[スーパーおおぞら14号]トンネル火災は怖い
JR初期ぐらいからの独身時代、「おおぞら」はよく利用していました。当時はキハ183系での運転、夜行急行の「まりも」があったころは昼間のみ、その後夜行便が特急格上げとなってからは「おおぞら13、14号」で何度も乗りました。新得から西の石勝線区間は駅も少なく山と原野のエリアを長大トンネルでつなぐ、というイメージ。何しろ「青春18きっぷ」で特急に乗れる地域ですしね。
当然そんなところで怖いのは事故。普通よりもトンネル区間での事故は怖いですね。当時そんなことは大して意識していませんでしたが、こういうニュースを見ると痛感します。
いつの間にかJR北海道も道内運行の夜行列車が消滅してしまい、列車名も「スーパー」になって久しい(ついでに楓駅も消滅してもう何年にもなるんですね)ですが、この事故では車両下部の推進軸の部品が落下、それが脱線につながり、トンネルに入った直後に走行不可能になったようです。トンネル内での停止というのは意図してやることではないですしね。
列車の後方での火災発生、ということで、乗客は前方に逃げるしかなかったわけですが、まずは乗務員が火災の状況を速やかに把握できていなかったのか、というところ、それから対向列車の停止状況がスピーディに伝わっていなかったのか、というところ。車両の整備状況の他に検証されなければならない点がいろいろとありそうです。乗客の判断で線路に降りて、本当に命からがら脱出した、という状況だったようですし、JR側の情報システムと避難態勢の運用については、問題となってくるでしょう。
鉄道トンネルは中が暗いですし、火災に対応した排気というのも十分ではないものと思われます。まだこの事故の起こったトンネルが短い方だった、というのが不幸中の幸いであったのかも知れません。何しろこの区間、5kmを超える長大トンネルがいくつもありますから。

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