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2006年2月

2006年2月28日 (火)

[特定商取引法]名前も怪しげです

「特定商取引法」という法律があります。

主に、訪問販売や、電話勧誘による販売の方法を規制したり、いわゆるマルチ商法による一般の損害を防止したりするのを目的にした法律で、悪徳商法から消費者を保護する目的の規定が置かれています。

で、訪問販売や電話勧誘などでは、まず業者として名を名乗り、勧誘する目的が何なのかを明らかにしなさい、とか、契約の前に必ずその内容を明記した書面を交付しなさいとか、販売する内容に関して不実なことを述べてはいけませんとか、結構細かい規制が設けられていて、違反があった場合には、所管官庁である経済産業省から処分が下されます(刑事罰もある)。

で、処分が下された状況は、定期的に公表されているわけでして、

最新のデータは、こちら(pdf)をご覧下さい。

いやはや、いかにもありがちな、怪しげな名前の業者がぞろぞろ出てきます。

ざーっと見ただけでも、

日本総合研究所こと○○○○とか、
株式会社アリックスとか、
日本電気工学協会とか、
日本保健機構とか、
日本電気工業会とか、
電気事業連合協会とか、
日本排水管保安協会とか、

「いかにも」っていう感じの名前の業者が出てきます。

特に、いわゆる資格系の業者とか、美術品などの値打ちもの系の業者は、それらしく見える資料を添えて、せっせと勧誘活動をしてきます。

基本的に、頼みもしないのに資料を送りつけてくる所、特にまずは5万円以上かかるような所にはまず要注意、と言うことだと思うんですがね。

怪しそうな気がしたら、まずは身近な信用できる人に相談しましょう。



(今日聴いていたCD)
Erich Kleiber: Johann Strauss Waltzes & Overtures 1931-1933
エーリッヒ・クライバー指揮 ベルリンフィル
TELDEC 4509-95513-2
先頃亡くなったカルロスの父、エーリッヒによるシュトラウスです。戦前のドイツの録音と言えばテレフンケン。曲によりますが、概ね当時としては良好な録音が揃っています。
エーリッヒは、ナチの台頭を恐れ、1935年にカルロスを含む家族とともに南米へ脱出しています(彼はテアトロ・コロンの名を高めた重要な人物と言えるでしょう)ので、この録音は戦前のベルリン時代末期を飾る貴重な演奏ですね。
彼はもともとはウィーン生まれで、当時の主な活躍の場はベルリンの歌劇場でしたが、やはりこういった曲を振ると、いい雰囲気を引き出してきます。「皇帝円舞曲」あたりは、特徴のよく出た演奏ではないでしょうか。
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2006年2月27日 (月)

[真似しちゃ]酔っぱらいがバレる位ならひき逃げじゃー[ダメだよ]

ニュースにはありましたが、詳しくは、ボツネタ経由で知ったネタです。

最近,ひき逃げが急増していて,
それは,酒を飲んで運転していた場合,
ひき逃げをしないより,ひき逃げをした方が刑が軽いからです。
ひき逃げ→翌日出頭の場合
酒を飲んで運転していたことの証拠がないから危険運転致傷罪に問えない。
業務上過失致傷 懲役は5年以下
救護義務違反 懲役は5年以下
(併合しても,7年6月)
ひき逃げせずの場合
すぐに本人のアルコール濃度を調べてそれを証拠化した上で,
危険運転致傷罪 15年以下の懲役
このことを,最近のドライバーの皆さんは大変に良く知っていて,
それで,ひき逃げをするのです。


また、こういう話は、広まるところにはすぐに広まるものなのでしょう。

で、先日、ひき逃げして翌日出頭してきた男を危険運転致傷の容疑で大阪府警が逮捕し、その後起訴までされたわけですが、
これ、本人が危険運転について否認したら、どうなるんでしょうね。
一緒に呑んでいた人とか、店の関係者の証言がちゃんと取れて、どうにかこうにか、と言うところでしょうか。一人で酒をかっくらってやってしまった事故なら、かなり厳しいのでは。

でも、この量刑の理不尽さ、改善するのはまた難しそうです。
ひき逃げ犯を利するような量刑は何とかしなければいけないが、業過致傷(致死)の最高刑を上げるのにも、刑罰のバランス上限度があるような気がします(昭和の時代に一度上げているはず、と思って見てみたら、昭和43年だった)。最高刑をぐんと上げてしまうと、飲酒ではない交通事故死傷がどんどん実刑になってしまう、ということになりますし(ただしそれが抑止力になる、という見方もできます)。
道交法上の救護義務違反についても同様。
かといって危険運転致傷(致死)の量刑を下げるなんてこともできないし(立法的に単純に言えば双方の量刑を歩み寄らせるのがベストなんでしょうが)。
とはいえ、ひき逃げ翌日出頭の場合に、危険運転の立証ハードルを下げてやるなんてこともできないでしょうし。

とりあえずは、取り締まりのマンパワーを飲酒検問に重点配置して事故予防を図る、ぐらいのことになるんでしょうか。

しかし、ともかく、昔からの名文句、
飲んだら乗るな、乗るなら飲むな
に尽きますね。

[親知らずPartII]抜糸完了

とりあえず、抜くことが出来なかった右下の親知らず、
切開部の抜糸まで完了しました。

カルテに大きく、「抜歯不能」なんて書かれてしまいましたが、そのくせ左を抜いたときよりもどかーんと腫れたりしまして、結構大変だったりしましたが、

結局、

また2キロ痩せました。

左下と合わせて5キロ減となりました。
よくよく考えてみますと、5年ぶりぐらいの安値です。

1週間の断酒と、ウォーキングその他が効いてきたようです。
ベルトの穴も確実にひとつ締まりました。

これでとりあえず、一連の歯医者通いも一段落しそうです。

ちょっとまとめてダイエットした格好になっているので、あとは、2ヶ月に1キロぐらいのペースで減量、ぐらいでぼちぼち行きたいと思います。



(今日聴いているCD)
マーラー:交響曲第9番、シューベルト:交響曲第8(7)番「未完成」
ジュリーニ指揮 シカゴso.
DG:463609−2 (1977,78年録音)

「マーラー聴きたい」シリーズが続いております。
この録音は、私がガキの頃から有名なものです。ミッドプライスになって以来ぼちぼち買おうかな、と思っていたのですが、このタイミングでようやく入手しました。
とにかくテンポが遅いのでよく知られていますが、遅いテンポでとにかく旋律を歌わせ、対旋律もくっきりと浮かび上がらせ、精密に聴かせてくれます(この時代に、この曲のこれだけ情報量の多い演奏があったというのは驚きだったと思います)。しかし音楽のパワーも失っていないのは、シカゴ響の力でしょう(EMI時代の録音をまとめた4枚組も最近購入しましたが、ブルックナーの9番ほか、すごく丹念に音を鳴らした好演揃いです)。
私の知っているどのマラ9とも相当違う種類の演奏。決して嫌いではないんですが、全部聴くと、結構疲れます。

「未完成」...あんまり印象に残りません。
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2006年2月26日 (日)

[たかが]亀田大毅デビュー戦

どうでもいいんですけど、たまたまテレビつけていたら映っていたので。

でも、

6回戦1試合やるのになんで1時間番組なんですか?

それから、TBSのアナウンサー、

「目を離さずにはいられない」って、どういうことですか!?

みんなチャンネル変えてまうで〜。

なお、この試合、こんだけ引っ張って録画ですから。

らいよんチャンネルに挟み込むぐらいでちょうどでしたね。

しかし、この大層な演出、何がバックについてるんでしょうね。

[ドキュメント]Horowitz in Moscow

Dxf7li08 今回は、前から気になっていてようやく入手したDVDです。

内容は、CDとしても出ていた、巨匠の86年モスクワでのライブ演奏(曲目は追加されています)、それにインタビュー等をまじえたもの。

このとき、ホロヴィッツ81歳。その3年前に、超高額チケットの日本公演で「ひび割れた骨董品」と評されたことはピアノ好きでない人にもよく知られているところでした。しかしここでの演奏は、当然に年齢による技術的衰えはあるものの、それを遙かに上回る芸術的興奮があります。このライブの直後、彼は再来日を果たし、巨匠晩年の輝きを存分に聴かせ、汚名を返上したのでした。その3年後に、ホロヴィッツは亡くなります。

このライブは、若い頃から西側(もはや死語?)で活躍してきたホロヴィッツが、61年ぶりに故郷に帰って行った演奏会。まだモスクワがソ連の首都だった頃で、映像にも、まだそういう雰囲気が感じられます。

巨匠の里帰りを異様なほどの興奮度で迎えるモスクワの人々、モスクワ音楽院大ホールの、熱気とも緊張感とも、中途半端な言葉では表現しきれない空気、ここに戻れたこと自体がうれしくて仕方ないといったホロヴィッツの表情、演奏が進むに連れて高まる聴衆の一体感(拍手だけでも感動がある!)、そして、アンコール1曲目の「トロイメライ」に涙する人々、自らも感極まりつつある巨匠の横顔...

単なる音楽DVDとしてではなく、1986年のモスクワ、そこに立つホロヴィッツ、そしてそれを迎える人々、それら全てを凝縮したドキュメントとして見るべきものなのかも知れません。カメラワークもその辺をかなり意識しているように思います。音質は「ほどほど」なので、一層そんな印象が強くなるのかも知れません。

個人的には、ホロヴィッツと言えばスカルラッティ、という勝手なイメージがあるのですが、モーツァルトのソナタやラフマニノフの前奏曲の流れの自然さ、スクリャービンやショパンの英雄ポロネーズでの年齢を感じさせない迫力、この時期は、彼の晩年でも、体力、気力が非常に充実していた時期だったのでしょう。

そしてアンコールへ...




(参照DVD)
"Horowitz in Moscow"
(1986年4月20日 モスクワ音楽院大ホールでのライブ)
1. ソナタ ロ短調K.87(D.スカルラッティ)*
2. ソナタ ホ長調K.380(D.スカルラッティ)
3. ソナタ ホ長調K.135(D.スカルラッティ)*
4. ピアノ・ソナタ第10番ハ長調K.330(モーツァルト)
5. 前奏曲ト長調op.32-5(ラフマニノフ)
6. 前奏曲嬰ト短調op.32-12(ラフマニノフ)
7. 練習曲嬰ハ短調op.2-1(スクリャービン)
8. 練習曲嬰ニ短調op.8-12(スクリャービン)
9. 即興曲変ロ長調op.142-3 (シューベルト)*
10. ヴァルス・カプリス第6番 ウィーンの夜会(シューベルト/リスト編)
11. 巡礼の年第2年「イタリア」ペトラルカのソネット第104番(リスト)
12. マズルカ嬰ハ短調op.30-4(ショパン)
13. マズルカへ短調op.7-3(ショパン)
14. ロネーズ 変イ長調 op.53《英雄》(ショパン)*
15. 「子供の情景」トロイメライ(シューマン)
16. 花火op.36-6(モシュコフスキ)
17. W.R.のポルカ(ラフマニノフ)
ホロヴィッツ(ピアノ)
SONY Classical SVD64545

[予告?]時々マーラーが聴きたくなる

何ヶ月かに1回程度の周期で、マーラーを聴きたくなるのです。

それも、「大地の歌」以降。

というと3曲しかないですが。

私がここでつらつら書いている作曲家と比べて、マーラーはメジャーすぎますし、「大地の歌」「第9番」「第10番」とも、いろいろな所で様々に言及されている作品ですので、こんなブログのエントリには書くのもおこがましい気がするのですが、

一方、そのうち、ちょっと細かいことをうだうだと書いてみたい気もしています。


さて、「大地の歌」の古典的名演と言えば、マーラーの弟子でもあったブルーノ・ワルター指揮のもの。
ステレオ時代に至るまで、出回っている録音で6、7種類あるでしょうか。

その中でも、私が最近非常に好んで聴くのが、一番古い'36年のVPOライブ盤です。

オケの、戦後の録音には聴かれないと思われる香り高い雰囲気(特に木管の音がいちいち心に沁みる)、そしてトルボルイの絶唱。非常に抑制の利いた歌声ですが、それ故余計に、マーラーが採った歌詞、そして「告別」へ向けての想いが切々と伝わってきます。

Uah3g_ba この時代にこのレヴェルの録音がライブでなされているというのも素晴らしいですが、時代を映した演奏の味わい深さも特筆ものです。ワルター/VPOのマーラーというと、'38年の「第9番」の方が有名ですが(これはこれで単なるライブ録音以上の意味を持つものと言えるでしょう)、この「大地の歌」、そして併録の「私はこの世に忘れられ」も、同様に記念碑的演奏と言えます。


Wkgkgwqs この演奏だけで何種類か覆刻ディスクがありますが、手持ちはEMIのLPを含めて3種類。当初はPearl盤でも結構いいなと思っていたのですが、OPUS蔵盤を聴いて、この演奏が現代の鑑賞に十分堪えるものだという認識をより強くしました。

(参考ディスク)
マーラー:大地の歌、私はこの世に忘れられて、交響曲第5番より第4楽章
クルマン(T)、トルボルイ(A)、ワルター指揮 ウィーンフィル
(上)Pearl GEMM CD9413
(下)OPUS蔵 OPK2049 (1936年録音)


(マーラーはまた、忘れた頃に採り上げます)

2006年2月25日 (土)

超駅近の学校です!!

まちBBS経由での、すごい学校のネタです。

こちらをご覧下さい。

地図はとりあえず無視しましょう。下の方へ。

3.市バス…………古市二下車東へ1,000mm
4.京阪電鉄…………関目駅東へ1,900mm
5.地下鉄…………今福鶴見駅北東へ1,500mm


近い。近すぎます。

駅から2メートル以内です。むちゃくちゃ便利ですね。



失礼いたしました。

Nighttime Lights of the World

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既にご存じの方も多いでしょうし、最近、積水ハウスの新聞広告や毛利さんの出てくるCMでご覧になった方も多いと思いますが、

人工衛星から撮影した、「夜の地球」という写真。

(元ネタはこちら)

一時私もパソコンの壁紙に使っていました。良くできた写真だと思います。

2o5ta3sa 東アジアの方をもうちょっと大きくしてみてみましょう。

日本はもちろん、中国の沿海部も随分と明かりが多いなあ、などと思いつつもう少し見てみると...


北朝鮮がすごいことになっています。
ほぼ、ゴビ砂漠並みです。


いろいろと考えさせられますねえ。

[トリーノ]フィギュア女子(もうちょっと追記)ほか

忘れてました。
一つだけ、文句言わせて下さい。


「楽しめました」とか、「思い出になりました」とかは、勝ってから言え。






話は思いっきり変わりますが、
きらきらアフロで、オリンピックの「聖歌」ネタをさらに引っ張ってますね(あ、2本撮りか)。久しぶりに、鶴瓶の「パペポ」的なノリが感じられて愉快です。

「パペポ」の全盛期は、「必殺」のネタでCM抜きで50分以上ぶっ飛ばしたりしていた頃だと思っています。それって、20年近く前になるんですね。

[トリーノ]フィギュア女子(追記)

さて、夜の再放送で、あらためて有力選手の演技をゆっくり見てみました。

荒川の演技については、とにかく大きなミスをしなかったことが大きいですが、スピード感はそれほどではないものの、とにかく無駄な動きがほとんどない、流麗な演技でしたね。

日本以外のメディアでも絶賛されていたようです。

例えば、本家Yahoo!に出ていたAP通信のバリー・ウィルナー氏の記事では(拙訳意訳につきご了承下さい)、

24歳の荒川の演技は、人々をうっとりさせるどころか、観客に呪文をかけるようなものであった。
荒川は5回の3回転ジャンプ(うち3回はコンビネーション)を決めたが、何より別格だったのは滑りの美しさと比類なき音楽性だった。感情はそれほど顔に表れていなかったが、足の爪先から伸ばした指先まで、体中の表現に感情をみなぎらせた。
「ヴァイオリンのためのトゥーランドット幻想曲」に合わせて滑る荒川の優雅さは力強く強調されていた。スパイラルは息を呑むようであった...


てな具合です。


サーシャ・コーエンは、やはり出だしから体が満足に動いていないというのが全てでしょう。彼女の滑りからスピード感がなくなると、ジャンプもスムーズに浮き上がらないのでしょう。後半、開き直ったように動きが出てきたように思いますが、本人も、恐らく滑り終わった時点では、「もう終わった」と思ったことでしょう。

それ以上に、スルツカヤの失敗は本当に意外でした。でも、最終演技者としてリンクに滑り出したときに、あのグランプリファイナルに登場したときの、他を圧倒するような雰囲気が、どうも見えてこなかったように思います。
演技の滑り出しも、ファイナルのときとは違っていたようです。プレッシャーを一身に受けて、さすがの彼女にも迷いが生じたのでしょうか。
ジャンプの失敗も驚きでしたが、もし転倒とコンビネーションの脱落がなくても、勝利は荒川のものだったような気がします。

村主の演技は今のベストにかなり近いものだったのでしょう。日本以外の記者のコメントでも、メダルが獲れなかったことに疑問を呈する向きもあったようです。しかし、基本的に技の内容がポイント的に足りないものですから、完璧に演技を決めて3位に届くかどうか、ということだったのでしょう。

では、もし代表選考が公正に行われていて中野が出ていたらどうだったか、というと、私はやっぱり4位か5位止まりだったんじゃないか、という気がします。どうしても、「格」という所で見てしまうんですが。

では、真央ちゃんが出られていたらどうだったか...

グランプリファイナルのときのように技が決まれば、そのポイントで上に行けたでしょう。でも、今回の荒川のように、"a clear winner"となれたかなあ...

ま、4年後のヴァンクーヴァーで、日本の2連覇を楽しみにしておきましょう。その間には、いろいろと変化はあるでしょうけど。