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2010年4月11日 (日)

月に1回で全11曲、ただし全楽章ではありません

前にも書きましたが、今年から来年にかけては生誕150年と没後100年のマーラーイヤーズ。というわけで、普段余りこのあたりに積極的ではない「N響アワー」が月1曲ずつで交響曲全11曲をやるというシリーズ企画を打ったのであります。その初回は第5番。まあその言い方からみて2回に分けて全楽章通し、とか言うことはないとわかっていましたが、しゃべりとか長すぎ。ビシュコフの演奏はテンポ的には中庸若干速めでしたから、1,4,5だけしかオンエアできない、ということもなかったでしょうに。



と言うか、この曲のキモは3楽章ですから。それを飛ばして、能書きの中でも一言も触れずに、というのはいくらなんでもこんな企画やる意味ないんとちゃうん、という気が。





Cdcover_1896132 とまあそれはともかく、時々無性に連続して聴きたくなるマーラーの交響曲、今回は5番つながりでミトロプーロス/NYPのライヴです。



1960年1月2日、結果としてミトロプーロスの死の年となってしまった正月の演奏でありますが、その前にも2度の心臓発作を起こしていた指揮者の演奏とは思えないほどテンションは高く、録音は悪いながら全体に緊張感が漲る音。音が悪い、と書きましたが実際にもう2つぐらいのレヴェルが欲しいと思う録音なのが非常に残念です(当ディスクは一時シリーズで出ていたギリシャのDiscantus盤)。第5番と言えばシェルヘンのカットしまくりやりたい放題全開の録音が有名ですが、こちらもそこまでではないですがちょこちょこ楽譜をいじっている様子があります。特にティンパニは目立ちますので、あれ?と思うところで結構派手に鳴っているのがわかります。



ライヴならではのキズも各所にありますが、やはりそれを超えてミトロプーロス/NYPの力を感じる演奏です。本当にこれでもう少し録音が良ければ、もっと注目さるべき名演になったのではないかと思います。



少なくとも、やはりNYPにはこの時代があったからこそ、バーンスタインの時代での名演奏も生まれたと言えるでしょう。




(参照ディスク)
マーラー:交響曲第5番
ミトロプーロス指揮 ニューヨークフィル
DISCANTUS: 189.613-2 (1960年録音)








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