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2010年9月26日 (日)

ふと薬師寺に行ってみたら

以前も矢田寺関連のエントリをした時に触れたことがありましたが、時々とある用事で家族を連れて奈良の赤膚山近くに行くことがあり、その際についでにどこかに、という微妙な時間が発生するのであります。赤膚山から東へ車で10分ほどで西の京。そこにあるのは薬師寺です。


もともとの白鳳時代の伽藍に加えて、北側の玄奘三蔵院伽藍を合わせるとかなり広い境内。1300年の歴史をそのまま持ってきている建物も含めて、大人800円という拝観料。安いとは言えなくて結構微妙かも。



Sn3m0515 白鳳時代の伽藍ということで、中門をくぐると東西両側に塔が配され、その奥に金堂、さらに奥に大きな講堂があるという形式。西塔は16世紀に焼失して最近再建されたものですが、東塔は創建当時の姿を今に伝える国宝建築物です。



この塔ですが、この10月末まで特別に開扉されていまして、1300年以上にわたって塔の中心をなす心柱や、初層内陣の天井絵を覗くことができ、結構な行列になっています。塔はその後本格的な解体修理に入り、次に見られるのは平成30年度、ということは8年後になってしまいます。建物の歴史からすれば僅かな間ですが、そうも言ってられない人も多いでしょうし、ご興味のおありの方は10月中の参拝を。



で、塔も、金堂の薬師三尊像(これは台座も含めて本当に美しいです。教科書なんかにも良く出てきますが、現物に見とれておくのが一番)も素晴らしいのですが、



Sn3m0514 南の一般駐車場からは一本通りを隔てた北側、近鉄西の京の駅により近い玄奘三蔵院伽藍(これ自体は新しい建物)の奥にある、昨年亡くなった平山郁夫画伯による西域壁画を納めた壁画殿が壮観です。玄奘三蔵の訪ねたと言われる西域の7場面を描いた大壁画(2000年末に奉納されたもの)で、これだけで見る者を圧倒します(ガラスで遠く仕切られていて余り近くに寄れないのが残念。また、これだけ見たくても寺全体の拝観料が要るというのもちょっと)。2010年は例の1300年祭で通年公開されていますが、いつもの年は年3回程度、期間を限っての公開だそうですね。中は写真撮影できないので、こちらも、興味のある方は一度見て下さい、としか言いようがないですが、絵に関心がなくても、これには惹きつけられるものがきっとあるはずです。



Sn3m0513 さて、そんな伽藍の金堂と講堂の間に、数多くの椅子とステージがしつらえられて、こりゃ何じゃいな、と思ってみてみると、なぜか、「AKB48」なのでありました。いわゆるひとつの



「奉納ライヴ」



なんだそうですが。確かにこういう場所でのコンサートイベントというのは決して珍しいことではないけれど、「なんでまた?」という思いは拭えず、まあ東塔の解体修理にお金はいるし、いろいろな層から浄財集めですか?ということで。ちょっと訪れた者がガタガタ言うことでもないでしょうかね。







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