで道が3方向に分かれていますので、ここは人通りなどは無視して、どうも田舎の漁村っぽいローカル臭がより強いエリアに入っていくのが正解です。バーンレーム側はマハーチャイよりも相当に田舎です。雰囲気ものんびりしてきます。鰹節ではないんだろうけどその種の乾物を扱っている店を数軒通り過ぎ、左にちょっと大きなお寺を見て数分歩くと道が急に狭くなって、これホンマに駅があるんか?とこれまた多少の不安が出てくる辺りで、向こうにレールと駅舎の端が見えてきます。




Ml033

Ml029 そう、こちらがメークローン線の西側半分の始発駅、バーンレームです。ここも単線1面の小さな駅。駅の中も外も、店と呼べるものはあまりなく、いっそう田舎感が増します。



なお、←この写真の通り、駅の側にも渡し船が着くようになっており、観光客っぽい人たちは多くがこちらを利用していました(多分列車の時刻に合わせて船を出している様子。運賃は若干高くて5バーツ)。確かにこっちに乗った方が便利ではあります。



Ml030 Ml032 ←ご覧の通り、ここを発着する列車はわずかに4往復。午前中は10:10を外すともうありません。ここからメークローンまではまたまた10バーツ。安いですね。キップ売り場には人影が見当たらないこともありますが、声をかけてできるだけ乗る前に買っておきましょう。



やはり休日の有名路線、私以外の日本人も含め、タイ人だけではなく外国人観光客が結構目立ちます。目立つと言っても座れないほどの人数ではないんですけどね。




Ml034 Ml035 のどかなプラットフォームには、なぜか鳥かごがいくつか並んで吊されています。日本で風鈴が並んでいる駅、とかがあったりしますが、それと似た発想なんでしょうか。



さて、本来なら10時ちょうどに到着するはずの列車ですが、なかなか来ません。まあここらでは少々の遅れは当たり前で、早く行きたければ車を使え、というようなものですから、一部観光客を除けば乗客ものんびりしたもの。で結局待つこと約30分、ようやく向こうから、また日立製約25年もののディーゼルカー2両編成がやってきました。



というわけで、ようやく次回が本題です。





(この項つづく)








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