先日のエントリ にもありましたとおり、結局資本提携はお流れになってしまったPSAと三菱自動車だったわけですが、三菱自もそれで別にじっとしているわけではなく、PSAもそれで何もかも破談にしたいわけでもなく、というのはやっぱりこの辺りがあるからでありまして。
三菱自、仏プジョーと電気自動車開発・供給で最終契約(NIKKEI.NET)
(元ニュースはこちら)
(記事引用)
三菱自動車は8日、仏プジョーシトロエングループ(PSA)と電気自動車「i―MiEV(アイ・ミーブ)」の開発・供給で最終契約を結んだと発表し
た。三菱自はアイ・ミーブをベースにした欧州向け電気自動車を開発中。これをPSAが「プジョー」「シトロエン」それぞれのブランドで発売する。(中略)
三菱自とPSAは3日、交渉していた資本提携を見送ると発表したが、業務提携については今後も維持するとしていた。
(引用終わり)
i-MiEVのプジョー版、というネタ もありましたが、特にPSAにとっては小型EVの台車があればいいんでしょうかね。まあそれなりにこれでお金の動きもあって、三菱自にとっては資本提携でワチャワチャするより実は旨みがあったりするのかも知れません(そこまではいかないか)。
でまあそれは日本には逆輸入されてこないと。まあしゃーないですか。
(今日聴いていたCD)
マーラー:交響曲第5番
ワルター指揮 ニューヨークフィル
Sony Classical: MPK47683 (1947年録音)
一応生誕150周年マーラーネタシリーズということでお送りしていることにしようかと。
さてマーラーの弟子でもあったワルターですが、全交響曲を録音していたわけでもなく、晩年の短期間ということもあったわけですがステレオ録音は1番、9番、大地の歌のみ。もっとあってもよかったような気もする第5番の正規録音もこの1947年録音のディスクだけです(アダージェット単独はありますが)。
というわけでこの録音、確かに音は古いのですが、非常にスムーズな響き。そして非常に機能的なオケの音がしっかり捉えられています。少なくとも60年ごろまではNYPこそが世界最高のマーラーを聴かせるオーケストラだったのではないかと認識させてくれる演奏です。ワルターというとユダヤ人的粘り気のある演奏とは一線を画しているようでありつつ、しかしとても速いテンポで(7分台)さーっと流してしまってるようなアダージェットでの弦の「泣き」は凄いものがありますし、これもハイテンポの終楽章のきっちりと詰め込まれた充実感は素晴らしい。
はっきり言って、この種の演奏は今の指揮者がやってしまえば「何やねんこのあっさり演奏は」で終わってしまうかも知れないのですが、そこはさすがにまだ全盛期のワルター。この時代にはなかなか聴けない音で、この曲の百花繚乱たる録音群の中で今でも確かな存在感を放っているのであります。形を変えて時々再発されていますので、是非多くの方に聴いて欲しい録音だと思いますね。
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