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2008年6月28日 (土)

[天下茶屋のジビエ]山女庵

T7zcy7zp 自分で狩りをして、その鳥獣(それから魚)を肉として処理し、また自ら調理して供する店、そんな店って山間部の村にひっそりあるようなイメージがあるのですが、それが大阪は西成区、まさに町中にあります。

山女庵の場所は、地下鉄・南海の天下茶屋駅から徒歩3分、地下鉄の岸里駅からも徒歩5分ほど。26号線の脇、西成消防署の裏手にあります。

91qo39nc 何しろのれんに書かれているのが、

「天然鳥獣山菜魚料理」

です。中に入ると板張り座敷に囲炉裏風のテーブルが2つ。20人ほど入ると満員になるぐらいのスペースです。料理の性格上、1週間前程度の予約は必須です。


さて席に着くとまず突出しにアマゴなどが出されていて、そして「食前酒」がスッポンの血の焼酎割り。見た目と違い、味はほとんど焼酎。臭みなし。


Odfj5xvj 料理は季節ごとに決まったコース。夏場は天然のスッポンがメインのようで、続いて出てくるのもスッポンの肝と心臓。肝はごま油と塩で仕上げてあってスッキリした美味。心臓は筋肉感のあるコリコリの歯触りが印象的です。

敷いてある大葉までおいしくいただけます。

B8bdlysz ヨコワのお造りがドカーンと出たあと、出てきましたのが鹿肉のボイル。見た目にもワイルドですが、ほとんど塩味の肉は意外なほどに素直な口当たりです。

さて、ここは1人9500円の飲み放題です。食事は順々に出てきますが、飲み物はというと最初には瓶ビールを出してくれますが、あとはそこら辺に置いてあるお酒や焼酎や泡盛やワイン(結構無造作に「玉の光純吟」とか「朝日」とかを適当に開けて呑んでOKです。グラスも置いてありますし、氷や水は頼めば出してくれます。

Pqp_utcc さて、この時点で既に結構なボリューム感があり、「これは最後のスッポン鍋まで食いきれるんか?」という気もしてきたのですが、そんなこととは関係なしに揚げ物です。写真には出ていませんが子鮎の天ぷらと、万願寺トウガラシなどの野菜天ぷら。どれもすごく美味しいんだけど量がかなり多いぞ。

そう、ここは量的には明らかに男性仕様。それもかなり食べる人向けに量設定されている(狩りで腹の減った人向け?)ようです。女性グループだと相当厳しいでしょう。

Hvlhmlrt 今回は男女混成、私ともう一人の男性は結構食べる方でしたが、それでも限界がありましたから。

そうこうしているうちに食事は佳境に入って、天然ウナギの登場です。これも釣ってきたウナギですから偽装云々は関係なし。肉厚で皮はしっかりと香ばしく、肝もきれいな味です。私も天然のウナギは長いこと食べてなかったですが、これぞまさしく、と思える美味しさです。

Ibxfztid そしていよいよスッポン鍋。ウナギでもうほとんどお腹いっぱいなんですけど、これが出てきたらまた食べられる、というのが不思議なものです。たっぷりとダシが出たところで、締めにはスッポン雑炊。お米から炊いていくのは、その方がたっぷりしみ出したダシを米がしっかり吸ってくれるからですね。

この店、本当に「なんでこんな店がおおさかしないの町の真ん中にあるんや?」と不思議になるほどの店です。その点お洒落な部分は全くありませんから、そういう方面の用途には向きません。しかし一度ここで食べて呑んだら、9500円という値段が全く高いものではないとことがわかります。


季節ごとに味わいたいと思います。





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