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2010年2月 9日 (火)

[NFLモード]聖者の行進 in Miami

さあ、いよいよSuper Bowlです。場所は前回INDが勝ったマイアミ。相手は変わってNO。今年殿堂入りしたE.Smithがコイントスをして試合が始まります。



NOの攻撃があっさり終わったあと、まずManningがパス主体で相手DFをうかがいます。NOも思ったよりいい守備で対応し、とりあえずはFG止まり。結構良いプレッシャーかけてるんとちゃうん?というのが最初の印象です。



しかしNOの攻撃はなんだか借り物のようでまだ本調子にならず、パントに終わったあとのINDの攻撃は一転してAddaiを多用。ラッシュにNOのLB、SFが引っ張られてきたところで奥のGarconへ絶妙なパス。実に素晴らしいドライヴでINDがリードを広げ、2Qに入ります。



続くNOのシリーズではようやくBreesのエンジンがかかり始めたか、Thomas、Colstonらへのパスを的確に決めていきます。結局INDの「おい、休んでたんとちゃうんか」というFreeneyにサックを受けてFG止まりになりますが、とりあえず余り遅くならないうちに3点を取れたのは大きかったかも知れません。



NOのDFが俄然活気づき、続くシリーズでは特にColstonが効果的に距離を稼ぎゴール前に。しかしこういう所でやってはいけないFalse Startで1プレイを損してしまい、2minのあとにTOも取ってしまった4th & Goalをバシッと止められてしまいます(こういうパターンではダメなことが多い)。



しかしそのあとのINDの攻撃を3&Outで止めて、続くシリーズはHendersonへのパスが上手くヒット。FGで4点差に持ち込めたのは後半に向けて非常にいい形であったと言えるでしょう。




ここでThe Whoのハーフタイムショー。タウンゼントおぢさんもまだまだ腕ビュンビュン、元気ですね。なお、音声が先に来てずーっと後から映像が追っかけてくる効果的(wな「ズレまくりやんけ」状態は、恐らくかのジャネット・ジャクソン事件 以来のテレビ的お約束でありましょう。このおっさんらが「ポロリ」なんてことはあっても却って困りますが、まあ何が起こるかわからないのがライヴでありまして。ちょっと哀しいですけどね。まあズレてないのを楽しめるのは会場の人だけ、ということで、それはしょうがないとして、音だけ聴いている分にはなかなか懐かしかったですよ。





そんなこんなでよく考えれば意外にロースコアな試合は後半へ。と思ったらいきなりのキックオフでNOがやらかしてくれました。意表をつくオンサイドキック(というか、意表をつくからこそのオンサイドキックなわけですが)でボールを見事に奪うと、Breesが6Play中パスを5本バッチリ決め、レシーバー陣もINDのセカンダリーをしっかりかわしてTD。そう、ここはManningに最初のボールを持たせたくはなかったのであります。いよいよ入ってきたかBrees。理想的な形での逆転です。後半になってFreeneyがベンチになっているのがINDにとってはやはりつらいところか。



しかしそこはそこで黙ってはいないIND。Addaiのラッシュを効果的に挟み、ManningはClarkらへのパスをきっちり決めていきます(特にClarkへの3rd & 4からのパスはまったくもって美しい)。最後はAddaiが右のタックル際をスピンムーヴで走り抜けて再逆転。これは面白くなってまいりました。



続くシリーズはHartleyのFG(この人のキックが最終的にはNOを引き上げることになったわけですが)で1点差。一方、4QにかかったINDの12Playsのドライヴは結局StoverのMissed FGに終わって1点差のまま。Manningが明らかにプレッシャーを受けてパスに無理が生じてきて、そこのところがレシーバーにも微妙に伝わる感じ。NOのセカンダリーにも勢いが出てきて、流れがNOに向かっていきます。



後半は安定したプロテクションの後ろでパスを上手く制御できたBrees。残り10分を過ぎても、ペースを特段変えることなく、短いパス主体でしっかり前進していきます。最後はこのためにNOにやって来た、という感じでShockeyがシュッとボールを押さえ、サイズでは負けるわけがないやろ、とばかりにエンドゾーンになだれ込みました。2ptはかなり微妙でしたが、Mooreがアクロバティックな体勢でポゼッションを保っていてCall Reversed。これで7点リードです。



残り5分を切って何が何でもTDが必要なIND。こういう展開で何度も何度も相手をぬか喜びさせてきたManningとINDでありましたが、敵陣に入っての3rd & 5で、左のR.Wayneのパスを完全に読み切っていたT.Porterがこの試合初めてのTurnoverとなるINT for TD(ご丁寧に「SB44刈り」やってましたね)。アッという間の14点差。残りは約3分。勝負の流れはほぼここで決まったと言えるでしょう。INDも最後のシリーズではCollieへのパスなどでゴール前に攻め込んで粘りを見せますが、NOのDFが最後まで抑えきってしまいました。





Sb44 特にこの試合は、後半にNOが自分たちのプレイを完遂できたと言えるでしょう。Breesはもちろん、RACが光ったレシーバーの力も特筆すべきですし、ディフェンスが最後までQBへのプレッシャーをかけ続けることができたのも、こうしてオフェンスがリズムを作ってくれたからでしょう。一方のINDは、NOのディフェンスがここまで粘りきってくるとは思っていなかったのではないでしょうか。終盤は余計なペナルティでチャンスを遠ざけることもありましたし。あとはFreeneyがやはり最後まで保たなかった、というのが、DFのモティヴェイションを盛り上げきれなかった原因だったかも知れません。



ともかくSaintsが戦前の大方の予想を覆すUpsetで、初のSB進出を勝利で飾りました。「カトリーナ」の年には世間にもある程度望まれていながら果たせなかったSB制覇を、ここでようやく達成できたことになります。随所に冴えたコールを出したS.Paytonは就任3年目での栄冠(DALにおってくれたら良かった?)、そしてBreesはハリケーンのあとNOに移って4年目。個人の成績も含めて、最高のシーズンを終えることができたと言えるでしょう。




こうして聖者がマイアミにやって来て、今シーズンの「NFLモード」は終了です。また来シーズンに向けて、ネタが出てくれば随時エントリしたいと思います。








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