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2008年8月

2008年8月29日 (金)

[ラオスのベタな休日]ノンカイへ渡ろう

Nongkai01かつてはアライバルビザでOKとはいえビザ必須だったラオスへの入国も、現在は観光または短期商用目的の日本人に対してはビザなしとなっています。滞在可能期間は入国日を含めて15日間。

おや?今回の私のビエンチャンでの日程は15泊。バンコクでの会議とかに呼ばれて行けば何てことはないですが、ずっとこっちに滞在となると1日だけだがオーバーステイではないか。まあ出国時に1日あたりいくらかの罰金を払えばスッと出してはくれるらしいが、それならいっそのこと、友好橋を渡ってノンカイ往復しておけば、滞在期間を3日延ばすのと同じ効果ではないかいな。どうせ安いだろうし行ってみよう、というわけで、日曜の朝、再びタラートサオ裏のバスターミナルへ向かいます。

Nongkai02 ターミナルに着くと、既に上の写真の結構きれいなバスが待っておりまして、脇にある専用切符売り場(ブースは行き先ごとに分かれており、英語表記もある)でチケットを買います。一応国際バスなのでこの時点でパスポート提示が必要。名前を乗客リストに記載してもらい、乗務員はそれを確認しながら乗客のイミグレ通過も待っていてくれる、というバスです。運賃は15000Kip(タイからなら55Bt)。なんと冷房付きの特急仕様バスで片道200円ですから結構お得な気がします。ただし、土日など時間外に走るバスの場合は、別途時間外手数料(イミグレに持っていかれるらしい)が3000Kipかかります(ビエンチャンから乗るときには切符代にオンされ、ノンカイから乗るときは入国税を払うときに追加支払いを要求されます)。というわけでこちらがそのときの切符。座席も指定されます。

Nongkai03というわけで待つは程なく出発。44人乗りのバスで、私が切符を買った出発30分前にはちょうど中ほどの席でしたが、ターミナルを出るときにはほぼ満席になっていました。車は前日のブッダパークへのバスと同じルートをたどって、友好橋のイミグレ前に到着。ここで全員がいったん降ろされます。

そして出国ブースなのですが、日曜の午前のイミグレはこれがなかなかの混雑。しかも出国者の要領が悪いのか、係員がのんびりしているのか、列がまるで進みません。結局30分以上かかってようやく通過。これでとりあえず出国は完了。オーバーステイ回避の第一歩です。

バスはちゃんと待っていてくれていまして、私が最後ぐらいかと思っていたらまだそのあとに4、5人乗り込んできてようやく発車。この時点で出発から1時間以上経過していまして、一部ガイドやなんかの記載は時としてあてにならないということになってしまいます。

Nongkai04

タイは左側通行、ラオスは右側通行、というわけで橋に差し掛かる前に車道がクロスして、さあこれから橋へ向かって上り坂、というところで、左側から真新しい線路が寄り添ってきます。これができていたら私も乗りたかった、ノンカイから友好橋を越える鉄道の新規路線。これまで鉄道のなかったラオス(歴史的に全くなかったわけではないそうだが)にようやく入ってくる列車、というわけで、駅も含めて設備は完成(将来的にはビエンチャン市内中心部へも乗り入れる計画がある)し、7月には試運転も実施されているのですが、特に運賃の設定に関して両当局の調整がついておらずに、開通したが開業できない状態がいまだに続いているんだそうです。ずいぶんもったいない話とは思いつつ、またそのうち動き出しているだろうと思いつつ、線路は併用橋の下側へと隠れていきます。


Nongkai05橋の上です。メコンは相変わらずの濁った流れでまだ水量も比較的多い様子。もう浸水している状況は見ることはできませんでしたが。

橋の途中から、もうここはタイやで、とアピールするかのように旗が一定間隔で立っています。対岸へはほとんどあっという間、という感じで着きます。橋から見えるノンカイは、ぜんぜん大したことなさそうな小さな川沿いの町です。さすがにビエンチャンでも都会に見える。そのぐらいの所ですね。

Nongkai06さて、またバスを降ろされてタイへの入国手続きです。入国カードはブースの 手前にいる職員が手渡してくれます。ちょうど並んでいる間にかけるぐらいの長さの列です。

空港で入国するときには、滞在時の宿泊先について必ず記入するように言われるのですが、日帰りでラオスに戻る私のような場合はどうなるんやろか、と少々疑問に思いつつ何も書かずに順番が回ってきましたが、特に何か言われるわけでもなくあっさり入国スタンプが押されました。この手の旅行者、日帰り滞在者も結構いるのでしょう。

ここはさすがにタイ・ラオス陸路越境の中心地、どちらのイミグレ施設もそこそこのサイズでしっかりした造りになっています。タイ側には特にここの時点で多数のトゥクトゥクが客待ちをしていますが、まだバスに。何だかんだでここでも結構時間はかかっNongkai11 ています。

で、タイ入国から10分少々で、バスはノンカイのバスターミナルに到着。到着したとたんに、バスの出口前がトゥクトゥク乗車やとおっちゃん達が群れをなします。いきなり「お、これは明らかにタイに来てるぞ」と実感させる状況から、こっちはあとは帰るだけなんですけど、とは思いつつも、それではさすがにもったいないというわけで、ちょっと街中を回ってみることにしました。

(この項つづく)


2008年8月28日 (木)

[忘れてた]3周年!

さて、ここのところのほほんとラオス出張生活を送っていてすっかり忘れていたのですが、


当ブログは、8月26日をもちまして、

3周年を迎えておりました V(^^)V

これもひとえに当ブログを支えていただいております読者の皆様のおかげでございます。旧ブログから数えて230万余りのPVをいただき、引き続きそれなりにやらせていただいております。

これからもまあぼちぼちと続けてまいりたいと思っておりますので、どうぞごひいきのほどを。



[動物愛護法違反]飼いヘビに手をかまれる

一部読者の方にはもうこんなニュース見たくもない、という向きもあるでしょう(引用先の記事にもヘビさんの可愛い顔写真が載ってます)が、不謹慎ながらあまりにもお間抜けな記事だけにクリップしたくなってしまいます。

コブラ毒から奇跡の生還… でも51匹違法飼育ばれ逮捕(asahi.com)

(元ニュースはこちら)

(記事引用)
許可なく毒ヘビ51匹を飼育したとして、警視庁は27日、東京都渋谷区神宮前6丁目、港湾作業員(41)を動物愛護法違反(特定動物の無許可飼養)の疑いで逮捕したと発表した。(中略)

 容疑者は7月15日、自宅マンションで、必要な知事の許可を得ず、毒ヘビ51匹を飼育した疑い。この日、容疑者がエサをやろうとした際、コブラ科トウブグリーンマンバ(体長約190センチ)に左手人さし指をかまれ、一時意識不明になった。119番通報からの転送で原宿署が違法飼育を知り、退院を待って今月27日に逮捕した。(中略)

容疑者をかんだヘビは猛毒があるといい、同研究所は「死ななかったのは奇跡に近い」としている。
(引用終わり)

世の中にはいろいろなマニアの方がいらっしゃいますから、特に隣同士の関係が希薄なマンションの中で、こっそり何か怪しげなものを飼育している、というのは決してない話ではないでしょう。それにしても毒ヘビ51匹は強烈ですが。ひょっとして転売目的?それも結構普通の飼育キットみたいなのに入れられてましたし。何かの拍子にガタンと箱が倒れて蓋が開いてしまって中から毒蛇多数がワサワサと... ま、このぐらいにしときましょう。

しかしこの被疑者、捕まり方があまりにも情けない。これだけのものをこっそり飼うんだったら、不用意に噛まれるなんてのは最悪でしょう。で、万一噛まれたとしても

気合で治せ。

こんなに各方面に迷惑かけちゃいけませんね(こういう証拠物を押収する人も結構きついやろなあ)。

しかし、うっかり噛まれてそのままお亡くなりになってしまったりすると、残されたヘビの皆さんが飢餓状態になってさらにやばいことに、とか想像してしまいますから、やはりそもそも「噛まれるな」、いや、「責任取れんもんを飼うな」ですかね。

2008年8月26日 (火)

[バンコク]大変だ、クーデターか?

ご承知の通り、タイとラオスは隣国で、私も日本とラオスの往復はタイ航空でバンコク経由。ちょっと前から反タクシン派の集団がサマック現政権の退陣を求めて活動中なのは知っていましたが、だんだん動きが大きくなってきたようで。






さすがにグルジア問題とか、北朝鮮のいつものパターンとかの陰に隠れて余り目立たないニュースになっちゃってますが、反政府グループのデモ隊が首相官邸を包囲して、警察部隊が排除に、なんていうことになると、ひょっとするととんでもないことになるのかも、と思っている人も中にはいるかもしれない。ひょっとしてバンコク経由では帰れないんぢゃないかとか。


反政府団体が占拠したというNBTの放送はCATV経由でビエンチャンでも見ることができますが、確かに現在のこれらの動向を放送し続けてはいるものの、なんだかクーデターとか、大政変という緊張感にはまるで欠けていて、先頭を切っている主導者は結構怪しげな格好してるんですが、それ以外は日本のメーデーのデモみたいにのんきな動き。とても放送局を「占拠」する反政府集団、という趣は感じられません。首相官邸へ向けたデモ隊も良く似た感じだし。特に武装したグループが構えているわけでもなければ、夜になればタイ版「サライ」みたいなテーマソング流して盛り上がってるし、いやその、どっちに転んでも多分マイペンライですねこれは(政府系との細かい仕事上のこととなると、ややこしいことはあるかもしれないが)。


バンコク市内で働いている人の情報でも、関係した政府施設周辺ではいろいろあるようだが、それ以外ではいつも通りだとか。デモ隊の影響で町は大渋滞、というニュースもあったようですが、バンコクはそれでなくても年中ひどい渋滞らしいし。


ということで、深刻な政治情勢を嘆きたい方は、他を当たられた方が良いかもしれません。まあこの先変化はあるかも知れませんが。


[ラオスのベタな休日]ラオスの「パラダイス」?

どうでもいいような写真がいっぱいあって、つい2回に分けてしまいましたが、別にそうして引っ張るほどむちゃくちゃ値打ちのある場所ではありませんよ、このブッダパークというところ。「地球の歩き方」あたりを読んで、中途半端な期待を持っていくとえらい目にあう(といっても金銭的には大したことはないが)のは間違いありません。

Buddhapark06_2 何と言っても、ここを訪れる際には、ここは「パラダイス」だと思うのがちょうどよろしいかと。読み方は桂小枝風です。当然ながら。

さて、前回のエントリで外からの写真のみご紹介した角つきの巨大どてカボチャ、中に入ると薄暗い通路になっていて各階に1箇所ずつ小さな階段があります。さらに昇ると、ちょっと私ぐらいの図体のでかいにんげんがデイパックを担いでいると注意が必要なぐらいの階段があり、そこを抜けると外に出られます。別に外に出たら何かとんでもないものがある、というわけでもなく、単に見晴らしがいいだけですが、逆にこの施設の「おいおい」という感じがあらわになってしまうわけでもありまして。

ともかく、その上部はというと当然ながら円形の屋根、といった風情でありまして、段差が設けてあるのでのんびり座ってる、というのも可能ですが、じっとしていてもむわ~っと暑いので、とっとと移動したくなってきます。

Buddhapark07

なお、この写真に見えるのは全般にここの創設者が集めた仏像でありまして、ただし一般の寺院のようにそれぞれの仏像のあり方に何らかの必然性があるようにも見えないのが、日本人にとっては「何やねんこれ」で終わりそうな危険を呼んでしまいそうです。

そこをぐっとこらえてまずは屋根も何もないところにどたっと寝転んでいらっしゃる石の涅槃仏が1体。でかいですが、なんだかこういう泥だらけのところに「無造作に」寝かされているような感じがして、ところどころ草なんかも生えてきていたりして、ええんか悪いんだかどうなんだか(一応お顔は西向きの北枕にはなっていましたが)。

Buddhapark08 近付いてみるとこんな感じ。ちょっと写真が撮りにくかったので大きさがつかみにくいかもしれませんが、かなり巨大です。見事に雨ざらしですから普通に痛み始めていますが。

で、このほかにも、あまり脈絡なくさまざまな石像が並べられていまして、例えば、

Buddhapark09

こんなノリノリ(笑)のやつとか、

Buddhapark10

こんなヨガをする半魚人みたいなのとか、ほかにはちょっと仏教系とは思われないような像とか、それほど広くないスペースではありますが、いろいろあります。

まあ30分もあればおおよそ見つくせるのですが、やはりこれはいちいちツッコミを入れながら見るのが日本人的に正しい作法なのではないかという気がして仕方がありません。独りツッコミを入れ続けるのはさすがにつまらないので、ここはその辺を理解できる人と連れ立って行くのが最適ではないかと思います。

Buddhapark12_2 なお、パークの東側の川沿いに、オープンエアのレストランが併設されています。どんなものが出てくるかわからなかったので単純にフライドライス程度しか頼んでいませんが、結構 美味しかったというのと、やっぱりメコンの川風は暑さをしばし忘れさせてくれる、ということだけ付け加えておきましょう。

(ベタ名休日はまだ続く)




2008年8月25日 (月)

[ラオスのベタな休日]ブッダパークへ

タラートサオを一通り見てまだ昼前。まだ食事には早いし、タートルアンに行こうかとも思ったがここはさらにベタな休日に持ち込みたい欲求が芽生えてきたので、どうせなら何かと突っ込みどころの多そうな名所、ブッダパークを目指してみることにしました。タラートサオの東裏手に、主に近郊地域に向けて出るバスのターミナルがあり、そこからブッダパークへのバスも発着しています。

Buddhapark00 バスターミナルにはこんな感じで各方面への時刻表が書いてあり、それ以外にノンカイ、ウドンタニ方面へ行く国際バス(これはまた別途エントリします)のチケットブースが別にあります。ブッダパーク方面へのバスはこの時刻表の右下に書いてあるんですが、乗り場の位置もそれに近い一番向こう側。一応時刻表には15分~20分おきに出るように書いてあります。これはこのバスの主な用途が友好橋を利用してタイへ渡るというパターンで、実際のところ一番便利で時間的にも(直通バス利用よりも}早いことから利用者が多いということもあります。ほぼ「友好橋シャトル」という感じですね。ただここに書いてある通りきっちりの時刻に出てはいないようで、そのへんは「まあ適宜」というぐらいではないかと思われます(私の乗ったバスもそうだったし、その前のもそう)。まあそれで実害もなさそうだし、そこいらへんはボーペンニャン(=タイ語なら「マイペンライ」)。

Buddhapark01で、使用車両はというと、←こんなんでありまして、要は
日産のマイクロバス、それもざっと15年前ぐらいのタイプ。一応かつては自動ドアだった形跡がありますが、今はかっちりと閉まらない(その方が便利なこともありそうだが。なんだかバハマの1ドルバスを思い出す)。.
まあまだこれでもこのあたりを走ってる一般のバスの中ではかなり新しい部類で、一般向け地方路線の大型バスなんかだとテレビで見るようないかにもという雰囲気の結構すごいのが現役で走っています。

この車は途中にビアラオの工場、友好橋前、ブッダパーク前を通ってタードゥアというところまで行きますが、運賃はどこからどこまで乗っても5000Kip。1時間弱の道のりで60円少々ということになります。乗り心地を考えると、まあこんなもんかな、という気もしますけど。

Buddhapark02 バスは友好橋のイミグレ前までは片側2車線の道を快走していきます。日本を含む大使館が並ぶエリアを過ぎるとまもなく田園地帯へ。さすがに街中に牛の姿は見かけませんが、このあたりまで来ると、道端でのんびり草を食む牛の姿がそこここに。そんな中をバスは所々で人の乗り降りを繰り返しながら進みます。

それまで立っている客もいたバスですが、友好橋で7割方の客が降り、そこから先は車線も細くなり、路面の状況も急に怪しげになってきます。道のでこぼこ(ほんとに「穴」という感じのところが随所にある)をよけながら、それでも何もないところでは結構かっ飛ばしていきます。

Buddhapark03_3 車窓右側にメコン川がかなり迫ってきました。まだ水位は結構高いですが、流れは落ち着いています。しかし、このあたりは道の際に土嚢がかなり高く積まれ、その外側にはまるで池のようになったエリアも見られるなど、この一帯では洪水の影響が結構あったのではないかということを想像させます。もっともそうして水が入り込んだところでは釣竿を構えたおっちゃんとかがおったりするわけで、天災で転んでもただでは起きないわけですけど。

で、だんだんと土嚢の高さが高くなり、道幅が狭くなり、「だんだん田舎に入って行こうとしてるぞ」という気分になってきた頃、「ブッダパークだよ」とドライバーが声をかけてくれました。ちょっとうとうとしかけていたところだったのでいいタイミングです。

Buddhapark04

結構しょぼいゲートで払った入場料は5000Kip、それにカメラ、ビデオ等を持参している人は撮影チケット3000Kip。占めて100円といったところです。中に入るとこれもかなりしょぼい土産物店があったりしますが、そんなところでここまできたことを後悔するのはまだ早い。

ここは別に歴史や由緒のある寺院、というわけではなく、約50年前にアンブー・ブンルア・スラリット師という人がここに各種仏像を集めて公開したというもの。まさに「ブッダパーク」という名前がふさわしい施設で、あまりかしこまった感じである必要もありません(ラオスの「民族ポップ」系PVの撮影がこの中で行われていたりしている)。

で、柵で仕切られたその切れ目から中に入ると、まず目に付くのが、

Buddhapark05 ←これ。なんだか角の生えたハロウィーンのかぼちゃのような大オブジェです。このあたり川沿いということもあって先日の洪水ではかなり水が入ったらしく、まだパーク全体がかなりぬかるんでいる状況でしたが、土嚢やブロックをつたってその足元まで行きますと、下に人の腰の高さぐらいの穴が開いていてそこから中に入ることができます。

内部には薄暗い照明の中に小さい仏像がいくつも置かれていたりして、欧米人はなぜだか感嘆の声を上げていたりするのですが、そんな大した事ないやん、とあっさりするーして、結構狭くて急な意思の階段を昇ってこのかぼちゃの上部に出ます。

そこからパークの全体が確認できるわけですが、そのあたりからは別エントリにします。



(この項つづく)






2008年8月24日 (日)

[ラオスのベタな休日]タラートサオでビアラオTシャツ

さあ、ネットの調子が比較的いいうちにもう1本と。パトゥーサイからの続きで、タラートサオをブラブラしています。

Talatsao02 タラートサオとは、「朝市」という意味。バスなんかにもたまーに英語表記がありますが、そこにも「Morning Market」と表記されています。古いコの字型の市場と、その脇にある新しいモール街からなりますが、いかにもラオスのマーケット、という雰囲気があるのはやはり旧館の方です。

店舗は2階まで、日用品や電化製品(多分中古製品も多いんだと思う)、衣料品から宝飾品、その他食品、CD、VCD、DVD類(これに関してはもはや突っ込むのにも疲れるほど見事な品揃えだったりするんですが、まあ写真とかエントリとかは皆さん大方予想がつくでしょうからいいでしょ)などなど、とにかく所狭しと店が並んでいて見応えはあります。ちょっとシンガポールのリトルインディアのマーケットを思い出すところがあったりしましたが、それよりは多少上品で、強いて言うなら、日本橋の「五階百貨店」を激しく拡大して、販売品目を増やしたみたいな、うーむ一部の人にしか理解できない説明になっとる。

Talatsao01 そんな場合はすっきりと流すことにして、こちらは2007年に完成したばかりの新モール。館内にはなんとエスカレータまであるというご発展ぶり(笑)なのですが、中の店舗は旧モールとえらく変わって何がある、というわけでもないし、旅行者が立ち寄ることを想定したようなブランドショップがあるわけでもなく、やはり地元のためのショッピングセンターという趣です。携帯ショップに人が群がっていたのがいかにも、という感じではありました。

土曜日ということもあってか、人出は相当にあり、周辺を含めてかなりにぎやかな状況ではありましたが、商売にあまりガツガツしていないというか、売る側が結構おとなしいんですよね。だから結構ウインドウショッピングもできる。しかしそれほど見て回るほどの代わり映えがしないというのも事実でありましたが。

Beerlaot さて、こういう所で買うべきベタなアイテムとしては(怪しげなラオス(タイ系かも)のCDもちょっと入手したのですが、CDというかVCDなので手持ちのCDプレイヤーではかからず、パソコンにもドライブがついていないのでまたそれは聞ける時が来たときにエントリするとして)、やはりラオスが自前で生産している商品の一つ、ビアラオのTシャツでしょう。

ビエンチャンでTシャツを売ってるところであればどこにでもあるのがこのデザインなんですが、ここでビアラオの旨さに触れたものとしては、やはり買わないわけには参りますまい。1枚25000Kipと、ここらで売ってる商品としては高めでしょうが、それでも300円そこそこのものですし。なお、Tシャツのサイズは、やや大きめのものを買っておいたほうが間違いなさそうです(私の場合、XLサイズで日本のLサイズを着ているような感覚だった)。

で、この後さらにベタな休日が続くのでありますが、それはタラートサオの裏手にあるバスターミナルから、というわけで次回に。

(まだまだ続きます)





[ラオスのベタな休日]パトゥーサイに昇ってみる

さて、今日はまだ比較的ネットへの接続状況がマシなようです。とりあえず、「ベタな休日」をもう1日進めておきましょう。



土曜日も朝から好天で外はムワッと暑い。でもとりあえずベタなゾーンをちょっと巡っておこうというわけで、この朝は町の象徴的な建物の一つ、パトゥーサイに行ってみましょう。先日関空のラウンジでのエントリに載せたセカンドマシンの壁紙がこれになってます。



Pathusai001 パトゥーサイは、ビエンチャンでもっとも広い通り、ラーンサーン通りの北側の突き当たりにあり、北側には噴水のある公園があります。宿泊先のCity Innというところからだとタラートサオモールまで歩いて3分ほど、そこからさらに10分少々といったところでしょうか。日陰が余りないので、やはり歩くより自転車か何か借りて移動したほうが良さそうです(でも歩いたけど)。



土曜日の朝は通りの車はそれほどでもないですが、タラートサオは早くから賑わっています。



Pathusai002 近付くとこんな感じ。もともと戦没者の慰霊塔として1960年ごろから建設されていたそうで(かつては記念碑という意味の「アーヌサワリー」と呼ばれていたそうだ)、形的には凱旋門のビエンチャン版という重量感と雰囲気だけはあるのですが、近付いてみると鉄筋が無造作に飛び出していたり、内部もまるで作りかけのようにして放置されている場所も散見されたりして、要するに「未完成」のまま公開されている状況な訳です。



しかし、構造物としては一応建っていますので、中に入って上まで昇ることができます。旅行者の入場料は3000Kip。せっせと階段を昇ることになるので、40円ぐらいとはいえ料金があるのが理不尽なような気もしますが、まあいいかということで(ちなみに、北側の噴水の向こう側に公衆トイレがあるのですが、そこの利用料も3000Kip。微妙なところ)。



Pathusai004 で、入口用の階段を昇っておそらく4階かそこいらあたりの高さまで来ると、急に広いフロアが現れまして、そこが土産物屋ゾーンになっています。Tシャツ等の衣料関係からアクセサリー、あるいはいかにも土産物系ノベルティものなど、意外に広いフロア内に結構の品数が並んでいて(さらに上のフロアにもあるのだが)、さらに上に行くにはそこを通り抜けないと行けないような順路になっているのですが、別にここで買い物をする目的はないので華麗にスルーして上を目指します。

Pathusai005 さらにずんずんと階段を昇ると、中心に塔を構えたテラスに出ます。それなりに観光客が上がってきているものです。なるほどここの四方からはビエンチャン市内が一望でき(周辺にこれより高い建物がないので開放感は格別だ)、多少は風も涼しげな気もしてきますが、その塔の中を覗いてみますと、小さならせん階段があり、最上部の展望台につながっています。



とても狭くて「なんかちょっと大丈夫か?」と思うような階段ですが、まあ自由の女神のてっぺんに上がったときを思えば全然大したことないので、どうせですから展望台へ。





Pathusai06 写真は展望台から北側を見たものです。この噴水、時間帯によって出ていたりいなかったりするようですが、強弱や揺れがあって面白い動きをします。



この公園を1周すると約1kmといったところでしょうか。夕方にはこの周りをジョギングする人も数多く見られます。いくつかの国の大使館や官庁系の建物も並んでいる地域で、ビエンチャンの一つの「顔」的なエリアですね。



パトゥーサイ自体は別に伝統的な建築意匠があったり、古い美術品などが所蔵されている訳でもありませんが、やはり象徴的な建物として、この町を訪れたからには一応やってきて、昇ってみるのが「ベタな休日」の過ごし方としては適切でしょう。



さらにタラートサオに戻ってベタな休日が続くのですが、それはまた回を改めます。



(どんどん続く)





[ラオスのベタな休日]土嚢を乗り越えてメコンカフェ

あくまで仕事で来ているのではありますが土日は休日。特別なことがなければ正確には金曜の夕方から自由時間になるわけでありますが、とりあえずホテルに戻ったところで、人間どこにいても腹は減る。まあ独りで夕食、ということになるわけであります。

日本ではほとんど知られていませんが、こちらラオスでは、8月上旬から過去数十年来なかったほどの洪水、という状況になっていて、ひょっとすると40年余り前以来のビエンチャン中心部大浸水、というのも冗談ではないほどの危険な水位にまで上がってきていたのです。


Dusk 一応、先週末にメコンの水位も下がりだし、市内の川沿いの道路に出されていた通行止めも解除され、私が着いた時には既に町は平静を取り戻していましたが(それでも一部地域ではかなり浸かったようですし、今でも警戒水位ぐらいにはある)、特に川沿いの店とかはかなり被害があったと伝えられていたので、どうなっているのか様子を見に行ってみました。


宿泊先からメコン川までは徒歩10分もかからない程度。川沿いのファーグム通りは旅行客を含め多くの人でにぎわっています。川沿いでは屋外エアロビ集団も、確かにいます。


Sandbags 町の中にも、建物の前に土嚢を積んでいる場所は多々ありましたが、ここメコンの堤防(あまりそうしたものがはっきりあるようには見えないが、それでもだいぶ頑張って嵩上げはやったらしい)の上には、ずらりと約1mほどの土嚢が積み上げられてラインを作っています。これだけ大量の土嚢、市民の多くが作業に加わって作っていたそうで、まあ確かにそうするしかしょうがない面もあるのでしょうが、「誰かがやってくれる」的な日本人の考え方のほうが問題かもしれません。


Sandbags2 おそらく水に浸かっていたのではないかと思われる堤外地の屋台村のような店や水上に突き出した飲食店も普通に営業しています。客は適当に切り欠き状態になった土嚢を乗り越えて店に向かうという状態。諸情報では、大概水がまだ引いてへんのとちゃうか、という時点から営業は再開していたようです。大丈夫かそんなんで。


Mekongcafe まあ多分大丈夫なんだろうと信じて、川沿いにわずかに傾斜しているような気がする店に入ります。確かに水位はまだ高いんだなというのは、川沿いの葦がほぼ水没していることからもわかります。しかし、日中はつい先日までの大阪のような暑さだったのですが、メコンを渡る風に吹かれてビアラオを呑めば、ずいぶん爽やかに、涼しげな雰囲気になってきます。ちょうど黄昏時から、あたりがすっかり暗くなり星が出始める頃、メコンはこのあたりでは東西に流れていますから、川に沿って夕焼けが少しずつ消えていきます。きれいなものです。


Laap01 こういうときには、やはりラオスの手軽な名物料理、ラープをいただきたいものです。別の店で食べて少々はまりそうな私は、とりあえずあっちこっちのラープを攻めてみようかと思っている状況で、ここでもラープカイ(鶏のラープ)を注文しました。

ラープというのは、肉や魚を刻んで、香草類やレモングラス、唐辛子などと一緒に炒めたもので、レモンやライムの酸味も利いていて、ご飯にもビールにも良く合います(このお皿に乗ってるオレンジ色のは一見ニンジンみたいだが唐辛子丸ごと1本だ)。ここのは屋台風味、というところでしょうか、でもなかなか美味しいし、安いし(ご飯とビールを入れて35000kip。400円ぐらい)、雰囲気は悪くないし、多少テーブルや椅子の足元が怪しかったり、テーブルの上をハサミムシが数匹這い回っていたり、近くの柱をトカゲが駆け上がったりしていてもいいんでないの?とまあそんな感じになりますね。

というわけで既にネタが2日遅れになっていますが、ネット環境が余り良くないのでなかなかまとめて打てないんですと誰にしているのかわからない言い訳をしながら、ベタな休日関係のエントリはこれからさらに続きます。



(当分つづく)

2008年8月23日 (土)

[4x100mリレー]走るだけがリレーではないぞ

今朝出かけるまでネットの調子が最悪でほとんどまともに情報が取れなかったもので、もうすっかりネタには出遅れてしまっていますが、野球があかんやろなと思っていたらホンマに米国3A代表チームにコロッと負けたり、シンクロは世界の流れに置いていかれつつあるのがはっきりしたようだったりしてしまい、着々と日本の「取れそうな種目」が消えていく感じがしている今日この頃、時にはこういうのもあっていいでしょう的なこともあったりするわけで。



要は米国英国ナイジェリアあたりの強国が次々とバトンミスで予選落ちして、日本にタナボタのチャンスが回ってきた訳ではありますが、それでもリレー種目はバトンパスがキモであるのは周知の話。タイソン・ゲイに個人で勝てる日本人が1人もいなくても、彼がバトンをミスすれば、それで上にいけるのがリレーであります。やることをきちんとやり、そして個人の力プラスアルファが出せたからこそのこの結果。素直に喜びたいものです。


それにしても、カリビアンの皆さんはすごいわけですが。

さて、五輪もほぼ終わりという状況になってきましたが、次期ロンドンの組織委員会の会見が北京で行われていた際に、おそらく中国人の記者が「北京五輪は歴史上もっとも成功した五輪になったが、お前らはどないやねん(後半は適当)」などとお抜かしになったというのを小耳に挟んだのでありますが、ほんと、どこまで行ってもこういう人たちですね。五輪明けに何がくるのやら。