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2008年5月

2008年5月31日 (土)

やっとお天気に

Ia49wer5 という訳で、本日は「たま駅長」と再会を果たすことができましたが、携帯で写真を撮るのをうっかり忘れたので、とりあえずこちらでごまかしておきます。

貴志駅はなかなか賑わっておりました。詳しくは明日以降に。




お知らせ

いつもご来訪いただきありがとうございます。

本日と明日は、「たま駅長に会いに行く」その他の用件で不在となります。

(いつもやってませんが)コメント対応、TB対応は早くても日曜日の夕方まではできません。

携帯エントリはひょっとするとやるかもしれません。また「たまネタ」でお会いいたしましょう。


[天袋の住人]よう1年もわからんかったなあ

一人暮らしなのに、何故か冷蔵庫の食べ物がちょっとずつ減っていく。誰もいないはずなのに... これは原因がわかるまでは相当怖いですよ。





AFPのニュースには詳しい寝泊まり場所までは記載がありませんが、どうやら押入の天袋に潜んでいたらしいです。客間で一人暮らしの住人は使っていなかったためになかなかわからなかったということのようです。


常時いたわけではないと言うことなんですが、あちこち渡り歩くというのも、家の出入りをチェックされる可能性が高まるので、逆にハイリスクではないかと思うのですが。食料が減ってる、というときにも出入りした形跡が見当たらなかったと言うことですから、ほとんどずっとここに「居住」していたのではないかと思われます。


住人の外出中にゴソゴソといろいろやっていた(台所もしっかり使っていたらしい)というわけですが、よく1年もばれずに隠れおおせたものです。雨露をしのぐためにそこに隠れている訳ですから、いくら同じ部屋にいないとは言え、寝しずまっているときも気配を消していないといけませんよね。転がってバタバタと音を立てるなど論外ですし。


被疑者には余罪の疑いもあるようですから、相当のヴェテランであったということですか。





2008年5月30日 (金)

「ビルマ]チョコレートバーは配ってないって

四川省の地震の前に来ていたビルマのサイクロン。死者の数も四川より多いと言われていたはずですが、報道状況は皆さまご承知の通り。政権が宣伝に使ったり救援を得たりするために自ら制御できるメディアを最大限使っているのと、とにかくよそ者には何もさせないと気張っているのとでこんなに違ってしまっているのですが。





WFPと言えばビスケットでしょう。チョコレートバーってどこから出てきたんでしょうか。


それはともかく、食料援助に入られるのがそんなにイヤなんですね。まあ軍事政権にとって、メディアは押さえているとは言え、世間に外国の援助がドンドコは行って苦しんでいる被災民がそこに集まっている様子というところが広まるのは相当に困ることなんでしょうけど。


しかし、「魚やカエルも」って、そんな被災者が誰でも捕まえられる訳でもないでしょうし、それだけ食べて生きていけっていうのも乱暴な話だし、仮におっても生で囓るわけにもいかないでしょうし。まだ水事情も戻っているわけもないでしょうから。


「で、言うてるお前らは?」と言いたい人にはその発言自体伝わっていないものと思われますが。





2008年5月29日 (木)

[国際宇宙ステーション]これが故障したらまずいでしょう

地上から約400km離れた軌道上にある国際宇宙ステーション。少なくとも2人が常駐し(現在は3人が滞在中らしい)、スペースシャトルなどがやって来たらそのたびに人が増えます。当然酸素や水の補給が第一の問題ですが、これが壊れるのも辛いですよ多分。





トイレそのものはロシア製だそうですが、それはともかく、無重力状態では排泄物がすんなり便器に落ちてくれない(確かにそりゃそうだろう)ので、強制的にファンで落として処理するらしいんですけど、固形物の処理はOKなものの液体が上手く処理できない非常事態なんだそうです。これはピンチ。ちなみに小で回収した水はきっちりリサイクルするらしく、宇宙ステーションも楽じゃないですね。

ともかくさっさと直さないと大変なことになりそうです。宇宙空間に垂れ流しにするわけにもいかないでしょうし。修理成功をお祈りいたしております。





[船場吉兆]遅かれ早かれとは思いましたが

さすがにここまでくると、固定客が離れて営業どころではなくなってしまったということでしょう。


高級料亭「船場吉兆」廃業へ 客足激減、グループ会社の支援もなく(msn産経)

(元ニュースはこちら)

(記事引用)
客が食べ残した料理を使い回していた高級料亭「船場吉兆」(大阪市中央区)が廃業する方針を固めた。28日午後に発表する。女将の湯木佐知子社長(71)が全従業員に伝え、同日中に取引先の金融機関にも説明するという。同店は牛肉産地偽装事件などで経営が悪化し、民事再生手続き中だった。(中略)

 代理人弁護士などによると、同店は営業再開に際し、184人いた従業員を希望退職などで約70人まで減らし、一連の表示偽装で問題となった物品販売も中止。赤字部門を切り捨てたことで毎月の黒字を達成していたが、使い回しの発覚で大型連休明けから客足が途絶えがちとなり、再び経営状態が悪化。吉兆グループ各社や他企業からの支援も取り付けることができず、再建断念を決めたという。(以下略)

(引用終わり)


私も別に行ったこともギフトで利用したこともないわけですが、これだけ高級食品営業を行うにあたってのイロハを無視した状態を続けていた会社がすんなり再生できるとも思えなかったわけで、むしろのれん分けされた他の吉兆もこれ以上傷を広げたくはないでしょうし、風評被害で「焼き鳥吉鳥」まで大丈夫か?などと冗談めかして言われるような有様でしたから、これでさっさと産地偽装の刑事事件も片を付けて幕を引かせたいというのが全般的なコンセンサスなのでは。


この件もマスコミが大きく育てた事件と言えますが、やはりこういう段階にいたってしまうと、却って釈然としないものを感じるもの事実でして、その一部は以前のエントリにも書いたのですが、結局この会社単独の行状とか、役員のキャラとか、そういった単純なところで落ち着けられてしまうのがどうも腑に落ちないわけでして。


食品業界、あまりほじくりすぎると何も食べられなくなる、ということもあるんでしょうか。





http://blog.goo.ne.jp/stardustkid0627/e/b7c23d43d53d049c6dc57ac44cf82521
http://blog.livedoor.jp/di_tanicchy/archives/51638627.html
http://tetorayade.exblog.jp/8672694
http://blog.goo.ne.jp/cobatch/e/563950e0684f529d4cbd736873ea0056

[四川省大地震]愛国御都合主義?

ついこの間まで、「人民の敵」みたいに抗議デモの嵐にさらされていたはずだったんですけど、何ですかこの変わり様は。


カルフール一転称賛の的 中国、義援金の多寡で善意量る(msn産経)

(元ニュースはこちら)

(記事引用)
「カルフールに感謝し、買い物に行こう」。今春、中国各地の反仏不買運動の標的になった仏系スーパー「カルフール」が、四川大地震への義援金を大奮発、一転、称賛を浴びている。中国商務省が外資系企業の支援金リストを公表するなど献金圧力が増す中、カルフールは震災支援を業績回復のチャンスに変えつつある。(中略)

四川大地震が発生した今月12日、カルフールは100万元(1元は15円)をカンパ、14日には200万元を追加し、中国への誠意を表した。

 18日の国営中央テレビの募金番組を機に、内外企業の寄付額公表を求める声が高まり、中国商務省は23日、100万元以上を拠出した外資系企業289社のリストを発表した。

 その時点ではカルフールの300万元は116位タイだったが、同じ23日、大手サイト「新浪ネット」のインタビューで、2000万元の追加寄付を表明、計2300万元(3億4500万円)となり、一躍欧米系トップの13位に浮上した(日系トップは広州ホンダの1203万元)。

 同サイトにはこれに対する投稿が1日で数千本も殺到、大半が同社とフランス人への感謝と賛美だった。(以下略)

(引用終わり)


お金くれる人はいい人ね。いや、そんな単純な話じゃなくて。


いやその、明らかに国家的奉加帳を作って競わせてるわけですね。でまあここで思いっきりできる限りやってしまって、後で儲かりゃそれでOKと割り切ってるのがカルフールらしいところで、何だかんだと理屈っぽく考えているうちに乗り遅れていくのが日本勢ってことか?いやわかっている人はどこの国でもわかってるんですよね。


まさにこれこそ中国的ご都合主義。心に何にもやましいものなどありません。んでもらった金はミャンマーやアフリカや、要はどう使おうと勝手やん、というのがお約束。固いこと言うな中国様に、てなもんで。


そう言えば救援のためなら日本のネコの手、もとい自衛隊の輸送機まで持ってきてくれというあたりは、凄まじい合理主義、とも言えないこともないですが(そう言えば、普段自衛隊なんぞなくしちまえ、などと仰ってる向きの方は、この辺の話にはどう反応されるのでしょうね)。


こうした諸々の事象にわだかまりを感じる人は中国には近づくな、ということでしょうか。



(5/29夜追記)
中国のネット掲示板系では「緊急援助隊と自衛隊は違うやんけ」という声も多いとか。どないでもええから無駄足とかはやめて下さいね。





http://nob-piazza.cocolog-nifty.com/update/2008/05/post_82b4.html

2008年5月28日 (水)

[イヌサフラン]うっかりが死を招く毒草

うっかり食べてしまって死に至る、というのは別にキノコに限ったことではなく、山菜のつもりで食べたら、とか、求婚や育てている植物を誤食して、とかいうことも時折起こっています。以前エントリしたチョウセンアサガオあたりは意識障害ぐらいで命に別状はなかったようですが、こちらはかなり怖いです。


「イヌサフラン」の球根食べ、ペットの犬死ぬ…注意呼びかけ

(元ニュースはこちら)

(記事引用)
国民生活センターは27日、福岡県で今年1月、ユリ科の植物「イヌサフラン」の球根を食べたペットの犬が死亡する事故があったと発表した。

 同センターによると、福岡県の女性から「ペットの犬が庭に植えていた球根を食べて、血を吐いて死亡した。球根の毒が原因のようだが、購入した際にはとくに危険表示などはなかった」という相談が寄せられたという。

 イヌサフランに関しては、新潟県で昨年4月、50歳代の男性が、葉の形が似ている山菜のギョウジャニンニクと間違って食べて死亡する事故があった。(中略)

 同センターでは消費者に注意を呼びかけるとともに、業界団体の日本種苗協会に対して「有毒成分を含む球根や苗を販売する場合は、注意表示を徹底すること」などを要望した。(以下略)

(引用終わり)


いや、ほんとに怖いです。


イヌサフランはこちらのような花を咲かせる植物で、いかにもユリ科という波を広げます。花が先に出てきてその雰囲気は多少サフランに似ているようではありますが、やっぱり明らかに違います。


また、ギョウジャニンニクとの違いは、こちらを参照いただければと思いますが、確かに似ている気はしますね。成分の一つコルヒチンは痛風薬としても利用されているようですが、摂取しすぎて重症になると呼吸困難に陥り最悪死亡する、とされています。


別にイヌサフランに限定したことではなくて、こういう危ない植物、結構身の回りにあるものです。大抵のものは敢えて食べるというものではないですが、それでも十分ご注意を。



(今日聴いていたCD)
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番、パガニーニの主題による変奏曲第2巻、リスト:ハンガリー狂詩曲第12番、ベートーヴェン:ピアノソナタ第9番
バッカウアー(Pf)、スクロヴァチェフスキ指揮 ロンドン響
MERCURY:UCCP3522(1962、63年録音)

Srw9f1cs ジーナ・バッカウアーという人は、それなりに録音がある人なのに多分に忘れ去られようとしている感があります。しかしコルトーやラフマニノフに指示した、ギリシア生まれの名ピアニストは、その力強く恰幅のよい演奏で、今でも聞く人に強い印象を与えてくれます。

私も以前、「展覧会の絵」あたりでスケールの大きい表現を楽しんだことがありましたが、このMERCURY盤は録音もなかなか良く、また若き日のスクロヴァチェフスキの指揮というのもポイントが高いです。

演奏は、ピアノは思ったほど圧倒的ではないものの、しかし十分なエネルギーを感じさせ、この「大きい」協奏曲を最後まできっちりと聴かせます。抒情性にも不足するところはありません。そしてオケがまた反応の良い、スッキリとした好演です。私この曲は第1番と比べると若干毛嫌いするところがあったのですが、こういう締まりの良い演奏なら気持ちよく聴けます。

その他のソロ曲も含めて、現在でも通用する、十分お奨めできるディスクだと思います。





[短大生バラバラ殺人]その時彼は別人格になった?

昨年の正月気分も抜けない頃の事件。これも衝撃的な家庭内殺人事件でした。その後、被告人の精神鑑定の結果では、殺害時は心神耗弱状態にあり、遺体切断時には被告人に「別人格」が現れて心神喪失の状態に至っていた、という判断が示されていたようですが、判決ではこんなことに。


【妹バラバラ判決】元歯科予備校生の武藤勇貴被告に懲役7年(msn産経)

(元ニュースはこちら)

(記事引用)
東京都渋谷区の短大生、武藤亜澄さん=当時(20)=が自宅で殺害、切断された事件で、殺人と死体損壊の罪に問われた次兄の元歯科予備校生、勇貴被告(23)の判決公判が27日、東京地裁で開かれた。秋葉康弘裁判長は殺人については有罪を認め、懲役7年(求刑懲役17年)を言い渡した。損壊については無罪とした。(中略)

 鑑定医の牛島定信・東京女子大教授(精神医学)は「勇貴被告は生来のアスペルガー障害、中学時代に発症した強迫性障害に加え、犯行時には解離性同一性障害(多重人格)を発症していた」と指摘。「被害者の挑発的な態度で人格内部に隠れていた自分でも認識していない部分が爆発して犯行に及んだ」とした。そのうえで「殺害時の責任能力は著しく限られており、遺体損壊時には解離性同一性障害を引き起こしていて責任能力はなかった」と結論づけた。(以下略)

(引用終わり)


例によって、msn産経にはこちらのページから、判決時の概要が掲載されています。ここでは、「アスペルガー障害を基盤に、激しい攻撃性を秘めながらそれを徹底的に意識しないという特有の人格傾向」を前提にして、怒り狂ったような態様の殺害行為に対して、遺体を左右対称に解体していた意図や作業過程については、殺害行為とは別の人格を仮定しないと説明が付かない、という鑑定の内容を採用しています。死体損壊時の記憶が全くないとされているのもその点を裏付けているということのようで、結果として「格状態に支配されて自己の行為を制御する能力を欠き、心神喪失であった可能性を否定できない」との判断に至っています。一方殺害時点では、「被告がその時々の状況に応じて自己の行動を制御する能力を全体としてかなりよく維持していた」と認めています。結論としては、被告人の人格障害傾向を量刑において斟酌して、予想外に軽い印象を与える判決となりました。両親が我が子とは言え極端に息子への寛刑を望んでいたという事情もあり、実際のところはもう少し複雑な判断を要したのでしょう。


しかし、精神鑑定が絡んだ裁判は、難しいですね。裁判員裁判になって、どこまで冷静な判断が下されるものでしょうか。


当然ながら精神鑑定に至った事件では、責任能力についてはケースバイケースとしか言い様がないわけですが、ここではやはり、ほんの1ヶ月ほど前にあった歌織被告人の事件との対比がどうしても出てきてしまうのではないでしょうか。あちらの事件では精神鑑定は心神喪失を認めていたのですが判決では責任能力を否定するには及ばないとしていました。ここでは殺害行為時には完全な責任能力を認めるが、遺体損壊時には解離性同一性障害で心神喪失状態にあった、というのですから、これも精神鑑定結果とは必ずしも一致しない判決で、余計にわかりにくい印象を受けます。


1年後、一般人の苦悩する姿が目に浮かぶ人も多いのでは。





2008年5月26日 (月)

[長崎市長銃撃事件]民主主義を撃った罪

選挙戦の真っ最中に起こった衝撃的な事件でした。求刑は死刑でしたが、殺害したのは1人、犯行自体は認めている被告人に対して判決がどう言うものか関心がありましたが...


長崎市長射殺に死刑 「民主主義揺るがす」 計画性、殺意を認定 長崎地裁判決(西日本新聞)

(元ニュースはこちら)

(記事引用)
昨年4月、長崎市長選の最中に現職市長だった伊藤一長氏=当時(61)=を射殺したとして、殺人や公選法違反(選挙の自由妨害)などの罪に問われた暴力団幹部城尾哲弥被告(60)に対し、長崎地裁(松尾嘉倫(よしみち)裁判長)は26日、求刑通り死刑判決を言い渡した。(中略)松尾裁判長は「行政対象暴力の中でも類例のない、極めて悪質なもの」と指弾。「被害者が1人ということを考慮しても、極刑を科すことはやむをえない」と死刑適用の理由を述べた。(中略)

 判決理由で松尾裁判長は「暴力によって選挙の自由を妨害し、民主主義を根底から揺るがす犯行で到底許し難い。社会へ与えた衝撃は重大」と語った。(中略)

 被告人質問で城尾被告が「私にとって永遠のテーマ」と明確にしなかった動機については「組の中で浮いた存在となり、経済的にも弱体化する中で、自らの不当な要求を受け入れようとしなかった長崎市に憤まんを抱き、市長である伊藤氏を逆恨みした」と指摘。「4選を阻止することで恨みを晴らし、暴力団幹部としての力を誇示しようと考えたと推認できる」と検察側主張に沿う判断を示した。(以下略)

(引用終わり)


一人の人間を射殺したということよりも、個人の不満という動機でなされた犯行とは言え、選挙に対する「究極の妨害」である、公道上での候補者の射殺という行為が、民主政治に対する重大な挑戦であり、社会に対して、民主主義に銃口を向けたという意味での重大な衝撃をもたらしたということ、それは通常の殺人以上に厳しい刑をもって望むべき犯罪であると見た判決です。個人的にはそれでいいのかなと、ちょっと微妙な気がしますが、心情的にはわからないではありません。


弁護人は直ちに控訴の手続きをとったそうですが、被告人は控訴しないとの意思を示しているとも伝えられています。自ら控訴を取り下げる、という可能性もないとは言えません。上級審の判決を見たいという気はしますが。






http://ncc1701.jugem.jp/?eid=2328
http://blog.goo.ne.jp/hiroharikun/e/00f28875a0255592b2200f6e60100c0f