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2008年6月

2008年6月30日 (月)

[富田林]どこにもいる奴ではなかった

どこの役所でも、保健福祉の窓口には、普通の手続き等の用事で来る人の他に、文句を言うのを目的でやって来るいわゆるクレーマーと称される人がある程度の割合でいるもののようで、中には何でそんなことで、という感じで激高して、「役所の玄関にトラックで突っ込んだろか」なんてセリフを吐くおっさんもおったりするようなんですが、ホンマに突っ込んでくる人はそんなにはいませんて。


大阪・富田林市役所に車突っ込む 職員ら2人負傷、「福祉に不満」男逮捕(msn産経)

(元ニュースはこちら)

(記事引用)
30日午前9時10分ごろ、大阪府富田林市常盤町の同市役所正面玄関のガラス扉に乗用車が突っ込んだ。乗用車の後部座席にはLPガスボンベやポリタンクなどが大量に積まれており、運転していた男が市職員らにペットボトルを投げつけたり、ライターを取り出すなどしたため、市の契約職員(61)が取り押さえ、駆けつけた富田林署員が男を威力業務妨害と建造物損壊で現行犯逮捕した。

 引火や爆発はなかったが、男を取り押さえるのを手伝った市職員(35)がガラスの破片でひざを切るなど2人が軽傷を負った。

 調べでは、男は同市西板持町の府営住宅に住む無職、井川道雄容疑者(61)。井川容疑者は「障害のある内妻への対応が悪く、死ぬつもりで突っ込んだ」などと話していたという。(中略)

 車内には、LPガスボンベ3本のほか、灯油とみられる液体が入った10リットルのポリタンク3個、カセットコンロのボンベに液体の入った1リットルのペットボトルを粘着テープ張りつけたもの5セットが積まれていた。(以下略)

(引用終わり)


取り押さえたのがなんで61歳契約職員(と思ってみたら警察OBの人らしい)やねん、とか細かいことはまあ置いとくとして、


この被疑者、やはり市役所では有名な人だったようで、度々役所に押し掛けて延々と、ということがあったようです。これを無碍にさらっと受け流すことができれば良いのは良いのですが、明後日の方向から碌でもないクレームその2もやって来ますので。役所としてはこういうトラブルは何の得にもならないんですが、よほどのことがない限り敢えてきつく排除しないのが行政サービスと考えられていたのか、余計にこういう相手を増長させることもしばしばです。上手く対応している所もないことはないんですけど。


もう一つ前の段階で警察対応を含めてがちっとできなかったのかなあ、経緯を辿れば、難しかったんでしょうね。






2008年6月29日 (日)

[青島]おおこれぞまさしく「緑の五輪」だ(追記あり)

続けたいわけではないんですが中国ネタ。


大気汚染などもそうですが、中国の環境汚染は、日本が経験したのと同じものを何倍速かで早回しして、ググーンとスケールアップした格好で進められていると良く言われます。海岸近くの赤潮やアオサの大繁茂なんかも、かつて日本で頻繁に聞かれた話ですね。





恐らく、これも今急に始まった異変ではなくて、生活排水、産業排水などによる急速な富栄養化と、沿岸地域の開発による環境変化が相俟って発生したものだと思われますが、その海域ごとに微妙なメカニズムはあるはずなので、即効性のある根治策はそう簡単には見当たらないのではないかとも思われます。


こんな環境でも現地でトレーニングをやってる豪州チームも大概なもんやと思いますが、何しろ高温多湿なこれからの時期、1日で緑藻の絨毯がドバッと広がるということも考えられます。こればっかりは、中国様のお家芸、「超人海戦術」で海を人で埋め尽くして回収するしかないんでしょうが、本当に間に合うんかいな。


長期的には、日本の環境技術と汚染対策を「売ってもらう」しかないでしょうけど。



(7/3夜追記)
さて、セーリング会場の「その後」でありますが、


中国、北京五輪のセーリング会場で必死の「藻」除去作業(AFPBB News)

(元ニュースはこちら)

(記事引用)
北京五輪を来月に控え、セーリング会場となる山東(Shandong)省青島(Qingdao)では、作業員1万人が投入され大量発生した藻類の除去作業が急ピッチで進められている。

 環境に配慮した大会「緑の五輪」を掲げる北京五輪開催にあたって、環境汚染の一環である藻が大量発生していては中国当局の面目が丸つぶれだが、青島市当局によると、今や青島沿岸のセーリングコースの3割以上を黄緑色の藻が覆い尽くしている状態だという(中略)

 目下、青島では「藻の撤去作業」が最優先事項だ。これに伴い、藻を積載したトラックの通行を妨げないよう、市外に通じる2つの高速道路が通行止めとなった。(以下略)

(引用終わり)


というわけで、やはり彼らの得意技(というかそれしかやりとうがなさそうだが)の人海戦術によって、藻の除去に全力で取り組んでおられるようです。


しかし、日本の気象が7月に入ってようやく夏っぽくなってきたのと同様に、青島あたりもこれからが藻の繁殖には絶好の条件なのではないかと思われます。今日きれいにしても、2、3日後にはまたドバァーッと、ということになりはしませんかね。


別に日本が代わってあげてもいいんですけど。素直じゃないんだからもう。



(7/5夜さらに追記)
でどのぐらい状況は進展したのかと思ったら、やっぱりこの気候は藻の繁殖に最適だったようで。


北京五輪セーリング会場、藻の除去作業続く(AFPBB News)

(元ニュースはこちら)

(記事引用)
藻類の大量発生が問題となっている中国・山東(Shandong)省青島(Qingdao)の北京五輪セーリングコースでは、5日も兵士や地元ボランティア1万人が参加して藻の除去作業が懸命に続けられた。

 藻の大量発生は、北京五輪組織委員会(Beijing Organizing Committee for the 2008 Olympic Games、BOCOG)も予期しなかった問題で、国際社会に醜態をさらす結果となっている。(以下略)

(引用終わり)


セーリングと言えば日本選手にも有力な種目のある競技で、現地での練習にも入っているのではと思っていましたが、この状況では、コースのやりくりをしてもちょっと競技にならないのでは。少なくとも相当見栄えに問題が出そうです。


しかし中国様の動員力を相当に活用した人海戦術によっても、沿岸を埋め尽くす藻の状況がほとんど変わっていないように見えるのは、さすがに自然の猛威と環境変化の重大さ。何より面子第一の中国様が果たして次に何をやらかしてくるのか、さらに興味が出てきてしまいました。





http://krimshow.blog56.fc2.com/blog-entry-918.html

[貴州省暴動]五輪はできても国が保つか?

中国は辺境に行くほど、沿岸部との経済格差の上に民族問題がのしかかり、その格差と差別感が広がるほどに、一つの事件が大火を招くことになり得ます。今回もまさしく、そういう事象ではないかと。





貴州省は中国の南部内陸の高原地帯にあって、中国の省の中でも規模の小さい部類に入ります。総人口4千万人弱、事件のあった甕安県という所は40万人余りという小さな自治体です。貴州省自体、漢民族の比率が6割前後ということですが、問題の地域は苗族などの少数民族が多くを占める地域だと言われています。


今回の暴動の直接のきっかけとなった少女がどういう民族的出自を有しているかは、私が見た日本語ソースには載っていませんでしたが、中国的にマイノリティに属する部分に当たる、あるいはそういう集団に刺激を与えるだけの背景、または態様を有する事件であったということでしょう。何もないところにこれだけの火の手は上がりません。


中国様としては、これまではこんな暴動は「ないもの」としていれば良かったのですが、ネット系でどうしても広がってしまうもの。そうすれば、ネットの口には戸は立てられませんから、カーペットの下を煙が回るように熱がこもったまま各地に争いが広がる恐れが強い。


となると、「ここで暴動がありました。共産党政権はこれに荷担する犯罪者をいちいち手段を選ばず抑え込みます」とアピールし続けなければいけないわけです。五輪がどうだとかいうことは気にしていられないし、そういうことで左右される処置ではない。中国が現状であるためにはやむを得ないわけで。


しかし、いつまで続けられるのでしょうか。この形を。


(6/30夜追記)
この暴動で1人が死亡したほか、車両の炎上などの映像が出回っているようです。

そして、中国様は結局情報もみ消しとか、そういう方向に行っちゃうわけで、しかしそれで誤魔化せるものでもないと思うんですが。






http://blog.goo.ne.jp/susan8181/e/7bccd8487a0b0c6eb9f2a2a4c8ec9e05
http://tetorayade.exblog.jp/8921629
http://hon-5.blog.ocn.ne.jp/honshitsu/2008/06/post_4532.html
http://krimshow.blog56.fc2.com/blog-entry-912.html
http://blog.livedoor.jp/yswebsite/archives/52063310.html

2008年6月28日 (土)

[懲戒免職]こういうのを横領という

ちょっと前に鯨肉を横領だ何だとかで自ら墓穴を掘った団体なんてのがありましたが、こんどは豚肉牛肉の売上金の横領。こういうのが典型的な横領事件なんですけど、やってる人がやってる人だけに無茶苦茶です。


高校職員懲戒免:生徒が育てた豚牛売上金横領容疑 福岡(毎日jp)

(元ニュースはこちら)

(記事引用)
福岡県教委は27日、生徒が育てた豚や牛、野菜などの売上金約550万円を横領したとして県立嘉穂総合高校(高山謙一校長)=同県桂川町=の事務職員、野見山裕基主事(30)を懲戒免職処分とした。農場の担当教諭から預かった現金を県の口座に納めず、オートレースの賭けに費やしたという。(中略)

同主事は農場の出納を担当しており、預かった現金をそのまま着服したり、いったん納めた学校の口座から無断で引き出すなどしていた。

(引用終わり)


うーむ、事務職員信用なりませんか。


この高校は、周辺の3校が統合されて最近発足した高校で、地球環境システム科という学科で、農・畜産物の生産・販売を実習として行っているようです(実習棟って結構広いんじゃないですか)。


で、飼育した家畜も適宜市場に出して、食品の流通に至るまでの学習をする、ということなんですが、その売上金は県立高校なので当然県に入るはずであるところ、オートレースで違うところに行っちゃったわけですね(結局被疑者の父親が弁済したそうですが)。


しかし、農場を持っている学校では、こういう収入もそれなりに馬鹿にならないぐらいあるもんなんですね。





[天下茶屋のジビエ]山女庵

T7zcy7zp 自分で狩りをして、その鳥獣(それから魚)を肉として処理し、また自ら調理して供する店、そんな店って山間部の村にひっそりあるようなイメージがあるのですが、それが大阪は西成区、まさに町中にあります。

山女庵の場所は、地下鉄・南海の天下茶屋駅から徒歩3分、地下鉄の岸里駅からも徒歩5分ほど。26号線の脇、西成消防署の裏手にあります。

91qo39nc 何しろのれんに書かれているのが、

「天然鳥獣山菜魚料理」

です。中に入ると板張り座敷に囲炉裏風のテーブルが2つ。20人ほど入ると満員になるぐらいのスペースです。料理の性格上、1週間前程度の予約は必須です。


さて席に着くとまず突出しにアマゴなどが出されていて、そして「食前酒」がスッポンの血の焼酎割り。見た目と違い、味はほとんど焼酎。臭みなし。


Odfj5xvj 料理は季節ごとに決まったコース。夏場は天然のスッポンがメインのようで、続いて出てくるのもスッポンの肝と心臓。肝はごま油と塩で仕上げてあってスッキリした美味。心臓は筋肉感のあるコリコリの歯触りが印象的です。

敷いてある大葉までおいしくいただけます。

B8bdlysz ヨコワのお造りがドカーンと出たあと、出てきましたのが鹿肉のボイル。見た目にもワイルドですが、ほとんど塩味の肉は意外なほどに素直な口当たりです。

さて、ここは1人9500円の飲み放題です。食事は順々に出てきますが、飲み物はというと最初には瓶ビールを出してくれますが、あとはそこら辺に置いてあるお酒や焼酎や泡盛やワイン(結構無造作に「玉の光純吟」とか「朝日」とかを適当に開けて呑んでOKです。グラスも置いてありますし、氷や水は頼めば出してくれます。

Pqp_utcc さて、この時点で既に結構なボリューム感があり、「これは最後のスッポン鍋まで食いきれるんか?」という気もしてきたのですが、そんなこととは関係なしに揚げ物です。写真には出ていませんが子鮎の天ぷらと、万願寺トウガラシなどの野菜天ぷら。どれもすごく美味しいんだけど量がかなり多いぞ。

そう、ここは量的には明らかに男性仕様。それもかなり食べる人向けに量設定されている(狩りで腹の減った人向け?)ようです。女性グループだと相当厳しいでしょう。

Hvlhmlrt 今回は男女混成、私ともう一人の男性は結構食べる方でしたが、それでも限界がありましたから。

そうこうしているうちに食事は佳境に入って、天然ウナギの登場です。これも釣ってきたウナギですから偽装云々は関係なし。肉厚で皮はしっかりと香ばしく、肝もきれいな味です。私も天然のウナギは長いこと食べてなかったですが、これぞまさしく、と思える美味しさです。

Ibxfztid そしていよいよスッポン鍋。ウナギでもうほとんどお腹いっぱいなんですけど、これが出てきたらまた食べられる、というのが不思議なものです。たっぷりとダシが出たところで、締めにはスッポン雑炊。お米から炊いていくのは、その方がたっぷりしみ出したダシを米がしっかり吸ってくれるからですね。

この店、本当に「なんでこんな店がおおさかしないの町の真ん中にあるんや?」と不思議になるほどの店です。その点お洒落な部分は全くありませんから、そういう方面の用途には向きません。しかし一度ここで食べて呑んだら、9500円という値段が全く高いものではないとことがわかります。


季節ごとに味わいたいと思います。





[アジア最終予選]どのみち楽な戦いではない

ちょっとバタバタしていて出遅れましたが、アジア最終予選の組み合わせが出ました。


グループ1:オーストラリア、日本、バーレーン、ウズベキスタン、カタール
グループ2:韓国、イラン、サウジアラビア、北朝鮮、UAE



FIFA.comの記事におけるグループ1についての扱いはこんな感じです。


(記事引用)
A familiar rivalry resumes in both groups, with four pairs of opponents locking horns in re-matches, having played against each other in the previous qualifying stage. Group 1 top seeds Australia, who twice defeated Qatar in the last round, will be hoping to continue their hold over the Gulf side when they re-meet on Matchday 3 on 15 October.

Japan will open up with an away match on 6 September against Bahrain, who emerged 1-0 winners at Manama when the sides met in the third stage. While the Socceroos and the Boys in Blue are hotly tipped to dominate this group, Uzbekistan have proved they are more than capable of mounting a serious challenge, and both Bahrain and Qatar are expected to raise their game against the group's so-called big boys.

(引用終わり)

やはり認識的には、豪州と日本が両本命、ウズベキスタンがそれに続き、バーレーンとカタールが、特に「2強」をどの程度苦しめられるか、という所であるようですし、一般的なコメントもそのような受け止め方であるように見えます。少なくともグループ2のメンバーと比べれば幾分はマシな組み合わせ、というのは言えているでしょう。


しかしこれがまた来年までの長丁場。しかも日本にとっては鬼門となってしまっているバーレーンとのアウェイ戦がスタート、ということで、ここで躓くと相当辛い戦いを強いられることになりそうです。ただバーレーン、カタールと中東の相手とのアウェイ戦が前半で終わるのは多少有利かも知れません。


争いがもつれて最終戦次第、なんてことになるとその最後はアウェイでの豪州戦となりますからかなりしんどい。となると、その前のホームのカタール戦の時点で2位以内を確保しておくのが必須に近いということになります。もちろん全ての試合に勝つというのは無理でしょうし、想定外の試合結果というのはいくらでも出てくるでしょうが、


・緒戦に勝つ
・カタールとの2試合で最低勝ち点4を取る
・豪州戦をスプリット以上に持ち込む


というところを押さえれば3位以下にはならないでしょうね。しかしそこでイヤな感じなのがウズベキスタン。シャツキフも好調なようだし、実はホームでの第2戦が一つのヤマなのかも知れません。


とか何とか言っても、予想外の負けや引き分けはあるわけで(豪州も3次予選でイラクに負けるなど、特に中東でのアウェイ戦には不安があるはず)、楽な戦いなどないと言わざるを得ないでしょう。


一方のグループ2は相当混戦になりそうです。どこかが飛び出すということが考えにくい状況ですが、韓国−北朝鮮が3次予選のようにスコアレスドローでロックインしてしまうようだと、中東勢の1つまたは2つに微妙な勝ち点差で抜けられそうな気がします。ともかくここは本当に微妙。7戦目までトップでも最終戦でこける、ということも十分あり得ます。


では現時点での勝手で無責任な予測。
グループ1:1豪州 2日本 3バーレーン 4ウズベキスタン 5カタール
グループ2:1サウジ 2イラン 3韓国 4北朝鮮 5UAE
5位決定戦 バーレーン


てなことになってしまう可能性が... あるか?





http://blog.goo.ne.jp/datian17town/e/236f77764f96da307a7f2075c65d0b7f
http://blog.goo.ne.jp/sand670/e/5a27cca362d897869b816038e5f8eb34
http://blog.goo.ne.jp/ms1229jp/e/0b076a60a1072bdcd1fda334948d6baa
http://krimshow.blog56.fc2.com/blog-entry-910.html
http://blog.livedoor.jp/fantasisitaksk10/archives/51610373.html
http://blog.goo.ne.jp/thunder_2008/e/7eed4fe1289ca7a924e641fe817c06ba
http://blog.livedoor.jp/bellmare_2005/archives/51095443.html
http://blog.livedoor.jp/fu__livedoor/archives/51271270.html

[火星]アスパラガスがよく育つ?

NASAというと、つい「中村サツマイモ店か?」と言いたくなってしまうのでありますが、まあそれはそれとして





先日は、その土の中に氷が存在していた(でもちょっと置いていたら蒸発した)というニュースもありましたが、だからといってそこでアスパラを育てよう、とかいう話ではないんですね。


何だかんだ言ってそこに大地がある以上、その土の組成がどえらく違うということはないでしょうが、火星の大気は大半が二酸化炭素で酸素はほとんどないようですから、アスパラをそのまま持っていってもちょっとしんどいですね。


誰かに「火星の土」を持って帰ってもらって、それで育ててみますか...って、なかなか簡単ではないですか。





2008年6月27日 (金)

[架空請求]拘置所から「金送れ」

拘置所に収容されている者から発信される信書には検閲を加えることもできるはずですが、1通2通程度なら特に問題にされることもないのでしょう。拘置所から債権回収してはいけないというわけではないですからね。


拘置所内から架空請求 拘置先に「金郵送を」 詐欺未遂容疑で男逮捕 熊本県警(西日本新聞)

(元ニュースはこちら)

(記事引用)
拘置所から郵便書留を送って架空請求詐欺を企てたとして、熊本県警捜査二課などは25日、詐欺未遂の疑いで、福岡拘置所小倉拘置支所(北九州市小倉北区)に拘置中の無職松下寛容疑者(36)を逮捕した。

 調べでは、松下容疑者は5月30日ごろ、同県水俣市の会社役員男性(68)の自宅に「貸金請求通告書」と記した郵便書留を拘置支所内から郵送。男性の死亡した妻に借金があると偽り「相続権がある貴殿は支払う義務がある」として、返済金名目で百数十万円をだまし取ろうとした疑い。男性が不審に思い県警に相談。調べたところ、差出人の住所が拘置支所だったという。

 松下容疑者と男性は面識はなく、県警は新聞の訃報(ふほう)欄などで、男性の妻を探し出した可能性もあるとみている。書留では拘置支所の住所の同容疑者あてに現金を郵送するよう指示していたという。(以下略)

(引用終わり)


脅迫等に当たるような内容であれば発信を差し止められるようですが、やはり普通に債権回収をもくろんだように見える文書であれば、特に問題なく出せた、ということなんでしょう。


これが実際に被害が出たあとであれば、また現場の管理が堂だという話になるんでしょうが、発信を止めなかったこと自体が法に触れるとまでは言えないわけですから、追及するのも少々無理がありそうです。


まあしかしこの被疑者、捕まっておいてこういうことをさらにやってるわけですから、全然懲りていませんね。こういうのはそう簡単に出られないようにしてもらいたいところですが、詐欺も未遂ですし...





2008年6月26日 (木)

[地デジ]B-CASってどこにある?

半分冗談半分本気ですが、私が地デジ導入する気がないのは、どうせ現在のスケジュールで実現する(2011年7月にアナログが停波する)はずがないと思っていることと、この謎の会社に金を貢ぐぐらいならテレビが見られなくなってもどうってことないと思っているからでありまして。


地デジの利便性を損ない、普及を妨げる原因となっている謎の私企業「B-CAS社」に行ってきました(Gigazine)

(元ニュースはこちら)

(記事引用)
2011年7月24日までに現在のアナログ放送は完全終了してしまい、地上デジタルに移行せざるを得なくなるわけですが、一体何のメリットがあるのかというと「画質が良くなるだけ」というのが現状です。地デジはすべて暗号化されており、地デジ専用のチューナーでないと受信できません。そのため、現在販売されている地デジチューナーにはすべて「B-CASカード」という謎のカードが同梱されており、B-CASカードを挿入していないと地デジは見ることができない仕組みになっています。

これが地デジの普及を妨げる原因となっています。なぜかというと、B-CASによる暗号化解除の仕組みを搭載するためムダにチューナーの価格が押し上げられて高くなり、加えて無料放送なのに暗号化されることでコピー制限され、アナログ放送と同様の利便性が皆無になっているためです。はっきり言うと百害あって一利なし、地デジが普及しない諸問題の根源と言ってもほぼ差し支えないものになっており、一般の消費者にとってあまりにも邪魔な存在なので、総務相の諮問機関でもついに地デジ普及を妨げるB-CASを見直すことを明確に発表する事態となりました。

そして、このB-CASカードの発行や管理を行っているのが株式会社ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズ、略してB-CAS社です。これまで長い間、会社の公式サイトに住所を掲載せず、つい最近になってあらゆる方面からその不透明な体質が批判されて、ようやく登記上の本店所在地のみ公開を行ったわけですが、本当にその住所にあるのでしょうか?ちょっとのぞきに行ってきました。(以下略)

(引用終わり)


詳しくはリンク先を読んでいただければと思いますが、その存在すら実質的に伏せられていたこの得体の知れない会社。


本来無料であるはずの地デジ放送を、その直前までケーブルが物理的に回っていて、またそれ以前まで共聴アンテナを通じて十分に試聴できていた地域であったとしても、このB-CASの存在故にいろいろなことがややこしくなってしまっているわけで、例えば生活保護世帯にチューナを「ばらまく」などいうことなどもうとんでもない話だということなんですが。


あのカードの存在意義が理解できないのが、テレビを買い換えない有力理由の一つであったりするんですけど。やはりこういうのを見ていると、もっと引っ張りたくなりますね。実際、現状のアナログ放送で何があかんの?というのが正直なところですし、いっそのことテレビ自体やめるという良い機会を与えてもらっているのかも知れません。






2008年6月25日 (水)

[グッドウィル]で、どこへ行く日雇い派遣

どこもかしこも、おっさんたちは気軽に廃止廃止と言ってますが、それで生活してる人はどうするつもりなんや。


グッドウィル廃業、日雇い派遣規制強化へ(msn産経)

(元ニュースはこちら)

(記事引用)
日雇い派遣大手のグッドウィルが廃業を決めたことで、日雇い派遣の規制強化の動きが強まりそうだ。日雇い派遣は、1日単位の派遣契約で、仕事がある度にメールなどで呼び出されて働く雇用形態。雇用が不安定なうえ、安全教育などが不十分で労災事故が起きるなど社会問題になっている。

 建設・港湾など禁止業種への派遣、派遣先からさらに別の事業所に派遣される二重派遣と違法行為も日雇い派遣で相次いだ。大手のフルキャストが昨年8月、グッドウィルは今年1月に事業停止命令も受けた。

 日雇い派遣をめぐっては、民主党など野党は原則禁止を主張。与党も公明党が原則禁止を表明し、自民党と調整している。「7月上旬には与党案が出る」(厚生労働省)見通しだ。政府・与党は、8月下旬に招集される臨時国会中に日雇い派遣の原則禁止を盛り込んだ労働者派遣法の改正案の提出を目指す。(以下略)

(引用終わり)


グッドウィルを生かすべしと言っているわけではありません(あそこの典型はモバイトドットコムで、いやその確かに、あのCM、特に森下悠里ヴァージョンは非常にわかりやすくてその状況が真実なら良いわけですが、それとはほど遠い実態があったから問題なのでありまして)が、しかしこの労働形態を実際に必要としている人が小さくない単位で実際にいるわけで、かつそれに代わる雇用形態がそういう人達への機会として直ちに与えられることなどあり得ない状況下で、単純に日雇い派遣という形態を禁止するだけで何の解決になるのかな、というふうに思うわけです。


この国は特に、中央の役所が何か動けば動くほどろくなことにならないのでありますが、そんなところでグッドウィルが無駄なあだ花になるのでは多くの人が路頭に迷って何も報われないと言うことになるのではないでしょうか。


これぞ官製大失業時代、ということになるのでは?






http://blog.goo.ne.jp/hhh1010/e/a3e749bda6af8dceab085a75d2f8fe15