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2007年9月

2007年9月30日 (日)

[松下電池]こ、工場ごと燃えた...?

松下電池といえば、大枝公園の南側にあって、横に下水道のポンプ場があるあそこじゃないですか...てまたえらいローカルな話ですが。


松下電池工業で火災、電池の性能確認作業中…大阪(YOMIURI ONLINE)

(元ニュースはこちら)

(記事引用)
30日午後0時20分ごろ大阪府守口市の松下電池工業の3階作業場付近から出火した火災は、約7時間半後にほぼ消し止められた。3階作業場の約1525平方メートルが焼けた。けが人はなかったが、工場周辺は長時間にわたって黒煙に包まれ、周辺の住宅街には異臭が立ちこめた。(中略)同工場では昨年5月にも同じ作業場でぼやが2回あったという。

(中略)現場は携帯電話やノートパソコン用のリチウムイオン電池の生産施設で、3階作業場には電池の充放電の工程があるという。(中略)作業場には「電解液」として使われるエチレン系の粘液があり、いったん燃えると消火しにくいこの液体に引火したため、消火に手間取ったという。(以下略)

(引用終わり)


リチウムイオン電池と言えば、ソニーや三洋で、電池そのものも発火事故や破裂事故、そしてリコール騒動が相次いで起こっていたのは私も以前に何度かエントリしましたし、皆さまもご承知の通りですが、しかし工場ごと燃えるとは...


電池の充放電によるチェックをする工程で電解液に何らかの原因で火がついたということのようですが、要はこの電解液の部分にこの電池の重要な弱点があるわけで、ショートして発火する可能性がある程度はある製品というものに使われる電池としてそれで良いのか、という疑問は当然に出てくる、その疑問を象徴するような火災事故ということにならないでしょうか。


何だかんだ言って、多くの人の仕事や日常生活に不可欠な製品なわけですし、実際にこれを打っている私のPCにだって接続されているわけですが、こんな状況でホンマにええんか?という当然の不安に、メーカーとしてどのように応えてもらえるんでしょうかね。





[リーファ]キャパを越えてます

今日は本来なら小学校の運動会だったんですが、大阪市内は昨夜から雨。早朝、一旦止んで、保護者席の場所取りに並んではいたのですが、どうやらピンポイントの予報でこの先雨やで、とでもでていたのか、7時過ぎに中止となってしまいました。その後本格的に雨となったので、学校側も幾分ホッとしたことでしょう。


さてその雨もようやく上がった夕方、これまでの「夏はいつまで続くんや」状態からようやく季節並みになったので、ちょっくら外を歩いてみましたら、


旧称ダイヤモンドシティリーファ、現在はイオンモール鶴見リーファ(でも看板系は変わってない)へ向かう車がもうえらいことに。

9etztss1 まあ土日の夕方に混むことは良くあって、内環北向きから、または阪奈の東西方向からかなり車が並ぶことは珍しくないんですが、入口に「満」車サインが出てることはそんなにないですね。


で、ややこしいのは、メインの鶴見通はもちろん、裏道の生活道路まで車がびっしりで、しかも詰まっている交差点に突っ込んでいく車が多いもんだから余計にワチャワチャです。


確かに夕暮れ時に渋滞で待たされるのは気分の良いものではないでしょうが、信号のタイミング一つぐらいでえらく変わるもんではないですから、無理な進入は避けて下さいね。ついでに一方通行逆送だけは勘弁していただきたいなと(これはホントに怖い)。






[ビルマ]早く何事もなかったようにしてよね。

中国様って、こう言うところで素直に本音を出しちゃいますね。


ミャンマー情勢、双方の自制必要と中国外相(YOMIURI ONLINE)

(元ニュースはこちら)

(記事引用)
高村外相は29日午前(日本時間同日深夜)、ニューヨーク市内のホテルで中国の楊潔チ(ヨウ・ケツチ)外相と会談し、反政府デモで揺れるミャンマー情勢について、「中国はミャンマーに影響力がある。事態解決に向け、行使してほしい」と要請した。

 楊外相は「(軍事政権と民主化勢力の)双方が自制して事態の打開が進むことが望ましい」と述べ、民主化を求めるデモ参加者側も自制が必要だとの認識を示した。(以下略)

(引用終わり)


何気なく読み流してしまいそうになりますが、要するに、


もうさっさと沈静化して、何事もなかったかのように軍事政権の安定統治ね(「民主化勢力」が自制しないんなら「無理やりでも」自制させてやりなさい)。そうしないとオリンピックで肝心なときに文句も出てくるし、それにうちの投資もややこしいことになるでしょ。


ということでありましょう。現状は、まともに行くと中国にとって分が悪い環境なのは明らかです。しかし中国にとっては、尊大さを失わない危機回避による戦略の続行が求められているわけで、そこはきちんと突いてあげないといけないんですが、まあ日本の外交にそんなこと期待する方が間違いですね。


日本も欧米各国も、既にこの国に対しては主要な経済制裁を撃っていますから、さらに有効な追加制裁と言っても決定打がないのが実情だと思われます。そうなると矛先が支援国に向かう可能性が高いということもあり、この件についての中国がちょっとナーヴァスになりつつあるということではないかと思われます。





(今日聴いていたCD)
ヴィラ・ロボス:ブラジル風バッハ第1〜9番、Momoprecoce、ギター協奏曲
ヘンドリックス(S)、オルティス(P)、オソリオ(P)、ロメロ(G)、ベル(Fg)、フォックス(Ce)、ハンセン(Fl)、バティス指揮 ロイヤルフィル、アシュケナージ指揮 ニューフィルハーモニア管、ロペス・コボス指揮 ロンドンフィル
EMI:5008432 (1976〜86年録音)


何度も再発されていたはずですが、私にとっては全曲では未聴の録音です。メキシコ系爆演指揮者として一部に激烈なファンを抱えるバティスがEMIで録音したブラジル風バッハ全曲は、以前から名盤と言われていながら、全曲ではしばらく廃盤となっていた様子。モノラルの自演盤の他はなかなか全曲での録音が出ないこの作品、3枚2000円以下で手に入るのは朗報と言えるでしょう。あの「第5番」の哀愁だけがヴィラ・ロボスではありません。是非多くの人に聴いていただきたい3枚組です。


演奏は意外に手堅い印象を受けるものですが、リズムの饗宴となる第4番の後半とか、結構マイナーな扱いを受けている第3番、第7、8番あたりが、オケのまずまず確かなサポートもあって聴き応えのある演奏ではないでしょうか。これも前から有名なヘンドリックスの歌う「第5番」は、きれいなんだが私にはちょっと合わないな、という印象です。


余白に入っているMomoprecoceとギター協奏曲は、どちらもソリストがいい雰囲気を出している好演です。前者のOrtizという人は、デッカにピアノ協奏曲全集を録音しているので一部の人には有名ですが、ここでのソロもディープな作品を結構さらりとやってのけている印象があります。




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[ひき逃げ]人は上から降ってくるかも知れない

歩行者は下を歩いているとは限りません。いつビルの屋上から飛び降りてくるかも知れませんし、陸橋から落ちてこないとも限りません。何故かはわからないが人なんか通らないはずの路上に人が倒れていることもあるかも知れません。しかしそれを常に注意しろと言われても、ちょっと難しい。


はねた3台特定 中学生姉妹ひき逃げ 大阪・四條畷(asahi.com)

(元ニュースはこちら)

(記事引用)
大阪府四條畷市の国道163号で、陸橋から転落し、車にはねられた同市内の市立中学3年(15)と同1年(13)の姉妹が死傷した事故で、大阪府警は29日、2人をはねたあと現場を立ち去った車両はトラック1台と乗用車2台の計3台と特定した。府警は3台の運転手から当時の状況について事情を聴き、容疑が固まり次第、自動車運転過失傷害の疑いで書類送検する方針。

 四條畷署などによると、姉妹は29日午前0時すぎ、高さ約13メートルの陸橋から転落。その後、国道を走ってきた3台に相次いではねられた。目撃証言などから、最初にはねたのは奈良県内のナンバーのトラックと断定。次いで奈良、大阪両府県内の乗用車が1台ずつはねたという。現場は人気のない山間部のため、同署は、運転手が「姉妹をはねた」とどの程度認識したか慎重に捜査している。救護せずに逃走したことが明らかになれば、道路交通法違反(ひき逃げ)容疑も適用する。

 司法解剖の結果、姉の死因は失血死。路面で強打した打撲の跡とはねられた複数の痕跡があったが、直接の原因は転落でできた骨折に伴う出血とみられる。このため立件容疑には自動車運転過失致死は適用しない見通しという。(以下略)

(引用終わり)


163号線清滝峠付近の新道の方ですね。この近くにうちのお墓もある広い霊園があるので、旧道側は通ることがありますが、少し離れたところに住宅地はあるものの、この辺りまできてしかも深夜ということですし、新道を通る車はほとんど歩行者の通行を想定していませんから、「人がいることを認識して」轢いた、ということは想定しにくいでしょう。周辺はかなり暗い状況ですし、動物もそこそこいる環境ですから、「何か踏んだ」とかいう感覚はあったでしょうが、後でニュースを見て「あれって人やったんか?」と愕然とした人もいるかも知れません。


救護義務違反の方で捜査は進められることになりますが、実際に起訴、処罰に至るかというと、多少酷な気もします。自分が運転していて、と想像するとかなりきついです。


それにしても、親にどんな叱られ方をしたのかはわかりませんが、飛び降りたらしい姉妹、本当に死ぬ気だったのか、それともそこまではいかない軽い衝動だったのか、いずれにしても失うものが大きすぎる行動です。一命を取り留めた妹のこれからは辛いのでは。





2007年9月29日 (土)

堂島ロール

平日の夕方など、堂島は渡辺橋たもとの交番脇からえらい行列ができていることがあります。行列の先はパティスリー モン シュシュというお店。いや店の名前よりも、


堂島ロール


という商品名の方が良く知られているかも知れません。


もともとは堂島ホテルの中にあるお店だったのですが、現在は独立店舗として、「行列のできる店」になっています。今や関東進出もしてますから、ご存じの方は多いでしょうね。

Iyzrvy1r そこにあるのは前からわかっていたけれど、並んでまでは、ということで今まで買ったことがなかったのですが、携帯サイトから予約が可能になっているのを知り、本日予約して買ってみました。


サイズの割にはずっしり重い、これが1050円。


とにかく生クリームたっぷりの商品なので、要冷蔵、賞味期限は当日中。予約した場合は指定の焼き上がり時刻から2時間以内に取りに行く必要があります。

Fmf8c95v 箱を開ければロールの両サイドに保冷剤が入っていて(だから持ち帰り時にはあまり揺らさないように)、それをどけると、あの断面が見えてきます。


これは生クリームのロールケーキか、ケーキ生地で包んだクリームか、微妙なほどであります。


で、そのクリーム、確かに「生」クリームで、バターの風味も入っていますがとにかく牛乳の香りが凄く強い。その辺りは多少好みが分かれる可能性はありますが、他にはあまりない味というのは間違いないでしょう。


うん、確かにすごい。これで1050円はお得でしょうね。






[MLB]松坂15勝目、ポストシーズンにつながる快投(追記あり)

日本とは違って何が何でも9月にレギュラーシーズンを終わらせるMLBは各チーム残り3試合。ALはプレイオフ進出の4チームは決まってあとは順番だけ。NLはもうほとんど何が何だかわからない状態ですが、今日でようやくちょっとはほぐれてきそうな感じ。


AL EASTはBOSがマジック2.松坂のレギュラーシーズン最後の登板が地区優勝決定の勝利となるのか。相手はMIN。


今日の松坂のピッチングには、「良い時を思い出した」ような安定感がありました。8回、119球を投げて四球2個というところにも表れていますが、きちんと思ったところにコントロールできていて、特に6回までは、見ていて非常に球の納まりが良いという印象を受けました。7回にMonreauの1発(これは失投と思われる)とついてない2塁打などで2失点しましたが、大崩れはしそうにないピッチングだったと言えるでしょう。


これで節目の15勝目。チームにとっても、ポストシーズンに期待のもてる勝利だったのではないでしょうか。


一方、まさかここまで優勝争いを引っ張るとは思っていなかったNYYですが、こちらはえらいワイルドな試合になってしまいました。Riveraが9回裏にPaytonから走者一掃の三塁打を喰らい、10回裏はMoraがまさかの2死からのバント。同じように2者敬遠で満塁のチャンスを得ながらMolina、Giambiと倒れた攻撃と対照的な結果で、BOSが12年ぶりの地区優勝決定です。


まあ最大14ゲーム差があったわけですから、よくここまで追い上げたとは言えるでしょうし、プレイオフでの勢いがどうか、というのは何とも言えません。


また、リーグの勝率順は未確定ですが、プレイオフの対戦はどうやらBOS−LAA、CLE−NYYとなったようですから、NYYにとっては決して悪くはないのではないでしょうか。




一方のNLですが、CHCがようやく地区優勝一番乗りを果たしました。ここも終盤までごちゃごちゃとした優勝争いでしたが、最後にMILが沈んでいった形です。


沈むと言えば、NYMがここに至って「お前ら阪神か」という5連敗。何とPHIに首位の座を譲ってしまいました。NYMは今日負けた地区最下位のFLAとあと2試合、PHIは地区4位のWASとあと2試合。まだ何が起こるかわかりませんが、NYMは自力ではワイルドカードに残れないだけに、相当厳しい状況に追い込まれています。


西では今日COLに勝ったARIがプレイオフ進出を決め、逆にCOLはプレイオフまで首の皮一枚。2ゲーム上にいるSDはあと1つ勝てば、ワイルドカードでは残れます。



(9/30AM追記)
NLは最終戦までわからなくなりました。

EASTはNYM勝ち、PHI負けで同率に。最終戦後に地区優勝決定戦の可能性がありますが、一方WESTではこの2チームよりも1ゲーム上にSD、そして同率にCOL(これを書いている現在試合中ですが、まあ勝つでしょう)と、まだワイルドカードの可能性を残した両チームが残っています。

最終戦の結果次第では、EASTが同率、しかもワイルドカードも全部同率、なんて可能性まで出てきたのですが。となるとどうなるんでしょうか(地区優勝を決めてからワイルドカード決定戦?)。




http://blogs.dion.ne.jp/kibitantan/archives/6258801.html
http://bostonredsox.blog56.fc2.com/blog-entry-1443.html
http://blog.livedoor.jp/fresh_ananas/archives/51163209.html
http://blog.livedoor.jp/yuill/archives/50691361.html
http://blog.livedoor.jp/hamachiky/archives/50316764.html
http://777utopian.blog75.fc2.com/blog-entry-363.html

2007年9月28日 (金)

[NOVA]来るものが来たか、出るものが出ない

以前、こちらのエントリで解約トラブルや誇大広告その他の問題によって一部業務停止命令が出された件を取り上げたのですが、さらに同種被害を巡る問題が続いているようです。


NOVA受講料返還求め、元受講生が集団提訴…京都(YOMIURI ONLINE)

(元ニュースはこちら)

(記事引用)
英会話学校「NOVA」(大阪市)の受講を中途解約した京都市などの4人が、授業を受けるために購入したポイントについて、「買い増しすれば今持っているポイントの有効期限を繰り越せる」と勧められ、追加購入したのに、解約時に清算しなかったのは不当として、繰り越しポイントの未受講分の計約245万円の返還を求める訴えを26日、京都地裁に起こした。別の元受講生10人も、解約金計約410万円の返還を求めて同地裁に提訴した。(中略)

 4人は、ポイントを追加購入すると、既存のポイントの有効期限も繰り越せると勧められ、2005年1月〜06年9月、1ポイント当たり2000円前後で、それぞれ150ポイントを購入。しかし、06年8月以降に解約を申し出た際、NOVAは繰り越しポイントを清算対象としなかった。

 原告側は「特定商取引法によれば、繰り越しポイントの未受講分の相当額は返還されるのが当然」と主張している。(以下略)

(引用終わり)


NOVAの大きな問題として、本社にこうした契約上の問題について集中して取り扱う部署が作られておらず、契約トラブルは各教室で対応、しかしその対応方法が特段統一されていないということで、余計にトラブルを招く、ということになっているらしいので、ちょっとどうしようもない状況な訳です。そりゃ訴訟の連続というパターンにもなります。


さて、業務停止等の影響で顧客の信用が低下し、さらにこうした訴訟対応を余儀なくされ、返金の引当てもちゃんとできてるんか?という状況の中、まず問題が起こるのは、やはりこういう所でしょう。


NOVA講師、給料支給遅れを労基署に申告・是正勧告求める(NIKKEI NET)

(元ニュースはこちら)

(記事引用)
英会話教室最大手のNOVAの外国人講師2人が27日、給料の遅配があり労働基準法違反にあたるとして、大阪中央労働基準監督署に是正勧告を求める申告書を提出した。申告したのは、外国人労働者らでつくる労働組合「ゼネラルユニオン」に所属する大阪市の外国人講師ら。

 申告書などによると、遅配は東京と大阪を除く地域を中心に発生。日本人従業員に対しては7月から、外国人講師は9月から最大で2週間程度支給が遅れているという。同労組は社員5000人前後に計15億円程度の遅配が生じているとみている。(以下略)

(引用終わり)


講師は全員外国人ということですが、昔からオーストラリアなどから来ている人が多いといわれています。必ずしもお金に余裕のある人ばかりではないでしょうから、こうした給与遅配は生活を直撃となりますね。


さて、当座の賃金が支払えないということになると、いよいよNOVAの経営そのものに重大な問題が、ということでしょうか。






[ビルマ]デモ隊への発砲、それにあの国のこと(追記あり)

いよいよ、情勢は後戻りが非常に困難な所へと向かっているようです。


ミャンマー治安当局、デモ隊に発砲・邦人1人の死亡情報(NIKKEI NET)

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(記事引用)
僧侶・市民らによる大規模な反政府デモが続くミャンマーの旧首都ヤンゴンで27日午後、軍事政権の治安当局がデモ隊に向け発砲、少なくとも5人の市民が負傷、日本人1人が死亡したもようだ。治安当局は民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさん率いる国民民主連盟(NLD)幹部2人も拘束。国際社会が軍事政権に自制と話し合いによる解決を求める中、軍事政権は弾圧の強化に打って出た。

 在ヤンゴン日本大使館によると、同日午後にミャンマー外務省から「日本人1人が死亡した」との連絡が入り、同大使館も日本人であることを確認。外務省はAPF通信社記者の長井健司さん(50)とみて確認を急いでいる。(以下略)

(引用終わり)



反政府デモ 長期化の可能性 軍政、さらに強硬姿勢も(産経新聞)

(元ニュースはこちら)

(記事引用)
ミャンマー軍政は27日、複数の僧院を急襲し、大量の僧侶を拘束するなど、反政府デモを主導する僧侶に対する弾圧姿勢を鮮明にした。軍政側は地下に僧侶の大規模なネットワークがあるとみており、組織の徹底的な解体に踏み出したものとみられる。軍政側は今後もデモの封じ込めにさらなる強硬手段で臨む可能性が高く、事態は予断を許さない。一方、市民や僧侶側も解決に向けた戦略をどう描いているのか不透明で、事態の収拾は長引くとの見方も出ている。

 1988年に発生した民主化デモでは約3000人が犠牲になったとされるが、軍の制圧が功を奏したのは、学生側が十分、組織化されておらず、運動全体を率いる指導者がいなかったことが失敗の原因とされた。今回、デモを主導する僧侶もいずれも30歳ぐらいまでの若者で、連帯感は強いものの、どれほど組織化が進んでいるかは不明だ。

 ただ、ミャンマーの専門家は「これだけの数の僧侶が全国で一斉にデモを行うのは、地下にかなりの規模の組織があることを示している」と指摘しており、軍政側も事態を極めて深刻に受け止めているもようだ。(中略)

 外交筋によれば、僧侶のデモが本格化した直後、ミャンマーの外務省幹部が北朝鮮訪問後に立ち寄った北京で「強圧的に制圧しないよう」クギを刺され、「政府内でも一気に押さえ込むか、妥協の姿勢を示すか見解は分かれていた」(同)といわれる。

 ただ、それまでデモを静観していた軍政側がにわかに態度を硬化させたことは、軍政指導部で「デモを徹底弾圧する」ことで一致、いっさい妥協はしないとの了解がなされたともいえる。(以下略)

(引用終わり)


日本人の死者は、ジャーナリストの長井さんであると確認されたようです。


ビルマの現軍事政権はあの1988年のクーデター以降20年近くにわたり、民主化勢力の動向を抑えつつ、国営事業による天然資源の開発で国力の向上を図ることで、国民の不満を爆発させないようにしてきたところがあるわけですが、今回は燃料の価格が突然2〜5倍に引き上げられたことに抗議する市民の動きを、国民の尊敬を集める僧侶の層(ただし、あの動きを見ていると、特定の組織としての活動があるものと見られます。決して個々の僧侶の行動の集合体ということではないようです)と、市民とが合体して、人口3〜400万人ほどの都市で10万人単位のデモにまで成長したということですから、政権としても放置して置くわけにはいかない状況に至ったものと考えられます。


しかし、どのような形であれ、アジア有数の仏教国で僧侶をこれだけ大量に拘束して、事態があっさり収まるとは思えないのですが。かならず反発を強める結果となり、状況が泥沼化する恐れがあります。となると国として回って行かなくなるのでは?と思うんですけど。


この状況が宗教弾圧、人権侵害として欧米社会からの注視を浴び始めています。ただもともと多くの国がクーデター以降の人権侵害状況を捉えて経済制裁等の対応をとっているので、かえってここから強い措置をとるのが難しいという問題もあります。日本も軍事政権を承認して以降、多額のODA供与を行ってきていましたが、現在は原則停止という状況です(欧米とはやはり温度差はあるようですが)。


そこで出てくるのが中国です。


中国にとっては、雲南省から西に国境を接し、インド洋へとつながる重要な国、さらに天然ガスの権益確保のため、パイプライン敷設の援助を行う等、関わりは少なからぬものがあり、当然軍事政権への直接の支援が渡っているという状況。


しかし、この状況で、軍事政権側に明らかに付く形となると、それこそダルフールの続編となりますから。



五輪やら何やら控えてますから、いくら何でもありの国でも表向きは抑制方向に向かわざるを得ないでしょう。



もの凄く微妙なバランスを保ってきた軍事政権の国、これからの動向次第で、影響は単純なものではなくなってきそうです。




(9/28夜〜9/29追記)
その後の情報では、市民の集団に入り込んで撮影していた長井氏を狙って銃撃がなされたようです。ビデオ映像からすると、治安部隊と対峙するデモ市民の中で撮影していた長井氏を完全に狙って至近距離から銃撃しているようです。それも撃たれてしばらく反応のある様子の長井氏を放置して舞台がそのまま前進しているのも明らかです。特にジャーナリストへの凶行は、欧米のメディアにも火をつけますから、どうも軍の側が下手をうち続けているように思われます。


それにしても、この銃は中国から?それとも日本のお金で?


今こそ、日本に取るべき方策があるのでは。と言いつつ動きなしなんでしょうけどね、どうせ。遺憾の意を表されてその先、有効な手もそんなにないということもあるのですが。






http://www.nobuyoshitaka.com/archives/51078171.html
http://momocat.seesaa.net/article/57845967.html
http://blog.goo.ne.jp/kintaro-chance/e/93b38a0f96dad1eac6270cc122f322f5
http://blog.goo.ne.jp/yasuoendo/e/ec281405bca0d1293ef0686b6f613867
http://blog.goo.ne.jp/sugata346/e/86e30c6c38fcbdeb54ce16dc3809bda4

2007年9月27日 (木)

[ペッパーランチ強姦事件]裁判官により2割増

どうも見出しから店の名前が消えていますが、この名称は忘れる方が難しいでしょう。大阪では夜中に女性が独りで歩けるという時代ではなくなったのか、と思わされたこの事件、判決までは結構早かったような気もしますね。


「求刑軽すぎる」 ステーキ店強姦事件で求刑上回る判決(asahi.com)

(元ニュースはこちら)

(記事引用)
大阪・ミナミのステーキ店「ペッパーランチ心斎橋店」で5月、女性客が拉致、強姦(ごうかん)された事件で、強盗強姦と逮捕監禁の罪に問われた元店長北山大輔被告(25)と、元店員三宅正信被告(25)の判決が26日、大阪地裁であった。杉田宗久裁判長は、北山被告について「店長の立場を悪用した前代未聞の事件で、社会に大きな衝撃を与えた。求刑は軽すぎる」と述べ、検察側の求刑を2年上回る懲役12年を言い渡した。三宅被告については求刑通り懲役10年とした。

 杉田裁判長は北山被告への量刑理由で、過去の同種事件に比べても犯行は悪質▽刑法改正(04年)で集団強姦罪が新設されるなど、複数による強姦行為は違法性が高い――などと指摘。「被害女性は偶然訪れた飲食店で想像もしない犯行に巻き込まれ、その苦痛や恐怖、屈辱感などは計り知れない」と述べた。(以下略)

(引用終わり)


この裁判長は過去にも求刑越えの判決を出しているケースがあったようですが、犯行の悪質性、計画性を考えれば、そんなもんで済むのか?という思いを持つ人も多いでしょう(強盗強姦罪であれば法定刑は無期または7年以上の懲役)。


恐らく立件されているのがこのケースだけである等事情を考慮しての求刑がなされていたのだとは思いますが、私も、本来危険を予測していない場所で、しかも店員に襲われるという事件の悪質さからして、そもそもの求刑がより重くて良かったのではないか、と考えます。



刑罰によって被害者が慰藉されるというものではないですが。





http://blog.goo.ne.jp/boyaki851/e/93a75ca47f5a36adbb5523f28219241f
http://shadow99.blog116.fc2.com/blog-entry-122.html
http://blog.goo.ne.jp/kitano-maso/e/e7be97758167e5f9555a39169359c1a5

2007年9月26日 (水)

[札幌]どうせなら、みんなで食べたら?

水族館で特に回遊魚とかエビカニ系の水槽とかを見ていると、「お、これ美味そう」とか、「ちょっとここの生け簀からアジ1尾」とか、食べる方の想像してしまう人って私だけではないと思うんですよね。


Zpwxyy1k 「おいしそう」でも「かわいそう」 札幌の水族館 料理と魚展示(北海道新聞)

(元ニュースはこちら)

(記事引用)
札幌市厚別区のサンピアザ水族館でウツボなど十五種の魚と、その魚を使った各地の郷土料理を展示した「地元でしか食べない魚たち」展が開かれている。

 展示されているのはムツゴロウやハリセンボンなど。例えば、ハリセンボンは本州中部以南で捕れるが、食べるのは沖縄に限られ、みそなどで味付けした「アバサー汁」の見本が水槽の横に並んでいる。(以下略)

(引用終わり)



企画としては非常に良いと思いますが、非常に残念なのは、実際に食べることができないことでしょう。


「かわいそう」で終わってしまうのではどうもなあ、と思うわけで。


実際に味わって、へー、こんな魚もこんな風に食べるんだ、と認識してもらうことで、職に関する偏見も解消することができ地域的な食文化に対して思いを新たにすることもできるというものです。


中には結構高級なのもいたのかも知れないですが、有料でもいいからやって欲しかったなあ。