« [阪神]これが一つの変わり目か? | メイン | [アライグマ?]京都のあちこちでうろついているらしい »

2010年4月18日 (日)

アジサイのない矢田寺

時折とある用事で奈良の赤膚山の方に行くもので、そのついでにということもないんですが、天気もいいのでその周辺、車でそんなに時間のかからない範囲に行ってみよう、というシリーズ(別にシリーズ、っていう大層なことはないが)、まずは、敢えて時期を外して矢田寺であります。



Yata01 大和郡山の西側、生駒山地へと向かって上がりかけた突き当たりにある矢田寺。地蔵菩薩を本尊とするお寺ですが、一般には「アジサイ寺」として知られております。花の時期には結構なにぎわいを見せる所のはずなんですが、この時期は日曜の昼頃、お天気のいい丁度いい気候のこの時期でも参詣者はチラホラ。麓にはそこそこ数が停められる駐車場があり、←こちらの写真のように料金は来た人が自分で投入するのですがゲートもなければ駐車券もなく、「料金所」の向こう側には人の気配もなし。ともかくそういうのどかな所であります。



Yata02 Yata04 車を停めて参道に入ると、山門へは一本道の坂道。一般車の入れない道を2、3分登り、山門を過ぎて石の階段をしばらく進むと境内です。普通の桜はもう終わっていますね。



右側の写真の奥の方、本堂の手前の左側がアジサイの園地になっています。もちろん今はようやく今年の若葉が出揃っている状態ですが。



Yata03 Yata06 入りかけたところにある、千体地蔵が安置された「大門坊」の前には、山の清水が引いてあり、自由に飲むことができます。柔らかい喉越しのおいしい水です。



本堂前のしだれ桜はまだなんとか花を残していました。



ここのアジサイは、意外に歴史は浅いようですが、6月~7月上旬にかけては、広い敷地が様々なアジサイに彩られる、ということであります。






(今日聴いていたCD)
マーラー:子供の死の歌、私は緑の森を楽しく歩いた、誰がこの歌を作ったのだろう、ラインの伝説、少年鼓手、私はこの世に忘られて、原光、交響曲第2番「復活」
レーケンパー(Br)、シュテュックゴルト(S)、シュルスヌス(Br)、カーヒア(MS)
ホーレンシュタイン、フリート指揮 ベルリン国立歌劇場管ほか
NAXOS: 8.110152-3 (1915~31年録音)



Cdcover_81101523 この2枚組、収録時間的にメインとなるのはオスカー・フリート指揮の「復活」。1924年録音、ということは電気録音が始まる直前のこと。この編成的にも演奏時間的にも大曲というべき作品を、ラッパに「吹き込み」ダイレクトでレコード化しているわけで、勿論この曲の史上最初の録音です。フリートはこれ以外にもブルックナーの交響曲を機械録音時代に入れていますが、特にこの曲はマーラーの存命中彼の監修を受けつつベルリンでの初演を行ったという実績のある曲であり、マーラーの時代の様式を伝える名演...



と行きたいところなんですが、さすがに録音の貧しさは如何ともしがたいものがありますね。まあそれなりに雰囲気を感じる部分も(特に後半)ないことはないですが、録音のよろしくない第1楽章あたりはさすがにほとんど何をやってるのか良くわからない状態です。それでも「原光」のライスナーの歌が結構良く録れているのは救いですね。



このディスクで最も興味深いのは、1枚目の頭に入っている、ハインリヒ・レーケンパーが歌う「子供の死の歌」。多少歌いっぷりには古さを感じないではないですが、オケの音もかなり深く録れていますし、戦前から名演と言われていただけのことはある演奏です。4曲目、5曲目は特にしみじみとした哀しみを湛えて美しさが際だちます。



古い録音に抵抗のない方なら、NAXOS価格ですし、興味本位でも聴いてみていただければと思います。





トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.blog.eonet.jp/t/trackback/349247/23915016

アジサイのない矢田寺を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。