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2010年5月 4日 (火)

実録・電車と歩きでうどんツアー2010(その1:GWは営業時間に注意)

さて、連休初日に行っていた毎年この時期に恒例となってきたこのうどんツアー。公共交通機関を使い、自分の足で腹を空かせて、男だったら「大」を食う、そんな誰に頼まれているわけではないけれど苦行に近いツアーであります。



さて、昨年のツアーからの状況変化としては、まず、ジャンボフェリーの深夜便が0:55発とさらに若干遅くなったということ。これで完全にJRのむっちゃ早い便には間に合わなくなり、現実的には琴電の始発か6時過ぎのマリンライナーで坂出まで出てその先に行くなら普通乗換、ということになっております。私が乗ったのは4月30日の深夜。さすがに連休初日の未明便ということで、久しぶりに見るジャンボフェリーの混雑ぶりでありました。高松の連絡バスも2台用意されてほぼ満員でしたし。



そしてもう一つ重大な変化は、私もうどんツアーを始めた十数年前から何度もお世話になった琴平の「宮武」が、昨年惜しまれつつ閉店してしまったこと。よくよく考えてみれば最後に食べたのは2年前の新春プジョーで行くうどんツアー のとき。もう1度行っておけばよかったと思いつつ、しゃーないですねこれは。ただ、今やかなり一般的になった「ひやひや」「ひやあつ」「あつあつ」「あつひや」という表現、ナチュラルウェーブのかかった独特の麺、両面がいろいろなところで受け継がれていこうとしているのはやはり宮武の大きな功績でありましょう。



Yoshiya01 さて、今回はそうしたこともあって、今まであまり行ってなかった丸亀市域を若干攻めてみようというところで。


以前のツアー時にも書いたのですが、うどんツアーに関して市町村合併で今のところ唯一ありがたいのは、丸亀市域が広がって、丸亀コミュニティバスの運行範囲が大きく広がったことではないかと。現在コミュニティバスは左の経路図にある4路線。ここは6時過ぎのマリンライナーで坂出乗換え、そこで待ってる琴平行きに乗ってふた駅、丸亀駅の南口を出て左のバス乗り場から、丁度いいタイミングでやって来る青色ラインのバスで、飯山の総合学習センター(図書館とかがある施設)へ向かいます。



まず目的地とするのはその近くにある「よしや」。いわゆる県道サイドのセルフ店ですが、手打ちの店では最近よく聞く名前なので一度攻めておこうかというところ。7時からやってる、というところもポイントの一つだったわけでありまして。



Yoshiya03 Yoshiya02 店はそのバス停から少々北へ。朝の、この時期としてはかなり寒い気がする空気の中、右手に飯野山を眺めつつ、左は広いレンゲ畑。35年前ならアグネス・チャンが居眠りしていそうないい咲き加減です(ってわかる人はどれほどいる?)



で、着いてみたらば、「5月1日~5日は8:30開店」の文字が。やってもおたー、ってまあこういう連休時期は休業や営業時間の変更がままありますし、その辺の情報を載っけてくれるサイトもありますから、ちゃんとチェックしておかないといけませんね。



Nakamura00 でやむを得ず、そこで1時間少々待つか?というとそれもアホらしい(空いている店の前で手持ちぶさたというのはさすがにどうも)ので、ここは行列覚悟で近くにある「なかむら」へ回ります。かのプレスリーも「うどんなかむらハウンドドッグ」と歌ったことであまりにも有名な(大嘘)店の連休初日、開店前の行列はイカにタコに、果たしてどんだけ待たなあかんのか、という少なからぬ興味もありまして。



さて、こちらへ歩きで行く場合は、飯山総合学習センターから真っ直ぐに西へ向かうとすぐ近くに出るのですが、一般的には「よしや」のすぐ北の県道を西に向かい、うどん通の間では利用したことはなくてもその名を知らぬ者とてない「岩崎タクシー」の看板が見えたらすぐに左へ、車の離合が難しそうな道に入っていきます。



Nakamura01 Nakamura02 でしばらく行くと、以前は幾多の車両を切り返しに追い込んでいたシビアなコーナーがあったのですが、そこに警備員の姿が。もうこの前に来たのはかれこれ何年前のことだったか。問題のコーナーの北側の建物は取り壊されて駐車場に、そしてかつては客がネギを抜いていたという「裏の畑」(私はさすがにネギを抜きに行ったことはないが、店内でネギを切った(ハサミではなく包丁で)ことはあった)も、今では車がずらりと並んでいます。そして既に数十人の行列になっていた7時半過ぎの店先。横には日よけつきで食事スペースが設けられ、さらに川の土手を見ると、そちら側からやって来る車がどんどんと。随分とえらいことになっていたものです。


正規の開店時間にはまだ1時間半近くあるのですが、8時過ぎには釜から湯気も上がり始め、テーブルや椅子を拭いている人の姿も見えてきて、やはりこういうときは少し早めに開けてくれるものと期待しつつ...



Nakamura04 Nakamura05 8時25分に開けていただきました。


のれんも店内の様子もかなり前の記憶を辿っても「全然違う」という形になってはいますが、それでもかつての雰囲気をそこはかとなく感じさせる店です。注文はおばちゃんに告げ、釜玉なら先に丼をもらって卵を割り、麺を入れた丼をもらって、温める場合は自分で温め、そうでなければ右側のトッピングを入れ、オプションを好みで取り、だしを注いでその先の会計へ。


Nakamura06 何軒も回るとわかっていてもとりあえずの1軒目はやっぱり天ぷらを取ってしまうのがどうも。しかし「なかむら」はやや麺の量が少な目。これで丁度良いぐらいかも。


麺は以前の記憶と変わらず、やや細めのストレート。若干柔らかめですが弾力があり(グミのような麺と評する人もいるがそこまでとは...)、そして喉越しは非常にサラリとしてアッと言う間に入っていく。明らかに「なかむら系」という一つの流れの究極に位置する麺であって、その美味しさは今も変わっていません。


やはり名店には名店というだけの所以があるもので。まず1軒目でお腹も落ち着いて、先ほどの道を引き返します。



(この項つづく)







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