2010年3月13日 (土)

お知らせ

いつもご来訪いただき誠にありがとうございます。



さて、こういうパターンで「お知らせ」とくれば、「ベタな休日・平日」でございます。



今回は乾季の上に川の水量がえらいことになっているらしいラオスで、様子を見てきます(ってそんな用事ではありませんが)。



しかし、既にバンコクでは赤シャツ隊が市内のポイントポイントに大量集結して集会の準備万端、らしいですね。まあ一昨年の黄シャツ空港占拠のようなことはないと思っていますが、帰りにはバンコク市内にもちょっと寄る予定ですので、なるべくなら何もないようにお願いしたいところであります。



とりあえず、次回の通常エントリは水曜日の夜となる予定です。例によってそれより前にエントリはするかも知れません。あと、これも例によってTB、コメント対応は遅れるものと思いますので、あらかじめご了承下さい。







[TOYOTA]徐々に訳がわからなくなってまいりました

プリウスシリーズでありますが、訴訟云々の如何にもアメリカ的な話とともに、こちらも如何にもアメリカ的なマスコミネタ。どこの国でも「マスコミは真実を伝えるとは限らない」というのは同じことでありまして、米国でもそんなことは普通やないの?というところでしょうか。





こちらはアクセル関係、電子制御のミスで急加速してしまう状況をニュース映像にしていたのですが。TOYOTAもその編集を認識してクレームしていたようで、実際に発生した事象を表現したものではないことをABCも認めているようです。その部分だけ差し替えて編集しているわけですから、実際の挙動と全く反する映像に仕立てることも可能ですし、これで本件ニュース自体の信用性が壊滅したことは間違いないでしょう。



「不適切な編集」というところは、ABCによると、編集における「Misjudgement」ということらしいですが、正味な話、「ない話を作りました」という結論にされても仕方ないでしょう。ハイウェイでブレーキがかからなくjなってパトカーの先導でようやく停止できたというニュース映像のケースも、ドライバー側にややこしい事情があったらしく、信憑性に疑問があります、というかこの本人随分トーンダウンしちゃってるようです。



その大きさはともかく何らかの問題があったのは恐らく間違いないのだろうが、どこまでが本当にあったのかはようわからん、という状況で、様々なウラを抱えていそうな状況のもと、まだ本件はダラダラと引っ張られることになりそうです。そこにやったもん勝ちみたいな訴訟や何やがまた絡んでくるのでさらにややこしいわけですが。





http://cw0609.blog17.fc2.com/blog-entry-1644.html

[フィッシング]PayPalからのメール

釣り竿持って、とかいうベタな話ではなくて、随分前からある古典的フィッシングメールがついにうちにもやって来たという話。



海外系ネットショップや宿泊予約サイトなんかの決済にPayPalのサイトが用いられることは結構多いので、そこからアカウントの情報が漏れているのでは?なんていうメールが来ると結構反応してしまいがちではないかと。今ではブラウザのブロック機能もかなり発達して、普通の人が引っかかる可能性はほとんどなくなっているのではないかと思いますが、ここは敢えて、かつては錚々たるアルファブロガーも引っかかったとも言われるフィッシングサイトを覗いてみましょう。IPログぐらいは取られてると思いますが、個人情報は提供してませんよ。




さて、まずはやって来たメール。



Subject: Message Regarding Your Account
    Date: Sat, 13 Mar 2010 07:49:08 +1000
    From: "paypal@32239.com" <paypal@32239.com>
      To: <xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>

Dear User,

We recently noticed one or more attempts to log in to your PayPal account
from a foreign IP address.

If you recently accessed your account while traveling or ISP has dynamic
IP address, the unusual log in attempts may have been initiated by you.
Please visit PayPal as soon as possible to verify your identity:

(ここにURLがありますが、念のため省略)

Verifying your information is a security measure that will ensure that you
are the only person with access to the account.

Thanks for your patience as we work together to protect your account.

Sincerely,
PayPal

----------------------------------------------------------------

Please do not reply to this email. This mailbox is not monitored and you
will not receive a response. For assistance, log in to your PayPal account
and click the Help link located in the top right corner of any PayPal page.

----------------------------------------------------------------

PayPal Email ID PP833



だいたいが、送信先を特定しないで国外のIPアドレスから「あなたのアカウントに」ログインが試みられている、なんてところが怪しいですよね。「俺が誰なんかホンマにわかっとんか?」ということになるわけで。それで、なんでわざわざセキュリティのためにいちいちアカウント情報を入れ直す必要があるんやっつーの。



で、それはともかくとして問題のURLにアクセスしてみると、



Ppphishing00 おかげさまでFirefoxはこんな風にブロックをかまして、赤い警告サインを出してくれます(IEその他でも、きょうびのブラウザなら、この種の古典的なフィッシングサイトには入り込まないように対策してあるでしょう。



で、よい子のみなさんはここで退散してセーフ、という訳でありますが、ここはせっかくの詐欺メール対応、もう少し遊んであげましょう。



赤い警告メッセージの右下にある、「この警告を無視する」というのをクリックしますと、その先に進んでしまいます。そうすると、一見よくできていますがやっぱり怪しげなサイトに連れて行かれます。



Ppphishing02_2 ブラウザ上部には引き続き、赤いラインで警告表示が出ていますので、仮にここまで行った人がいてもそうそう先へ進む人がいるとは思えませんが、ともかく一見普通のログイン画面に見えなくもないこのページ。画像には出ていませんが上の方にはPayPalのロゴとかがあったりします。ここで本当の自分のメアドを入れて個人情報流出スタート、とかいうおバカな真似をしてはいけませんね。



というわけで、適当にあり得ないアドレスとパスワードを放り込んで、ログインをポチッと。



Ppphishing03 毎回毎回、一番上の画像の警告表示が出てきますが、そこはネタのためと割り切ってさらに画面を出させてみますと、大嘘見え見えのアドレスとパスワードを突っ込んでいるのに、えらいくそ真面目にログイン手続きやってるふりをしています。



奴らの目的はログインがどうたらこうたらではなくて、その次の画面にとにかく行ってもらってカード情報を入れさせることですので、何を入れても必ず次に進むのであります。



Ppphishing04 というわけで、アカウント情報を「再入力」させるページに到達しました。



何だか全般に安っぽい造りのページになっているところが何ともはや、でありますが、それにしても、本人の再確認をさせるために全ての個人情報を入力させる必要がどこにあるのか、ということに、このページまでの難関をくぐり抜けてきてしまった人は気付かないのでありましょうかね。



とにかくつらつらと入力欄をスクロールしますと、お待ちかねの部分でありまして。



Ppphishing05 クレジットカード情報の入力欄。しかもご丁寧に2種類分の枠が用意されています。



カード番号のほか、カード裏面のセキュリティコードも「必須項目」として入力させるようになっているなど、徹底した悪用策がとられております。



さすがにここに何か入力するのは気が引けたのでここまでにしておきましたが、まあいろいろ考える奴らはいるものです。しかしこれだけ機械側の対策も進んでいる状況で、未だにこれで最後までやられてしまう人っているんでしょうか。







[シー・シェパード]報道も時にはスルーしたら?

逮捕は逮捕なんですが、どう見ても結果的に向こうの目論見通りに行ってるというか。





ニュース映像なんてのはいくらでも使いようでバイアスをかけられるわけで、今回のこいつの逮捕の流れなんか、周辺を護衛されて英雄が帰還するかのような図にさえムリヤリ見ようと思えば見えないこともないわけですよ。というか、そう見るのが自然だと思ってしまうとかいうdiscriminatoryな根性の奴らがあの国この国とたくさんいるわけでして。



ネットではいろいろとツッコミも冷やかしも裏事情の取扱いもできますが、少なくとも日本の大手マスコミにそんな度胸も余裕もないでしょうし、結局紋切り型の批判がせいぜいでしょうから、結局相手の「利用対象」となるようなネタにしかできないわけで。



下手に取り扱うより、「華麗にスルー」とか、昔共産圏でよくあった「論評抜きで伝えました」とか、できりゃいいんでしょうけどね。





http://krimshow.blog56.fc2.com/blog-entry-1432.html
http://cw0609.blog17.fc2.com/blog-entry-1641.html
http://blog.goo.ne.jp/hhh1010/e/d82289c9bd8feecdb909d627b69762eb

2010年3月12日 (金)

[佐渡]トキの敵はテン

てだけではないんでしょうが、かごの鳥はかごの中に入ってきた敵には対抗できないわけで。





いるんですねえ。佐渡は居良いか住み良いか、野生動物にとってもまだまだ住み易い土地なのかも知れません。



もともとこういう肉食動物には襲われて死ぬというのが野生の世界では当たり前にあったわけでしょうし、えらく大量にやられた形になっていて、しかもその施設には随分と税金が投入されているはずですからあまり軽く流すのもどうかとは思いつつ、しかし昨夜金網を天敵動物がまったく入れないようにずーっと保っておくのが、トキを野生に返すというプロジェクトの目的に適っているのか、というと微妙ではあるんですけど。



元々が連れてきたトキですからね。まあしかしこれをやってるからには当分こういう「事件」も出てくるでしょう。







[TOYOTA]リコールよりも怖いもの?

出てくるとは思っていましたが、やはり出てきました。





典型的なクラス・アクションというやつですね。弁護士がとにかく該当するトヨタ車オーナーに文書を送りつけ、「いらんと言う人以外はみんな原告」ということにしてしまうパターンです。別に一人一人は何にも損害を被ったと思っているわけではなくても、本件にかかるTOYOTAの過失によって所有する車のリセールバリューが低下した、ということで、チリも積もればの多額の請求ができてしまいます。



でまあ実際のところ、企業相手のこの種の訴訟では、最終的に判決で賠償を取るというより、相手に訴訟関連費用を大いに支出させてくたびれさせてさっさと和解をとるとか、Discovery手続きで企業の保有する情報を取りに行くとか、そういう目的も強いわけでして、まあその、TOYOTAさんとしてはそっちの方が難儀なんではないかと思われるわけですが。



公聴会をどうにか切り抜けて終わりかけたと思ったらまだ終わっていないアクセル戻らない車のネタ(それがホンマにここでこの車でしか起こっていないことか?というのはこういう所では決して語られることはないのですが)とか、まだまだこの件ダラダラと続きそうです。話としてそう単純でもないわけですね。






2010年3月11日 (木)

[メコン]上を絞れば水は来ないが

国際的な水利用を巡る争いとなるのでしょうか。とりあえず恐らく巨大化しているビエンチャンの中洲の状態は来週ちょっと見てきます。





実際のところ、メコン上流部に当たる雲南省を中心に、昨年末以降かなりの干ばつになっているらしく、既にメコン本流に建設されているダムの貯水でどうにかこうにかやっていこうとしている状況、らしい。



しかしそうなると、特に支流の水が集まってこないタイ・ラオス北部では水量が足りないわけで、既に農業への影響、それから水運関係への影響も出てきているようですし、下流でも流量が減ると海水の逆流がひどくなるのでそれも農業には問題になります。



しかし中国はメコン流域の水運用についても話し合うMRCには参加していないので、何かを要請しようとしても誰がどういう立場で言うねん、ということになりそうですし、既に相当の援助を放り込まれているラオスとしては、極めて極端な損害が発生しない限りは何か打って出る、という意図は薄いようですし、まあ渇水は時々あることだし、それにあと2ヶ月もすれば雨期に入るからそれまでの辛抱、と言うつもりなのかも知れませんし。



しかし国際河川の水運用とか土砂の関連というのはかなり古くからある問題ではあるのですが、メコンは比較的最近まで本流にはダムがなかったのでそんなに大きな話にならなかったということでしょうね。渇水でも洪水でも、ダムは単純に悪者にされがちですが、ここでの話はその存在自体ではなく、管理運用の問題ですので、その辺は誤解なきよう。







2010年3月 9日 (火)

[ロシア]サウナのあとは熱湯風呂

一時よくやってた「熱湯コマーシャル」、ダチョウの上島の「殺す気かーっ!!」というフレーズは有名ですが、ホンマの熱湯だと、本当に死んでしまいます。まったくもって笑い事ではないですね。





水風呂をしつらえるつもりがグラグラの熱湯を入れていた、というのですが、入る前に気付かなかったのだろうか、というのが素朴な疑問であります。しかし完全に水風呂のつもりで、サウナから飛び出してどっひゃーっと飛び込んでしまった、という感じなんでしょうか。むっちゃ冷たいとむっちゃ熱いとは感覚的に似ている気もしますし。しかし実際に熱湯の中に全身入ってしまったら、すぐに出たとしても全身の熱傷で確かに命に関わることになってしまいますね。



自分たちでやってしまったことのようなので文句を付けに行くところもなさそうですが、ともかく、「当たり前と思ったことを疑ってみないとね」ということなんでしょうか。






[マラウイ]蚊帳がアフリカを救うんじゃなかったの?

アフリカに蚊帳を、というのは、確か住友化学が繊維に殺虫剤をしみ込ませた蚊帳を生産して、それをWHOもマラリア対策として認めて、(利益は得ているわけだが)企業の社会貢献につながる「いい話」だったはずでは?そりゃまあ蚊は夜にしか飛んでいないわけではないでしょうが、それにしても...





データをどのようにして取っているのか、詳しいところがよくわからないのですが、考えられるのは、



・そもそもその蚊帳に効果がなかった
・本来の効果が出ないような製品が作られていた
・マラリア原虫を媒介する蚊は昼間に活動していた
・アフリカの蚊はそんな殺虫剤では死なない。蚊帳ぐらいはすり抜けてしまう
・本当に必要性の高い地域にまで援助が行き渡っていない(どこかでお金に替わっていたとか)
・きちんとした使い方がなされていなかった



等々ですか。




この事業はアフリカの広い範囲で行われていたはずですから、他の国のデータも合わせて、今後の援助の方法を考えないといけないでしょうね。






[三菱自]でも電気自動車は

先日のエントリ にもありましたとおり、結局資本提携はお流れになってしまったPSAと三菱自動車だったわけですが、三菱自もそれで別にじっとしているわけではなく、PSAもそれで何もかも破談にしたいわけでもなく、というのはやっぱりこの辺りがあるからでありまして。



三菱自、仏プジョーと電気自動車開発・供給で最終契約(NIKKEI.NET)



(元ニュースはこちら)



(記事引用)
三菱自動車は8日、仏プジョーシトロエングループ(PSA)と電気自動車「i―MiEV(アイ・ミーブ)」の開発・供給で最終契約を結んだと発表し た。三菱自はアイ・ミーブをベースにした欧州向け電気自動車を開発中。これをPSAが「プジョー」「シトロエン」それぞれのブランドで発売する。(中略)

 三菱自とPSAは3日、交渉していた資本提携を見送ると発表したが、業務提携については今後も維持するとしていた。

(引用終わり)



i-MiEVのプジョー版、というネタ もありましたが、特にPSAにとっては小型EVの台車があればいいんでしょうかね。まあそれなりにこれでお金の動きもあって、三菱自にとっては資本提携でワチャワチャするより実は旨みがあったりするのかも知れません(そこまではいかないか)。



でまあそれは日本には逆輸入されてこないと。まあしゃーないですか。




(今日聴いていたCD)
マーラー:交響曲第5番
ワルター指揮 ニューヨークフィル
Sony Classical: MPK47683 (1947年録音)



Cdcover_mpk47683 一応生誕150周年マーラーネタシリーズということでお送りしていることにしようかと。



さてマーラーの弟子でもあったワルターですが、全交響曲を録音していたわけでもなく、晩年の短期間ということもあったわけですがステレオ録音は1番、9番、大地の歌のみ。もっとあってもよかったような気もする第5番の正規録音もこの1947年録音のディスクだけです(アダージェット単独はありますが)。



というわけでこの録音、確かに音は古いのですが、非常にスムーズな響き。そして非常に機能的なオケの音がしっかり捉えられています。少なくとも60年ごろまではNYPこそが世界最高のマーラーを聴かせるオーケストラだったのではないかと認識させてくれる演奏です。ワルターというとユダヤ人的粘り気のある演奏とは一線を画しているようでありつつ、しかしとても速いテンポで(7分台)さーっと流してしまってるようなアダージェットでの弦の「泣き」は凄いものがありますし、これもハイテンポの終楽章のきっちりと詰め込まれた充実感は素晴らしい。



はっきり言って、この種の演奏は今の指揮者がやってしまえば「何やねんこのあっさり演奏は」で終わってしまうかも知れないのですが、そこはさすがにまだ全盛期のワルター。この時代にはなかなか聴けない音で、この曲の百花繚乱たる録音群の中で今でも確かな存在感を放っているのであります。形を変えて時々再発されていますので、是非多くの方に聴いて欲しい録音だと思いますね。










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